JP2501821Y2 - 放熱フィンの取付構造 - Google Patents

放熱フィンの取付構造

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JP2501821Y2 JP1990087108U JP8710890U JP2501821Y2 JP 2501821 Y2 JP2501821 Y2 JP 2501821Y2 JP 1990087108 U JP1990087108 U JP 1990087108U JP 8710890 U JP8710890 U JP 8710890U JP 2501821 Y2 JP2501821 Y2 JP 2501821Y2
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博 佐竹
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は発熱する電子部品を冷却する放熱フィンをプ
リント基板に取付ける構造に係り、特に自動ハンダ槽を
用いて取付ける場合に用いて好適な改良に関する。
〈従来の技術〉 第6図は従来の放熱フィンの取付構造を説明する構成
斜視図である。図において、放熱フィン10はプリント基
板20に搭載され、図示しないパワートランジスタ等の発
熱する電子部品を冷却している。脚金具30は放熱フィン
10に固定され、バネ足31がプリント基板20の円形形状の
取付穴22に差し込まれている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、放熱フィン10が長いと、この区間に於
けるプリント基板20の熱変形や撓みが大きくなり、自動
ハンダ槽による電子部品の半田付け作業に支障をきたし
ていた。また放熱フィン10は電子部品の中では重量の大
きなものであるが、バネ足31を用いて取付穴22に差し込
まれているだけなのでプリント基板20の剛性増大に寄与
せず、振動や衝撃にかえって弱くなり信頼性が低下する
という課題があった。
本考案はこのような課題を解決したもので、プリント
基板20の剛性増大に寄与する放熱フィンの取付構造を提
供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成する本考案は、放熱フィンに固
定した脚金具を小判形状の取付穴に係合させて、当該放
熱フィンをプリント基板にハンダ付けする放熱フィンの
取付構造であって、次の構成としたものである。
即ち、前記放熱フィンには、前記脚金具を差し込む差
込溝部(14)を設けている。
前記脚金具には、前記小判穴に挿入される二股状のリ
ード部(32)と、このリード部の先端近傍に設けられた
前記取付穴の長径よりも僅かに大きな突起間隔を有する
ラッチ部(34)と、当該リード部に隣接して設けられた
前記プリント基板に先端が当接するスカート部(36)
と、前記差込溝に当該脚金具が差し込まれた場合に離脱
を防止する切起こし部38とを設けている。
そして、この脚金具と大略同一形状の中金具40を具備
し、当該脚金具に加えて、少なくとも一つ以上の中金具
を前記放熱フィンとプリント基板の間に装着して自動ハ
ンダ槽によるハンダ付けをすることを特徴としている。
〈作用〉 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。差込溝部は
脚金具を放熱フィンに取付ける位置を指定する。リード
部とラッチ部は弾性力により取付穴に対する装着を担当
する。スカート部は放熱フィンとプリント基板とのクリ
アランスを確保すると共に、取り付け姿勢を一定に保
つ。切起こし部38は脚金具を放熱フィンに固定する。中
金具40は、脚金具と共に放熱フィンをプリント基板に構
造的に固定することで、プリント基板の剛性を実質的に
高めて、特に自動ハンダ槽によるハンダ付けの際に生じ
る変形を防止する。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成斜視図である。
図において、取付穴22はプリント基板20に二個一組で設
けられた小判形の貫通孔で、プリント基板20上の放熱フ
ィン10の取付位置を定める。放熱フィン10は櫛歯状のフ
ィンを一定間隔で有しており、その一方の側面には両側
に爪状の突起を有する差込溝14が設けられていると共
に、正面には電子部品を固定するのに使用する固定穴12
が設けられている。この差込溝14を有する側面の両端に
は脚金具30が装着され、この脚金具30の中間には中金具
40が放熱フィン10の長さに応じて一個若しくは複数装着
される。装着位置は、放熱フィン10の長さや重量を考慮
して適当なところに選定する。差込溝14と切起こし部38
との結合により固定が成されるので、任意の位置を選択
し得る。
第2図は第1図の装置の側面図、第3図は放熱フィン
10の部品図で、(A)は正面図、(B)は側面図、第4
図は脚金具30の部品図で、(A)は上面図、(B)は側
面図、(C)は正面図、第5図は第4図Bの要部拡大図
である。脚金具30は取付穴22に挿入される二股状のリー
ド部32を二組横一列に有し、各組のリード部32の間隔は
取付穴22の長径よりも僅かに小さくなっている。ラッチ
部34は、各組のリード部32の先端近傍に設けられた突起
部で、この突起部の外側間隔は取付穴22の長径よりも僅
かに大きくなっており、この長手方向の位置は取付穴22
より僅かに突出する位置にある。スカート部36はリード
部32の両隣りに設けられたもので、プリント基板20に先
端が当接してクリアランスを保持すると共に、放熱フィ
ン10のプリント基板20に対する取付姿勢を定める。切起
こし部38は脚金具30の差込溝14と当接する面に設けられ
たもので、折り曲げることにより差込溝14から脚金具30
が離脱するのを防止する。中金具40も脚金具30と大略同
一形状で、リード部32、ラッチ部34、スカート部36及び
切起こし部38を有している。
このように構成された装置の組立作業を次に説明す
る。最初、差込溝14に脚金具30及び中金具40を装着し、
切起こし部38を折り曲げて固定を確実にする。次にラッ
チ部34を取付穴22に挿入すると、リード部32のバネ作用
で最初間隔が狭くなり、その後復元力により取付穴22の
内壁面にラッチ部34が当接する。リード部32及びラッチ
部34が当接する。リード部32及びラッチ部34の材料を銀
などの親ハンダ性材料として、半田付けにより脚金具30
をプリント基板20に固定する。取付穴22は小判形なので
半田付けによる脚金具30及び中金具40の固定が確実にで
きる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば次のような実用
上の効果がある。
脚金具30は半田付けによりプリント基板20に固定さ
れるので、ネジ止めに比較して取付け作業が迅速に行え
る。
スカート部36を設けたので、プリント基板20と放熱
フィン10の間にクリアランスが確実に確保され、放熱フ
ィン10の真下にも配線回路が引け、プリント基板20に対
する回路設計が容易になる。
ラッチ部34からリード部32先端までの距離を短くし
ているので、自動ハンダ槽に流してもリードカッタと干
渉することがなく作業が容易になる。
取付穴22を小判形状にしているので、脚金具30や中
金具40を板材を用いて製作しても、半田付け性は良好で
ある。
脚金具30のほかに中金具40を装着すると、スパンの
長い報熱フィンであっても強固にプリント基板20と結合
され、振動・衝撃・熱等によるプリント基板20の変形が
抑制される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す構成斜視図、第2図は
第1図の装置の側面図、第3図は放熱フィン10の部品
図、第4図は脚金具30の部品図、第5図は第4図Bの要
部拡大図、第6図は従来の放熱フィンの取付構造を説明
する構成斜視図である。 10……放熱フィン、14……差込溝、20……プリント基
板、22……取付穴、30……脚金具、32……リード部、34
……ラッチ部、36……スカート部、38……切起こし部
(離脱防止手段)、40……中金具。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱フィン(10)に固定した脚金具(30)
    を小判形状の取付穴に係合させて、当該放熱フィンをプ
    リント基板(20)にハンダ付けする放熱フィンの取付構
    造であって、 前記放熱フィンに設けられた前記脚金具を差し込む差込
    溝部(14)と、 前記脚金具に設けられた、前記小判穴に挿入される二股
    状のリード部(32)、このリード部の先端近傍に設けら
    れた前記取付穴の長径よりも僅かに大きな突起間隔を有
    するラッチ部(34)、当該リード部に隣接して設けられ
    た前記プリント基板に先端が当接するスカート部(3
    6)、並びに前記差込溝部に当該脚金具が差し込まれた
    場合に離脱を防止する切起こし部(38)と、 この脚金具と大略同一形状の中金具(40)を具備し、 当該脚金具に加えて、少なくとも一つ以上の中金具を前
    記放熱フィンとプリント基板の間に装着して自動ハンダ
    槽によるハンダ付けをすることを特徴とする放熱フィン
    の取付構造。
JP1990087108U 1990-08-21 1990-08-21 放熱フィンの取付構造 Expired - Lifetime JP2501821Y2 (ja)

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JP5558613B2 (ja) * 2013-08-20 2014-07-23 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
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