JPH0647724A - コンクリート建材の製造方法 - Google Patents

コンクリート建材の製造方法

Info

Publication number
JPH0647724A
JPH0647724A JP17079792A JP17079792A JPH0647724A JP H0647724 A JPH0647724 A JP H0647724A JP 17079792 A JP17079792 A JP 17079792A JP 17079792 A JP17079792 A JP 17079792A JP H0647724 A JPH0647724 A JP H0647724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
partition plate
panel
building material
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17079792A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Watanabe
聡 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP17079792A priority Critical patent/JPH0647724A/ja
Publication of JPH0647724A publication Critical patent/JPH0647724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建材及び模様付き建材の生産性を高めること
ができるコンクリート建材の製造方法を提供する。 【構成】 成形用型枠11内に打設されたコンクリートス
ラリー23中に外壁用及び内壁用の模様面17,18 が形成さ
れた仕切り板12を配置し、コンクリートスラリー23を硬
化させた後、成形されたコンクリートブロック24中の仕
切り板12を取り外すことにより、コンクリートブロック
24を分割して両面に模様面17,18 を有する複数のパネル
25を製造する。この後、パネル25にオートクレーブ養生
を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート建材の製
造方法に関し、例えばオートクレーブ養生気泡コンクリ
ートパネルの製造に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、建材としてオートクレーブ養生気泡
コンクリートパネルが使用されるようになってきてい
る。このようなオートクレーブ養生気泡コンクリートパ
ネルパネルは、セメントとケイ砂を主原料とし、気泡が
混入されたコンクリートスラリーを配筋材が配置された
平打ち成形用型枠内に打設し、一次的に硬化させた後、
成形されたパネルを高温、高圧のオートクレーブ内で蒸
気養生させることにより製造されている。
【0003】このようなパネルで模様付きのものは、型
枠の底面に模様シート等を敷いておき、この型枠内にス
ラリーを打設することにより製造される。また、大きな
型枠に複数のパネル分のスラリーを打設し、一次的に硬
化させた後、成形されたコンクリートブロックをピアノ
線で個々のパネル分に切断して製造する方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の平打ち
成形用型枠を使用した製造方法では、1型枠当たり1枚
のパネルしか作れず、生産性が低かった。また、コンク
リートブロックをパネルに分割して製造する方法では、
分割作業に手間がかかっていた。しかも、模様付きパネ
ルを得るには、分割後のパネルに模様を削り込んで形成
しなければならず、そのための手間も面倒であった。そ
こで、本発明は、建材及び模様付き建材の生産性を高め
ることができるコンクリート建材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンクリー
ト建材の製造方法は、成形用型枠内に打設されたコンク
リートスラリー中に仕切り板を配置し、前記コンクリー
トスラリーを硬化させた後、コンクリート中の前記仕切
り板を取り外すことにより、複数の建材を製造すること
を特徴とする。また、本製造方法で、模様面を有する建
材を製造するには、少なくとも一面に模様面が形成され
た前記仕切り板を使用する。前記コンクリートには、普
通コンクリート、軽量コンクリート等が含まれる。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明をオートクレーブ養生
気泡コンクリートパネルの製造方法に適用した場合の一
実施例を説明する。先ず、図1を参照して、この実施例
で使用する成形用型枠11、仕切り板12及び配筋材13を説
明する。
【0007】前記成形用型枠11は、一方の対向する側部
14と、他方の対向する側部15と、底部16とを有して構成
されたものである。この型枠11の容量は、例えばパネル
6枚分に相当する。前記仕切り板12は、表面側には外壁
用の模様面17が形成され、裏面側には内壁用の模様面18
が形成されたものである。この仕切り板12は、パネル成
形に必要な枚数、例えば5枚用意する。
【0008】そして、前記型枠11の一方の対向する側部
14の内側には、これらの仕切り板12が配置された際、模
様面17,18 が対応するように同じ模様面17,18 が形成さ
れた模様シート21,22 を張っておく。前記配筋材13は、
主筋にメッシュ筋が配されて構成されたものである。次
に、図2に示すように、この成形用型枠11を使用し、こ
の型枠11内に気泡コンクリートスラリー23を打設する。
【0009】次に、図3に示すように、コンクリートブ
ロックとして成形された際にパネルとして分割されるべ
き位置のスラリー23中に前記仕切り板12を模様面17,18
の方向を揃えながら沈めて入れた後、図4に示すよう
に、パネル間の略中央に位置することになるスラリー23
中に配筋材13を沈めて入れる。次に、所定時間養生させ
ることにより、型枠11内の気泡コンクリートスラリー23
を一次的に硬化させてコンクリートブロック24に成形す
る。
【0010】次に、図5に示すように、前記コンクリー
トブロック24を脱型した後、ブロック24の手前の仕切り
板12をその上部12A をつかんで取り外すことにより、こ
の仕切り板12と共に1個分のパネル25をブロック24から
剥がす。同様の仕切り板12の取り外し作業を繰り返すこ
とにより、このコンクリートブロック24を各パネル25に
分割する。
【0011】この後、各パネル25をオートクレーブ(図
示せず)に搬送し、ここで通常通りオートクレーブ養生
を施して、オートクレーブ養生気泡コンクリートパネル
25を製造する。これにより、本実施例に係る外壁模様面
17と内壁模様面18が形成されたパネル25を得る。
【0012】上記実施例に係るオートクレーブ養生気泡
コンクリートパネル25の製造方法によれば、成形用型枠
11内に打設された気泡コンクリートスラリー23中に仕切
り板12を配置し、スラリー23を硬化させた後、成形され
たコンクリートブロック24中の各仕切り板12を取り外し
て複数のパネル25に分割することにより、1個のコンク
リートブロック24から6個のパネル25が得られる。
【0013】このように、パネル25に分割するするため
の各仕切り板12の取り外し作業は、従来のピアノ線を用
いて切断する作業と比べて容易であるため、パネル25の
生産効率を向上させることができる。
【0014】また、本実施例においては、表面側に外壁
用の模様面17が形成され、裏面側に内壁用の模様面18が
形成された仕切り板12を使用しているため、コンクリー
トブロック24の成形と同時に各パネル25の両面に模様面
17,18 が形成されることになる。従って、従来のコンク
リートブロックをパネルに分割する方法では困難であっ
た模様面の形成を極めて容易に行うことができる。
【0015】しかも、平打ち成形用型枠を使用した場合
であっても困難であった両面に模様面17,18 が形成され
たパネル25を容易に製造できる。更に、パネル25の製造
において、前記模様面17,18 付きの仕切り板12を用意し
て、型枠11内に打設されたスラリー23内の所定位置に沈
めればよいので、作業が簡単である。
【0016】なお、上記実施例では、仕切り板12とし
て、パネル25の両面に模様面17,18 が形成されるよう
に、表面側と裏面側にそれぞれ模様面17,18 が形成され
たものを使用したが、パネル25の模様面は任意であり、
模様面の有無に応じて片面だけに模様面の形成された仕
切り板又は模様面のない仕切り板を使用してもよい。
【0017】また、上記実施例では、スラリー23を型枠
11に打設した後にスラリー23中に仕切り板12を沈めて入
れるようにしたが、この順序を逆にして、仕切り板12を
予め型枠11内に配置しておき、その後スラリー23を打設
するようにしてもよい。更に、上記実施例では、スラリ
ー23中に仕切り板12を沈めた後、配筋材13を沈めたが、
これらの仕切り板12と配筋材13を沈める順序は、任意で
あり、いずれを先にしてもよく、又は両者12,13 を同時
にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るコンクリート建材の製造方
法によれば、建材及び模様付き建材の生産性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオートクレーブ養生気
泡コンクリートパネルの製造方法で使用する成形用型枠
の断面図である。
【図2】同じ実施例に係るパネルの製造方法の一工程を
示す斜視図である。
【図3】同じ実施例に係るパネルの製造方法の一工程を
示す斜視図である。
【図4】同じ実施例に係るパネルの製造方法の一工程を
示す斜視図である。
【図5】同じ実施例に係るパネルの製造方法の一工程を
示す斜視図である。
【符号の説明】
11 成形用型枠 12 仕切り板 17 仕切り板の外壁用模様 18 仕切り板の内壁用模様 23 気泡コンクリートスラリー 24 コンクリートブロック 25 コンクリート建材であるオートクレーブ養生気泡コ
ンクリートパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用型枠内に打設されたコンクリート
    スラリー中に仕切り板を配置し、前記コンクリートスラ
    リーを硬化させた後、コンクリート中の前記仕切り板を
    取り外すことにより、複数の建材を製造することを特徴
    とするコンクリート建材の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一面に模様面が形成された前
    記仕切り板を使用して模様面を有する建材を製造するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンクリート建材の製造
    方法。
JP17079792A 1992-06-29 1992-06-29 コンクリート建材の製造方法 Pending JPH0647724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17079792A JPH0647724A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 コンクリート建材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17079792A JPH0647724A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 コンクリート建材の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647724A true JPH0647724A (ja) 1994-02-22

Family

ID=15911536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17079792A Pending JPH0647724A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 コンクリート建材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647724A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2809655A1 (fr) * 2000-06-05 2001-12-07 Edouard Francois Procede de fabrication d'une plaque de parement mineral
EP2835257A2 (en) 2013-08-07 2015-02-11 Komori Corporation Proof printing press
KR20210053741A (ko) * 2019-11-04 2021-05-12 서울주택도시공사 설비배관 홈이 형성된 경량기포 콘크리트 블록 제조방법 및 이에 의해 제조된 홈이 형성된 경량기포 콘크리트 블록

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03284904A (ja) * 1990-03-31 1991-12-16 Onoda Autoclaved Light Weight Concrete Co Ltd 軽量気泡コンクリート成形品及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03284904A (ja) * 1990-03-31 1991-12-16 Onoda Autoclaved Light Weight Concrete Co Ltd 軽量気泡コンクリート成形品及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2809655A1 (fr) * 2000-06-05 2001-12-07 Edouard Francois Procede de fabrication d'une plaque de parement mineral
EP2835257A2 (en) 2013-08-07 2015-02-11 Komori Corporation Proof printing press
KR20210053741A (ko) * 2019-11-04 2021-05-12 서울주택도시공사 설비배관 홈이 형성된 경량기포 콘크리트 블록 제조방법 및 이에 의해 제조된 홈이 형성된 경량기포 콘크리트 블록

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0647724A (ja) コンクリート建材の製造方法
JPH0639823A (ja) コンクリート建材の製造方法
JP2000045443A (ja) ボイドスラブの製造方法
CN216127448U (zh) 一种预制叠合楼板模具
CN214739843U (zh) 一种基于倒模法的现浇混凝土施工结构
JP4165866B2 (ja) 軽量気泡コンクリートパネルの製造方法
CN106677411A (zh) 长线法生产预制构件及生产该产品的模具及生产方法
SU897530A2 (ru) Способ изготовлени железобетонных изделий
JP2006095775A (ja) コンクリート板の製造方法およびそれに用いる型枠構造
JPH068004B2 (ja) 外面が曲面をなすalcコ−ナ−版の製造方法
SU1604623A1 (ru) Форма дл изготовлени изделий из бетонных смесей с фигурной поверхностью
JPH11147215A (ja) 軽量気泡コンクリートの製造方法
SU361994A1 (ja)
JPS63111009A (ja) Alc版の製造方法
JPH0369309A (ja) 軽量気泡コンクリート成形物の製造方法
JPH08187708A (ja) 多層コンクリート製品の製造方法
JPH0449002A (ja) コンクリートパネルの製造方法
JPH0242043B2 (ja)
JPS6389303A (ja) 内面に切欠き部あるalcコ−ナ−版の製造方法
JPS5844457B2 (ja) コンクリ−トブロツクセツダンホウホウ オヨビソノタメノ セイケイカタワク
JPH01101108A (ja) 無機質建材用模様型の製造方法
JPS63218305A (ja) コ−ナ−用面取りコンクリ−トパネルの製造方法
GB1436572A (en) Mould for producing beams
JP2001047422A (ja) コンクリート製品の製造方法
JPS63256405A (ja) 軽量気泡コンクリ−トの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960514