JPH0621487B2 - パネル材およびその製造方法 - Google Patents

パネル材およびその製造方法

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JPH0621487B2
JPH0621487B2 JP62033413A JP3341387A JPH0621487B2 JP H0621487 B2 JPH0621487 B2 JP H0621487B2 JP 62033413 A JP62033413 A JP 62033413A JP 3341387 A JP3341387 A JP 3341387A JP H0621487 B2 JPH0621487 B2 JP H0621487B2
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Japan
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resin
panel
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honeycomb structure
frame
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日雄 木下
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、間仕切り材や冷蔵庫の壁材、或は屋根材、
ボードの様な建築材料等に用いるためのパネル材に関す
るものである。
[従来の技術] 冷蔵庫の壁材等に用いられるパネル材としては、従来か
ら種々の形式のものがあるが、その代表的なものは第2
図および第3図に示される通りである。
第2図に示されるパネル材1は、金属薄板等から成る表
面材2と、側部に配置される枠材3と、表面材2および
枠材3により囲まれている空間に注入されて固化された
発泡樹脂4とから構成されている。
第3図のパネル材5は、第2図の構成に更に、ハニカム
構造の心材6を表面材2の間に介設して、強度を増すよ
うにしたものである。尚、本明細書でハニカム構造と
は、蜂の巣状のものだけでなく、所謂ロールコア等も含
む概念である。
しかしながら、これらのパネル材1、5は以下に示す問
題点を有している。
[発明が解決しようとする問題点] 第2図のパネル材1には強度上の問題があり、例えば、
表面材2の一点に力を加えると、その部分が簡単にへこ
んでしまう。また、表面材2と発泡樹脂4の種類によっ
ては相互の接着が不十分となり、表面材2が剥がれ易
い、という問題点もある。
第3図に示されるパネル材5は、強度の点では優れてい
るものゝ、心材6における各小室7に発泡樹脂4を隙間
なく充填する必要があるので、その製造に非常に手間が
掛かる、という問題点があった。
この発明の目的はかゝる問題点を解決することにある。
[問題点を解決するための手段] この発明によるパネル材は、一定の間隔を置いて互いに
平行に配置された2枚の表面材と、前記表面材の相対す
る縁部間に取り付けられた枠材と、前記表面材の少なく
とも一方の内側の面に接着されると共に、厚さが前記表
面材間の間隔の半分より小さいハニカム構造の補強材
と、前記表面材および前記枠材により形成された箱体に
よって囲まれた空間に注入され固化された熱可塑性の発
泡樹脂とから成り、表面材と一体に成ったハニカム構造
の補強材がアンカーとして作用して補強材と発泡樹脂を
一体的に固着強化して成ることを特徴としている。
また、この様なパネル材を製造する方法は、2枚の表面
材のうち少なくとも一方の片面に厚さが表面材間の間隔
の半分よりも小さいハニカム構造の補強材を接着し、前
記補強材が内側と成るように2枚の表面材を所定の間隔
で平行に配置し、前記表面材の相対する縁部間に枠材を
取り付けて箱体を形成し、前記枠材の少なくとも1箇所
から前記箱体内に熱可塑性の発泡樹脂を注入して固化す
ることから成ることを特徴としている。
[作用] この発明に依れば、表面材にハニカム構造の補強材が取
付けられるので、強度が増すと共に、補強材が発泡樹脂
のアンカーとしても機能する。また、補強材は表面材間
全体に亙って配置されるわけではないので、発泡樹脂の
注入も容易に行うことができる。
[実施例] 以下、図面と共にこの発明に従ったパネル材およびその
製造方法の好適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来構成と同一または相当部分には同一符号を用い
ることゝする。
第1図に示される様に、この発明のパネル材10は、従
来と同様に、金属薄板等から成る2枚の表面材2と、表
面材2の相対する縁部間に取付けられた枠材3と、それ
らの間に注入、固化された熱可塑性の発泡樹脂4とを具
備している。また、各表面材2の内側の面には、ハニカ
ム構造の補強材11が接着されている。尚、補強材11
の間には一定の間隔が置かれている。
この様な構成のパネル材10を製造する場合には、先
ず、表面材2の内側となる面に補強材11を接着する。
次いで、2枚の表面材2を所望の間隔で平行に配置し、
枠材3を縁部間に取付けて箱体を形成する。こゝで、枠
材3に設けられている少なくとも1つの樹脂注入孔12
から溶融している発泡樹脂4を注入すると、補強材11
における各小室13にも隙間なく発泡樹脂4が行き渡
り、発泡樹脂4が固化したところでパネル材10が完成
する。
上記実施例においては、表面材2の両方に補強材11を
接着することゝしているが、場合によってはそのいずれ
か一方だけとしても良い。
[発明の効果] 以上の様にして造られたパネル材は、熱可塑性樹脂等の
様に樹脂自体では固まらずにバラバラに成ってしまう発
泡樹脂を、ハニカム構造の補強材によって、発泡樹脂の
接着面積が増し、補強材がアンカーとして機能し、表面
材が剥がれ難くなる。また、外力が表面材に加わって
も、その力がハニカム構造の補強材により分散されるの
で、パネル材の衝撃強度および圧縮強度が増大する。更
に、補強材における小室の片側が開いた状態と成ってい
るので、発泡樹脂を枠板の1箇所から注入するだけで、
発泡樹脂を補強材の小室に確実に充填でき、表面材の剥
離し難くい高強度のパネル材を簡単に製造することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従ったパネル材の一実施例を示す概
略説明図、第2図および第3図は、夫々従来のパネル材
を示す概略説明図である。 図中、 1、5、10……パネル材 2……表面材 3……枠材 4……発泡樹脂 6……心材 7、13……小室 11……補強材 12……樹脂注入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の間隔を置いて互いに平行に配置され
    た2枚の表面材と、前記表面材の相対する縁部間に取り
    付けられた枠材と、前記表面材の少なくとも一方の内側
    の面に接着されると共に、厚さが前記表面材間の間隔の
    半分より小さいハニカム構造の補強材と、前記表面材お
    よび前記枠材により形成された箱体によって囲まれた空
    間に注入され固化された熱可塑性の発泡樹脂とから成る
    ことを特徴とするパネル材。
  2. 【請求項2】2枚の表面材のうち少なくとも一方の片面
    に厚さが表面材間の間隔の半分よりも小さいハニカム構
    造の補強材を接着し、前記補強材が内側と成るように2
    枚の表面材を所定の間隔で平行に配置し、前記表面材の
    相対する縁部間に枠材を取り付けて箱体を形成し、前記
    枠材の少なくとも1箇所から前記箱体内に熱可塑性の発
    泡樹脂を注入して固化することから成ることを特徴とす
    るパネル材の製造方法。
JP62033413A 1987-02-18 1987-02-18 パネル材およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0621487B2 (ja)

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JPS63201242A JPS63201242A (ja) 1988-08-19
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