JP3361851B2 - パラペットの構築方法 - Google Patents

パラペットの構築方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物におけるパ
ラペットの構築方法に関する。 【0002】 【従来の技術】周知のように、コンクリート造の構造物
の屋上には、防水層の端部処理等を目的として、その屋
根スラブの周縁部に上方に向けて延びるパラペットが設
けられている。 【0003】係るパラペットの一例として、図4に示す
パラペット笠木1が知られている。このパラペット笠木
1は、立上り部2の上端部に屋根スラブ(図示せず)の
中央部側に向けて突出する笠木部3を一体的に設けたも
のである。このパラペット笠木1では、立上り部2と笠
木部3により形成される角部の下方において防水層4の
端部が押さえ金物5で固定されるとともに、押さえ金物
5と笠木部3の下端面との隙間に、シール材6が充填さ
れたコーキング処理が施されている。また、笠木部3の
下端面には、下方に向けて開口する水切り目地7が形成
されており、この水切り目地7の内側には該水切り目地
7に沿って下方に向けて開口する目地8が形成されてい
る。そして、この目地8に防護パネル9の上端部が嵌着
されており、この防護パネル9により立上り部2に貼設
された防水層4を防護するように構成されている。 【0004】このパラペット笠木1の構築に際しては、
まず、図5に示すように、既に構築した外壁躯体(図示
せず)に沿って外型枠10を配設するとともに、屋根ス
ラブ11の上端鉄筋Rにスペーサーブロック12を載置
する。そして、合板型枠からなる平板の第1内型枠13
をスペーサーブロック12上において外型枠10と所定
間隔を隔てて対向するように型枠支持部材14により支
持・固定する。すなわち、セパレーター14aの両端に
ピーコン14bを連結し、これにより第1内型枠13と
外型枠10とを所定間隔に保持するとともに、ピーコン
14bの外側に第1内型枠13および外型枠10に挿通
してフォームタイ取付金具14cを連結し、さらに、バ
タ材15を前記スペーサーブロック12上において第1
内型枠13の外側長手方向に沿ように配設するととも
に、外型枠10の桟木10aに直交するように丸型鋼管
16を配設し、フォームタイ14dを前記フォームタイ
取付金具14cに連結してこれらバタ材15および丸型
鋼管16を締め付け、上方に開口するコンクリート打設
空間Sを形成する。そして、屋根スラブ11のコンクリ
ート打設と同時に前記コンクリート打設空間Sにコンク
リートCを打設し、パラペット笠木1の立上り部2との
コンクリート打継ぎ面Aを、屋根スラブ11の上面より
高い位置に設ける。 【0005】次に、図6に示すように、上記の立上り部
2および笠木部3内に所定のかぶり厚さを有するように
鉄筋R’を配筋する。そして、合板型枠からなる第2内
型枠17を配設し、上記第1内型枠13と同様に、外型
枠10と所定間隔を隔てて対向するように型枠支持材1
4により支持・固定するとともに、内型枠17の前記笠
木部3を形成する水平部材17a上に、水切り目地およ
び保護パネル受け溝用目地を形成するための目地材1
8、19を配設して型枠Fを組立てる。そして、この型
枠Fより形成されるコンクリート打設空間S’内にコン
クリートを打設する。そして、図4に示すような防水層
4の貼設およびその端部処理、防護パネル9の設置を行
ってパラペット笠木1を構築する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の合板
型枠を使用した従来の工法には、以下のような問題点が
あった。 パラペット笠木1を構築する際には、上記のように
立上り部2を所定の高さに分けて打ち継がなくてはなら
ないほか、笠木部3を構築する際には、その下端に位置
する水平部材17aに水切り用目地材18およびパネル
受けの溝用目地材19を配設しなければならず、第1、
第2内型枠13、17の組立作業には非常に面倒な工程
が含まれており、精度の高い断面を有するパラペット笠
木を構築するには、かなり熟練した技能を有する型枠大
工等のいわゆる熟練工が作業を手掛ける必要がある。し
かし、熟練工の不足している今日では、その確保が難し
く、施工期間が長期化するといった問題があった。 パラペット笠木1の構築作業は、屋根スラブ10の
周縁部のような非常に作業のやり辛い場所で行わなれ、
特に、第2内型枠17や目地材18、19の解体作業
は、作業員が腰を屈み込んで行わなければならず、苦渋
を伴うものであった。 パラペット笠木1における第1、第2内型枠13、
17は、他の躯体用の型枠に比べて転用回数が少なく、
施工コストの上で不経済であり、また、合板型枠の使用
量の削減が叫ばれる今日では、何らかの解決手段が望ま
れていた。 【0007】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、施工工程が簡単で、作業者に重労働を強いずに施
工精度の高いパラペットを構築することができ、しかも
合板型枠の使用量を抑さえて施工コストを低減すること
ができるパラペットの構築方法を提供することを目的と
している。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建築
構造物の天端周縁部に、該天端周縁部に沿って外型枠と
内型枠とを所定間隔を隔てて支持・固定して上方に開口
するコンクリート打設空間を形成し、その後該コンクリ
ート打設空間内にコンクリートを打設し、硬化させてな
る建築構造物におけるパラペットの構築方法において、
前記内型枠としてプレキャスト製の打込型枠を採用する
とともに、該打込型枠として、パラペット下部の入り隅
部を形成するための略L状の入り隅部用型枠と、パラペ
ット上部の笠木部を形成するための略Z状の笠木部型枠
と、入り隅部と笠木部との間の立ち上がり壁部を形成す
るための板状の立上壁用型枠とに上下に3分割した分割
型枠を用いることを特徴としている。 【0009】 【作用】本発明に係るパラペットの構築方法では、建築
構造物の天端周縁部に、外型枠と、プレキャスト製の打
込型枠からなる内型枠とが所定間隔を隔てて支持・固定
されて上方に開口するコンクリート打設空間が形成され
る。そして、このコンクリート打設空間内にコンクリー
トが打設され、打設されたコンクリートが硬化して前記
内型枠と一体となったパラペットが構築される。内型枠
として用いる打込型枠としては、パラペット下部の入り
隅部を形成するための略L状の入り隅部用型枠と、パラ
ペット上部の笠木部を形成するための略Z状の笠木部型
枠と、入り隅部と笠木部との間の立ち上がり壁部を形成
するための板状の立上壁用型枠とに上下に3分割した分
割型枠を採用し、それら3種の型枠を順次個別に建て込
む。 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。なお、従来例として示した図4ないし
図6と共通する部分については同一符号を付し、その説
明を省略する。 【0011】図1は、本発明に係るパラペットの構築方
法における型枠の支持構造の一実施例を示したものであ
り、この型枠内にコンクリートCが打設されてパラペッ
ト笠木1(パラペット)が構築されるようになってい
る。 【0012】図1に示すように、建築構造物の屋根スラ
ブ11(天端)の周縁部には、内型枠20と外型枠10
とが所定間隔を隔てて対向して配設されている。これら
内型枠20と外型枠10とで形成された上方に開口する
コンクリート打設空間S、S’内には、鉄筋R’が所定
のかぶり厚となるように配筋されるとともに、この鉄筋
R’を埋設するようにコンクリートCが打設されてい
る。 【0013】従来例と同様に、外壁(図示せず)に沿っ
て配設される外型枠10は、合板型枠であり、内型枠2
0は、工場で予め鋳型注入成形あるいは押し出し成形等
の方法により製造されたプレキャスト製の打込型枠であ
る。この内型枠20は、高強度セメントモルタルあるい
は繊維強化セメントモルタル等からなるものであり、そ
の断面形状は、密実のものや、中空形状のものを使用す
ることができる。 【0014】内型枠20は、下端部から上方に向けて、
断面略L字型の入り隅部用の型枠(以下、「L型枠」と
いう。)20a、板状の立上部用の型枠(以下、「I型
枠」という。)20b、および断面略Z状の笠木部用の
型枠(以下、「Z型枠」という。)20cに3分割され
た分割型枠から構成されており、これらの分割型枠は、
長手方向についても所定長さに分割されている。また、
L型枠20aの上端部と、Z型枠20cの前記笠木部3
の突出端部を形成する部位とには前記型枠支持部材14
のフォームタイ取付金具14cを挿通するための水平方
向の孔が形成されている。さらに、L型枠20aの上端
部の高さは、前記立上部2のコンクリート打継ぎ面Aに
略等しくなるように設定され、また、Z型枠20cの前
記笠木部3の下端面を形成する部位には、下方に向けて
開口する水切り目地7と、この水切り溝の内側(図にお
いて左側)に配設され下方に向けて開口する保護パネル
嵌着用の目地8とが、それぞれ当該Z型枠20cの長手
方向に沿って形成されている。 【0015】上記各分割型枠は、断面略H型の接合部材
21の上下方向の嵌合凹部にその状端部または下端部を
嵌合することにより上下に接合されている。そして、L
型枠20aとZ型枠20cとに形成した前記孔の高さ位
置において型枠支持部材14が取付けられ、この型枠支
持部材14で、図5に示す従来例と同様に、内型枠20
と外型枠10とが所定の間隔を隔てて支持・固定されて
いる。 【0016】次に、上記型枠の支持構造によるパラペッ
トの構築方法について説明する。まず、図2(a)に示
すように、屋根スラブ11の上端鉄筋R上に、スペーサ
ーブロック12を配置するとともに、このスペーサーブ
ロック12上に、L型枠20aを配置する。そして、こ
のL型枠20aと、既に構築された外壁躯体(図示せ
ず)に沿って配設された外型枠10とを所定間隔を隔て
て対向するように型枠支持部材14により支持・固定
し、コンクリート打設空間Sを形成する。コンクリート
打設空間S内に屋根スラブ11の上端面より高い位置に
前記立上り部2の打継ぎ面Aが位置するようにコンクリ
ートを打設する。この際、打継ぎ面Aの外型枠10側に
は打継ぎ目地材22を配設する(図2(b)参照)。 【0017】次に、打設したコンクリートが硬化した
後、図2(b)に示すように、L型枠20a側のフォー
ムタイ14d、バタ材15およびフォームタイ取付金具
14c(図2(a)参照)を取り外すとともに、構築さ
れるパラペット笠木1の立上り部2および笠木部3に所
定のかぶり厚を有するように鉄筋R’を配筋する。 【0018】さらに、図3(a)に示すように、L型枠
20aの上端部に接合部材21の下側嵌合凹部を嵌合
し、この接合部材21の上側嵌合凹部にI型枠20bの
下端部を嵌合して接合させる。そして、I型枠20bの
上端部に別の接合部材21を同様に嵌合し、さらに、こ
の接合部材21の上側嵌合凹部にZ型枠20cの下端部
を嵌合させる。そして、これらZ型枠20cに形成した
前記孔において型枠支持部材14を取付けて外型枠10
と内型枠20とを所定の間隔を隔てて支持・固定し、コ
ンクリート打設空間S’を形成する。ここで、コンクリ
ート打設によるひずみを防ぐために、Z型枠20cの水
平部下端面に支保工23を施しておく。 【0019】そして、コンクリート打設空間S’内にコ
ンクリートCを打設し、コンクリートCの硬化後にフォ
ームタイ14d、丸型鋼管16、フォームタイ取付金具
14c、外型枠10、およびピーコン14bを取り外
し、外型枠10を取り外した後のパラペットの表面仕上
げを施す。 【0020】さらに、屋根スラブ11の上面から内型枠
20のZ型枠20cの下側にかけて防水層4を貼設する
とともに、その端部を押さえ金物5で固定し、押さえ金
物5とZ型枠20cの水平部下端面との隙間にコーキン
グ処理を行う。そして、L字型枠20aの下端部および
屋根スラブ11の上面に断熱材24を配設するととも
に、その上部にL字型枠20aに所定のコーナークッシ
ョン材25を取付け、押さえコンクリート26を打設す
る。さらに、Z型枠20cの目地8に保護パネル9の上
端部を嵌め込んで固定し、パラペット笠木1の構築を完
了する。 【0021】上記実施例のパラペット笠木1の構築方法
では、建築構造物の屋根スラブ11の周縁部に、外型枠
10と、プレキャスト製の打込型枠からなる内型枠20
とが所定間隔を隔てて支持・固定されて上方に開口する
コンクリート打設空間S、S’が形成される。そして、
このコンクリート打設空間S、S’内にコンクリートが
打設され、打設されたコンクリートCが硬化して内型枠
20と一体となったパラペット笠木1が構築される。 【0022】このように、上記実施例のパラペット笠木
1の構築方法によれば、内型枠20にプレキャスト製の
打込型枠を使用し、建築構造物の屋根スラブ11の周縁
部においてこの内型枠20と外型枠10とを所定間隔を
隔てて支持・固定して上方に開口するコンクリート打設
空間S、S’を形成し、このコンクリート打設空間S、
S’内にコンクリートCを打設、硬化させるようにした
ので、以下の効果を奏することができる。 内型枠20は予め工場で製造されたプレキャスト製
品であるので、表面のはつりや、左官補修などの手間が
不要となり、精度の高いコンクリート断面が得られる。
したがって、信頼性の高い防水処理を行うことができ、
施工精度の高いパラペット笠木1を構築することができ
る。 内型枠20は、施工の工程に応じてL型枠20a、
I型枠20b、Z型枠20cに分割されているので、熟
練工でなくても簡単に取付けられ、現場での作業効率を
高くすることができる。また、目地材の取付・解体作業
や、内型枠の解体作業が不要となるので、作業者に現場
での重労働を強いることがない。 転用回数の少ない合板型枠の使用量を減らすことが
できるので、廃材や、残材が少なくなり、その処分に苦
慮せずに済む等の効果が得られ、トータルの施工コスト
を低くすることができる。 【0023】 【0024】 【0025】 【発明の効果】請求項1の発明のパラペットの構築方法
によれば、内型枠にプレキャスト製の打込型枠を使用
るとともに、打込型枠として、パラペット下部の入り隅
部を形成するための略L状の入り隅部用型枠と、パラペ
ット上部の笠木部を形成するための略Z状の笠木部型枠
と、入り隅部と笠木部との間の立ち上がり壁部を形成す
るための板状の立上壁用型枠とを用いて、建築構造物の
屋根スラブの周縁部においてこの内型枠と外型枠とを所
定間隔を隔てて支持・固定して上方に開口するコンクリ
ート打設空間を形成し、このコンクリート打設空間内に
コンクリートを打設してパラペットを構築するようにし
たので、以下の効果を奏することができる。 【0026】 内型枠は予め工場で製造されたプレキ
ャスト製品であるので、表面のはつりや、左官補修など
の手間が不要となり、精度の高いコンクリート断面が得
られる。したがって、信頼性の高い防水処理を行うこと
ができ、施工精度の高いパラペットを構築することがで
きる。 熟練工でなくても簡単に取付けられ、現場で
の作業性がよいほか、コンクリート打設後の内型枠の解
体作業が不要となるので、作業者に重労働を強いること
がない。 内型枠に使用する転用回数の少ない合板型
枠の量を減らすことにより、廃材や、残材が少なくな
り、その処分に苦慮せずに済む等の効果が得られ、トー
タルの施工コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るパラペットの構築方法における型
枠の支持構造の一実施例を示す要部側断面図である。 【図2】同実施例の支持構造によるパラペットの構築工
程を示す図であり、(a)は入隅部の型枠の支持構造を
示す要部側断面図であり、(b)は立上り部および笠木
部の配筋状況を示す要部側断面図である。 【図3】同実施例の支持構造によるパラペットの構築工
程を示す図であり、(a)は立上部および笠木部の型枠
を組立てた状況を示す要部側断面図であり、(b)は、
構築の終了したパラペット笠木を示す要部側断面図であ
る。 【図4】従来のパラペットの構造を示す要部側断面図で
ある。 【図5】従来のパラペットの入り隅部における型枠の支
持構造を示す要部側断面図である。 【図6】従来のパラペットの立上り部および笠木部にお
ける型枠の支持構造を示す要部側断面図である。 【符号の説明】 1 パラペット 10 外型枠 11 天端 20 内型枠(打込型枠) 20a L型枠(入り隅部用型枠) 20b I型枠(立上部用型枠) 20c Z型枠(笠木部用型枠) S、S’ コンクリート打設空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 政雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 山田 眞人志 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−10454(JP,A) 特開 平4−62252(JP,A) 特開 昭63−67353(JP,A) 特開 平3−121808(JP,A) 特開 昭54−66514(JP,A) 特開 平3−125734(JP,A) 特開 昭59−141655(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建築構造物の天端周縁部に、該天端周縁
    部に沿って外型枠と内型枠とを所定間隔を隔てて支持・
    固定して上方に開口するコンクリート打設空間を形成
    し、その後該コンクリート打設空間内にコンクリートを
    打設し、硬化させてなる建築構造物におけるパラペット
    の構築方法において、前記内型枠としてプレキャスト製
    の打込型枠を採用するとともに、該打込型枠として、パ
    ラペット下部の入り隅部を形成するための略L状の入り
    隅部用型枠と、パラペット上部の笠木部を形成するため
    の略Z状の笠木部型枠と、入り隅部と笠木部との間の立
    ち上がり壁部を形成するための板状の立上壁用型枠と
    上下に3分割した分割型枠を用いることを特徴とするパ
    ラペットの構築方法。
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