JPH0297848A - マルチ形空気調和機 - Google Patents

マルチ形空気調和機

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JPH0297848A
JPH0297848A JP63248296A JP24829688A JPH0297848A JP H0297848 A JPH0297848 A JP H0297848A JP 63248296 A JP63248296 A JP 63248296A JP 24829688 A JP24829688 A JP 24829688A JP H0297848 A JPH0297848 A JP H0297848A
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temperature
gas branch
indoor heat
branch pipe
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Mikihiko Kuroda
幹彦 黒田
Tetsuya Hoshino
哲也 星野
Junji Uemura
植村 純次
Masakazu Honda
正和 本多
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は一台の室外ユニットに複数の室内ユニットを
接続して構成するマルチ形空気調和機に関するものであ
る。
(従来の技術) 上記のようなマルチ形空気調和機の従来例としては、例
えば特開昭62−134436号公報記載の装置を挙げ
ることができる。その装置は、室外ユニットに内装した
圧縮機の吐出配管と吸込配管とを四路切換弁に接続し、
さらにこの四路切換弁の一方の接続ボートに順次室外熱
交換器と液管を、また他方の接続ボートにガス管をそれ
ぞれ接続し、そして上記ガス管の先端を4本のガス支管
に、また上記液管の先端を、それぞれ電動膨張弁の介設
された4本の液支管にそれぞれ分岐して、これらのガス
支管と液支管との間に、4台の室内ユニットにそれぞれ
内装されている各室内熱交換器を、連絡配管によって互
いに並列に接続する構成となされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記室外ユニットと各室内ユニットとの接続は
、据付現地で連絡配管の敷設工事を行うことによってな
される訳であるが、このとき、上記ガス支管と液支管と
の対によって構成される室外ユニット側の複数の配管接
続ボートと、各室内ユニットとの接続が誤ってなされた
場合に、その確認作業に多大の労力を要するという問題
が生している。ガス側と源側とでは互いに配管径が異な
るために、これらの間で混同を生ずる恐れはないものの
、ガス側同士、また液側同士は同じ配管径の連絡配管が
用いられることから、室外ユニット側ではいずれの室内
ユニットからの連絡配管であるかを充分にvruyでき
ず、このため、例えば第5図に示しているように、室外
ユニット51の各ガス側ボート52〜54と各法例ポー
ト55〜57との各対からなる3組の接続ボート58.
59.60に、それぞれA室、B室、C室に配置された
各室内ユニット61.62.63の室内熱交換器64.
65.66を接続する際に、据付工事仕様では、図中破
線で示すように、第1の接続ボート58にA室の室内熱
交換器64、第2の接続ボート59にB室の室内熱交換
器65、第3の接続ボート60にC室の室内熱交換器6
6をそれぞれ接続するものであるにもかかわらず、例え
ば図中実線で示しているように、A室の室内熱交換器6
4は、第2接続ボート59のガス側ボート53と第3接
続ボート60の法例ボート57に接続される等の誤配管
を生じるのである。
このような誤配管の状態で、例えばA室の室内ユニット
61の運転スイッチのみをONにして冷房試運転を開始
したときに、室外ユニット側では第1接続ポート58に
通ずる液支管に介設されている電動膨張弁を開弁して運
転がなされるものの、この電動膨張弁を通過した冷媒は
上記の室内ユニット61には供給されないために、A室
での冷風の吹出しが得られず、これにより誤配管を生し
ていることが検知され、この場合には、温度低下を生じ
る他室の室内熱交換器を調べて、液側連絡配管の接続状
態を確認することが必要となる。さらにこの液側連絡配
管を正常な接続状態に修正した後においても、室外ユニ
ット側では第1接続ボートに通ずるガス支管で検出され
る蒸発後の冷媒温度に基づいて上記の電動膨張弁の開度
制御I(過熱度制御)を行うようになされており、この
とき上記のガス支管にはA室からの冷媒の流通がなされ
ないために、上記の過熱度制御が正常に行われず、これ
により例えば低圧異常を生じることとなる。
この結果、いずれのガス支管で温度低下を生しているか
をさらに調べて、ガス側の連絡配管の修正を行うことが
必要となる。このような各室毎の試運転を順次行いなが
ら、室外側と各室内側との運転状態の対応を調べていく
確認作業にはかなりの時間を必要とし、また多人数を必
要とする作業になっている。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、上記のような誤配管に対する確認作業の作業性を向
上し得るマルチ形空気調和機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明のマルチ形空気調和機は、第1図に示す
ように、圧縮機1と、この圧縮機1の吐出側又は吸込側
の一方に接続される室外熱交換器7とを内装すると共に
、上記室外熱交換器7に一端が接続された液管11の他
端を、それぞれ開閉弁23の介設された複数の液支管1
7−1〜17−4に、また上記圧縮機1の吐出側又は吸
込側の他方に一端が接続されるガス管6の他端を複数の
ガス支管19−1〜19−4にそれぞれ分岐して構成し
た室外ユニットXの上記液支管17−1〜17−4とガ
ス支管19−1〜19−4との間に、複数の室内ユニッ
トA−Dの各室内熱交換器22をそれぞれ接続してなる
マルチ形空気調和機であって、上記圧縮機lからの吐出
冷媒を上記室外熱交換器7と室内熱交換器22とに回流
させる冷媒循環サイクル時の上記各室内熱交換器22及
び各ガス支管19−1〜19−4の温度変化をそれぞれ
検出する熱交換器温度検出手段31とガス支管温度検出
手段32とを設けると共に、上記各開閉弁23のいずれ
か一つを開弁して行う上記冷媒循環サイクルで上記各温
度検出手段31.32で温度変化が検出される室内熱交
換器22及びガス支管19−1〜19−4を、上記開弁
された開閉弁23に対応させて表示する接続確認手段4
2を上記室外ユニットXに設けている。
(作用) 上記のマルチ形空気調和機においては、各液支管17−
1〜17−4に介設されている開閉弁23のいずれか一
つを開弁して、例えば圧縮機1からの吐出冷媒を室外熱
交換器7側から室内熱交換器22へと回流させる冷房時
の冷媒循環サイクルで試運転を行う場合に、上記開弁さ
れた開閉弁23が介設されている液支管に接続されてい
る室内熱交換器22及びこの室内熱交換器22に接続さ
れているガス支管を通して冷媒は循環し、したがって冷
媒が流通するこれらの室内熱交換器22及びガス支管の
みに温度低下(暖房時の循環サイクルとする場合には温
度上昇)を生じることから、このような温度変化を生じ
る室内熱交換器22及びガス支管を検出し、上記開弁さ
れた開閉弁23と対応させて表示するようになされてい
る。したがって、上記開閉弁23の開閉を順次切換えて
いくときの上記表示結果から、室内ユニット側での実際
の吹出し状態等を確認することなく全ての配管接続状態
を確認することが可能となるので、誤配管に対する確認
作業が容易となる。
(実施例) 次にこの発明のマルチ形空気調和機の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図には、1台の室外ユニットXに第1〜第4の室内
ユニットA−Dを接続して構成したマルチ形空気調和機
の冷媒回路図を示している。上記室外ユニットXには圧
縮機lが内装されており、この圧縮機lの吐出配管2と
吸込配管3とはそれぞれ四路切換弁4に接続され、この
四路切換弁4にさらに第1ガス管5と第2ガス管6とが
接続されている。上記第1ガス管5には室外熱交換器7
が接続されており、この室外熱交換器7に、第1電動膨
張弁8、受液器9、液閉鎖弁10が順次介設された液管
11がさらに接続されている。なお上記圧縮機1は、そ
の回転速度を制御するためのインバータ12を有するも
のである。また上記吸込配管3にはアキュームレータ1
3が、上記第2ガス管6にはガス閉鎖弁14がそれぞれ
介設される一方、上記室外熱交換器7には室外ファン1
5が付設されている。
上記液管11の先端は、第1〜第4の法例配管接続ポー
1〜16−1〜16−4にそれぞれ接続された第1〜第
4の液支管17−1〜17−4に分岐され、また上記第
2ガス管6の先端は、第1〜第4のガス側配管接続ボー
[B−1〜18−4にそれぞれ接続された第1〜第4の
ガス支管19−1〜19−4に分岐されている。
そして上記各法例配管接続ボー) 16−1〜16−4
とガス側配管接続ボー目8−1〜18−4との間に、そ
れぞれ法例連絡配管20・・20及びガス側連絡配管2
1・・21によって、第1〜第4室内ユニットA−Dに
それぞれ内装されている室内熱交換器(第1室内ユニツ
トAについてのみ図示する)22が互いに並列に接続さ
れている。なお上記各液支管17−1〜17−4にはそ
れぞれ第2電動膨張弁(開閉弁)23・・23が介設さ
れている。また各室内ユニットA−Dは、上記室内熱交
換器22と室内ファン24とによってそれぞれ構成され
ている。
上記構成の空気調和機における冷房運転は、四路切換弁
4を図中実線で示す切換位置に位置させ、圧縮機lから
の吐出冷媒を、凝縮器となる室外熱交換器7から蒸発器
となる各室内熱交換器22・・22へと回流させること
によって行う。このとき、第1電動膨張弁8は全開にし
、各第2電動膨張弁23・・23で冷媒の過熱度制御を
行う。なお冷房停止部屋の室内ユニットに対応する第2
電動膨張弁23は全開にする。上記冷房運転時の過熱度
制御を行うために、各室内熱交換器22の温度を冷媒蒸
発温度として検出するサーミスタ等より成る熱交換器温
度センサ(熱交換器温度検出手段)31が各室内熱交換
器22・・22に取着されると共に、ガス支管19−1
〜19−4の温度を蒸発冷媒の過熱温度として検出する
ガス支管温度センサ(ガス支管温度検出手段)32が各
ガス支管19−1〜19−4に取着されている。また各
室内ユニッl−A〜Dには、さらに、室内温度を検出す
る室温センサ33がそれぞれ配設されている。
一方、暖房運転は、四路切換弁4を図中破線で示す切換
位置に切換え、圧縮機lからの吐出冷媒を、凝縮器とな
る室内熱交換器22から蒸発器となる室外熱交換器7へ
と回流させることによって行う、この場合、蒸発冷媒の
過熱度制御を第1電動膨張弁8で行う、また各第2電動
膨張弁23・・23では、各室内熱交換器22への冷媒
分配量の制御を行うが、これは各室内熱交換器22出口
での凝縮冷媒温度を同一温度となるように上記各第2電
動膨張弁23・・23の開度を制御することによって行
う、なお停止部屋の室内ユニットに対応する第2電動膨
張弁23は所定の停止開度(圧縮機1への液戻りを防止
するため、自然放熱に見合うだけのわずかな量の冷媒を
流し得る開度)にする。上記暖房運転時の過熱度制御を
行うために、室外熱交換器7の温度を冷媒蒸発温度とし
て検出するための室外熱交換器温度センサ34が上記室
外熱交換器7に取着されると共に、蒸発冷媒の過熱温度
を検出するための吸込配管温度センサ35が吸込配管3
に取着されている。また各室内熱交換器22出口での凝
縮冷媒温度を検出するために、液支管温度センサ36・
・36が各液支管17−1〜17−4に取着されている
そして上記装置においては、据付工事終了時の試運転で
、室外ユニットXと各室内ユニットA〜Dを接続する各
連絡配管20.21が正常な接続状態であるか否かを確
認する試運転時の運転制御機能が設けられており、第3
図にその制御ブロック図を示している。同図において、
41は、上記室外ユニットX内に設けられている室外制
御装置であって、この室外制御装置41に、図示しては
いないが、各室内ユニットA−D側で利用者により運転
スイッチがON操作されたときに、前記した冷房運転、
或いは暖房運転を制御する定常時運転制御部が設けられ
、さらに上記の配管接続状態の可否を判別するための試
運転時運転制御部(接続確認手段)42が設けられてい
る。この試運転時運転制御部42には、各室内ユニット
A−Dにそれぞれ配設されている熱交換器温度センサ3
1・・31及び室温センサ33・・33と、各ガス支管
温度センサ32・・32での各検出温度が入力されるよ
うになされており、また上記試運転時運転制御部42に
よって圧縮機1の運転、四路切換弁4の切換え、及び第
1、第2電動膨張弁8.23・・23の開閉制御が行わ
れ、またこの試運転時の上記各温度センサでの検出結果
に基づいて、表示器43に配管接続状態を表示するよう
になされているが、その詳細について第4図の制御フロ
ーチャートを参照して説明する。なお上記表示器43は
、上記室外制御装置41を構成する電気部品が取付けら
れている回路基板に設けられているものである。
上記回路基板にさらに設けられている試運転開始スイッ
チ(図示せず)が据付工事担当者によってON操作され
ることによって、上記試運転時運転制御部42において
第4図の処理が開始される。
まずステップSlでは四路切換弁4をOFFにして前記
した冷房運転時の切換え位置に位置させると共に、第1
電動膨張弁8を全開にする。次いでステップS2におい
て、カウンタビットiを1に初期設定する。そしてステ
ップS3において、4つの第2電動膨張弁のうちの上記
iの値に対応する第2電動膨張弁、ここではiが1であ
るので、第1液支管17−1に介設されている第2電動
膨張弁23を予め設定されている開度まで開弁する。な
おその他の第2電動膨張弁23は全開に維持する。その
後、ステップS4において、所定のインバータ周波数に
て圧縮機lの運転を開始する。これにより、圧縮機1か
らの吐出冷媒が室外熱交換器7側から室内熱交換器22
へと循環する冷房サイクルでの運転が開始される。この
冷房サイクルでは室外熱交換器7で凝縮した高温高圧の
液冷媒が上記開弁された第2電動膨張弁23を通過時に
低温低圧の液冷媒となり、そして上記第1液支管17−
1に流側連絡配管20を介して接続されている室内熱交
換器22に流入して蒸発する。これによりこの室内熱交
換器22は低温の温度状態に変化する。そして蒸発冷媒
は、上記の室内熱交換器22がガス側連絡配管21によ
って接続されているガス支管を介して圧縮機lに返流さ
れる。このとき上記蒸発冷媒が通過するガス支管も低温
の温度状態への変化が生じることとなる。したがって上
記第1液支管17−1にいずれの室内ユニットにおける
室内熱交換器22が接続されているか、またこの室内熱
交換器22はさらにいずれのガス支管に接続されている
かを、上記冷房サイクル運転時に各室内熱交換器、及び
ガス支管のなかで、いずれが温度低下を生じるかを順次
検出してい(ことで判別することができる。
そこで、圧縮機lの運転開始後、ステップS5において
所定の時間経過を待ち、まずステップS6において、後
述する処理で上記第1液支管17−1に接続されている
室内ユニットに対応する数値が格納されることとなる源
側接続配管メモリMe、及びこの室内ユニットが接続さ
れているガス支管に対応する数値が格納されることとな
るガス側接続配管メモリMgをそれぞれリセットし、そ
の後、ステップS7〜Sllの処理で各室内熱交換器2
2の温度変化を、またステップS13〜ステツプS17
の処理で各ガス支管の温度変化を順次判別する。すなわ
ちステップS7においてはカウンタビットnに1を設定
し、次いでステップS8において上記nでの数値に対応
する室内ユニット、この場合には第1室内ユニツトAで
の室温センサ33での検出温度Dalから熱交換器温度
センサ31での検出温度Delを引いた温度差(Dal
 −Del )を第1基準値Tslと比較する。そして
上記温度差がTslよりも大きい場合、すなわち上記の
ように、この第1室内ユニツ)Aにおける室内熱交換器
22を冷媒が循環することによってこの室内熱交換器2
2の温度が室温よりもTs1以上低い状態となっている
場合には、次いでステップS9においてこのときのnの
値を源側接続配管メモリMeに格納してステップS10
に移行する。一方、上記温度差が第1基準値Tslより
も小さい場合、すなわち第1室内ユニツトへの室内熱交
換器22の温度低下のない場合には、上記源側接続配管
メモリMeにnの値を格納することなくステップS10
に移行する。このステップ510では、nに1を加算し
、このn値が4を超えるまでは次のステップSllから
上記ステップS8に戻る処理を行う。したがって上記n
の値が1ずつ増加していく毎に、ステップS8において
、n=2のときには第2室内ユニツトBでの室温センサ
33での検出温度Da2から熱交換器温度センサ31で
の検出温度Dc2を引いた温度差(Da2−Dc2 )
が、またn=3のときに第3室内ユニツトCでの同様な
温度差(Da3−Dc3 )が、そしてn=4のときに
第4室内ユニツトDでの温度差(Da4−Dc4 )が
上記第1基準値Tslと順次比較され、Tslよりも大
きな判別結果が得られた場合に、ステップS9において
そのときのn値が上記源側接続配管メモリMeに格納さ
れる。
上記の各室内熱交換器22の温度変化を順次判別した後
、ステップS12において上記源側接続配管メモリMe
に各室内ユニットA−Dのいずれか一つに対応する数値
が格納されていることを確認し、次いで、上記のステッ
プ37〜ステツプSllと同様の手順にて、各ガス支管
19−1〜19−4の温度状態を順次判別する。すなわ
ちステップS13においてカウンタビットnに1を設定
し、ステップS14において、4本のガス支管19−1
〜19−4にそれぞれ取着されている各ガス支管温度セ
ンサ32・・32での平均温度Dg−から、上記nの数
値に対応するガス支管、n−1のときには第1ガス支管
19−1に取着されているガス支管温度センサ32での
検出温度Dglを引いた温度差を、第2基準値Ts2と
比較し、Ta2よりも大きい場合に、ステップS15に
おいてそのときのnの値をガス側接続配管メモリMgに
格納する。そしてステップS16においてnに1を加算
し、このn値が4を超えるまでは次のステップS17か
らステップS14に戻る処理を行って順次第2ガス支管
19−2、第3ガス支管19−3、第4ガス支管19−
4の温度状態を判別するのである。
そしてステップ818においては上記ガス側接続配管メ
モ1月gに各ガス支管のいずれか一つに対応する数値が
格納されていることを確認し、ステップ519において
、表示器43に、このときのiの値と、上記源側接続配
管メモlJMe及びガス側接続配管メモリMgにそれぞ
れ格納されている数値とを並べて表示する。この表示結
果が、「l、1.1」の場合には第1液支管17−1と
第1ガス支管19−1との間に第1室内ユニツトAが接
続されていることが確認され、また例示のように、「l
、3.2」の表示結果の場合には、第1液支管17−1
と第2ガス支管19−2との間に第3室内ユニツトCが
接続されていることが確認される。
上記の第1液支管17−1への接続状態の確認処理を終
了すると、次いでステップS20においてiに1を加算
し、このiが4を超えるまでは、ステップ521からS
22に移行してこのときのiの値に対応する第2電動膨
張弁23を開弁すると共に、ステップS23においてi
−1に対応するそれまで開弁していた第2電動膨張弁2
3を閉弁して上記ステップS5に戻る処理を行う。した
がって以降は、iが2のときに第2液支管17−2に接
続されている室内ユニットとガス支管の表示が、またl
が3.4のときにそれぞれ第3液支管17−3、第4液
支管17−4に接続されている室内ユニットとガス支管
とが順次表示されることとなる。そして第4液支管17
−4への接続状態の確認処理を終了した段階でステップ
520で1加算されたiの値が、ステップS21におい
て4を超えたことが判別されることによって、運転が停
止される。なお上記ステップS12及びステップ318
において、それぞれ法例接続配管メモリMe、ガス側接
続配管メモリMgに数値が格納されていない場合、或い
は2つ以上の数値が格納されているような場合には、こ
れらのステップからス、チップS24に移行して、例え
ば「l、−1〜」のような検出不能表示を行って運転を
停止することとしている。
上記の試運転での表示結果によって、室外ユニットXへ
の各室内ユニッ1〜A−Dの接続状態を容易に把握する
ことができ、据付は仕様と異なる結果が得られた場合に
は、室外ユニットXへの源側連絡配管20、或いはガス
側連絡配管21の付は換えを行うことで、或いは各第2
電動膨張弁23や各温度センサ31,32.33.36
の信号線接続の付は換えを行うことによって、仕様通り
の接続状態に修正することができる。このように上記に
おいては、従来のような各室内ユニット側での実際の吹
出し状態を調べることなく室外ユニットX側のみで接続
状態の確認や修正が行えるので、作業者数は少なくてよ
く、また短時間で確認し得るので、作業性が従来に比べ
て大幅に改善されたものとなる。また配管状態が仕様通
りである場合には、上記の確認機能は、例えば上記各室
内ユニットにおけるセンサからの信号接続で誤配線が生
していないか、或いは断線等の異常を生していないかを
確認するために用いることもでき、したがって、据付は
時の配管状態のみではなく、その後の配線状態の点検作
業における作業性の向上を図り得るものともなっている
なお上記においては4台の室内ユニットA−Dを接続す
るマルチ形空気調和機を例に挙げて説明したが、その他
の接続台数で構成されるマルチ形空気調和機にもこの発
明を適用することができる。
また上記では、冷房循環サイクルで試運転を行うことと
したが、場合によっては暖房循環サイクルとして室内熱
交換器及びガス支管の温度上昇変化を検出する構成とす
ることも可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明のマルチ形空気調和機においては
、各液支管に介設している開閉弁のいずれか一つを開弁
して運転をしたときに、温度変化を生じる室内熱交換器
及びガス支管が上記開弁した開閉弁に対応して表示され
るので、上記開閉弁の開閉を順次切換えていくことで、
上記表示により全ての配管接続状態の確認が可能であり
、従来のように各室内ユニット側での実際の吹出し状態
等を調べる必要がないので、誤配管に対する確認作業を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図はこの発明
の一実施例におけるマルチ形空気調和機の冷媒回路図、
第3図は上記空気調和機における試運転時の運転制御ブ
ロック図、第4図は上記試運転時での制御フローチャー
ト、第5図は室外ユニットと室内ユニットとの誤配管の
一例を示す模式図である。 l・・・圧縮機、6・・・第2ガス管、7・・・室外熱
交換器、11・・・液管、17−1〜17−4・・・液
支管、19−1〜19−4・・・ガス支管、22・・・
室内熱交換器、23・・・第2電動膨張弁(開閉弁)、
31・・・熱交換器温度センサ(熱交換器温度検出手段
)、32・・・ガス支管温度センサ(ガス支管温度検出
手段)、42・・・試運転時運転制御部(接続確認手段
)、X・・・室外ユニット、A−D・・・室内ユニット
。 第1図 筑3間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、圧縮機(1)と、この圧縮機(1)の吐出側又は吸
    込側の一方に接続される室外熱交換器(7)とを内装す
    ると共に、上記室外熱交換器(7)に一端が接続された
    液管(11)の他端を、それぞれ開閉弁(23)の介設
    された複数の液支管(17−1〜17−4)に、また上
    記圧縮機(1)の吐出側又は吸込側の他方に一端が接続
    されるガス管(6)の他端を複数のガス支管(19−1
    〜19−4)にそれぞれ分岐して構成した室外ユニット
    (X)の上記液支管(17−1〜17−4)とガス支管
    (19−1〜19−4)との間に、複数の室内ユニット
    (A〜D)の各室内熱交換器(22)をそれぞれ接続し
    てなるマルチ形空気調和機であって、上記圧縮機(1)
    からの吐出冷媒を上記室外熱交換器(7)と室内熱交換
    器(22)とに回流させる冷媒循環サイクル時の上記各
    室内熱交換器(22)及び各ガス支管(19−1〜19
    −4)の温度変化をそれぞれ検出する熱交換器温度検出
    手段(31)とガス支管温度検出手段(32)とを設け
    ると共に、上記各開閉弁(23)のいずれか一つを開弁
    して行う上記冷媒循環サイクルで上記各温度検出手段(
    31)(32)で温度変化が検出される室内熱交換器(
    22)及びガス支管(19−1〜19−4)を、上記開
    弁された開閉弁(23)に対応させて表示する接続確認
    手段(42)を上記室外ユニット(X)に設けているこ
    とを特徴とするマルチ形空気調和機。
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