JPH01110121A - 表装材の製造方法 - Google Patents

表装材の製造方法

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JPH01110121A
JPH01110121A JP26618287A JP26618287A JPH01110121A JP H01110121 A JPH01110121 A JP H01110121A JP 26618287 A JP26618287 A JP 26618287A JP 26618287 A JP26618287 A JP 26618287A JP H01110121 A JPH01110121 A JP H01110121A
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sheet
decorative sheet
decorative
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resin
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Kazuo Araki
和男 荒木
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Shigeru Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車のドアトリム等に使用される表装材
の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 自動車のドアトリム等の内装パネルは、基板の表面に表
装材が接合されて構成されている。
従来の表装材には樹脂製シートが多く使用されていたが
、最近に至っては車室内の高級化の要請を受けて、上記
樹脂製シートの上に部分的にトリコット等の化粧シート
を接合したものが多くなっている。
第6図は、従来のドアトリム1′の断面を示すものであ
る。このドアトリム1″の製造過程に従って、部分的に
化粧シートで加飾した表装材の製造方法を説明する。
ドアトリム1′の基板2は木質繊維ボード等からなり、
予め所定形状にプレス成形されている。
この基板2の表面に、樹脂製発泡体からなる27982
層4aと樹脂製の表皮層4bから構成された樹脂製シー
ト4を真空成形によって接合する。
これとは別に、トリコットからなる化粧シート5を用意
し、この化粧シート5を木質繊維ボード等からなる所定
形状の芯材6に接合しておく。尚、化粧シート5がほつ
れないよらに、その周縁5aを芯材6の裏面に巻き込ん
で接合しておく。
そして、上記化粧シート5が接合された芯材6を、樹脂
製シート4が接合された基板2に、図示しない特殊な固
定具等を介して取り付ける。
この結果、ドアトリム1′の完成とともに、樹脂製シー
ト4に部分的に化粧シート5が接合された表装材が形成
される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記表装材の製造方法には次のような欠
点があった。
芯材6に化粧シート5を接合するという前工程が必要な
ため工程数が多くなり、生産性が悪かった。特に、化粧
シート5の周縁5aを芯材6の裏面に巻各込み接合する
作業は非常に手間がかかった。
又、芯材6の裏面に巻外込む分だけ余分の化粧シート5
が必要とされ、不経済であった。
更に、芯材6の存在は樹脂製シート4と化粧シート5の
一体感に不自然さを感じさせることとなった。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、その要旨は、樹脂製シートの表面に部分的に化粧シー
トが接合されてなる表装材の製造方法において、化粧シ
ートの表面にカバーシートが添着された積層シートを予
め用意しておき、初めに、カバーシートが型の表面に接
触するようにして上記積層シートを型にセットし、次に
、加熱軟化した樹脂製シートを上記型で真空成形して、
積層シートを樹脂製シートで包み込むと同時に化粧シー
トと樹脂製シートを接合し、この後、カバーシートを化
粧シートから剥がすようにしたことを特徴とする表装材
の製造方法にある。
(イ乍用) 積層シートを型にセットし、この型で樹脂製シートを真
空成形することによって、−工程で化粧シートを樹脂製
シートに接合することがでとる。
この方法により製造された表装材においては、化粧シー
トが樹脂製シートで包み込まれ、化粧シートの周縁が外
部に露出しないので、周縁の損傷を防止で外、且つ見栄
えがよい。
カバーシートは表装材の製造過程において化粧シートの
表面が汚れるのを防止する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図から第5図までの図
面に従って説明する。
この実施例における表装材は、第5図に示すような自動
車のドアトリム1に使用されるものであり、ドアトリム
1の製造過程に従って表装材の製造方法を説明する。
初めに、第1図に示すように、真空成形装置の雄型10
に基板2をセットする。この基板2は木質繊維ボードか
らなり、セット前に予め所定形状にプレス成形されたも
のである。尚、基板2の一端部にはレール3が固定され
ており、基板2の表面には接着剤が塗布されている。
又、真空成形装置の雌型11の所定部位に予め用意して
おいた積層シート8をセットする。
上記積層シート8は、第2図に示すように、厚さ21の
トリコットからなる化粧シート5と、化粧シート5の表
面に接着剤により接着された厚さ1+11111のポリ
塩化ビニル製のカバーシート7から構成されている。そ
して、積層シート8は必要に応じて所望の形状に裁断さ
れ、雌型11の表面にカバーシート7が接触するように
配置される。尚、裁断後の積層シート8においても、化
粧シート5にはカバーシート7が添着されているので、
化粧シート5の周縁がほつれることはない。又、カバー
シート7はセットの際に化粧シート5に皺がよるのを防
止する。
尚、雌型11にセットされた積層シート8の化粧シート
5の裏面には接着剤を塗布しておく。
次に、上記雄型10と雌型11の間に、加熱軟化された
樹脂製シート4を配置する。樹脂製シート4は、発泡倍
率30倍のポリプロピレン製のクツション層4aと、ク
ツション層4aの表面に添着された熱可塑性エラストマ
樹脂(以下、TPOと略称する)製の表皮層4bから構
成されている。尚、この実施例では、クツション層4a
の厚さは31であり、表皮層4bの厚さは0.5mmで
ある。
そして、上記雌型11により樹脂製シート4を真空成形
するとともに、雄型10と雌型11を型締めして基板2
と樹脂製シート4と積層シート8を接合する。
詳述すると、雄型10と雌型11の型締めが完了する前
に樹脂製シート4が吸引され、樹脂製シート4は雌型1
1の表面及び化粧シート5の裏面に密着する。これによ
って、樹脂製シート4が雌型11に対応した形状に成形
されるとともに、積層シート8が樹脂製シート4に包み
込まれた状態となり、同時に化粧シート5が表皮層4b
に接着される。
この後、雄型10と雌型11が完全に型締めされ、樹脂
製シート4のクツション層4aが基板2の表面に接着さ
れる。この型締めの過程において、積層シート8が配置
された部位における樹脂製シート4のクツション層4a
は押し潰される。そして、型締め完了時においては、積
層シート8は樹脂製シート4内に完全に沈み込む。
このようにして、基板2と樹脂製シート4と積層シート
8が一工程で接合される。
型開き後、成形品を型1.Q、、11から取り外し、樹
脂製シート4を若干大きめに裁断し、この樹脂製シート
4の端部からクツション層4aを剥がし、表皮層4bを
基板2の裏面及びレール3に接着する。第3図はこの最
終状態を示したものである。
この作業の間も、化粧シート5の表面がカバーシート7
で覆われているので、化粧シート5を汚さずにすむ。
こノ後、積層シート8のカバーシート7を化粧シート5
から剥がすと、ドアトリム1が完成する。
即ち、樹脂製シート4の表面に部分的に化粧シート5が
接合されてなる表装材が完成する。
第4図はカバーシート7を剥がした後の要部拡大断面図
である。この図からも明らかなように、化粧シート5は
樹脂製シート4で包み込まれ、化粧シート5の周縁が外
部に露出していない。したがって、この実施例の場合の
ように化粧シート5がトリコットのような編物であって
も周縁からほつれることはなく、非常に見栄えがよい。
従来は樹脂製シート4と化粧シート5の間に芯材が配置
されていたが、この方法の場合にはその芯材が不要とな
り、樹脂製シート4と化粧シート5とのごく自然な雰囲
気の一体感が得られる。
又、化粧シート5に従来のような巻き込み分が不要とな
るので、経済的である。
この発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能で
ある。
例えば、積層シートは化粧シートの表面にTPE製のカ
バーシートを熱融着させたものであってもよい。
又、積層シートの化粧シートは、トリコット等の編物の
裏面にクツション体が配置されたものであってもよい。
更に、カバーシートに凹凸を設け、この凹凸面に化粧シ
ートが添着された積層シートを用いることにより、成形
された表装材の化粧シート面を凹凸模様に仕上げること
も可能である。
樹脂製シートは表皮層だけからなるものであってもよい
し、ポリプビレン等の熱可塑性樹脂からなる芯材とクツ
ション層と表皮層との三層からなるものであってもよい
、 尚、型は必ずしも一対を必要としない。例えば、芯
材を必要とせず、表皮層だけからなる樹脂製シートに化
粧シートを接合する場合等では、真空成形用の雌型又は
雄型のいずれが一方の型があれば足りる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、樹脂製シート
に部分的に化粧シートが接合されてなる表装材を一工程
で製造することができる。
又、化粧シートの周縁が外部に露出しないので、該周縁
の損傷が防止され、見栄えもよい。
樹脂製シートと化粧シートの間に芯材を必要とせず、直
接に接合できるので、極めて自然な雰囲気の一体感が得
られる。
製造工程中、化粧シートの表面がカバーシートで覆われ
ているので、汚れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までの図面はこの発明の−実施例を示
すものであり、第1図は樹脂製シートと化粧シートを接
合する前の状態を示す断面図、第2図は積層シートの断
面図、第3図は接合後のドアトリムの断面図、第4図は
カバーシートを剥がした後の要部拡大断面図、第5図は
ドアトリムの正面図である。又、第6図は従来のにアト
リムの断面図である。 4・・・樹脂製シート、  5・・・化粧シート、7・
・・カバーシート、  8・・・積層シート、11・・
・型(雌型)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  樹脂製シートの表面に部分的に化粧シートが接合され
    てなる表装材の製造方法において、化粧シートの表面に
    カバーシートが添着された積層シートを予め用意してお
    き、初めに、カバーシートが型の表面に接触するように
    して上記積層シートを型にセットし、次に、加熱軟化し
    た樹脂製シートを上記型で真空成形して、積層シートを
    樹脂製シートで包み込むと同時に化粧シートと樹脂製シ
    ートを接合し、この後、カバーシートを化粧シートから
    剥がすようにしたことを特徴とする表装材の製造方法。
JP26618287A 1987-10-23 1987-10-23 表装材の製造方法 Expired - Lifetime JPH0688326B2 (ja)

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JPH0688326B2 JPH0688326B2 (ja) 1994-11-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03222728A (ja) * 1990-01-30 1991-10-01 Ikeda Bussan Co Ltd クッション性シートの成形方法
WO1996007349A1 (en) * 1994-09-05 1996-03-14 Flair International Products Pty. Ltd. Improved vacuum formed vanity top
EP2881235A1 (en) * 2013-12-04 2015-06-10 Visteon Global Technologies, Inc. Process for the manufacture of a trim piece by means of molding followed by thermo-forming

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