JPH0311914Y2 - - Google Patents

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JPH0311914Y2
JPH0311914Y2 JP192085U JP192085U JPH0311914Y2 JP H0311914 Y2 JPH0311914 Y2 JP H0311914Y2 JP 192085 U JP192085 U JP 192085U JP 192085 U JP192085 U JP 192085U JP H0311914 Y2 JPH0311914 Y2 JP H0311914Y2
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JP
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heat sink
soldering
fixing plate
soldering leg
plate part
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JP192085U
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JPS61119395U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数枚の垂直フインを持つたヒート
シンクに半田付け可能な金属板材で形成した脚部
を機械的に取付けるところのヒートシンクに対す
る半田付け脚部の取付構造に関するものである。
従来の技術 一般に、ヒートシンンクは熱伝導性が良好で熱
放散性のよいアルミ等の金属材料を用いて形成す
ることが行われており、また、熱容量の大きな電
子部品をあてがい装着するものとして縦方向に自
由な熱放散を可能にする複数枚の垂直フインを持
つたヒートシンクを電子回路組立体に組込み装着
することも行われている。
通常、このアルミ等で形成したヒートシンクは
実装基板に半田付け固定することができないとこ
ろから、ヒートシンクの本体底面にタツプを切つ
て実装基板の裏面からビスを螺入するビス止めが
適用されているが、それは極めて手間が掛りしか
も自動実装に適合できないため、半田付け可能な
異種金属で形成した半田付け脚部をヒートシンク
に取付けることが考えられている。
従来、この半田付け脚部をヒートシンクに取付
けるにあたつては、半田付け可能な金属材料でピ
ンを形成すると共に、垂直フインの対向間隔内で
各立上り基部近くに肉盛り部を設け、その肉盛り
部間にピンの軸端側を挟込んで肉盛り部を押潰し
圧延することにより、このピンを半田付け脚部と
してヒートシンクから下方に突出装着することが
行われている。
考案が解決しようとする問題点 然し、この半田付け脚部の取付構造では半田付
け脚部を機械的に固定することができても肉盛り
部の押潰しに手間が掛るばかりでなく、比較的剛
性を有する部材相互の対面固定であるためガタ付
きや抜外れを生ずる虞れがあり、またピンの軸線
が全くフインと対接しているため半田付け時の熱
をヒートシンクが吸収して半田付け脚部の帯熱不
足による半田付け不良を生ずる虞れもある。
問題点を解決するための手段 本考案に係るヒートシンクに対する半田付け脚
部の取付構造においては、半田付け可能な金属板
材で嵌込み固定板部とピン部とを一体成形して半
田付け脚部を形成し、その嵌込み固定板部を横幅
方向で弧状に湾曲すると共に垂直フインの縦方向
に設けた突起で係合支持することにより、ヒート
シンクの下方にピン部を突出させて半田付け脚部
として取付けるよう構成されている。
作用 この半田付け脚部の取付構造では、垂直フイン
の対辺間に設けた縦方向の突起に沿つて嵌込み固
定板部を圧入するだけで、各突起が嵌込み固定板
部を突張り係止すると共に弧状に湾曲成形された
嵌込み固定板部がスプリング性を発揮するところ
から嵌込み固定板部を確りと係合支持できるもの
であり、また弧状に湾曲した嵌込み固定板部が最
小限度でしかヒートシンクと接触しないため半田
付け脚部の熱抵抗を高めて確実な半田付けを行い
得るようになる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
ヒートシンク1はアルミ等の熱伝導性が良好で
熱放散効率のよい金属材料で形成したものであ
り、複数枚の垂直フイン10a,10b…と一体
に押出し成形することにより形成されている。そ
の押出し形成時には、後述する半田付け脚部を取
付ける個所に突起11a,11b,11c,11
dを縦方向に一体成形することができる。これら
各突起11a,11b,11c,11dは第1図
で示すように垂直フイン10a,10b,10n
−1,10nの各対向面に設けることができ、そ
の各組の突起のうちでヒートシンク1の左右端側
のフイン10a,10nにあつて内面の略中央位
置に設けられ、またそれと対向するフイン10
b,10n−1にあつては立上り基部近くに設け
られている。
これに対し、半田付け脚部2は銅、洋白等の半
田付け可能な金属板材を用いて成形したもので、
第2図a,bで示す如くヒートシンク1に差込み
固定する嵌込み固定板部21と実装基板に半田付
け固定する半田付けピン部22とから一体に成形
されている。嵌込み固定板部21は第2図cで示
すように横幅方向で弧状に湾曲成形されており、
ヒートシンク1の左右フイン10a,10nとヒ
ートシンク1の本体板部とで形成する隅角個所に
沿つてフイン10b,10n−1との間に差込め
るようになつている。その各縦辺は上端側から下
端寄りに向つて若干迫り出す斜辺で形成され、後
述するヒートシンク1の隅角個所への圧入を容易
に行えるようになつている。また、その湾曲形状
はピン22の突出側に対して上端側を相対的に緩
やかな曲率で湾曲させ、突起11a,11b,1
1c,11d間に差込んだ際に曲率の相違で楔作
用を発揮させるようにすることもできる。この嵌
込み固定板部21と一体成形する半田付けピン部
22は嵌込み固定板部21の左右で下方に向けて
2本設けられ、少なくともヒートシンク1の各隅
角個所に取付ける半田付け脚部2,2と相俟つて
ヒートシンク1を四点支持可能に形成されてい
る。
この半田付け脚部2をヒートシンク1に取付け
るにあたつては、第3,4図で示すように嵌込み
固定板部21をヒートシンク1の隅角個所で垂直
フイン10a,10b,10n−1,10nの対
向辺間に圧入すればよい。その圧入では当初は嵌
込み固定板部21の上端側が相対的に狭幅になつ
ているため簡単に差込めるものであり、下端寄り
になるに従つて縦辺が斜めに形成されているの
で、嵌込み固定板部21は垂直フインに設けた突
起11a,11b,11c,11dに強く圧接す
るようになる。また、この際に嵌込み固定板部2
1は更に若干撓んで各突起11a,11b,11
c,11dに弾発係止されるため、極めて強固に
固定できるようになる。しかも、その嵌込み固定
板部21は第5図で示す如くヒートシンク1の隅
角個所に圧入固定された状態で弧状のままである
ため、ヒートシンク1との接触個所が突起11
a,11b,11c,11dの周辺部分のみで極
めて小さな接触面積に留めることができる。従つ
て、嵌込み固定板部21の中央部分と内面側の全
面は半田付けピン部22を実装基板に差込んで半
田付けする際に熱抵抗面として作用できるように
なる。
考案の効果 以上の如く本考案に係るヒートシンクに対する
半田付け脚部の取付構造に依れば、ヒートシンク
に半田付け脚部を極めて簡単にしかも確りと機械
的に固定できると共に、半田付け性を良好に保
ち、また半田付け脚部をヒートシンクに略沿つて
取付け配置するため、熱放散時の対流を乱すこと
なく電子部品の熱を効率よく垂直フインから熱放
散できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る半田付け脚部の取付構造
を適用するヒートシンクの平面図、第2図a〜c
は同ヒートシンクに取付ける半田付け脚部の斜視
図、側面図並びに底面図、第3図は同半田付け脚
部を取付けたヒートシンクの一部省略平面図、第
4図は同ヒートシンクの俯角斜視図、第5図は同
ヒートシンクの一部拡大平面図である。 1……ヒートシンク、10a,10b…10n
−1,10n……垂直フイン、11a,11b,
11c,11d……突起、2……半田付け脚部、
21……嵌込み固定板部、22……半田付けピン
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半田付け可能な金属板材で嵌込み固定板部とピ
    ン部とを一体成形して半田付け脚部を形成し、そ
    の嵌込み固定板部を横幅方向で弧状に湾曲すると
    共に垂直フインの縦方向に設けた突起で係合支持
    してヒートシンクからピン部を下方に突出させる
    ことにより半田付け脚部として取付けたことを特
    徴とするヒートシンクに対する半田付け脚部の取
    付構造。
JP192085U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0311914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP192085U JPH0311914Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP192085U JPH0311914Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61119395U JPS61119395U (ja) 1986-07-28
JPH0311914Y2 true JPH0311914Y2 (ja) 1991-03-20

Family

ID=30475105

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JP192085U Expired JPH0311914Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61119395U (ja) 1986-07-28

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