JPH029611A - 芯入り熱可塑性樹脂製階段マットの製造方法 - Google Patents

芯入り熱可塑性樹脂製階段マットの製造方法

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JPH029611A
JPH029611A JP16155688A JP16155688A JPH029611A JP H029611 A JPH029611 A JP H029611A JP 16155688 A JP16155688 A JP 16155688A JP 16155688 A JP16155688 A JP 16155688A JP H029611 A JPH029611 A JP H029611A
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JP
Japan
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core material
thermoplastic resin
mold
reinforcing core
perforations
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JP16155688A
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JPH0569691B2 (ja
Inventor
Masanao Fujiwara
藤原 正直
Kenichi Ueda
植田 賢一
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Daikyo Inc
Original Assignee
Daikyo Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は芯入り熱可塑性樹脂成形品の製造方法、製造金
型および熱可塑性樹脂成形品に関するものである。
(従来技術とその問題点) 第9図に示すように、屋外階段のタラップとしては両側
ササラ桁Sに渡って配設する鋼製段板F上面に滑り止め
、消音効果等を付与するため、合成樹脂マットMをボル
ト等を用いて張り付けるようにしているが、熱膨張差に
より鋼製段板Fと樹脂マットMとの間に間隙が生じ、消
音効果が減退したり、雨水が侵入して錆の原因となって
いる。
また、階段施工後、マットMを取り付は施工しているた
め、施工が2工程と手数がかかるという問題点がある。
他方、踏板としてPC板を用いる場合、コンクリートと
の複合強度をもたせるために、芯材として鉄筋を内装す
ることが行なわれている(実開昭59−69345号お
よび実開昭61−117823号参照)が、強度は充分
であってちW!1物であるため、取り扱いにくいという
問題がある。
(発明の課題) 本発明は上記従来の問題点に鑑み、鋼製段板等を芯材と
してマット内にサンドイッチ形態に内装した製品に代表
される芯入り合成樹脂成形品を提供することを課題とす
るものである。
(課題解決のための手段) 本発明は上記課題を解決するため、複数の穿孔を有する
補強芯材を内装した熱可塑性樹脂成形品を製造するにあ
たり、 (a)下型内に半熔融状態の熱可塑性樹脂を投入する工
程と、 (b)下型に設けられた複数の保持ピン上に複数の穿孔
を介して補強用芯材を載置する工程と、(c)上記芯材
上に半熔融状態の熱可塑性樹脂を投入する工程と、 (d)上型を用いて所定の圧力で加圧して、芯を表裏か
ら熱可塑性樹脂にてサンドイッチ成形する工程とからな
る芯入り熱可塑性樹脂成形品の製造方法を提供するもの
である。
上記製造方法を実施するにあたっては、上型と下型から
なり、該上型を下型にプレスして加圧成形する金型を用
いるのが好ましく、 上記下型に型面からプレス方向に突出する複数個の保持
ピンを設け、該保持ピンを型面より突出方向に付勢して
摺動可能J、:I成するのが有利である。
上記製造方法および金型を用いると、複数の穿孔を有す
る補強芯材の上下面に熱可塑性樹脂を加圧成形してサン
ドイッチ形態に内装した熱可塑性成形品には上記補強芯
材の穿孔に連続する位置の、下型側に大径をなす一方、
上型側に小径をなす段付穴を形成することが容易であり
、この役付穴を介してボルト・ナツト連結が容易となる
以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づき、詳細に
説明する。
(実施例) 第1図は本発明に係る熱可塑性樹脂成形品の一例である
鉄芯入り階段マットlの斜視図で、内部には第2図に示
す補強芯材として鉄芯2が内装されている。該芯材の表
面には均等に広がって多数の穿孔2!が形成されており
、該芯材2の周囲には合成樹脂層11がサンドイッチ形
態に形成されているため、第3図に示すように、鉄芯2
の上下面のほぼ全体にわたる熱可塑性樹脂、fillは
上記穿孔21を介して連結し、鉄補強芯材2への接着強
度が保証されている。他方、第4図に示すように、上記
鉄補強芯材2の両側部の穿孔21.21に連続する位置
には、上面側には大径をなし、下面側には小径をなす段
付穴22.22が形成されており、該役付穴22に大径
から挿入されるボルトBを介してササラ桁3の取り付は
フランジ31に固定されるようになっている。
上記鉄補強芯材入り階段マットはっぎのようにして製造
される。
加圧成型金型としては、第5図および第6図に型開状態
と型閉状態を示す金型を用いる。該金型4は上型41お
よび下型42とからなり、複数の穿孔21を有する補強
芯材2の上下面に熱可塑性樹脂層11.11をサンドイ
ッチ形態に加圧成形する加圧成形する金型であって、 上記下型42に上記補強芯材2のボルト取り付は位置に
相当する4隅に、型面からプレス方向に突出し、先端部
に小径部51と大径部52とを有する複数個の保持ピン
5を設け、補強芯材2の4隅に位置する穿孔21に対し
て小径部51を挿入して補強芯材を載置保持するように
なっている(第5図参照)。かかる保持ピン5は、下型
42の下方のケース43内に収納されたスプリング44
により型面より突出方向に付勢され、上型41のプレス
動作に伴って摺動可能に構成されており、第5図の型開
位置から上型41を下方に押圧すると、保持ピン5もか
かる上型4Iの下方押圧動作に伴って下型42内に後退
するようになっている。
したがって、第7図■に示すように、Ca)下型42内
に半熔融状態の熱可塑性樹脂W(ここでは高密度ポリエ
チレン、中密度ポリエチレンおよびゴム粉末のブレンド
品を用いた。)を投入し、次いで、第7図■に示すよう
に、(b)下型42に設けられた複数の保持ピン5上に
複数の穿孔21を介して補強芯材2を載置し、 更に、第7図■に示すように、(c)上記補強芯材2上
に半熔融状態の熱可塑性樹脂Wを投入し、(d)上型4
!を用いて所定の圧力で加圧して、補強芯材2を表裏か
ら熱可塑性樹脂Wにてサンドイッチ形態に成形すると、
保持ピン5が挿入されている補強芯材2の穿孔21回り
は第8図に示すように、穿孔2■の上下に連続して保持
ピン5の大径部52と小径部5!に相当する段付穴22
が形成され、第1図に示す鉄芯入り階段マットが製造さ
れることになる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、複数の
穿孔を有する補強芯材を内装した熱可塑性樹脂成形品を
製造するにあたり、 下型に設けられた複数の保持ピン上に複数の穿孔を介し
て補強用芯材を載置して上記芯材上下面に半熔融状態の
熱可塑性樹脂を上型を用いてサンドイッチ成形して芯入
り熱可塑性樹脂成形品を製造することができるので、 たとえば、かかる方法を利用して上面に滑り止め、消音
効果等を付与した芯入り合成樹脂成形のタラップ板を提
供することができ、従来のように熱膨張差により鋼製段
板と樹脂マットとの間に間隙が生じ、消音効果が減退し
たり、雨水が侵入して鯖が発生したりすることがなく、
また、階段施工も簡単となる。
さらに、本発明の金型によれば、上記製造方法を実施す
るにあたり、 上記下型に型面からプレス方向に突出する複数個の保持
ピンを設け、該保持ピンを型面より突出方向に付勢して
摺動可能に構成したので、サンドイッチ形態に内装する
補強芯材の保持を熱可塑性樹脂の加圧成形に支障を与え
ず、行わせることができる。
なお、上記製造方法による芯入り熱可塑性樹脂成形品は
補強芯材に設けられた穿孔を介して表裏面の熱可塑性樹
脂層が連続しているので、内装した。補強芯材に対して
優れた接着強度を有するが、上記補強芯材の固定位置の
、その穿孔に連続する位置において、下型側に大径をな
す一方、上型側に小径をなす段付穴を形成することが容
易であり、この段付穴を介してボルト・ナツト連結が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱可塑性樹脂成形品の一例である
鉄芯入り階段マットの取り付は態様を示す斜視図で、第
2図はその補強芯材の斜視図、第3図および第4図は第
1図の■−■線および■−■線断面図、第5図は本発明
に係る金型の開放状態の要部を示す断面図、第6図は第
5図の金型を閉鎖した状態の断面図、第7図■〜■は本
発明の製造工程を示す断面説明図、第8図は第7図■の
要部を示す拡大断面図、第9図は従来の屋外階段タラッ
プの構成を示す斜視図である。 !・・・芯入り熱可塑性樹脂、2・・・補強芯材、11
・・・熱可塑性樹脂層、2K・・・穿孔22・・・段付
穴、4ト・・上型 42・・・下型、5・・・保持ピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の穿孔を有する補強芯材を内装した熱可塑性樹
    脂成形品を製造する方法であって、(a)下型内に半熔
    融状態の熱可塑性樹脂を投入する工程と、 (b)下型に設けられた複数の保持ピン上に複数の穿孔
    を介して補強芯材を載置する工程と、 (c)上記芯材上に半熔融状態の熱可塑性樹脂を投入す
    る工程と、 (d)上型を用いて所定の圧力で加圧して、補強芯材を
    上下面から熱可塑性樹脂にてサンドイッチ成形する工程
    とからなることを特徴とする芯入り熱可塑性樹脂成形品
    の製造方法。 2、上型および下型を用い、複数の穿孔を有する補強芯
    材の上下面に熱可塑性樹脂をサンドイッチ形態に加圧成
    形する金型であって、 上記下型に型面からプレス方向に突出し、補強芯材の穿
    孔を介して補強芯材を載置保持する複数個の保持ピンを
    設け、該保持ピンを型面より突出方向に付勢して上記上
    型のプレス動作に伴って摺動可能に構成してなることを
    特徴とする芯入り熱可塑性成形品の加圧成形金型の構造
    。 3、複数の穿孔を有する補強芯材の上下面に熱可塑性樹
    脂を加圧成形して上記補強芯材をサンドイッチ形態に内
    装した熱可塑性成形品であって、上記芯材の穿孔に連続
    する位置の、1側に大径をなす一方、他側に小径をなす
    段付穴を形成してなることを特徴とする芯入り熱可塑性
    樹脂成形品。
JP16155688A 1988-06-28 1988-06-28 芯入り熱可塑性樹脂製階段マットの製造方法 Granted JPH029611A (ja)

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JPH0569691B2 JPH0569691B2 (ja) 1993-10-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127927A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Toyota Motor Corp 建物及びその建築方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555817A (en) * 1978-10-19 1980-04-24 Tatsuo Fukuoka Molding die for synthetic resin
JPS6122915A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂のプレス成形方法

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