JPH0456645A - 成形天井およびその製造方法 - Google Patents

成形天井およびその製造方法

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JPH0456645A
JPH0456645A JP16729090A JP16729090A JPH0456645A JP H0456645 A JPH0456645 A JP H0456645A JP 16729090 A JP16729090 A JP 16729090A JP 16729090 A JP16729090 A JP 16729090A JP H0456645 A JPH0456645 A JP H0456645A
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JP
Japan
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felt
sheet
base material
molded ceiling
reinforcing
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JP16729090A
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Yoshihiro Asano
芳弘 浅野
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車体ルーフの車室内面に沿った形状に加工し
た成形天井およびその製造方法に関し、特に、熱硬化性
樹脂を含浸させた可塑性のあるシート状体の車室内側を
向く表面に、熱硬化性樹脂を含浸させたフェルト状体を
重ね合せてプレスしながら加熱し、シート状体が熱硬化
した補強パネルに、フェルト状体が熱硬化した基材を一
体的に積層して成る成形天井およびその製造方法に関す
る。
「従来の技術」 従来のこの種の成形天井としては、例えば、第5図に示
すようなものかある。
すなわち、フェノール樹脂(レゾール型)を含浸させた
成形紙2aを素材とした表面か滑らかな補強パネル2と
、補強パネル2の車室内側の表面の車体の前後方向にお
ける前端部と後端部に添着した補強部材3,3と、それ
らの上に一体的に積層したフェノール樹脂(ノボラック
型)を含浸させたフェルト状体4aを素材とした基材4
から成る成形天井lである。
成形天井1は車体ルーフ6の車室内側に固設された固定
用ブラケット7に、成形天井1の補強パネル2の側に設
けられたクリップ5を介して配設されるものであり、ま
た、補強部材3,3は基材4の素材であるフェルト状体
4aを所定の幅に裁断したものである。
また、車体ルーフ6の車室内側に配設された成形天井1
の車体の前後方向における前端部1aと後端部ibは、
ガーニッシュなどの端部保持部材て車体側には固定され
ておらず、単に成形天井1の車体ルーフ側の表面が滑ら
かな補強パネル2か車体側に当接している状態である。
このような成形天井lは、第6図に示すように順次積層
するようにtL置された補強パネル2の素材の成形紙2
a、補強部材3,3および基材4の素材のフェルト状体
4aを加熱しながらプレス成形する方法によって製造さ
れる。
具体的に言うと、第7図に示すように、まず所定の形状
の下型8に補強パネル2の素材の成形紙2aを載置し、
その上面の車体の前後方向における前端部と後端部とに
、補強部材3.3を重ね合わせる。
次に、成形紙2aの前端部と後端部に重ね合わせた補強
部材3,3の位置がずれないようにして、その上に基材
4の素材であるフェルト状体4aを重ね合わせてから約
230℃に加熱した上N9で約50秒間加圧して、前記
の下型8の載置しであるフェルト状体4aなどを基材4
などに硬化させつつ、一体重に接着積層させる製造方法
である。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の成形天井lでは、基材
4の前端部と後端部の変形を防止するための別体である
補強部材3,3を積層させる必要かあるから、複雑て高
価なものになり、コスト高になるという問題点があった
車体ルーフ6の車室内側に配設された成形天井lは、表
面が滑らかな補強パネル2の側て車体ルーフ6などに当
接しているから、車体ルーフ6が振動した際に成形天井
1の補強パネル2と車体ルーフ6などか擦れて擦合など
の異音か生じるため、居住性か損なわれるという問題点
があった。
この場合に、車体ルーフ6の振動による異音な緩衝する
ために不織布等のいわゆるルーフサイレンサバラドを車
体ルーフ6と成形天井lの間に設けているが、取付工数
か嵩みコスト高を招いてしまう。
このような成形天井lの従来の製造方法ては、補強パネ
ル2の素材である成形紙2aや、基材4の素材であるフ
ェルト状体4aの他に、基材4の前端部と後端部を補強
する補強部材3.3を、別工程でフェルト状体4aを裁
断して形成したのちに、成形紙2aなどと共にプレス成
形するから、製造工程か多くコストか嵩むという問題点
が、あった。
また、下型8に載置した成形紙2aの前端部と後端部に
、基材4を補強する補強部材3,3を手作業て重ね合わ
せ、その上から補強部材3,3の位置かずれないように
、基材4の素材であるフェルト状体4aを重ね合わせて
から上型9てプレスして成形天井1に成形するから、作
業か煩わしく時間かかかり、コストか嵩むという問題点
かあった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものて、フェルト状体の延出部をシート状体の裏面に添
着し、補強パネルを挟んて基材を二重に積層し、車体に
接触した際に異音な緩衝するよう当接面か基材である補
強部を形成した成形天井、およびこの成形天井を簡易に
製造する方法を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 1 車体ルーフの車室内面に沿った形状に加工した成形
天井てあって、熱硬化性樹脂を含浸させた可塑性のある
シート状体の車室内側を向く表面に、熱硬化性樹脂を含
浸させたフェルト状体を重ね合せてプレスしなから加熱
し、前記シート状体か熱硬化した補強パネルに、前記フ
ェルト状体か熱硬化した基材を一体的に積層して成る成
形天井において、 前記シート状体の車体の前後方向における前端部と後端
部から、前記フェルト状体の延出部をはみ出させ、該延
出部をシート状体の裏面に添着し、補強パネルを挟んで
基材を二重に積層し、車体に接触した際に異音な緩衝す
るよう当接面か基材である補強部を形成したことを特徴
とする成形天井。
2 車体ルーフの車室内面に沿った形状であり、補強パ
ネルに基材を一体的に積層して成る成形天井の製造方法
において、 前記補強パネルの素材である熱硬化性樹脂を含浸させた
可塑性のあるシート状体に、基材の素材である熱硬化性
樹脂を含浸させたフェルト状体を載置し、 前記フェルト状体が、シート状体の一方の面を覆うとと
もに、シート状体の車体の前後方向における前端部と後
端部から、フェルト状体の延出部かはみ出るように、フ
ェルト状体をシート状体の一方の面に重ね合せ、 シート状体の一方の面からはみ出したフェルト状体の延
出部が、シート状体の他方の面に折り返されるように、
重ね合わされたフェルト状体とシート状体とを成形型に
入れ。
前記フェルト状体の延出部がシート状材料の他方の面に
添い、補強パネルに対して基材が二重に積層し、車体に
接触した際に異音な緩衝するよう当接面が基材である補
強部と成るようプレスしながら加熱し。
重ね合わされたフェルト状体とシート状体とを、所定の
形状に熱硬化させて基材と補強パネルとに変化させつつ
、相互に一体的に接着積層させることを特徴とする成形
天井の製造方法に存する。
「作用」 成形天井を製造するには、まず、基材の素材であるフェ
ルト状体が、補強パネルの素材であるシート状体の一方
の面を覆うとともに、シート状体の車体の前後方向にお
ける前端部と後端部から、フェルト状体の延出部かはみ
出るように、フェルト状体をシート状体の一方の面に重
ね合せる。
次に、シート状体の一方の面からはみ出したフェルト状
体の延出部が、シート状体の他方の面に折り返されるよ
うに、重ね合わされたフェルト状体とシート状体とを成
形型に入れて、加熱しつつプレス成形する。
この場合に、フェルト状体の延出部かシート状材料の他
方の面に添着され、基材が二重に積層し、車体に接触し
た際に異音を緩衝するよう当接面か基材である補強部を
形成する。
それにより、成形天井の前端と後端は、一つのフェルト
状体により、補強パネルを挟むよう擦音を生しない基材
か二重に積層して補強部と成るから、成形天井の端部の
剛性を保持するための別体の補強部材や異音な緩衝する
ルーフサイレンサパットなどが不要となり、製造工程を
少なくてきる。
また、フェルト状体などを成形型に入れる際には、フェ
ルト状体の延出部により、シート状体かフェルト状体に
保持されるかたちになるから、シート状体に対してフェ
ルト状体の位置かずれるおそれがなく、成形型にセット
する作業か容易になる。
このようにして製造された成形天井は、例えば、車体ル
ーフの車室内側に固設された固定用ブラケットに、成形
天井の補強パネルの側に設けられたクリップを介して配
設されて、天井内張りと成る。
成形天井の前端と後端は、補強パネルを挟んて基材を二
重に積層し補強部を形成しており、該補強部により成形
天井の前端と後端の剛性か保持される。
車体ルーフの車室内側に配設された成形天井の前端と後
端は、補強部により剛性か保持されて変形か防止される
ために、ガーニッシュなどの端部保持部材て車体側には
固足することか不要となり、そのまま車体側に出接させ
ればよい。
成形天井の補強部における軟質の基材の車体ルーフ側に
対向する外表面が、車体ルーフなどの車体側と接触する
当接面となって、車体側に接触した際に異音を緩衝する
それにより、走行中における車体ルーフなどの振動によ
って、車体ルーフなどの車体側と成形天井の車体ルーフ
側の補強パネルとか擦れ合うことによって擦合などの異
音か生しることかなく、居住性か損なわれることはない
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図から第4図は本発明の一実施例を示している。
第1図に示すように成形天井lOは、フェノール樹脂を
含浸させたシート状体21を所定の形状に熱硬化させた
補強パネル20に、フェノール樹脂を含浸させたフェル
ト状体31を熱硬化させた基材30が一体的に積層して
成るものである。
補強パネル20は、車体ルーフ60の車室内面に合致す
る略矩形状に裁断された厚紙に、液体状のフェノール樹
脂であるレゾール型樹脂を含浸させた成形紙であるシー
ト状体21を所定の形状に熱硬化させて形成したもので
ある。
補強パネル20に一体的に積層している基材30は、補
強パネル20の長手方向より長く、幅は補強パネル20
とほぼ同一の大きさの略矩形状に裁断された合成樹脂製
のフェルトに、粉末状のフェノール樹脂であるノボラッ
ク型樹脂を含浸させたフェルト状体31を、熱硬化させ
て形成したものである。
フェルト状体31は、シート状体21の車室内側を向く
表面22の全体を覆うとともに、シート状体21の車体
の前後方向における前端部24と後端部25からフェル
ト状体31の前端縁および後端縁である延出部32.3
3をはみ出させ、該延出部32.33かシート状体21
の裏面23に折り返され添着されている。
シート状体21の裏面23に添着されたフェルト状体3
1の延出部32.33が熱硬化することにより、成形天
井10の前端と後端には、補強パネル20を挟んて基材
30を二重に積層した補強部11.12か形成されてい
る。
成形天井10は全体として、やや丸みをおびた矩形状に
プレス成形されたものであり、成形天井10の前端と後
端において補強パネル20を挟んて基材30の周縁を二
重に積層した補強部11゜12でない部分は、補強パネ
ル20と基材30が1対lに一体的に接着積層している
成形天井10の前端と後端の補強部11゜12は、車体
ルーフ60の車室内面に沿う形状に成るように、やや車
室内方向に湾曲されている。
成形天井10は、第2図に示すように車体ルーフ60の
車室内側に固設された固定用ブラケット70に、成形天
井lOの補強パネル20の側に設けられたクリップ80
を介して配設されるものである。
車体ルーフ60に配設された成形天井lOの前端と後端
の補強部11.12は、ガーニッシュなどの端部保持部
材で車体側には固定されておらず、補強部11.12に
おける基材30の周縁の車体ルーフ60の側に対向する
当接面13゜14か車体側に接触している。
本発明の成形天井10の製造方法を第3図および第4図
にしたがって、以下に説明する。
第3図に示すように、まず、補強パネル20の素材であ
るフェノール樹脂を含浸させた略矩形状の成形紙である
シート状体21の表面22に、基材30の素材であるフ
ェノール樹脂を含浸させた略矩形状のフェルト状体31
を載置する。 シート状体21である成形紙に含浸させ
たフェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド類とを
アルカリて縮合して得られる液体状のレゾール型樹脂で
ある。
一方、フェルト状体31に含浸させたフェノール樹脂は
、フェノール類とアルデヒド類とを酸て縮合して得られ
る粉末状のノボラック型樹脂である。
シート状体21の表面22に載置したフェルト状体31
が、シート状体21の表面22の全体を覆うとともに、
シート状体21の車体の前後方向における前端部24と
後端部25から、フェルト状体31の前端縁と後端縁で
ある延出部32゜33かはみ出るように、フェルト状体
31をシート状体21の表面22に重ね合せる。
この状態において、シート状体21の表面22からはみ
出たフェルト状体31の前後2箇所の延出部32.33
は、第3図に示したように、自重によりやや下方へ垂れ
下がるように折れ曲かる 重ね合せたフェルト状体31とシート状体21をそのま
まの状態で、シート状体21の表面からはみ出し下方へ
やや折れ曲がったフェルト状体31の延出部32.33
が、シート状体21の裏面23に巻き込まれるように、
それぞれの延出部32.33をシート状体21の裏面2
3の方向に付勢しつつ、成形型の下型50の凹部51に
セットする。
84図に示したように、下型50の所定の形状の凹部5
1にセットされたフェルト状体31とシート状体21と
を、下型50の凹部51に合致した形状の凸部41を有
する成形型の上型4oてプレスする。
上型40の凸部41はあらかじめ加熱されており、重ね
合せたフェルト状体31とシート状体21は熱硬化して
、それぞれ基材30と補強パネル20とに変化しつつ、
所定の形状にプレス成形される。
成形紙に含浸させたレゾール型樹脂の硬化温度は160
℃くらいであり、一方、フェルト状体31に含浸させた
ノボラック型樹脂の硬化温度は180℃くらいであるこ
となどを考慮すれば、上型40の凸部41の加熱温度は
200℃から230℃くらいが適している。
また、成形型の上型40によるプレスは、フェルト状体
31が変化した基材30の見かけ密度か0.8Kg/m
3から1 、0 K g/m’ <らいに仕上がるよう
な力て、50秒間くらい行なうことが望ましい。
このようなプレス成形により、フェルト状体31とシー
ト状体21は熱硬化して、それぞれ基材30と補強パネ
ル20とに変化して、補強パネル20と基材30かl対
lに一体的に接着積層した成形天井10の形成される。
成形天井10の前端と後端には、補強パネル20の前端
部と後端部を挟むように基材30の周縁か二重に積層し
た補強部11.12が形成される。
以上のようにして製造された成形天井10は、第2図に
示すように、車体ルーフ60の車室内側の所定の箇所に
固設された固定用ブラケット70に当接するように、成
形天井10の補強パネル20の側に設けられたクリップ
80を介して配設されて、天井内張りと成る。
車体ルーフ60の車室内側に配設された成形天井10は
、車体ルーフ60の前後2箇所に固設された固定用ブラ
ケット70にクリップ80を介して、しっかり取付けら
れているからべこっきなどが生ずることはない。
成形天井lOは、補強パネル20と基材30とか一体的
に積層しており、車室内側を向く基材30は断熱性、ク
ツション性、および吸音性を達成することができる。
成形天井10の前端と後端は、補強パネル20を挟んて
基材30を二重に積層して補強部11.12を形成して
3す、該補強部11゜12により成形天井10の前端と
後端の剛性は保持されている。
車体ルーフ60の車室内側に配設された成形天・井lO
の前端と後端は、補強部11.12により剛性か保持さ
れて変形が防止されるために、ガーニッシュなどの端部
保持部材て車体側には固定することか不要となり、その
まま車体側に当接させればよい。
成形天井10の補強部11.12における軟質の基材3
0の車体ルーフ60の側に対向する外表面が、車体ルー
フ60などの車体側と接触する当接面13.14となっ
て、車体側に接触しフっ擦れた際に異音な緩衝する。
それにより、走行中における車体ルーフ60などの振動
によって、車体ルーフ60などの車体側と成形天井10
の表面か滑らかな補強パネル20とか擦れ合うことによ
って擦合などの異音か生しることがなく、居住性か損な
われることはない。
成形天井10の前端と後端は、一つのフェルト状体31
により、補強パネル20を挟むよう基材30か二重に積
層して補強部11.12を形成するから、成形天井lO
の製造においては、成形天井10の端部の剛性を保持す
るために別工程で作る補強部11.12材などが不要と
なり、製造工程を少なくすることかてきる。
フェルト状体31をシート状体21の一方の面に重ね合
せ、シート状体21からはみ出たフェルト状体31の延
出部32.33により、フェルト状体31がシート状体
21を保持するように下型50の凹部51に入れるから
、シート状体21に対するフェルト状体31の位置がず
れるおそれがなく、下型50にセットする作業が容易に
なる。
上型40の凸部41により、プレス成形されて、所定の
形状に一体的に接着積層した基材30と補強パネル20
から成る成形天井10ては、車体に接触する当接面13
.14か基材となり、車体ルーフ60の振動による異音
を防止するためのルーフサイレンサバラドなどを別工程
で設ける必要がなく、製造コストの低減が図れる。
前記実施例においては、前端と後端のみに補強部11.
12を形成した成形天井lO1およびその製造方法を示
したが、必要に応じて成形天井の他の周縁にも補強部を
形成するようにしてもよい。
「発明の効果」 本発明に係る成形天井およびその製造方法によれば、軟
質の基材の素材なであるフェルト状体の延出部を使って
、補強パネルを挟むように基材を二重に積層し、車体に
接触した際に異音な緩衝するよう当接面が基材である補
強部を形成するから、成形天井の構成を簡素にすること
がてきるとともに、該成形天井を簡易に製造することか
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は成形天井の斜視図、第2図は車体ルーフに配設さ
れた成形天井の断面図、第3図および第4図は本発明の
成形天井の製造方法による製造工程図、第5図から第7
図は従来例を示しており、第5図は車体ルーフに配設さ
れた従来の成形天井の断面図、第6図および第7図は従
来の成形天井の製造方法による製造工程図である。 10−・・成形天井 11.12・・・補強部 13 +、 14・・・当接面 20・・・補強パネル 21・・・シート状体 30・・・基材 31・・・フェルト状体 2 。 33・・・延出部 40・・・下型 1・・・凸部 50・・・下型 1・・・凹部 60・・・車体ルーフ 70・・・固定用ブラケッ ト 80・・・クリップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体ルーフの車室内面に沿った形状に加工した成形
    天井であって、熱硬化性樹脂を含浸させた可塑性のある
    シート状体の車室内側を向く表面に、熱硬化性樹脂を含
    浸させたフェルト状体を重ね合せてプレスしながら加熱
    し、前記シート状体が熱硬化した補強パネルに、前記フ
    ェルト状体が熱硬化した基材を一体的に積層して成る成
    形天井において、 前記シート状体の車体の前後方向における前端部と後端
    部から、前記フェルト状体の延出部をはみ出させ、該延
    出部をシート状体の裏面に添着し、補強パネルを挟んで
    基材を二重に積層し、車体に接触した際に異音を緩衝す
    るよう当接面が基材である補強部を形成したことを特徴
    とする成形天井。 2 車体ルーフの車室内面に沿った形状であり、補強パ
    ネルに基材を一体的に積層して成る成形天井の製造方法
    において、 前記補強パネルの素材である熱硬化性樹脂を含浸させた
    可塑性のあるシート状体に、基材の素材である熱硬化性
    樹脂を含浸させたフェルト状体を載置し、 前記フェルト状体が、シート状体の一方の面を覆うとと
    もに、シート状体の車体の前後方向における前端部と後
    端部から、フェルト状体の延出部がはみ出るように、フ
    ェルト状体をシート状体の一方の面に重ね合せ、 シート状体の一方の面からはみ出したフェルト状体の延
    出部が、シート状体の他方の面に折り返されるように、
    重ね合わされたフェルト状体とシート状体とを成形型に
    入れ、 前記フェルト状体の延出部がシート状材料の他方の面に
    添い、補強パネルに対して基材が二重に積層し、車体に
    接触した際に異音を緩衝するよう当接面が基材である補
    強部と成るようプレスしながら加熱し、 重ね合わされたフェルト状体とシート状体とを、所定の
    形状に熱硬化させて基材と補強パネルとに変化させつつ
    、相互に一体的に接着積層させることを特徴とする成形
    天井の製造方法。
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