JPH0349843Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349843Y2 JPH0349843Y2 JP14525585U JP14525585U JPH0349843Y2 JP H0349843 Y2 JPH0349843 Y2 JP H0349843Y2 JP 14525585 U JP14525585 U JP 14525585U JP 14525585 U JP14525585 U JP 14525585U JP H0349843 Y2 JPH0349843 Y2 JP H0349843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- jig
- block
- short side
- mortar
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
（産業上の利用分野）
本考案は、軽量気泡コンクリートのモルタルブ
ロツク成型用型枠に関するものである。 （従来の技術） 従来、第３図に示すように四辺に側板２，３を
有する型枠５を用いて軽量気泡コンクリート
（ALC）のモルタルブロツクを製造し、このモル
タルブロツクを規定の寸法に切断するに当つて
は、発泡硬化後脱型したモルタルブロツクを垂直
方向、水平方向及びブロツクの短辺方向のピアノ
線で切断することにより切断後の製品の厚み巾及
び長さ寸法を出していた。 （考案が解決しようとする問題点） 従来の型枠を使用して製造した軽量気泡コンク
リート用モルタルブロツクを型枠から取出して、
第３図の補強筋８，８間を底面から上面へピアノ
線で１９−１→１９−２のようにモルタルブロツ
クを切り上げると、曲らずに真上に切上るが、側
板２の近辺でモルタルブロツクをピアノ線で１７
−１→１７−２のように切上げると、曲がりを生
じ易く、この傾向は第４図に示す如くブロツクの
中央部１８に於いて著しくそのために、製品の直
角度（製品の切断面の直線性）が得られ難いとい
う欠点があり、製品を建物に取付け施工する場合
に必ずしも満足の行く状態にはなかつた。 （問題点を解決するための手段） 本考案は驚くべきことに型枠短側板２の内側上
部に治具１を取付けることにより解決できること
を見出し、完成されたものである。 即ち、本考案は型枠の短側板の上端部内面に突
出した治具を取付けた軽量気泡コンクリート成型
用型枠である。 本考案に用いる治具の寸法は、長さについては
型枠の幅だけあればよい。治具の断面は例えば矩
形で高さｈ及び幅ｗについては、夫々型枠に補強
筋８を挿入した後の無筋部の高さhe１２、及び
幅we１１を超えることは、モルタルの発泡及び
ブロツクの切断面の品質を確保する関係上好まし
くないが、それ以下の範囲で適宜決めればよい。
一般的には幅は70mm以上、最適には100mm程度で
あり、高さは50mm程度が好適である。 （作用） 型枠短辺側側板内側上部に治具を取付けること
により、ブロツクをピアノ線で切上げるとき、曲
りが少なく、且つ切断面も直線性が得られる。 実施例 型枠５に補強筋８を、セツト棒６、セツト枠７
を介して固定した後、第１表に示す幅及び高さの
断面を有する治具１（角パイプ又はＣチヤンネル
鋼利用）を、取付け治具（図示せず）によつて型
枠短側板２の内側上端部に取付ける。（なお、予
め、治具を型枠に取り付けた型枠を使用してもよ
い。）このようにしてセツトした型枠に軽量気泡
コンクリート用モルタルを注入、発泡硬化せしめ
脱型した後、ピアノ線式モルタルカツターで短辺
（製品長さを形成）、長辺（製品の厚みを形成）、
上面（製品の幅を形成）を切断し、オートクレー
ブに入れて180℃、８時間、高温高圧水蒸気養生
を行つた。之等の製品の寸法を測定した。その結
果を第１表に示す。
ロツク成型用型枠に関するものである。 （従来の技術） 従来、第３図に示すように四辺に側板２，３を
有する型枠５を用いて軽量気泡コンクリート
（ALC）のモルタルブロツクを製造し、このモル
タルブロツクを規定の寸法に切断するに当つて
は、発泡硬化後脱型したモルタルブロツクを垂直
方向、水平方向及びブロツクの短辺方向のピアノ
線で切断することにより切断後の製品の厚み巾及
び長さ寸法を出していた。 （考案が解決しようとする問題点） 従来の型枠を使用して製造した軽量気泡コンク
リート用モルタルブロツクを型枠から取出して、
第３図の補強筋８，８間を底面から上面へピアノ
線で１９−１→１９−２のようにモルタルブロツ
クを切り上げると、曲らずに真上に切上るが、側
板２の近辺でモルタルブロツクをピアノ線で１７
−１→１７−２のように切上げると、曲がりを生
じ易く、この傾向は第４図に示す如くブロツクの
中央部１８に於いて著しくそのために、製品の直
角度（製品の切断面の直線性）が得られ難いとい
う欠点があり、製品を建物に取付け施工する場合
に必ずしも満足の行く状態にはなかつた。 （問題点を解決するための手段） 本考案は驚くべきことに型枠短側板２の内側上
部に治具１を取付けることにより解決できること
を見出し、完成されたものである。 即ち、本考案は型枠の短側板の上端部内面に突
出した治具を取付けた軽量気泡コンクリート成型
用型枠である。 本考案に用いる治具の寸法は、長さについては
型枠の幅だけあればよい。治具の断面は例えば矩
形で高さｈ及び幅ｗについては、夫々型枠に補強
筋８を挿入した後の無筋部の高さhe１２、及び
幅we１１を超えることは、モルタルの発泡及び
ブロツクの切断面の品質を確保する関係上好まし
くないが、それ以下の範囲で適宜決めればよい。
一般的には幅は70mm以上、最適には100mm程度で
あり、高さは50mm程度が好適である。 （作用） 型枠短辺側側板内側上部に治具を取付けること
により、ブロツクをピアノ線で切上げるとき、曲
りが少なく、且つ切断面も直線性が得られる。 実施例 型枠５に補強筋８を、セツト棒６、セツト枠７
を介して固定した後、第１表に示す幅及び高さの
断面を有する治具１（角パイプ又はＣチヤンネル
鋼利用）を、取付け治具（図示せず）によつて型
枠短側板２の内側上端部に取付ける。（なお、予
め、治具を型枠に取り付けた型枠を使用してもよ
い。）このようにしてセツトした型枠に軽量気泡
コンクリート用モルタルを注入、発泡硬化せしめ
脱型した後、ピアノ線式モルタルカツターで短辺
（製品長さを形成）、長辺（製品の厚みを形成）、
上面（製品の幅を形成）を切断し、オートクレー
ブに入れて180℃、８時間、高温高圧水蒸気養生
を行つた。之等の製品の寸法を測定した。その結
果を第１表に示す。
【表】
（考案の効果）
本考案は、型枠の短辺側側板内側上部に、治具
を取付けられているので、治具を取付けない場合
に比べ切断後の長さの差は著しく減少し、又、切
断面の直線性も良好な結果を得ることができる。 なお、治具の取付けは、注入直後であつても同
様の効果が得られることはいうまでもない。
を取付けられているので、治具を取付けない場合
に比べ切断後の長さの差は著しく減少し、又、切
断面の直線性も良好な結果を得ることができる。 なお、治具の取付けは、注入直後であつても同
様の効果が得られることはいうまでもない。
第１図は、本考案の型枠の立断面図、第２図
は、第１図の平面図、第３図は、従来の型枠の立
断面図、第４図は、第３図の平面図である。図
中；１は治具、２は短辺側板、３は長辺側板、４
は底辺、５型枠、６はセツト棒、７はセツト枠、
８は補強筋９はピアノ線による切断跡、ｗは治具
の幅、ｈは治具の高さ、１１は短辺側無筋部we、
１２は上辺側無筋部he、１３は底辺側切断後の
製品長lL、１４は上辺側切断後の製品長lU、１５
は長さの差Δl＝lL−lU、１６はブロツク短辺方向
両端、１７はブロツク長辺方向両端、１８はブロ
ツク中央位置、１７−１はブロツク長辺方向両端
の切込み位置、１７−２はブロツク長辺方向両端
の切抜け位置、１９−１はブロツク中央位置に於
ける切り込み位置、１９−２はブロツク中央位置
に於ける切抜け位置を示す。
は、第１図の平面図、第３図は、従来の型枠の立
断面図、第４図は、第３図の平面図である。図
中；１は治具、２は短辺側板、３は長辺側板、４
は底辺、５型枠、６はセツト棒、７はセツト枠、
８は補強筋９はピアノ線による切断跡、ｗは治具
の幅、ｈは治具の高さ、１１は短辺側無筋部we、
１２は上辺側無筋部he、１３は底辺側切断後の
製品長lL、１４は上辺側切断後の製品長lU、１５
は長さの差Δl＝lL−lU、１６はブロツク短辺方向
両端、１７はブロツク長辺方向両端、１８はブロ
ツク中央位置、１７−１はブロツク長辺方向両端
の切込み位置、１７−２はブロツク長辺方向両端
の切抜け位置、１９−１はブロツク中央位置に於
ける切り込み位置、１９−２はブロツク中央位置
に於ける切抜け位置を示す。
Claims (1)
- 型枠５の短辺側板２の上端部内面に突出した治
具１を取付けた軽量気泡コンクリート成型用型
枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14525585U JPH0349843Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14525585U JPH0349843Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6255408U JPS6255408U (ja) | 1987-04-06 |
| JPH0349843Y2 true JPH0349843Y2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=31056625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14525585U Expired JPH0349843Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0349843Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP14525585U patent/JPH0349843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6255408U (ja) | 1987-04-06 |
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