JPS63251209A - 複合成形体の製造方法 - Google Patents

複合成形体の製造方法

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JPS63251209A
JPS63251209A JP62086117A JP8611787A JPS63251209A JP S63251209 A JPS63251209 A JP S63251209A JP 62086117 A JP62086117 A JP 62086117A JP 8611787 A JP8611787 A JP 8611787A JP S63251209 A JPS63251209 A JP S63251209A
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layer
mold
sheet
layer material
molding
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JP62086117A
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Kiyoto Dezuki
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Meiwa Corp
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は第8図例のように、硬質(又は半硬質)の基体
層l、軟質(又は半硬質)の中間クッション材層2、装
飾・表面保護等のための表皮材層3の3層を基体貼合せ
構成層とする複合成形体Aの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば車両用内装部品であるドアトリムボード・フロン
トシートパネル・天井内張り板・ダツシュボード等は一
般に上記のような層構成1・2・3の複合材成形体Aが
利用される。その他、建築用各種内装材、家具、電気器
具外装部材等にも上記のような層構成の複合材成形体が
多く利用されている。
従来、このような複合成形体Aの製造方法としては、各
層一体貼合せ板成形方式と、各層順次貼合せ方式とがあ
る。
各層一体貼合せ板成形方式は、予め各構成層1・2・3
を一体に貼合せ加工した積層平板を素材にしてこれを真
空成形法争圧空成形法・熱プレス成形法・ブレス成形性
等適宜の成形法で所要の立体的形状に成形加工するもの
である。
各層順次貼合せ方式は、基体層1についてその材料を適
宜の手段で所要の形状に成形加工し、その成形基体層l
の表面形状になられせて中間クッション材層2、次いで
表皮材R3を順次に、或は中間クッション材層2と表皮
材層3を予め貼合せ処理したものを貼合せ積層するもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
各層一体貼合せ板成形方式の場合、素材たる積層平板の
成形と同時に、或は脱型後成形体岡囲の不要材料部分(
成形体周囲耳部)を裁断除去(トリミング処理)する、
この加工までで最終製品とするものもあるが、成形品周
縁の裁断端面4に各構成層1・2・3の積層面が露呈し
ているので体裁が悪い、その裁断端面部から表皮層3や
クッション層2の剥離を生じやすい等の理由から、もの
によって上記成形品周囲のトリミング処理後頁にそのト
リミング端面を隠蔽する縁仕上げ処理をして最終製品と
する。
具体的には第9図Ca)に示すように、トリミング処理
した成形体の周囲縁部に別生産のモール材5を取付けて
トリミング端面4を隠蔽して縁仕上げし最終製品とする
を一般とするが、モール材の取付は処理に材料と手間を
要しコスト高となる。又成形体の周囲がモール材5の取
付けで額縁的に縁取られるので形態として好まれないケ
ースも多い。
成形体周囲のトリミング処理により排出されるトリミン
グ廃材の量は実際上かなり多量なもので、その廃材量率
は目的成形体の形状や材料取り等の関係上例えば50%
以上にも及ぶ場合もある。
ところがその廃材は異種材料層の貼合せ体であるからそ
れを再溶融処理等することにより原材料としてリサイク
ル利用することは不能に近く、殆どの場合そのまま廃棄
処分されている。従って材料の利用率が悪くコスト高の
ものにならざるを得す、又産業廃棄物問題、省資源等の
観点からもよろしくない。
素材板たるaR平板の熟成形のための加熱軟化処理に当
り、Jl&層平板の各構成層は互いにその熱的性質を大
きく異にする場合が多いこと、各構成層のa層の結果板
厚が一般に厚味のあるものであること、などから各構成
層の軟化バランスをとりながら積層板全体を良好に熱軟
化処理するには高度の技能が要求され、処理時間も比較
的長くかかり能率が悪い。
この点各層順次積層方式の場合は、基体層1に積層する
表皮材層3、或は中間クッション材層2と表皮材M3の
貼合せシートの外郭形状を第9図(b)或は(C)の2
点鎖線示のように基体層1の外郭形状よりも−回り或は
二回り程度適当に大きく裁断しておき、その層3或は層
2・3の余分延長材料部分3C或は2C・3Cを基体層
1の裏面側へ巻込んで接着剤等で止めることにより成形
体外周縁がモール材なしで隠蔽されて体裁よく美麗に縁
処理できる。又各構成層l・2争3のトリミング廃材は
単層材料(ただし層2・3の貼合せシートの場合は両層
材料の貼合せ物)であり、夫々再溶融処理するなどによ
りリサイクル利用も可能となる。
しかし、この各層順次積層方式は各構*J’!1・2・
3の貼合せが手作業的なものとなり生産性が悪く、又複
雑な凹凸面形状の成形体については中間クッション材層
2・表皮材層3をその複雑凹凸面形状の基体層1面にな
らって各部密着させて美麗に貼合せることが困難となる
か、或は不能となる欠点があり、比較的簡単な形状の物
品を少量製造する場合に限られる。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、このような3
層構成複合成形体についてその外周縁部を第9図(b)
のように表皮材層3の余分延長材料部分3Cの巻込み処
理で体裁よく美麗に仕上げた形態のものを能率的・経済
的に量産することができる手法を提供することを目的と
する。
口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、 対向熱プレス成形型の一方の成形型に表皮材層材料とし
ての材料シートを、その外面側を成形型成形面側にして
該成形面にほぼならわせてセットし、或は該プレス成形
型成形面に真空成形して保持させる第1工程。
その表皮材層材料シートの自由面側の有効成形面領域に
、中間クッション材層材料としての軟質又は半硬質発泡
性樹脂液を流し込み或は該面領域にほぼ対応する外郭形
状に材料取りした中間クッション材層材料としての軟質
又は半硬質のクッション材層材料シートをセットする第
2工程、基体層材料として熱圧硬化型Fa#1層材を用
い、それを成形したとき目的成形体の基体材層外郭形状
にほぼ対応する外郭形状になるように予め材料取りして
前記発泡性樹脂液層の上に、或はクッション材層材料シ
ートの上に、或は他方の成形型に所定に位置合せしてセ
ットする第3工程。
次いで、プレス型を型締めしてプレス型間に上記セット
材料を熱プレス成形して、基体層・中間クッション材層
・表皮材層の3層積層からなる複合成形体を得る第4工
程、 とからなることを特徴とする複合成形体の製造方法 を要旨とする。
〔作 用〕
本発明では基体層材料として熱圧硬化型繊維層材を利用
する。
熱圧硬化型繊維層材は5例えば、廃物となった衣類−麻
袋など各種布類を解繊処理(ぼぐし処理)して得た植物
繊#Iφ動物H&維会化学繊維(合成樹脂繊維)φガラ
3m維(fi機織繊維、各種のくず繊維、木チップ・紙
・砂糖きび・竹等から得た雑繊維質、それ等の混合1a
m等を活用し、該繊維にバインダ剤として適当量のフェ
ノール樹脂・ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂液、塩化ビ
ニル樹脂・ポリプロピレン樹脂・ポリエチレン樹脂等の
熱可塑性樹脂の液・ペース)−粉末・フィルム細片争繊
維・フィラメント等を含浸或は配合混合して板状或はシ
ート状とした、比較的分厚く(例えば50〜80層履)
、只〜1150程度の厚さに圧縮できる低密度のフェル
ト状繊維層材料であり、マット材と通称されている(以
下マット材と記す)。
このマット材を熱プレス(プレス型成形面温度例えば1
50〜250℃、プレス圧例えば20〜50 Kg/c
m2)すると、lIi!!層が高密度に薄肉に圧縮され
ると共に、その圧縮繊維層の各繊維相互が繊維層に含浸
或は配合混合させであるバインダ剤で結着されて強靭な
硬質或は半硬質の実質的に充実な肉質部材となる。バイ
ンダ剤が熱硬化性であればその熱重合化により圧縮!a
維層の各m維相互が結着され全体に硬化体となり、熱可
塑性であればその熱軟化或は熱溶融による活性化で圧1
il繊Mi層相互が結着され、爾後の冷却により全体に
硬化体となる。
例えば車両のドアトリムボード・天井内張り板・インス
トルメントパネルなどの内装材は、上記のようなマット
材を素材にしてそれを熱プレス成形して硬質の成形基体
を製造し、その成形基体に化粧表皮材層、或は中間クッ
ション材層と化粧表皮材層を積層して構成したものも少
なくない。
而して前記第1〜第3工程のように熱プレス成形型に、
表皮材層材料としての材料シート、中間クッション材層
材料としての発泡性樹脂液或は材料シート、基体層材料
としての熱圧硬化型繊維層材を順次にセットして全体を
熱プレス成形処理(第4工程)すると、 ■熱圧硬化型繊維層材は成形型の成形面形状にほぼ対応
して全体に高密度に圧縮されて熱プレス成形される。
(■中間クッション材層材料は、それが発泡性樹脂液で
あるときは熱プレスされた熱圧硬化型繊維層材と表皮材
層材料シートとの間に介在して熱圧作用を受けて重合・
発泡反応を生じ中間クッション材層化すると共に、熱プ
レス成形された熱圧硬化型繊維層材と一体に熱圧接着化
する、中間クッション材層材料がシート材であるときも
熱プレス成形された熱圧硬化型繊維層材と一体に熱圧接
着化する、 ■表皮材層材料シートは成形型の成形面に十分にならっ
て押圧密若して熱プレス成形されると共に、中間クッシ
ョン材層と一体に熱圧接着化する。
これにより熱圧硬化型繰#IN材が基体層として熱プレ
ス成形されると同時に、その外面に中間クッション材層
及び表皮材層が成形!&層された3層構成の複合成形体
が製造される。
尚本発明において熱プレス成形はマット材等の材料を加
熱?tiaで所定に加熱しそれを型にセットしてプレス
成形することも含むものである。
脱型して得られる複合成形体の基体層及び中間クッショ
ン材層の外郭形状は目的成形体の外郭形状に既にほぼ対
応したものであり、それ等についてのトリミング処理を
要せず、表皮材層は有効成形面領域において中間クッシ
ョン材層を介して基体層に一体化していてその外周材料
部分が余分延長材料部として基体層争中間りッシ迩ン材
層の外郭から外方へ張り出している形態のものである。
そこでその表皮材層の外周余分延長材料部を基体層・中
間クッション材層の外郭から適当幅寸法分残してトリミ
ングし、その残した延長材料部分を基体層の裏面側へ巻
込み的に折り返して接着剤や止め具で係止することによ
り基体層及び中間クッション材層の端末が該折り返され
た表皮材層の延長材料部分で隠蔽被覆された美麗な縁仕
上げ形態の複合成形体を容易に得ることができる。
又基体層材料としての熱圧硬化型繊維層材は予め材料取
りするからそのトリミング廃材は該繊維層材単体であり
再活用することができ、又中間クッション材層材料も、
それが発泡性樹脂液の場合は有効成形領域だけに限定的
に使用するから実質的に無駄はなく、又シート材の場合
も予め材料取りするからそのトリミング廃材は該シート
材の単層材料であり再活用することができ、更に表皮材
層材料も上記トリミングで排出される廃材は表皮材層材
の単層材料であるから再活用が可能である。従って材料
無駄を極力排して経済的にこの種の3層構成複合成形体
を量産することが可能となる。
〔実施例〕
第1〜7図は本発明方法の工程説明図である。
図に於て、10・20は熱プレス成形型の下型と上型、
11・21はそれ等の各成形型10・20の肉厚内に埋
設したヒータ(電熱ヒータ・熱媒導入パイプ等)であり
、このヒータにより型10φ20が加熱される。
a、第1工程(第1図(転)争(b))上下型20・1
0の型開き状態において下型10上に表皮材層材料とし
ての材料シート3aをその外面側を成形型成形面側にし
て該成形面にほぼならわせてセットする((a)図)、
或は(b)図のように該下5toの成形面に数多の真空
孔12を形成する等により該下型10に真空成形機能を
具備させ、この下型10の成形面に表皮材層材料シート
3aをその外面側を成形型成形面側にして真空成形して
保持させる。13はシールクランプ、14は真空ポンプ
を示す。
表皮材層材料シート3aは具体的には各種の熱可塑性樹
脂シート・織布・編布・不織布・カーペット・レザーシ
ート・植毛シートなどその他、プレス成形性或は加熱伸
びを有する所望の材料シートであり、単層材料シートに
限らず、複合層シートであってもよい6表皮材層材料シ
ート3aを真空成形により型10に密着保持させる場合
において該材料シート3aに通気性があり、そのために
それ自体真空成形が困難或は不能なものでも1例えば、
その材料シートの裏面側に予め非通気性の熱可塑性樹脂
シート等を裏打ち処理しておくことにより真空成形処理
が可能となる。
b、第2工程(第2図) 型10にセットした表皮材層材料シート3aの自由面側
の有効成形面領域(イ)に中間クッション材層材料どし
ての軟質又は半硬質発泡性樹脂液、例えばウレタン発泡
樹脂液2aを流し込んで所望厚さの層として被着させる
或は、該面領域(イ)の展開外郭形状にほぼ対応する外
郭形状に材料取りした中間クッシ璽ン材層材料としての
軟質又は半硬質のクッション材層材料シート2bを該面
領域(イ)に対応させてセットする。該クッション材層
材料シート2bとしては例えば、塩化ビニル・ポリエチ
レン・ポリプロピレン等の発泡クッションシート、フェ
ルトシート等である。
C1第3工程(第3図) 基体層材料1aとしてのマット材(熱圧硬化型繊維層材
)を目的成形体の基体層外郭形状(展開外郭形状)にほ
ぼ対応する外郭形状に材料取りして前記発泡性樹脂層2
aの上に、或はクッション材層材料シート2bの上に所
定に位置合せしてセットする。
d、第4工程(第4図) 対向する熱プレス型10−20を型締めして両プレス型
間に上記の全セット材料3a・2 a (2b)会1a
を熱プレス成形する。
このプレスにより基体層材料1aとしてのマット材1a
は成形型の成形面形状にほぼ対応して全体に高密度に圧
縮されて熱プレス成形され基体層lとなる。
中間クッション材層材料は、それが発泡性樹脂液2aで
あるときは熱プレス成形されたマット材1 (la)と
表皮材層材料シート3aとの間に介在して熱圧作用を受
けて重合す発泡度広を生じて中間クッション材層2とな
る。この層2は樹脂液の一部が然プレス成形されたマッ
ト材lの層内に進入して又熱圧により一体に接着化する
。中間クッション材層材料がシート材2bであるときも
同様に熟プレス成形されたマット材lと一体に接着化す
る。シート材2bのマット材l側に相応の接着剤を予め
塗布すれば接着効果はより高まる。
表皮材層材料シート3aは成形型の有効成形面に十分に
ならって押圧密着して熱プレス成形されると共に、中間
クッション材層と一体に熱圧接着化する。
かくして基体層材料としてのマット材1aが基体層lと
して熱プレス成形されると同時に、その外面に中間クッ
ション材層?及び表皮材層3が成形植暦された3暦a成
の複合成形体が製造される。
中間クッシ菖ン材層材料が発泡性樹脂液2aであって、
表皮材層材料シート3aがその肉厚内に該樹脂液の浸入
をみるものであるときは表皮材層材料シート3aの裏面
に予め充実肉質の樹脂シートを貼合せ処理しておけばよ
い。
中間クッション材層材料がシート材2bであり、このシ
ート材と表皮材層材料シート3aの相互が熱圧接着性に
乏しい、或は熱圧接着性がないときは、シート2b−3
aの対向面の一方或は両方にホットメルト型樹脂などの
接着剤層を予め形成しておく、或はシート3aに対する
シート2bの重ね合せ時に両者間にホットメルトシート
をはさみ込ませる等の処置をすればよい、又シート材2
bがマット材1aの熱によってつぶれる材質の場合は該
シート材2bの裏面即ちマット材1aと接する側の面に
充実肉質の遮熱シートを予め貼合せておけばよい。
e、成形体の縁処理(第5図) 脱型して得られる成形体は基体層l及び中間クッション
材層2の外郭形状は目的成形体の外郭形状に既にほぼ対
応したものであり、それ等についてのトリミング処理は
要せず、表皮材層3は外周材料部分が余分延長材料部3
Cとして基体層l・中間クッション材層2の外郭から外
方へ張り出している形態のものである。
そこでその表皮材層の外周余分延長材料部3Cは基体層
1・中間クッション材層2の外郭から適当幅寸注文残し
てトリミングC+  Ct  し、その残した延長材料
部3Cを基体層1の裏面側へ2点鎖線示のように巻込み
的に折返して接着剤や止め具で係止することにより基体
層1・中間クッション材層2の外郭端末を表皮材M3の
延長材料部分3Cで隠蔽被覆した美麗な縁仕上げ形態の
複合成形体を容易に得ることができる。
表皮材層3の延長材料部分3Cの巻込みによる成形体端
末処理を要しない場合は表皮材層3の延長材料部分3c
を基体層1・中間クツシラン材層2の外周形状に合わせ
て全部トリミングC2−02すればよい。
上記表皮材層3の延長材料部分3CのトリミングC,−
C,又はC2−C2は型10−20にトリミング刃と刃
受は溝を具備させて材料のプレス成形と同時に行わせる
こともできる。
基体層材料としてのマット材1aは予め所要外郭形状に
材料取りするからそのトリミング廃材は該材料の単層体
であり再活用でき、中間クッション材も、それが発泡性
樹脂液の場合は有効成形領域だけに限定的に使用するか
ら実質的に無駄はなく、シート材の場合も予め所要外郭
形状に材料取りするからそのトリミング廃材は該材料の
単層材であり再活用が可能であり1表皮材層材料もトリ
ミングc、−C,・C2−C2で排出される廃材は単層
材料であるから再活用が可能であり、従って材料無駄が
極力排されて経済的にこの種の成形体を製造できる。
変形工程 (1)マット材1aをセットする第3工程において、第
6図偽)のように、マット材1aは目的成形体の基体層
材lの外郭形状よりも−回り或は二回り程度小さい外郭
形状に材料取りして該マット材1(L’を発泡性樹脂液
層2a上に或はクッション材層材料シート2bの上に所
定に位置合せしてセットし、該マット材1 a’の外周
囲に補填樹脂材t4mを所定量(目的成形体の基体層1
の外郭形状と、上記小さく材料取りしたマット材1aの
熱プレス成形で構成される基体層との外郭形状の差分を
補てんできる量)配置した状態とし、次いで第4工程の
熱プレス成形する(第6図(b))。
補填樹脂材料mは例えば半硬質又は硬質ウレタン発泡性
樹脂液、フェノール、樹脂・尿素樹脂等の熱硬化性樹脂
、ポリプロピレン樹脂・ポリエチレン樹脂等の熱可塑性
樹脂であり、粉末・液状物・ペースト状物赤溶融軟化状
物、熱可塑性樹脂のものは未溶融のロッド状物・粒状物
であってもよい、所望により短繊維材等の増強剤や無機
材等の増量剤を配合したものにすることもできる。
かくして脱型して得られる成形体は、第6図(c)のよ
うにマット材1aの熱プレス成形による基体層lの外周
囲が熱プレス成形された補填樹脂材料maで額縁的に縁
取られて基体Pflの外周縁部が補強された状態となる
と共に、基体層1の外周縁がシャープに造形される。
補填樹脂材料mを硬質ウレタン発泡性樹脂液とした場合
はその配置量がある程度ばらついてもマット材1aの熱
プレス成形により形成される基体層1の外周囲形状が所
定に確実に確保できる。
余分な樹脂液はマット材1(la’)側に吸収される。
また硬質ウレタンによって型入子との併用で成形体の取
付座等剛性のある凹凸形状が成形できる。別の部品を埋
設固定させることもできる。
(2)第7図ら)のように一方のプレス型10側に表皮
材層材料シート3a、中間クッション材層材料2 a 
(2b)をセットし、第7図(b)のように他方のプレ
ス型20側にマット材1a或はマット材1 a’と補填
樹脂材料mをセットし、上記円型10・20を第7図(
C)のように表皮材層材料シート3a・中間クッション
材層材料2 a (2b)をセットした型10が上側に
なるように対向させて熱プレス成形処理するようにする
こともできる。この方法に依れば表皮材層材料シート3
aが織布等の場合、織布面が上型に接することによって
布の立毛の毛倒れ形成を防止することができる。
ハ、発明の効果 以上のように本発明方法に依れば、基体N1・中間クッ
ション材層2拳表皮材層3の3層を基本貼合せ構成層と
する複合成形体Aについて能率的・経済的に、又成形体
の外周縁部を表皮材層3の余分延長材料部分3Cで美麗
に巻込み処理した形態のものも容易に量産することがで
きるもので、所期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) φ(b)、第2図、第3図、第4図、第
5図、第6図(a)+1(b)φ(C)、第7図(、h
) −(b) −(C)は本発明方法の工程説明図、第
8図は3層構成成形体の一例の層構成を示す断面図、第
9図−)・(b)・(c)は夫々端末処理形態例の図。 10−20はプレス型、L*laは基体層又はその層材
料、2φ2a・2bは中間クッション材層又はその層材
料、3Φ3aは表皮材層又はその層材料。 第1図(b) 第2図 a 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向熱プレス成形型(10)・(20)の一方の
    成形型(10)に表皮材層材料としての材料シート(3
    a)を、その外面側を成形型成形面側にして該成形面に
    ほぼならわせてセットし、或は該プレス成形型成形面に
    真空成形して保持させる第1工程、その表皮材層材料シ
    ート(3a)の自由面側の有効成形面領域(イ)に、中
    間クッション材層材料としての軟質又は半硬質発泡性樹
    脂液(2a)を流し込み或は該面領域(イ)にほぼ対応
    する外郭形状に材料取りした中間クッション材層材料と
    しての軟質又は半硬質のクッション材層材料シート(2
    b)をセットする第2工程、 基体層材料として熱圧硬化型繊維層材(1a)を用い、
    それを成形したとき目的成形体の基体材層外郭形状にほ
    ぼ対応する外郭形状になるように予め材料取りして前記
    発泡性樹脂液層(2a)の上に、或はクッション材層材
    料シート(2b)の上に、或は他方の成形型(20)に
    所定に位置合せしてセットする第3工程、 次いで、プレス型(10)・(20)を型締めしてプレ
    ス型間に上記セット材料(3a)・(2a(2b))・
    (1a)を熱プレス成形して、基体層(1)・中間クッ
    ション材層(2)・表皮材層(3)の3層積層からなる
    複合成形体(A)を得る第4工程、 とからなることを特徴とする複合成形体の製造方法。
  2. (2)前記第3工程において、基体層材料としての熱圧
    硬化型繊維層材(1a)は目的成形体の基体材層外郭形
    状よりもある程度小さい外郭形状に材料取りし、該材料
    取りした繊維層材を発泡性樹脂液層(2a)の上に、或
    はクッション材層材料シート(2b)の上に、又は他方
    の成形型に所定に位置合せしてセットし、該繊維層材の
    外周囲に、補填樹脂材料(m)を所定量配置した状態と
    し、次いで第4工程の熱プレス成形を行う、特許請求の
    範囲第1項に記載の複合成形体の製造方法。
  3. (3)中間クッション材層材料としての発泡性樹脂液(
    2a)はウレタン発泡樹脂である、特許請求の範囲第1
    項に記載の複合成形体の製造方法。
  4. (4)表皮層材料をセット或は保持させた成形型(10
    )が上型となるように他方の成形型(20)と対向させ
    てプレス型締めする、特許請求の範囲第(1)項又は第
    (2)項に記載の複合成形体の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755769B1 (en) * 1995-07-27 2002-01-30 Sumitomo Chemical Company Limited Method for producing fiber-reinforced thermoplastic resin molded article laminated with skin material
JP2009000741A (ja) * 2007-05-23 2009-01-08 Mitsuboshi Belting Ltd 熱プレス用クッション材
JP2009101599A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Namba Press Works Co Ltd 成形体部分と一体となるウレタンフォームを成形する方法および成形体
JP2021049682A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 トヨタ紡織株式会社 乗物用内装材の製造方法

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