JPH058211A - 無機質建材用プレス型板の製造方法 - Google Patents

無機質建材用プレス型板の製造方法

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Publication number
JPH058211A
JPH058211A JP3189288A JP18928891A JPH058211A JP H058211 A JPH058211 A JP H058211A JP 3189288 A JP3189288 A JP 3189288A JP 18928891 A JP18928891 A JP 18928891A JP H058211 A JPH058211 A JP H058211A
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JP
Japan
Prior art keywords
template
resin
building material
surface area
steel plate
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Pending
Application number
JP3189288A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Serikawa
宏 芹川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホットライフの短い樹脂であっても広大な面
積の型板を同一鋼板の上に成形する方法を得ることを目
的とする。 【構成】 多数の貫通孔2A…2Aが設けられた鋼板2
の表面に、表面に反転した凹凸模様を有する母型1を配
置して樹脂3を充填して型を成形する作業を順次平行移
動させつつ行い、この移動により広大な面積の型板4を
成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は無機質建材用プレス型
板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用板材として繊維補強セメン
トよりなる板材が非常に広く使用されている。この種壁
板は同一材質、同一形状のものが大量生産可能で、しか
も木材等の天然資源を消費しないので資源対策上も非常
に有利である利点を有する。しかし、これら無機質建築
用板はそのままであると地色が灰黒〜灰白色をなし意匠
性が乏しいことより表面に塗装を行いあるいはさらに凹
凸模様を付して種々意匠性を付与することが行われる。
【0003】ところで、無機質板への凹凸模様は、未硬
化の段階の成形板表面に凹凸模様付けプレス板を押圧接
触させ、これにより付することが行われる場合がある。
このプレス盤としては、従来鉄板製、アルミ製などの金
属製のものが主流であったが、非常に高価となるのと製
造が容易でないことより母型に流入して硬化させれば成
形することのできる樹脂製のものが使用されている。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記樹脂製の型は
成形する段階で樹脂のホットライフの制約より一時に広
い表面積の型板を成形するのが困難で、このため大きな
壁板等の表面に凹凸模様を付する場合は、狭い表面積の
型板を平行移動させつつ何回も押圧しもって広大な面積
全体の凹凸模様を付することが行われ非常に生産性が悪
い欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、ホットライフの短い樹脂であっても広大な面積
の型板を同一鋼板の上に成形する方法を提供することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の無機質
建材用プレス型板の製造方法は、凹凸模様の母型表面
に、該母型表面積より大きい表面積とされ、かつ多数の
貫通孔が設けられた鋼板を樹脂層の厚さ分だけ隔てて配
置し、該配置状態のまま前記母型と前記鋼板との間およ
び前記貫通孔内に樹脂を充填して硬化させ型板を成形
し、次いで前記母型をその幅分だけ平行移動し、連続し
た状態の型板を前記と同様にして成形していくことを特
徴とするものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。図1はこ
の発明の実施状態を示す断面図である。
【0008】この発明の無機質建材用プレス型板の製造
方法は、シリコン樹脂製などとされた凹凸模様の母型1
表面に、この母型1表面積より大きい表面積とされ、か
つ多数の貫通孔2A…2Aが設けられた鋼板2を樹脂層
3の厚さ分だけ隔てて配置し、この配置状態のまま母型
1と鋼板2との間及び貫通孔2A…2A内に樹脂を充填
して硬化させ部分型板4を成形し、次いで母型1をその
幅分だけ点線で示すように鋼板2に沿って平行移動し、
連続した状態の型板4を前記と同様にして成形していく
ことから構成されている。
【0009】なお上記において樹脂としては型板として
使用した際、繰り返し圧縮荷重に対しても耐える強度を
有する樹脂が使用され、例えばウレタン系樹脂が使用さ
れる。
【0010】また、上記実施例における鋼板2に形成さ
れる貫通孔2A…2Aは樹脂層3と鋼板2との密着性を
高めるために設けられるものであって、この貫通孔2A
…2Aの断面形状は図2に示すように皿孔形状の他、図
3に示すように内面にねじ状の凹凸を形成したものであ
っても良い。要は貫通孔2A…2A内に注入された樹脂
3が容易に脱出しない形状とされていれば良い。
【0011】
【作用】この発明の無機質建材用プレス型板の製造方法
によれば、鋼板2に対し母型1を次々に平行移動させて
いけば一つの母型1で広大な面積の型板4が成形可能で
あり、またホットライフの短い樹脂ほど、この移動サイ
クル時間が短縮されるので成形がより効率的となるので
ある。
【0012】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、広大な
表面積を有する型板であっても、小さな表面積の母型で
成形可能となり、しかも樹脂のホットライフの短いもの
ほど効率が良くなる利点を有する。また、この発明の方
法で得た型板4は鋼板2で補強されているので強度に優
れ、また鋼板2を介してしっかりとプレス盤に取付可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部拡大断面図である。
【図2】他の実施例の要部拡大断面図である。
【図3】実施例の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 母型 2 鋼板 2A 貫通孔 3 樹脂層 4 型板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 凹凸模様の母型表面に、該母型表面積よ
    り大きい表面積とされ、かつ多数の貫通孔が設けられた
    鋼板を樹脂層の厚さ分だけ隔てて配置し、該配置状態の
    まま前記母型と前記鋼板との間及び前記貫通孔内に樹脂
    を充填して硬化させ型板を成形し、次いで前記母型をそ
    の幅分だけ平行移動し、連続した状態の型板を前記と同
    様にして成形していくことを特徴とする無機質建材用プ
    レス型板の製造方法。
JP3189288A 1991-07-02 1991-07-02 無機質建材用プレス型板の製造方法 Pending JPH058211A (ja)

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