JPH0242043B2 - - Google Patents

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JPH0242043B2
JPH0242043B2 JP57206448A JP20644882A JPH0242043B2 JP H0242043 B2 JPH0242043 B2 JP H0242043B2 JP 57206448 A JP57206448 A JP 57206448A JP 20644882 A JP20644882 A JP 20644882A JP H0242043 B2 JPH0242043 B2 JP H0242043B2
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JP
Japan
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aerated concrete
formwork
reinforcing bars
concrete
raw material
Prior art date
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JP57206448A
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JPS5996913A (ja
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気泡コンクリート部材の製造方法に関
するもので品質、強度に優れた気泡コンクリート
を得ることを目的とするものである。
一般に気泡コンクリート部材は、耐熱性及び断
熱性に優れしかも極めて軽量なため家屋やビルデ
イング等の壁体として非常に便利に用いられてい
るが反面、強度が低いためにその内部にメタルラ
スやワイヤラス或は鉄線等の補強筋を埋設するよ
うにしたものが開発されている。このものにおけ
る従来の製造方法を第1図〜第2図にもとづいて
説明する。この従来例はまず鋼棒を格子状に枠組
して形成した所謂、マツト状補強筋(以下、単に
補強筋という)12を相互に平行に一定間隔で型
枠1内に垂直に配設し、補強筋12の上面と下面
に吊下げ用のスペーサ2を複数箇所設けておく。
次に、型枠1の上端部に複数のロツドフレーム3
を取り付け、該ロツドフレーム3より複数本のロ
ツドピン4を垂下させ、当該ロツドピン4に前記
スペーサ2を設けた補強筋12を吊下げて、補強
筋12の下面,側面,端面等が直接に、型枠に接
触しないよう型枠1内に配設する。その後に微粉
砕された珪酸質材料や石灰質材料に水を加えて混
練すると共に発泡剤としてアルミニウム粉末を添
加したスラリー状の気泡コンクリート原料を型枠
内に流し込み、水素ガスの発生によつて気泡コン
クリート原料を約2倍から3倍の体積にまで膨張
させる。
次に半硬化の状態となつた気泡コンクリート塊
より前記ロツドピン4を90゜回して引き抜いた後
に型枠より脱型する。次に補強筋12が中央に位
置するようにワイヤソー等により、該気泡コンク
リート塊を一定間隔で切断し、その後オートクレ
ープ養生(高温硬化すること)することによつて
製造される。
ところがこの方法で気泡コンクリート部材を製
造する場合は、補強筋を型枠内に配設する為にロ
ツドピンにより補強筋を吊下げ配設しなければな
らず、半硬化状態の時に該ロツドピンを気泡コン
クリート塊より引き抜き脱型をする為気泡コンク
リート部材にはロツドピンの脱穴が複数個所残つ
ている。該脱穴は気泡コンクリート部材の厚みの
中央部を上面より下面に向かつて横巾を貫通する
少し手前まで深い穴となつており気泡コンクリー
ト部材の強度を低下させる原因となつている。
また該脱穴は気泡コンクリート部材の保管中や
運搬中や、作業待ち中に雨水に曝らされる様な場
合に雨水が侵入し易くまた商品価値を低下させる
などの欠点があつた。
本発明は上記の欠点を解消するもので、本発明
はそのために、型枠内の底部にマツト状補強筋
を、気泡コンクリートから作られた支持部材を介
して載置するとともに、前記マツト状補強筋を同
じく気泡コンクリートからなる押圧部材を介して
下向きに押圧した状態でセツトする工程と、前記
型枠内に前記気泡コンクリートと同種の気泡コン
クリートの原料スラリーを注入して発泡・硬化さ
せる工程と、半硬化した気泡コンクリートをそれ
と前記支持部材及び押圧部材とを分離することな
く脱型する工程と、脱型された気泡コンクリート
を養生する工程からなる方法を採用する。
以下、本発明を具体化した一実施例を第3図〜
第5図に基づいて説明する。本発明の気泡コンク
リート部材の製造方法は、型枠の底面に載置され
る気泡コンクリートから作られた支持部材に下端
をそれぞれ当接又は固着する複数の補強筋を一定
間隔で前記型枠中に位置決めし、該補強筋を前記
型枠の上端部に取り付けられる押え金具により同
じく気泡コンクリートからなる押圧部材を介して
上方から押圧したのち、前記型枠内に気泡コンク
リートの原料スラリーを注入して、発泡、養生を
行つて半硬化状態になつた前記気泡コンクリート
原料を前記型枠より脱型して前記補強筋と平行に
一定間隔で切断するようにしたことを特徴とする
ものでる。
なお、前記支持部材及び押圧部材として金属を
用いた公知例があるが、本発明とは後述する効果
の点で相違がある。
更に詳述すると、第3図は気泡コンクリート原
料を打設する前の型枠の状態を表し、第4図は第
3図のB―B矢視断面構造を示すもので、同図に
示すように、型枠11中に複数の補強筋12を相
互に平行に一定間隔で配置すると共に、補強筋1
2の下端と型枠11の底面13との間に気泡コン
クリートから作られた支持部材14を介在させて
おく。この支持部材14には補強筋12が嵌合す
る開口溝19が対向側面に削切されている。
この開口溝19に補強筋12が第5図に示すよ
うに嵌合しているので、補強筋12と支持部材1
4は一体になつている。この場合支持部材14を
あらかじめ補強筋12の下端にそれぞれ固定して
おいてもよいし、補強筋12をセツトした最終段
階でもよい。型枠11に対する補強筋12の位置
決め固定は、型枠11の上端部に取り付けられる
押え装置15によつて行われており、押え装置1
5は型枠11の上端に掛け渡されて型枠11に固
定されたビーム16と該ビーム16にねじ込まれ
て補強筋12の上端に当接し且つこの補強筋12
を下向きに押圧する押えボルト17と、該押えボ
ルト17にねじ込まれ且つ前記ビーム16に当接
して押えボルト17の緩みを防止するロツクナツ
ト18とで構成されている。この押え装置15で
マツト状補強筋12を、支持部材14と同様に気
泡コンクリートからなる押圧部材14′を介して
下向きに押圧し、この状態でセツトしてしかるの
ち、気泡コンクリートの原料スラリーを型枠11
内に注入して発泡,養生を行わせる。次に気泡コ
ンクリート原料が半硬化の状態になつてから前記
押えボルト17を気泡コンクリート原料から引き
上げたのち半硬化状の気泡コンクリート塊を型枠
11から脱型する。すると、得られた気泡コンク
リート塊は支持部材14及び押圧部材14′と分
離されることなく脱型される。次に該気泡コンク
リート塊は補強筋12及び支持部材14及び押圧
部材14′がこの中央に埋設状態となるようにし
て一定間隔で補強筋12と平行に切断されて、気
泡コンクリートのパネルとなる。このパネルをオ
ートクレープ養生した後、該パネルにおいて支持
部材側、または押圧部材側の小口面のいずれか、
あるいは双方を切削加工すると、その小口面は、
脱穴のないパネルとなる。
このように本発明の気泡コンクリート部材の製
造方法によると補助筋は支持部材及び押圧部材に
よりそれぞれ一定間隔を持つて配設され、かつ上
方より押え金具により押圧されるので型枠内に配
設された補助筋はスラリー状気泡コンクリート原
料の注入時や発泡過程に生ずる浮上力等の作用力
により位置ずれを生じたり浮き上がる様なことも
なくまた従来補強筋を吊下げ配設したために生じ
たロツドピンの脱穴も生ずることがなくなり気泡
コンクリート部材の強度を低下させることもな
く、また埋め込まれた支持部材及び押圧部材が気
泡コンクリート部材と同種の気泡コンクリートか
ら作られているため、該パネルのいずれの小口面
を切削加工することも容易であり、また商品価値
を下げることのない気泡コンクリート部材を得る
ことができる等有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の気泡コンクリート部材製造装置
の要部断面図、第2図は第1図のA―A線断面
図、第3図は本発明の気泡コンクリート部材製造
装置の要部断面図、第4図は第3図のB―B線断
面図、第5図は補強筋とスペーサとの結合関係を
示す斜視図である。 11……型枠、12……補強筋、13……型枠
の底面、14……支持部材、14′……押圧部材、
15……押え装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 型枠内の底部にマツト状補強筋を、気泡コン
    クリートから作られた支持部材を介して載置する
    とともに、前記マツト状補強筋を、同じく気泡コ
    ンクリートからなる押圧部材を介して下向きに押
    圧した状態でセツトする工程と、前記型枠内に前
    記気泡コンクリート原料と同種の気泡コンクリー
    トの原料スラリーを注入して発泡・硬化させる工
    程と、半硬化した気泡コンクリートを前記支持部
    材及び押圧部材と分離することなく脱型する工程
    と、脱型された気泡コンクリートを養生する工程
    とからなる気泡コンクリート部材製造方法。
JP20644882A 1982-11-25 1982-11-25 気泡コンクリ−ト部材製造方法 Granted JPS5996913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20644882A JPS5996913A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 気泡コンクリ−ト部材製造方法

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JP20644882A JPS5996913A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 気泡コンクリ−ト部材製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS5996913A JPS5996913A (ja) 1984-06-04
JPH0242043B2 true JPH0242043B2 (ja) 1990-09-20

Family

ID=16523539

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JP20644882A Granted JPS5996913A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 気泡コンクリ−ト部材製造方法

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03244508A (ja) * 1990-02-22 1991-10-31 Misawa Homes Co Ltd 軽量気泡コンクリートパネルの製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49375U (ja) * 1972-04-07 1974-01-05
JPS4928187U (ja) * 1972-06-16 1974-03-11
JPS4940692U (ja) * 1972-07-14 1974-04-10

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49375U (ja) * 1972-04-07 1974-01-05
JPS4928187U (ja) * 1972-06-16 1974-03-11
JPS4940692U (ja) * 1972-07-14 1974-04-10

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