JPH11325538A - マルチ形空気調和機の誤配線検出方法 - Google Patents
マルチ形空気調和機の誤配線検出方法Info
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- JPH11325538A JPH11325538A JP10125602A JP12560298A JPH11325538A JP H11325538 A JPH11325538 A JP H11325538A JP 10125602 A JP10125602 A JP 10125602A JP 12560298 A JP12560298 A JP 12560298A JP H11325538 A JPH11325538 A JP H11325538A
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- indoor unit
- outdoor unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】据え付け工事後の試運転において、信号配線に
誤配線があるかを検出することのできるマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法を提供することを目的とする。 【解決手段】室外機の電動開閉弁を個々に作動させ、室
内機の温度センサで冷媒経路の温度変化を検出し、冷媒
配管と信号配線の一致不一致を判断することによって解
決することができる。
誤配線があるかを検出することのできるマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法を提供することを目的とする。 【解決手段】室外機の電動開閉弁を個々に作動させ、室
内機の温度センサで冷媒経路の温度変化を検出し、冷媒
配管と信号配線の一致不一致を判断することによって解
決することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の室内機と室
外機を接続するマルチ形空気調和機における室内機と室
外機の配管,配線接続の誤配線検出方法に関するもので
ある。
外機を接続するマルチ形空気調和機における室内機と室
外機の配管,配線接続の誤配線検出方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2,図3を参照しながら説明する。ま
ず図3において、マルチ形空気調和機は、1台の室外機
Zに複数の室内機A,Bを接続して構成される(簡単の
ため室内機は2台の場合を示している)。このようなマ
ルチ形空気調和機では、室外機Zと各室内機A,Bとの
間で冷媒を循環させる複数の冷媒配管36A,36B
と、室外機Zと各室内機A,Bとの間で制御用の信号を
行える複数の信号線35A,35Bがそれぞれ対応して
設置される。各冷媒配管36A,36Bは、図2に示す
液配管20A,20Bとガス配管21A,21Bとの対
からなっている。冷房運転は、圧縮機1からの吐出冷媒
が四路切換弁2を通過し、室外熱交換器3,電動開閉弁
5A,5B,室内熱交換器6,アキュムレータ8へと回
流させることによって行う。なお停止中の室内機に対応
する電動開閉弁は全閉にする。
ず図3において、マルチ形空気調和機は、1台の室外機
Zに複数の室内機A,Bを接続して構成される(簡単の
ため室内機は2台の場合を示している)。このようなマ
ルチ形空気調和機では、室外機Zと各室内機A,Bとの
間で冷媒を循環させる複数の冷媒配管36A,36B
と、室外機Zと各室内機A,Bとの間で制御用の信号を
行える複数の信号線35A,35Bがそれぞれ対応して
設置される。各冷媒配管36A,36Bは、図2に示す
液配管20A,20Bとガス配管21A,21Bとの対
からなっている。冷房運転は、圧縮機1からの吐出冷媒
が四路切換弁2を通過し、室外熱交換器3,電動開閉弁
5A,5B,室内熱交換器6,アキュムレータ8へと回
流させることによって行う。なお停止中の室内機に対応
する電動開閉弁は全閉にする。
【0003】据え付け工事終了時の試運転では、図3
(a)に示したように、室外機Zと各室内機A,Bとを
つなぐ信号配線35A,35Bとがそれぞれ正しく対応
して接続されたかどうかを判定する。図3(b)に示す
ように、誤配線により、室内機Aに接続すべき信号配線
35Aが室内機Bに接続され、室内機Bに接続すべき信
号配線35Bが室内機Aに接続される場合があるからで
ある。
(a)に示したように、室外機Zと各室内機A,Bとを
つなぐ信号配線35A,35Bとがそれぞれ正しく対応
して接続されたかどうかを判定する。図3(b)に示す
ように、誤配線により、室内機Aに接続すべき信号配線
35Aが室内機Bに接続され、室内機Bに接続すべき信
号配線35Bが室内機Aに接続される場合があるからで
ある。
【0004】従来は、各室内機A,Bを順次冷房運転モ
ードに設定して動作させ、室外機Z内の各ガス配管21
A,21Bに設けられた温度センサ16A,16Bの出
力に基づいて、いずれのガス配管21A,21Bの温度
が低下するかを検出することにより判定を行っている。
すなわち、まず室内機Aを冷房運転モードに設定して動
作させる。室内機A内の室内ファン7が回り、他の室内
機B内の室内ファン7は回らない。室内機Aに接続すべ
き信号配線35Aが正しく室内機Aに接続されている場
合、その信号線35Aを通して室内機Aから室外機Zに
制御用の信号が伝えられる。この信号を受けて、室外機
Zでは室内機Aに対応する電動開閉弁5Aが開き、他の
室内機Bに対応する電動開閉弁5Bは全閉となる。この
結果、室内機Aに冷媒が流れて、室内機Aに対応するガ
ス配管21Aの温度が低下する。
ードに設定して動作させ、室外機Z内の各ガス配管21
A,21Bに設けられた温度センサ16A,16Bの出
力に基づいて、いずれのガス配管21A,21Bの温度
が低下するかを検出することにより判定を行っている。
すなわち、まず室内機Aを冷房運転モードに設定して動
作させる。室内機A内の室内ファン7が回り、他の室内
機B内の室内ファン7は回らない。室内機Aに接続すべ
き信号配線35Aが正しく室内機Aに接続されている場
合、その信号線35Aを通して室内機Aから室外機Zに
制御用の信号が伝えられる。この信号を受けて、室外機
Zでは室内機Aに対応する電動開閉弁5Aが開き、他の
室内機Bに対応する電動開閉弁5Bは全閉となる。この
結果、室内機Aに冷媒が流れて、室内機Aに対応するガ
ス配管21Aの温度が低下する。
【0005】一方、他の室内機Bには冷媒は流れず、そ
れに対応するガス配管21Bの温度は低下しない。した
がって、ガス配管21Aの温度がガス配管21Bの温度
よりも低下したことを検出することによって、室内機A
に接続すべき信号配線35Aが正しく室内機Aに接続さ
れていると判定することができる。以上のようにして誤
配線の有無を検出することができる。
れに対応するガス配管21Bの温度は低下しない。した
がって、ガス配管21Aの温度がガス配管21Bの温度
よりも低下したことを検出することによって、室内機A
に接続すべき信号配線35Aが正しく室内機Aに接続さ
れていると判定することができる。以上のようにして誤
配線の有無を検出することができる。
【0006】空気調和機の誤配線検出方法として、特開
平7−305879 号公報,特開平8−145396号公報などがあ
る。
平7−305879 号公報,特開平8−145396号公報などがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誤配線検出方法は、各室内機を順次運転させ冷媒経路の
温度低下を検出するため、誤配線の検出に時間がかか
る。また、外気温度が低く、試運転前から冷媒経路の温
度が低下している場合などは、温度低下を温度センサが
確実に検出できず誤判定の可能性があった。さらに誤配
線の有無を知らせる表示方法が明確ではなかった。
誤配線検出方法は、各室内機を順次運転させ冷媒経路の
温度低下を検出するため、誤配線の検出に時間がかか
る。また、外気温度が低く、試運転前から冷媒経路の温
度が低下している場合などは、温度低下を温度センサが
確実に検出できず誤判定の可能性があった。さらに誤配
線の有無を知らせる表示方法が明確ではなかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、短時間で確実に
誤配線の有無を検出でき、さらにその検出結果を表示ラ
ンプに表示することのできるマルチ形空気調和機の誤配
線検出方法を提供することにある。
誤配線の有無を検出でき、さらにその検出結果を表示ラ
ンプに表示することのできるマルチ形空気調和機の誤配
線検出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、
第1の発明のマルチ形空気調和機の誤配線検出方法は、
室内機に温度センサを有し、室外機に電動開閉弁を有す
ると共に、上記電動開閉弁を個々に作動させることので
きる制御を備えた試運転スイッチを設け、上記温度セン
サの検出データを入力し冷媒配管と信号配線とが正しく
接続されたかどうかを判断するマイコンを備え、上記温
度センサでいずれの冷媒経路の温度が変化するかを検出
して、室内機に対応する冷媒経路と信号配線の一致不一
致に基づいて、室内機を作動させず室外機の試運転のみ
で誤配線の有無を判定することを特徴としている。
第1の発明のマルチ形空気調和機の誤配線検出方法は、
室内機に温度センサを有し、室外機に電動開閉弁を有す
ると共に、上記電動開閉弁を個々に作動させることので
きる制御を備えた試運転スイッチを設け、上記温度セン
サの検出データを入力し冷媒配管と信号配線とが正しく
接続されたかどうかを判断するマイコンを備え、上記温
度センサでいずれの冷媒経路の温度が変化するかを検出
して、室内機に対応する冷媒経路と信号配線の一致不一
致に基づいて、室内機を作動させず室外機の試運転のみ
で誤配線の有無を判定することを特徴としている。
【0010】また、第2の発明のマルチ形空気調和機の
誤配線検出方法は、室内機に温度センサを有し、室外機
に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開閉弁を個々に
作動させることのできる制御を備えた試運転スイッチを
設け、上記温度センサの検出データを入力し冷媒配管と
信号配線とが正しく接続されたかどうかを判断するマイ
コンを備え、上記温度センサでいずれの冷媒経路の温度
が変化するかを検出して、室内機に対応する冷媒経路と
信号配線の一致不一致に基づいて、室内機を作動させず
室外機の試運転のみで誤配線の有無を判定し、なおか
つ、冷媒配管,信号配線が接続されていない室内機につ
いては上記誤配線検出を行わないことを特徴としてい
る。
誤配線検出方法は、室内機に温度センサを有し、室外機
に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開閉弁を個々に
作動させることのできる制御を備えた試運転スイッチを
設け、上記温度センサの検出データを入力し冷媒配管と
信号配線とが正しく接続されたかどうかを判断するマイ
コンを備え、上記温度センサでいずれの冷媒経路の温度
が変化するかを検出して、室内機に対応する冷媒経路と
信号配線の一致不一致に基づいて、室内機を作動させず
室外機の試運転のみで誤配線の有無を判定し、なおか
つ、冷媒配管,信号配線が接続されていない室内機につ
いては上記誤配線検出を行わないことを特徴としてい
る。
【0011】また、第3の発明のマルチ形空気調和機の
誤配線検出方法は、室内機に温度センサを有し、室外機
に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開閉弁を個々に
作動させることのできる制御を備えた試運転スイッチを
設け、上記温度センサの検出データを入力し冷媒配管と
信号配線とが正しく接続されたかどうかを判断するマイ
コンを備え、上記温度センサでいずれの冷媒経路の温度
が変化するかを検出して、室内機に対応する冷媒経路と
信号配線の一致不一致に基づいて、室内機を作動させず
室外機の試運転のみで誤配線の有無を判定すると共に、
誤配線の有無を表示ランプに表示させることを特徴とし
ている。
誤配線検出方法は、室内機に温度センサを有し、室外機
に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開閉弁を個々に
作動させることのできる制御を備えた試運転スイッチを
設け、上記温度センサの検出データを入力し冷媒配管と
信号配線とが正しく接続されたかどうかを判断するマイ
コンを備え、上記温度センサでいずれの冷媒経路の温度
が変化するかを検出して、室内機に対応する冷媒経路と
信号配線の一致不一致に基づいて、室内機を作動させず
室外機の試運転のみで誤配線の有無を判定すると共に、
誤配線の有無を表示ランプに表示させることを特徴とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1,図2を参照しながら説明する。
て図1,図2を参照しながら説明する。
【0013】図1に示すように、室外機Zと第1の室内
機A,第2の室内機Bとは、各冷媒配管20A,21
A,20B,21B、信号配線25A,25Bにより接
続されている。
機A,第2の室内機Bとは、各冷媒配管20A,21
A,20B,21B、信号配線25A,25Bにより接
続されている。
【0014】まず、室外機Zに設けられた試運転スイッ
チ30を押す。第1の電動開閉弁5Aが開くと共に圧縮
機1が運転を開始し、圧縮機1の吐出冷媒が四路切換弁
2を通過し、室外熱交換器3,第1の電動開閉弁5A,
室内熱交換器6,アキュムレータ8へと回流する。そし
て室外機Zに接続されている、第1の室内機Aに接続さ
れているはずの信号配線25Aから信号を伝達し、信号
配線25Aが接続されているいずれかの室内機A,Bに
設けられた温度センサ17A,17Bが冷媒経路20
A,20Bの温度を検出する。
チ30を押す。第1の電動開閉弁5Aが開くと共に圧縮
機1が運転を開始し、圧縮機1の吐出冷媒が四路切換弁
2を通過し、室外熱交換器3,第1の電動開閉弁5A,
室内熱交換器6,アキュムレータ8へと回流する。そし
て室外機Zに接続されている、第1の室内機Aに接続さ
れているはずの信号配線25Aから信号を伝達し、信号
配線25Aが接続されているいずれかの室内機A,Bに
設けられた温度センサ17A,17Bが冷媒経路20
A,20Bの温度を検出する。
【0015】第1の室内機Aには、室内ファン7が回っ
ていないので、室内熱交換されない状態の冷媒が回流し
ているわけであるから、温度センサ17Aが設けてある
冷媒経路20Aの温度は急激に低下する。信号配線25
Aが第1の室内機Aに接続されていれば、温度センサ1
7Aが冷媒経路20Aの温度低下を検出し、その検出デ
ータを室外機Zに備えたマイコンに入力し、冷媒配管2
0A,21Bと信号配線25Aが正しく対応して接続さ
れていると判定される。あるいは、温度センサ17Bが
温度の低下を検出した場合、接続配線25Aが第2の室
内機Bに接続されていると判断し誤配線と判定するもの
としてもよい。
ていないので、室内熱交換されない状態の冷媒が回流し
ているわけであるから、温度センサ17Aが設けてある
冷媒経路20Aの温度は急激に低下する。信号配線25
Aが第1の室内機Aに接続されていれば、温度センサ1
7Aが冷媒経路20Aの温度低下を検出し、その検出デ
ータを室外機Zに備えたマイコンに入力し、冷媒配管2
0A,21Bと信号配線25Aが正しく対応して接続さ
れていると判定される。あるいは、温度センサ17Bが
温度の低下を検出した場合、接続配線25Aが第2の室
内機Bに接続されていると判断し誤配線と判定するもの
としてもよい。
【0016】以上のようにして誤配線の有無を容易にか
つ確実に検出できる。また、試運転開始前及び、判定が
終了し、試運転を停止した後、全ての室内機A,Bの室
内ファン7のみを一定時間回すようにしておけば、室内
ファンを回すことにより、冷却された温度センサ17
A,17Bの温度が室温と等温となり安定するので、再
度試運転を行うときなど温度センサの検出がより正確に
行える。
つ確実に検出できる。また、試運転開始前及び、判定が
終了し、試運転を停止した後、全ての室内機A,Bの室
内ファン7のみを一定時間回すようにしておけば、室内
ファンを回すことにより、冷却された温度センサ17
A,17Bの温度が室温と等温となり安定するので、再
度試運転を行うときなど温度センサの検出がより正確に
行える。
【0017】次に、第2の実施例について説明する。
【0018】第1実施例と同様に誤配線検出を行うが、
冷媒配管20A,21A,20B,21B、信号配線2
5A,25Bが室外機Zに接続されていなかった場合、
誤配線検出は行わない。すなわち、例えば室内機Aが室
外機Zに接続されてなく、室内機Bのみ室外機Zに接続
されている場合、第1の電動開閉弁5Aの開閉動作は行
わず、第2の電動開閉弁5Bの開閉動作により誤配線検
出を行う。以上のようにすることにより、より短時間で
誤配線の有無を判定することができる。また、本実施例
では、室内機は2台の場合で説明しているが、室内機を
8台接続可能な室外機に、室内機が4台しか接続されて
いない場合など、より短時間で判定できるため有効であ
る。
冷媒配管20A,21A,20B,21B、信号配線2
5A,25Bが室外機Zに接続されていなかった場合、
誤配線検出は行わない。すなわち、例えば室内機Aが室
外機Zに接続されてなく、室内機Bのみ室外機Zに接続
されている場合、第1の電動開閉弁5Aの開閉動作は行
わず、第2の電動開閉弁5Bの開閉動作により誤配線検
出を行う。以上のようにすることにより、より短時間で
誤配線の有無を判定することができる。また、本実施例
では、室内機は2台の場合で説明しているが、室内機を
8台接続可能な室外機に、室内機が4台しか接続されて
いない場合など、より短時間で判定できるため有効であ
る。
【0019】次に第3の実施例について説明する。
【0020】第1実施例,第2実施例と同様に誤配線検
出を行うが、誤配線検出が終了し、圧縮機1が停止し試
運転が終了した後、室外機Zに設けられた表示ランプ3
1に誤配線検出結果を表示する。表示は、冷媒配管20
A,21A,20B,21Bと信号配線25A,25B
が正しく対応して接続されていると、温度センサ17A,
17Bの検出データからマイコン32が判断した場合に
行う。つまり、誤配線が検出されたときは表示を行わな
い。以上のようにすることにより、各室内機A,Bの誤
配線の有無が明確かつ容易に判断することができる。
出を行うが、誤配線検出が終了し、圧縮機1が停止し試
運転が終了した後、室外機Zに設けられた表示ランプ3
1に誤配線検出結果を表示する。表示は、冷媒配管20
A,21A,20B,21Bと信号配線25A,25B
が正しく対応して接続されていると、温度センサ17A,
17Bの検出データからマイコン32が判断した場合に
行う。つまり、誤配線が検出されたときは表示を行わな
い。以上のようにすることにより、各室内機A,Bの誤
配線の有無が明確かつ容易に判断することができる。
【0021】以上の実施例については、室外機に2台の
室内機を接続した場合について説明してきたが、室内機
を3台以上接続した場合でも、順次電動開閉弁を作動さ
せることにより、接続された全ての室内機の誤配線検出
が可能である。また、以上の実施例については、冷房試
運転について説明してきたが、暖房試運転の場合でも、
温度センサが冷媒経路の温度上昇を検出することによ
り、接続された全ての室内機の誤配線検出が可能であ
る。
室内機を接続した場合について説明してきたが、室内機
を3台以上接続した場合でも、順次電動開閉弁を作動さ
せることにより、接続された全ての室内機の誤配線検出
が可能である。また、以上の実施例については、冷房試
運転について説明してきたが、暖房試運転の場合でも、
温度センサが冷媒経路の温度上昇を検出することによ
り、接続された全ての室内機の誤配線検出が可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上により明らかなように、請求項1,
請求項2に記載のマルチ形空気調和機の誤配線検出方法
は、室内機を運転させず室外機の試運転のみで誤配線の
有無を判定し、さらに信号配線が接続されていない室内
機については誤配線検出動作を省略することにより、短
時間で確実に誤配線の有無が検出できる。
請求項2に記載のマルチ形空気調和機の誤配線検出方法
は、室内機を運転させず室外機の試運転のみで誤配線の
有無を判定し、さらに信号配線が接続されていない室内
機については誤配線検出動作を省略することにより、短
時間で確実に誤配線の有無が検出できる。
【0023】また、請求項3に記載のマルチ形空気調和
機の誤配線検出方法は、誤配線の有無を表示ランプに表
示することにより、冷媒配管と信号配線とが正しく対応
して接続されている室内機、誤配線となっている室内機
が明確かつ容易に判断することができる。
機の誤配線検出方法は、誤配線の有無を表示ランプに表
示することにより、冷媒配管と信号配線とが正しく対応
して接続されている室内機、誤配線となっている室内機
が明確かつ容易に判断することができる。
【図1】本発明の実施例である1台の室外機に2台の室
内機を接続して構成されたマルチ形空気調和機を示す図
である。
内機を接続して構成されたマルチ形空気調和機を示す図
である。
【図2】本発明の実施例である1台の室外機に2台の室
内機を接続して構成されたマルチ形空気調和機のサイク
ル系統を示す図である。
内機を接続して構成されたマルチ形空気調和機のサイク
ル系統を示す図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の実施例であるマル
チ形空気調和機の冷媒配管と信号配線との対応の仕方を
示す図である。
チ形空気調和機の冷媒配管と信号配線との対応の仕方を
示す図である。
1…圧縮機、2…四路切換弁、3…室外熱交換器、4…
室外ファン、5A,5B,5C…電動開閉弁、6…室内
熱交換器、7…室内ファン、8…アキュムレータ、17
A,17B…温度センサ、20A,20B,21A,2
1B…冷媒配管、25A,25B…信号配線、30…試
運転スイッチ、31…表示ランプ、32…マイコン、
A,B…室内機、Z…室外機。
室外ファン、5A,5B,5C…電動開閉弁、6…室内
熱交換器、7…室内ファン、8…アキュムレータ、17
A,17B…温度センサ、20A,20B,21A,2
1B…冷媒配管、25A,25B…信号配線、30…試
運転スイッチ、31…表示ランプ、32…マイコン、
A,B…室内機、Z…室外機。
Claims (3)
- 【請求項1】複数の室内機と室外機との間に接続され、
上記室内機に対応する冷媒経路の一部をなす冷媒配管
と、制御用の信号を伝える信号配線とがそれぞれ正しく
対応して接続されたかどうかを判定するマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法であって、室内機に温度センサを
有し、室外機に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開
閉弁を個々に作動させることのできる制御を備えた試運
転スイッチを設け、上記温度センサの検出データを入力
し冷媒配管と信号配線とが正しく接続されたかどうかを
判断するマイコンを備え、冷媒経路の温度が変化したか
を上記温度センサで検出し、上記マイコンに検出データ
を入力し、室内機を作動させず室外機の試運転のみで誤
配線の有無を判定することを特徴とするマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法。 - 【請求項2】複数の室内機と室外機との間に接続され、
上記室内機に対応する冷媒経路の一部をなす冷媒配管
と、制御用の信号を伝える信号配線とがそれぞれ正しく
対応して接続されたかどうかを判定するマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法であって、室内機に温度センサを
有し、室外機に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開
閉弁を個々に作動させることのできる制御を備えた試運
転スイッチを設け、上記温度センサの検出データを入力
し冷媒配管と信号配線とが正しく接続されたかどうかを
判断するマイコンを備え、冷媒経路の温度が変化したか
を上記温度センサで検出し、上記マイコンに検出データ
を入力し、室内機を作動させず室外機の試運転のみで誤
配線の有無を判定し、なおかつ信号配線が接続されてい
ない室内機については上記誤配線検出を行わないことを
特徴とするマルチ形空気調和機の誤配線検出方法。 - 【請求項3】複数の室内機と室外機との間に接続され、
上記室内機に対応する冷媒経路の一部をなす冷媒配管
と、制御用の信号を伝える信号配線とがそれぞれ正しく
対応して接続されたかどうかを判定するマルチ形空気調
和機の誤配線検出方法であって、室内機に温度センサを
有し、室外機に電動開閉弁を有すると共に、上記電動開
閉弁を個々に作動させることのできる制御を備えた試運
転スイッチを設け、上記温度センサの検出データを入力
し冷媒配管と信号配線とが正しく接続されたかどうかを
判断するマイコンを備え、冷媒経路の温度が変化したか
を上記温度センサで検出し、上記マイコンに検出データ
を入力し、室内機を作動させず室外機の試運転のみで誤
配線の有無を判定し、判定結果を表示ランプ表示させる
ことを特徴とするマルチ形空気調和機の誤配線検出方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125602A JPH11325538A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | マルチ形空気調和機の誤配線検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10125602A JPH11325538A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | マルチ形空気調和機の誤配線検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325538A true JPH11325538A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14914201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10125602A Pending JPH11325538A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | マルチ形空気調和機の誤配線検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH11325538A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001215037A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Ryobi Ltd | 空調システムおよびその運転制御方法 |
JP2002243240A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
JP2012017886A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Fujitsu General Ltd | マルチ型空気調和機 |
CN111289818A (zh) * | 2020-02-21 | 2020-06-16 | 海信(山东)空调有限公司 | 空调室外机检测系统及方法 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP10125602A patent/JPH11325538A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001215037A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Ryobi Ltd | 空調システムおよびその運転制御方法 |
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