JPH0311271B2 - - Google Patents

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JPH0311271B2
JPH0311271B2 JP58078424A JP7842483A JPH0311271B2 JP H0311271 B2 JPH0311271 B2 JP H0311271B2 JP 58078424 A JP58078424 A JP 58078424A JP 7842483 A JP7842483 A JP 7842483A JP H0311271 B2 JPH0311271 B2 JP H0311271B2
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JP
Japan
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hard layer
skin
foam layer
edge
interior panel
Prior art date
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Application number
JP58078424A
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English (en)
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JPS59201814A (ja
Inventor
Shunichi Saito
Kazuhiro Sato
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NIPPON SEKISO KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SEKISO KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS59201814A publication Critical patent/JPS59201814A/ja
Publication of JPH0311271B2 publication Critical patent/JPH0311271B2/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車ドアのドアトリム表皮材
(以下、単にトリム板という。)などの車両用内装
板の端部加工方法の改良に関するものである。
[従来の技術] 例えば、自動車内装用のトリム板はフアイバー
質の硬質層体に該硬質層体から外周部がはみ出す
大きさのポリウレタンの発泡層体、及び軟質の表
皮が重ねられ加熱成形して所定形状に成形される
が、その外周部の発泡層体及び表皮の重合したは
み出し幅部は単に裏面側に折り曲げてピン止めす
るのみではシワや重なりができ、形状のシヤープ
さに欠け、トリム板の商品としての見栄えが悪い
ものとなる。このため通常は第6図に示すよう
に、圧締したトリム板30の発泡層体37、外周
部37Aを第6図仮想線の如くに切除し、第7図
のように表皮38に近い厚みとなした後に、表皮
38外周部38A及び発泡層体37の一部を第7
図の仮想線と如くに、裏面の硬質層体36側に折
り曲げてピン止めされる。
[従来技術の問題点] しかしながら、圧締したトリム板30の発泡層
体37外周部37Aを切除することは面倒で手間
を要し、生産性を悪くする欠点となつている。そ
こで、圧締したトリム板の端部において硬質層体
端部と発泡層体の端部が一致するようになし、表
皮のみを外方にはみ出させるようにし、はみ出し
た表皮部分を裏面に折り曲げる加工方法も考えら
れるが、硬質層体と発泡層体との端部を一致させ
るようになすことは困難であり、かえつて製作作
業性を悪くする欠点となつた。
[発明の目的] 本発明の目的は、硬質層体に軟質の発泡層体と
表皮とを重合し接着した構造のトリム板など車両
用の内装内を製造するにあたり、前述した欠点を
解決し得るものであり、端部の加工処理が行い易
くかつ実施し易く、出来ばえは美しい積層状の内
装板が得られる、車両用内装板の端部加工方法を
提供することにある。
[発明の構成] 前記目的を解決するために、本発明は所定形の
硬質層体上に、該硬質層体から外周部が所定幅は
み出す大きさの軟質の発泡層体と軟質の表皮とを
重合接着し所定形に成形して、発泡層体と表皮が
重合したはみ出し幅部を外周部に有する車両用の
内装板を形成し、該内装板のはみ出し幅部を内装
板裏面となる硬質層体の外面側において接合処理
する内装板の端部加工方法であつえ、前記発泡層
体及び前記表皮の重なつたはみ出し幅部は上型下
型の加熱圧締により圧縮して圧縮縁部となし、該
圧縮縁部を、硬質層体の端部を包むように硬質層
体の外面側に折り曲げて硬質層体に接合すること
を特徴とする。
[実施例] 以下、本発明を実施例により第1〜第5図を参
照して説明する。
第1図〜第5図において、1は下型2及び上型
4よりなる成形型であつて、下型2の成形凸部3
と上型4の成形凹部5とによつて自動車ドアの所
定のトリム板形状が成形されるものである。6は
下型2の成形凸部3上に載置された硬質層体であ
り、下型2と他の図示しない上型とによつて予め
所定形状に成形されたものである。硬質層体6は
木質パルプ、植物繊維、合成繊維などの繊維質に
熱硬化性の合成樹脂の粉末あるいは繊維を混合し
加熱圧締したものであり、たとえば木質パルプ30
重量部(以下、単に部と略記する。)と、綿繊維
60部とフエノール樹脂粉30部とよりなる組成のも
のである。次いで、硬質層体6の上面には水性ビ
ニルウレタン系などの接着剤(図示せず。)をス
プレー塗布した後、載置した硬質層体6を被うよ
うに硬質層体6上にはポリウレタンなど軟質の発
泡層体7を載せる。
次いで、発泡層体7上面には接着剤(図示せ
ず。)をスプレー塗布した後、発泡層体7上に、
塩化ビニルシートあるいは不織布などの軟質の表
皮8を載せる。前記発泡層体7及び表皮8は成形
型1の圧締において硬質層体6の外周端部6Aよ
り所定幅がはみ出す大きさのものとなしかつ、外
周の所定幅が硬質層体6よりはみ出し得るよう
に、各々載置される。しかして載置した表皮8上
に上型4を配置し、下型2及び上型4を圧締す
る。なお、圧締条件は例えば成形温度約150〜220
℃、圧力約0.5〜10Kg/cm2、圧締時間約30秒〜2
分であるが、硬質層体6、発泡層体7及び表皮8
の材質及び圧締成形品の用途により適宜変更自在
である。
下型2と上型4の圧締において発泡層体7及び
表皮8は硬質層体6上に所定形に成形されるとと
もに、硬質層体6の外周端部6Aにおいては、該
外周端部6Aよりはみ出し幅部位7A,8Aが下
型2と上型4にて圧縮され、表皮8と発泡層体7
とが接着された肉薄の圧縮縁部9とされる(第2
図参照)。次いで圧締を解き、脱型し、硬質層体
6の片面(上面)に発泡層体7及び表皮8が接着
された所定凹凸形状のトリム板の成形体10Aを
得る。すなわち、成形体10Aはその外周に、外
方側を向いた圧縮縁部9が形成されたものである
ので(第3図参照)、圧縮縁部9を硬質層体6の
外周端部6Aを包むように硬質層体6の外面側に
折り曲げ、折り曲げた圧縮縁部9を硬質層体6に
接着剤あるいはピン9止めなどの止着手段にて接
合する。圧縮縁部9は軟質の発泡層体7と軟質の
表皮8とよりなり肉薄状にされているので、折り
曲げは容易である。
しかして、硬質層体6に発泡層体7及び表皮8
が重合され接着され所定形状に成形され、かつ圧
縮縁部9が成形体10Aの裏面側に折り曲げられ
て接合処理された美しいトリム板10が得られ
た。
なお、本発明は前記した実施例に限定するもの
ではなく以下の実施態様となし得るものである。
すなわち、 (イ) 内装板は成形した硬質層体上に発泡層体及び
表皮を順次貼り付けて形成すること、 (ロ) 内装板は自動車ドアのトリム板に限らずダツ
シユボードなど車両内装用の所定形状のものと
なし得ること、 (ハ) 圧縮縁部形成のための圧締条件(圧力、圧締
温度、圧締時間)は硬質層体、発泡層体及び表
皮の材質組成により適宜変更し得ること、 が可能である。
[発明の作用及び効果] 本発明は前記した構成としたため、本発明所期
の諸目的が達成される。すなわち、本発明におい
ては発泡層体及び表皮を硬質層体よりはみ出す大
きさのものとなし、発泡層体及び表皮のはみ出し
幅部を加熱圧締して肉薄の圧縮縁部となし、これ
を内装板裏面となる硬質層体の外面側に曲げて硬
質層体に接合させるので、内装内の端部は良好に
処理され、シワや重なりがなく、形状のシヤープ
さを持つた美しい仕上がりのものとなる。
また、本発明による内装板の端部加工は加熱圧
締して圧縮縁部を形成しこれを折り曲げる工程に
てなされるものであり、従来の端部加工法のよう
に発泡層体の一部を削除する工程を必要とせず、
支障なく確実に処理ができかつ実施し易いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例の処理工程を
示すものであつて、第1図は下型と上型間に成形
コア、発泡層体及び表皮を配置した状態の工程
図、第2図は圧締状態の成形型を示す工程図、第
3図は圧締したトリム板の端部を示す拡大断面
図、第4図は端部が加工処理されたトリム板の断
面図、第5図は加工処理されたトリム板裏面の底
面図である。第6図及び第7図はトリム板端部の
従来加工工程を示す断面図である。 1……成形型、2……下型、3……成形凸部、
4……上型、5……成形凹部、6……硬質層体、
7……発泡層体、8……表皮、7A,8A……は
み出し幅部位、9……圧縮縁部、10……トリム
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定形の硬質層体上に、該硬質層体から外周
    部が所定幅はみ出す大きさの軟質の発泡層体と軟
    質の表皮とを重合し接着し所定形に成形して、発
    泡層体と表皮が重合したはみ出し幅部を外周部に
    有する車両用の内装板を形成し、該内装板のはみ
    出し幅部を内装板裏面となる硬質層体の外面側に
    おいて接合処理する内装板の端部加工方法であつ
    て、前記発泡層体及び前記表皮の重なつたはみ出
    し幅部は上型下型の加熱圧締により圧縮して圧縮
    縁部となし、該圧縮縁部を、硬質層体の端部を包
    むように硬質層体の外面側に折り曲げて硬質層体
    に接合することを特徴とした車両用内装板の端部
    加工方法。
JP58078424A 1983-04-30 1983-04-30 車両用内装板の端部加工方法 Granted JPS59201814A (ja)

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JPS59201814A JPS59201814A (ja) 1984-11-15
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