JPH031183Y2 - - Google Patents

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JPH031183Y2
JPH031183Y2 JP1984195305U JP19530584U JPH031183Y2 JP H031183 Y2 JPH031183 Y2 JP H031183Y2 JP 1984195305 U JP1984195305 U JP 1984195305U JP 19530584 U JP19530584 U JP 19530584U JP H031183 Y2 JPH031183 Y2 JP H031183Y2
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JP
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tightening machine
reinforcing bar
chain
reaction force
threaded
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JP1984195305U
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JPS61109680U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、表面に凸条の雄ネジを形成した鉄筋
をネジ付ソケツトとナツトをもつて連結する鉄筋
接手等において、前記ナツトを所定のトルクで緊
締するネジ鉄筋締付機に関するものである。
(従来の技術) 鉄筋の接合方法の一種として鉄筋の表面に凸条
の雄ネジを形成し、該鉄筋に適応するソケツトと
2個のナツトによつて機械的に緊締連結する方法
がある。
鉄筋に形成された雄ネジは工作機械等による切
削加工に比較して精度が低く、ソケツトとナツト
との遊隙も大きく締付力の不足は局部的なネジ面
の接触にとどまり完全な連結は望まれず、コンク
リート埋設後の亀裂の原因或いは強度不足とな
る。その為油圧シリンダーを用いてナツトを緊締
するネジ鉄筋締付機が考えられ実用化されてい
る。
その1つの例は特開昭58−223568号公報に示さ
れているが第2図イ及びロに示すように、片側に
ナツト27を嵌合する開口部22を設け匡体21
にある円型凹溝23に滑動回動する歯車24と、
匡体21にある支点を中心として回動することに
より該歯車24と噛合、離脱する摺動ラツク25
を内装しているネジ鉄筋締付機で、油圧シリンダ
ー26にて、該ラツク25を押すことにより歯車
24が回転し歯車24にある開口部22に嵌合し
ているナツト27を回転させる。
ソケツト28が止め用スパナ29により回転し
得ないのでネジ鉄筋3はナツト27によりソケツ
ト28に緊締連結される。
近年、コンクリート基礎建築工事において、工
期、他工事との取合等により事前に第3図に示す
ように1ブロツクのネジ鉄筋3A,3A,…を配
筋を用いずコンクリート41打設、養生後時間を
おいて枠43を外し先の1ブロツクのネジ鉄筋3
A,3A,…と次の2ブロツクのネジ鉄筋3B,
3B,…をナツト44により埋設しているソケツ
ト45に締結し配筋してコンクリートを打ち継い
でいく工法が採用されている。その場合コンクリ
ート打設用の枠43をネジ鉄筋締付用のソケツト
45の外側につけてコンクリートを打設する方法
がとられる。何となれば、もしネジ鉄筋3A,3
A,…の中に枠43を入れる工法をとる場合、該
枠43には、鉄筋3A,3A,…を通すための多
数の穴をあける必要があり、その鉄筋ピツチが基
礎により異なることから、そのたびに特別にそれ
用の穴をあける必要がある。その作業は非常に労
力を要するからである。そして、前記特開昭58−
223568号公報に示されるネジ鉄筋締付機によつて
打ちつぎの為のネジ鉄筋を締めつけることはコン
クリートにソケツト(カプラー)及びナツトが埋
まつていることからそのままでは反力を受けると
ころがないため締付は不可能であり、もし該締付
機を使用するのであれば、全てのカプラーをあら
わにし締付機をセツトし、締めつけるスペースを
確保する為にその部分の一度打設したコンクリー
トをはつらなければならず、これは非常な労力と
費用を要するものであり、困難に近いものであつ
た。
又打ちつぎ用のネジ鉄筋締付機は、特開昭55−
112776号公報に示されている。これを第4図イ,
ロに示すナツト27に嵌合されるスパナ体51を
半割形式にせず全周1体形とし、トルク伝達効率
を向上させるとともに締付けに際する反力を近隣
する構造物もしくは隣立する他のネジ鉄筋3Cに
求めることに依り同装置自体を簡略化した油圧レ
ンチを提供している。図中26Aは油圧シリンダ
ー、54はラチエツト、55はラチエツト歯、5
6はスパナ体である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、打ちつぎ用のネジ鉄筋の長さは
通常8m〜12mにも及んでおり特開昭55−112776
号公報に示されている締付機においては、セツト
したナツトに本体をセツトする場合しめつけよう
としているナツトから8m〜12mもはなれたネジ
鉄筋の開放されている端部から該締付機の開孔に
ネジ鉄筋を通しナツトまでけん引してこなければ
ならず、また該ネジ鉄筋は重量物であるため長さ
方向の途中にネジ鉄筋をサポート等でささえてい
ることが常であり、そのサポートとネジ鉄筋をい
ちいち切り離し、浮かせて締付機をくぐらせなけ
ればならず、作業効率は大変悪いものであり、実
質は困難に近かつた。又、該ネジ鉄筋の配筋ピツ
チは製作する基礎毎に異なり締めつけ用としてい
る鉄筋と隣立する他の鉄筋との間隔が広がること
も常であり、特開昭55−112776号公報に示されて
いる締付機では、極端な場合機体より長いピツチ
であれば反力がとれずその度にピツチに合わせた
締付機を製作しなければならないという大きな問
題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこれらの欠点を改善しコンクリート打
ち継ぎ時に容易にネジ鉄筋を連結できるネジ鉄筋
締付機を提供するものである。
本考案は、ネジ鉄筋をネジ付ソケツトとナツト
をもつて連結する接手のナツトを所定のトルクで
緊締する油圧レンチによるネジ鉄筋締付機におい
て、該締付機にアームを設け該アームには鉄筋の
軸方向と同一の軸方向とに回転自在であるが、回
転止め用のストツプピンで固定することができる
スプロケツトを設け、スプロケツトにかみ合つた
チエーンの先には、隣立するネジ鉄筋にひつかけ
られるところの金具をつけたネジ鉄筋締付機であ
る。
以下第1図イ及びロに基いて本考案を説明す
る。1は締付機本体を示すがこの例は、前記特開
昭55−112776号公報にあるところの片側にナツト
と嵌合する開口部を設け匡体にある半円型凹溝に
滑動回転する歯車と噛合するラツクを内装し、油
圧シリンダーにて該ラツクをおすことにより歯車
を回転させ該歯車の片方の開口部に嵌合するナツ
トを締めつけるタイプの締付機本体である。締付
機本体1の止め用スパナ取付座2に、ネジ鉄筋3
の軸方向と直角方向にアーム4を取りつけ、アー
ム4の先端には、鉄筋3の軸方向と同一方向に軸
5をもつたスプロケツト6を配する。そしてスプ
ロケツト6に噛み合うチエーン7を設け、チエー
ン7の先端には、隣立する他の鉄筋3Dにかけら
れるような反力受金具8を設けたものである。チ
エーン7の長さは反力受け部材との距離により適
当な長さとしておく。
(作用) 本考案のスプロケツト6は必要時に自由に回転
できるようにしておくことは効果的で、反力受け
金具8を取りつける、他の鉄筋3D又は部材がど
こかによつて締めつけようとしている鉄筋からの
距離がわかるのでチエーン7長さを変える必要が
あるがその際、スプロケツト6を回転するとチエ
ーン7の送りが容易に行なえる。
スプロケツト6を回転自由にした場合には、セ
ツト後アーム4にスプロケツト6を固定する為の
ストツプピン10をつける必要がある。
又、チエーン7の反力受金具8のついていない
一方を締付機本体1に固定しておくよりも、反力
受金具付チエーン7を締付機本体1から分離可能
としておくと操作、作業能率上効果的である。チ
エーン7の先端についている反力受け金具8は反
力を受けようとする隣立した鉄筋3Dにサイドか
らかけられるように該鉄筋3Dをはさむようにし
て2分割にすることは有効である。即ち反力受シ
ヤツクル13とチエーン7と連結した中空の金具
11をセツトボルト12で取付、取外し可能な構
造としてある。
この反力受け金具8はその他隣立する鉄筋に引
つかけるようなフツク状の金具にすることも可能
である。
スプロケツト6を止めて唯単なる円形の車にす
ることも可能であり、その際は、チエーンに曲げ
がかからないように十分な強度をもつたものとす
ることが必要である。
(実施例) 本考案はネジ鉄筋3をネジ付ソケツト28とナ
ツナ27により連結する際接手のナツト27を緊
定するネジ鉄筋締付機において、締付機本体1に
アーム4を設けると共に、このアーム4にはスプ
ロケツト6を設け、このスプロケツト6に噛合う
チエーン7の先に反力受用部材に固定できる反力
受け金具8を設けたネジ鉄筋締付機である。
(考案の効果) 本考案により、コンクリート打ち継ぎ時のネジ
鉄筋の連結が容易に可能となる。
即ち本考案の締付機において既施工済のブロツ
クの鉄筋ピツチはコンクリート打設時に動くこと
がありピツチが変わつたとしても、又基礎毎に配
筋ピツチが変化しても、各々に対する専用の機種
を用意せずして唯単に、チエーンの長さを調整し
てやるだけで自由に付近の鉄筋から反力をとり締
付が可能となる。
それ故、配筋作業効率の向上は勿論のこと、用
意する締付機種を少なくすることが可能で経済的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本考案の締付機を例示するもの
で、第1図イは平面図、第1図ロは立面図、第2
図は従来の締付機を示す図で、第2図イは立面
図、第2図ロは側面図、第3図はネジ鉄筋の打ち
つぎ状態を示す説明図、第4図は従来の締付機の
別の例を示す図で、第4図イは平面図、第4図ロ
は立面図である。 1……締付機本体、2……取付座、3……ネジ
鉄筋、4……アーム、5……軸、6……スプロケ
ツト、7……チエーン、8……反力受け金具、1
0……ストツプピン、11……金具、12……セ
ツトボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ネジ鉄筋をネジ付ソケツトとナツトにより連
    結する際継手のナツトを緊締するネジ鉄筋締付
    機において、締付機本体にアームを設けると共
    に、このアームには回転自在であるが、回転止
    め用のストツプピンで固定することができるス
    プロケツトを設け、このスプロケツトに噛合う
    チエーンの先に反力受け用部材に固定できる反
    力受け金具を設けたことを特徴するネジ鉄筋締
    付機。 (2) 前記チエーンは締付機本体と分離可能とした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のネジ鉄筋
    締付機。 (3) 前記反力受け金具はU形の金物とチエーンと
    連結した金物とをピンで着脱可能とした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のネジ鉄筋締付
    機。
JP1984195305U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH031183Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61109680U JPS61109680U (ja) 1986-07-11
JPH031183Y2 true JPH031183Y2 (ja) 1991-01-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638775B2 (ja) * 1976-05-17 1981-09-09
JPS598510A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 Mazda Motor Corp 自動車のリヤサスペンシヨン

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826773Y2 (ja) * 1979-08-28 1983-06-09 油谷鉄工株式会社 気動締付工具の反力吸収装置

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JPS61109680U (ja) 1986-07-11

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