JP3717346B2 - コンクリートセグメント用連結金具及びコンクリートセグメントへの固定方法 - Google Patents

コンクリートセグメント用連結金具及びコンクリートセグメントへの固定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボルト挿通孔を備え、且つ、隣接する一方のコンクリートセグメントに取り付けるための第1連結金具と、前記ボルト挿通孔に挿通させたボルトを螺合させる雌ねじ部を備え、且つ、他方のコンクリートセグメントに取り付けるための第2連結金具とからなる連結金具のうち、前記第2連結金具を、前記雌ねじ部を有する袋ナット部と、当該袋ナット部と連接するアンカー部とから構成すると共に、前記袋ナット部の外周部から外方に突出するリブを前記袋ナット部の軸芯方向に沿わせて延設し、コンクリートセグメント形成用型枠内にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成する際に、前記型枠に備えたボルト挿通孔に挿通させたボルトを前記袋ナット部に螺合させて、前記第2連結金具を、前記型枠に取付固定して前記コンクリートセグメント内に埋設固定するコンクリートセグメント用連結金具、及び、コンクリートセグメントへの固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコンクリートセグメント用連結金具としては、図10に示すように、雌ねじ部2を有する袋ナット部6と、前記袋ナット部6と連接するアンカー部7とから構成すると共に、前記袋ナット部6の内方側部分8から外方に突出する状態で左右に一対設けられたリブ11を前記袋ナット部6の軸心方向に沿わせて延設形成してある。
そして、このコンクリートセグメント用連結金具をコンクリートセグメント内に埋設固定するために、コンクリートセグメント形成用型枠22に備えたボルト挿通孔25にボルト26を挿通し、前記コンクリートセグメント用の第2連結金具K2に形成の袋ナット部6に螺合させて前記型枠22に取付固定した後に、前記型枠22にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のコンクリートセグメント用連結金具及びコンクリートセグメントへの固定方法によれば、コンクリートセグメント用連結金具を、コンクリートセグメント形成用型枠に対してボルトによる締め付けによって取付固定していたが、この際、前記連結金具を前記型枠に対して取付固定するだけで、取付の際に前記連結金具が軸心回りに回転するのを阻止するための構成及びその方法は考えられていなかった。
この結果、隣接するコンクリートセグメント同士の連結部にかかる剪断力に抵抗するために前記連結金具の袋ナット部の内方側部分から外方に突出する状態で左右に一対リブを設けてあるにも係わらず、前記連結金具が軸心回りに位置ズレを起こしたままコンクリートセグメント内に埋設固定された場合、前記リブがその役目を十分に発揮し難くなり、剪断力に抵抗できずに前記連結金具の周りに亀裂が入る可能性があると共に、さらなる剪断力が生じた場合には、連結金具周辺のコンクリートが破損する虞があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、前記連結金具をコンクリートセグメント内に埋設固定する際に、その軸心回りの回転を阻止して適正な向きに保持した状態のまま埋設固定して、隣接するコンクリートセグメント同士の連結部にかかる剪断力に抵抗できるコンクリートセグメント用連結金具及びコンクリートセグメントへの固定方法を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
請求項1の発明の特徴構成は図1〜7に例示するごとく、ボルト挿通孔1を備え、且つ、隣接する一方のコンクリートセグメントS1に取り付けるための第1連結金具K1と、前記ボルト挿通孔3に挿通させたボルトを螺合させる雌ねじ部2を備え、且つ、他方のコンクリートセグメントS2に取り付けるための第2連結金具K2とからなる連結金具のうち、前記第2連結金具K2を、前記雌ねじ部2を有する袋ナット部6と、当該袋ナット部6と連接するアンカー部7とから構成すると共に、前記袋ナット部6の外周部から外方に突出するリブ11を前記袋ナット部6の軸芯方向に沿わせて延設し、コンクリートセグメント形成用型枠20内にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成する際に、前記型枠20に備えたボルト挿通孔25に挿通させたボルト26を前記袋ナット部6に螺合させて、前記第2連結金具K2を、前記型枠20に取付固定して前記コンクリートセグメント内に埋設固定するコンクリートセグメント用連結金具であって、前記袋ナット部6が接当する前記型枠20の接当端面部に形成の係合凸部27に対して係合し、ボルト軸心回りに回転不能な係合凹部28を、前記袋ナット部6に形成してあるところにある。
【0005】
請求項2の発明の特徴構成は図5〜7に例示するごとく、雌ねじ部2を有する袋ナット部6と、当該袋ナット部6と連接するアンカー部7とから構成すると共に、前記袋ナット部6の外周部から外方に突出するリブ11を、前記袋ナット部6の軸芯方向に沿わせて延設した連結金具を、コンクリートセグメント形成用型枠20内にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成する際に、前記型枠20に備えたボルト挿通孔25に挿通させたボルト26を前記袋ナット部6に螺合させて、前記型枠20に取付固定するコンクリートセグメントへの固定方法であって、前記袋ナット部6が接当する前記型枠20の接当端面部に形成した係合凸部27に対して、前記袋ナット部6に形成した係合凹部28を係合連結することで前記連結金具の回転を阻止するところにある。
【0006】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0007】
〔作用及び効果〕
請求項1の発明により、前記袋ナット部が接当する前記型枠の接当端面部に形成の係合凸部に対して係合し、ボルト軸心回りに回転不能な係合凹部を、前記袋ナット部に形成してあるから、型枠に対して連結金具を適正な向きになるように取付固定することができる。
つまり、前記型枠に形成した係合凸部、及び、前記袋ナット部に形成した係合凹部の形状を、前記両係合部が係合状態のときに回転不能になるように形成すると共に、係合状態で常に適正な向きになるように形成するだけで、前記両係合部を係合連結したときに、前記連結金具に形成のリブを予め、剪断力が作用すると予測される方向に配置することができ、剪断力に抵抗するリブの働きを十分に発揮させることができるようになった。
その結果、連結金具を、適正な向きに取付固定することが容易にでき、隣接するコンクリートセグメント同士の連結部にかかる剪断力に抵抗できると共に、連結金具を埋設固定するコンクリートセグメントの形成作業の作業性を向上させることができる連結金具を提供できるようになった。
【0008】
請求項2の発明によれば、前記袋ナット部が接当する前記型枠の接当端面部に形成した係合凸部に対して、前記袋ナット部に形成した係合凹部を係合連結することで前記連結金具の回転を阻止するから、ボルトを締め付けるだけの簡単な操作で連結金具を回転不能に型枠に対して取付固定することができる。
つまり、型枠に備えたボルト挿通孔にボルトを挿通し、コンクリートセグメント用連結金具に形成の袋ナット部に螺合させると、袋ナット部が接当する型枠の接当端面部に形成した係合凹部に対して、袋ナット部に形成した係合凹部が係合して前記連結金具を型枠に対してその回転を阻止した状態に容易に取付固定することができるから、前記連結金具を常に適正な向きに保持した状態のままコンクリートセグメント内に埋設固定することができ、剪断力に抵抗するリブの働きを十分に発揮させることができるようになった。
その結果、連結金具を、容易に適正な向きに取付固定することができるから、隣接するコンクリートセグメント同士の連結部にかかる剪断力に抵抗できると共に、連結金具を埋設固定するコンクリートセグメントの形成作業の作業性を向上させることができるようになった。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明によるコンクリートセグメント用連結具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この連結具は、図1〜図3に示すように、一方のコンクリートセグメントS1の連結端面側に埋設される鋳造製の第1連結金具K1と、他方のコンクリートセグメントS2の連結端面側に埋設される鋳造製の第2連結金具K2とを備え、第1連結金具K1には、連結用のボルトBが挿通されるボルト挿通孔1が設けられ、第2連結金具K2には、ボルトBが螺合される雌ねじ部2が設けられていて、これら第1と第2の連結金具K1,K2およびボルトBなどによって構成されている。
【0010】
前記第1連結金具K1の中央部には、一方のコンクリートセグメントS1の連結端面から突出する先細り状の截頭円錐形の凸部3が一体的に設けられ、その截頭円錐形の凸部3の中心に前記ボルト挿通孔1が設けられ、かつ、その左右には、棒状アンカー4が螺合されていて、その左右一対の棒状アンカー4もコンクリートセグメントS1に埋設されている。
この第1連結金具K1をコンクリートセグメントS1に埋設するに際しては、第1連結金具K1の裏側に中子30を位置させてコンクリートを硬化させ、それによって、第1連結金具K1の裏側には、ボルトBを挿入螺合するときの作業用の空間5が形成される。
【0011】
前記第2連結金具K2は、他方のコンクリートセグメントS2の連結端面に沿って露出する袋ナット部6と、その袋ナット部6に連設されてコンクリートセグメントS2の内方に位置する円柱形のアンカー部7とで構成されている。
前記袋ナット部6は、アンカー部7よりも太く、つまり、アンカー部7よりも大径で、かつ、アンカー部7に連設された円柱状の内方側部分8と、その内方側部分8よりも太く、つまり、内方側部分8よりも大径で、かつ、その内方側部分8に連設された端面側部分9とを備えている。
【0012】
前記端面側部分9は、他方のコンクリートセグメントS2の連結端面側ほど大径で、内方側部分ほど小径の截頭円錐形に構成されていて、その最も太い部分、つまり、最も大径の部分9aが、他方のコンクリートセグメントS2の連結端面に露出するように構成されている。
その端面側部分9には、第1連結金具K1に設けられた先細り状の截頭円錐形の凸部3と嵌合する截頭円錐形の凹部10が設けられ、前記雌ねじ部2が、その凹部10に連通する状態で、端面側部分9の中間部から内方側部分8の中間部にわたって設けられている。
【0013】
前記第2連結金具K2には、一方のコンクリートセグメントS1と他方のコンクリートセグメントS2とを連結した状態において、両コンクリートセグメントS1,S2間に作用する剪断力を受け止め支持する補強用のリブが設けられている。
この補強用のリブは、補強リブ11と補助用補強リブ12とならなり、補強リブ11の方は、袋ナット部6の内方側部分8から外方に突出し、かつ、端面側部分9の最も大径の部分9aよりも外方へ突出しない状態で左右に一対設けられていて、内方側部分8とアンカー部7との連設箇所13から内方側部分8と端面側部分9との連設箇所14にまで連続する状態で、前記雌ねじ部2の軸心方向に沿って延設されている。
【0014】
他方、補助用補強リブ12の方は、袋ナット部6の端面側部分9から外方に突出する状態で、つまり、端面側部分9の最も大径の部分9aよりも更に外方に突出する状態で左右に一対設けられていて、前記雌ねじ部2の軸心方向に沿って延設されている。
【0015】
そして、前記アンカー部7には、第2連結金具K2のコンクリートセグメントS2に対する引き抜き抵抗を増大させるために、その長手方向に沿って複数の鍔部16が一体的に設けら、かつ、その端部にも定板部17が一体的に設けられていて、更に、アンカー部7を補強するために、一対の補強用条部18も一体的に設けられている。
【0016】
以上のような構成からなる連結具を用いて両コンクリートセグメントS1,S2を連結するには、まず、第1連結金具K1に設けられた凸部3を第2連結金具K2に設けられた凹部10に挿入して互いに嵌合させる。
このとき、先細り状の截頭円錐形に形成された凸部3が、截頭円錐形の凹部10の内面に案内されながら嵌合するから、両コンクリートセグメントS1,S2の相対位置に多少ズレが生じていても適正な位置に案内されると共に、前記ボルト挿通孔1と雌ねじ部2の軸芯を合わすことが容易となる。
この状態において、両コンクリートセグメントS1,S2と両連結金具K1,K2とは、互いに所望の位置に設定され、第1連結金具K1のボルト挿通孔1が、第2連結金具K2の雌ねじ部2と一致する位置関係となる。したがって、第1連結金具K1裏側の空間5を利用して、ボルト挿通孔1にボルトBを挿通すれば、ボルトBの先端が雌ねじ部2に対応して位置することになり、雌ねじ部2に対するボルトBの螺合作業を容易に行うことができる。
そして、両コンクリートセグメントS1,S2を連結した状態では、一対の補強リブ11と補助用補強リブ12とが、両コンクリートセグメントS1,S2に作用する剪断力の作用方向と直交する方向に位置して、その剪断力に対抗するとともに、互いに嵌合された凸部3と凹部10も剪断力に対抗することになる。
【0017】
前記左右一対の補助用補強リブ12に対応する凹部10には、一対の切欠き15が設けられていて、その切欠き15(係合凹部28の一例)が、第2連結金具K2をコンクリートセグメントS2に埋設する際、第2連結金具K2の周り止めに使用されるように構成されている。
【0018】
次に、前記両連結金具K1,K2をコンクリートセグメント内に埋設固定してコンクリートセグメントを作成する工程について説明する。
図4,5に示すように、コンクリートセグメントSは、側面視円弧状で平面視矩形の底板枠21の周囲を、トンネル軸心方向X及び円周方向Yに沿って配置した2対の側板枠22,23で囲む状態に夫々の板枠を架台29に取付固定する。前記トンネル円周方向Yに沿って配置した側板枠22のうち、一方の側板枠22に第1連結金具K1を中子30と共にボルト26で連結固定すると共に、他方の側板枠22に第2連結金具K2をボルト26で連結固定してコンクリートセグメント形成用型枠20を形成する。そして、前記型枠20内の空間にコンクリートを流し込み、そのコンクリート硬化後に前記側板枠22,23を取り外してコンクリートセグメントSを取り出す。
前記側板枠22を取り外す際には、第1、第2連結金具K1,K2を夫々の側板枠に連結固定した夫々のボルト26を外して前記側板枠22との連結状態を解除する解除操作を行っておく。
【0019】
前記連結金具のうち、第2連結金具K2の取付は、図6(イ)(ロ)、7に示すように、前記端面側部分9が接当する前記側板枠22の接当端面部に、前記截頭円錐形の凹部10に嵌合する円錐形の凸部31が設けられ、その円錐形の凸部31の中心にボルト挿通孔25が設けられ、かつ、前記截頭円錐形の凹部10に形成の切欠き15に係合して前記第2連結金具K2がボルト軸心回りに回転するのを阻止する突出部31a(係合凸部27の一例)が設けられている。
そして、前記突出部31aに前記切欠き15を嵌合連結し、ボルト26で締め付けると、前記第2連結金具K2が、ボルト26による締め付けの際に回転することなく、前記側板枠22に対して常に適正な向きに保持された状態のまま取付固定することができる。
【0020】
〔別実施形態〕
以下に他の実施形態を説明する。
〈1〉係合凸部27及び係合凹部28の形状は先の実施形態で説明した前記突出部31a及び前記切欠き15に限るものではなく、例えば、図8に示すように、前記端面側部分9に四角錐形の凹部32(係合凹部28の一例)を設けると共に、前記端面側部分9が接当する前記側板枠22の接当端面部に、前記四角錐形の凹部32に嵌合連結して前記第2連結金具K2がボルト軸心回りに回転するのを阻止する四角錐形の凸部33(係合凸部27の一例)を設けたものでも良い。
尚、上記構成を取った場合、第1連結金具K1に形成の前記凸部3形状も前記四角錐形の凸部33形状と同様にした方が良い。
〈2〉係合凸部27及び係合凹部28の形状は上記の構成に限るものではなく、例えば、図9に示すように、前記端面側部分9にピン挿入孔34(係合凹部28の一例)を設けると共に、前記端面側部分9が接当する前記側板枠22の接当端面部に、前記ピン挿入孔34に嵌入して前記第2連結金具K2がボルト軸心回りに回転するのを阻止するピン35(係合凸部27の一例)を設けたものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンクリートセグメント用連結金具を示す説明図
【図2】コンクリートセグメント用連結金具を連結した状態を示す横断面図
【図3】コンクリートセグメント用連結金具の外観を示す斜視図
【図4】コンクリートセグメント形成用型枠を示す平面図
【図5】型枠によるコンクリートセグメント形成状態を示す縦断側面図
【図6】側板枠に連結金具を連結する説明図
【図7】本実施形態の一例を示すコンクリートセグメント用連結金具の外観斜視図
【図8】別実施形態に係わるコンクリートセグメント用連結金具の外観を示す斜視図
【図9】別実施形態に係わるコンクリートセグメント用連結金具の外観を示す斜視図
【図10】従来のコンクリートセグメント用連結金具の外観を示す斜視図
【符号の説明】
1 ボルト挿通孔
2 雌ねじ部
3 ボルト
6 袋ナット部
7 アンカー部
11 リブ
20 型枠
25 ボルト挿通孔
26 ボルト
27 係合凸部
28 係合凹部
K1 第1連結金具
K2 第2連結金具
S1 コンクリートセグメント
S2 コンクリートセグメント

Claims (2)

  1. ボルト挿通孔を備え、且つ、隣接する一方のコンクリートセグメントに取り付けるための第1連結金具と、前記ボルト挿通孔に挿通させたボルトを螺合させる雌ねじ部を備え、且つ、他方のコンクリートセグメントに取り付けるための第2連結金具とからなる連結金具のうち、前記第2連結金具を、前記雌ねじ部を有する袋ナット部と、当該袋ナット部と連接するアンカー部とから構成すると共に、前記袋ナット部の外周部から外方に突出するリブを前記袋ナット部の軸芯方向に沿わせて延設し、コンクリートセグメント形成用型枠内にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成する際に、前記型枠に備えたボルト挿通孔に挿通させたボルトを前記袋ナット部に螺合させて、前記第2連結金具を、前記型枠に取付固定して前記コンクリートセグメント内に埋設固定するコンクリートセグメント用連結金具であって、前記袋ナット部が接当する前記型枠の接当端面部に形成の係合凸部に対して係合し、ボルト軸心回りに回転不能な係合凹部を、前記袋ナット部に形成してあるコンクリートセグメント用連結金具。
  2. 雌ねじ部を有する袋ナット部と、当該袋ナット部と連接するアンカー部とから構成すると共に、前記袋ナット部の外周部から外方に突出するリブを、前記袋ナット部の軸芯方向に沿わせて延設した連結金具を、コンクリートセグメント形成用型枠内にコンクリートを打設してコンクリートセグメントを形成する際に、前記型枠に備えたボルト挿通孔に挿通させたボルトを前記袋ナット部に螺合させて、前記型枠に取付固定するコンクリートセグメントへの固定方法であって、前記袋ナット部が接当する前記型枠の接当端面部に形成した係合凸部に対して、前記袋ナット部に形成した係合凹部を係合連結することで前記連結金具の回転を阻止するコンクリートセグメントへの固定方法。
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