JPH06129102A - 柱型枠 - Google Patents

柱型枠

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Publication number
JPH06129102A
JPH06129102A JP30627992A JP30627992A JPH06129102A JP H06129102 A JPH06129102 A JP H06129102A JP 30627992 A JP30627992 A JP 30627992A JP 30627992 A JP30627992 A JP 30627992A JP H06129102 A JPH06129102 A JP H06129102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
slide washer
forms
pillar
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP30627992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Yamada
晋男 山田
Kazunori Ueda
一典 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okabe Co Ltd
Original Assignee
Okabe Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06129102A publication Critical patent/JPH06129102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 型枠の設置及び脱型作業を効率良く行える柱
型枠を提供すること。 【構成】 柱部と梁部の連結部を施工する柱型枠におい
て、L字型の枠部21と、この枠部21のL字両端部を
折曲して形成する接合部22とを有する梁部型枠2と、
矩形の板体であって対角方向に伸びた長孔を有する座金
3とにより構成する柱型枠1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート構造
物等の柱の梁部周辺の構築に用いる柱型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に柱上部における型枠の設置は、
合板や桟木等により、梁が来る部分を削除した型枠を製
作し、その型枠で四面を囲む様に立設し、対向する型枠
間にセパレータを設置し、型枠外面に端太材を位置さ
せ、コンクリート型枠締付杆をセパレータに連結して、
型枠の固定を行っている。最近では、梁下までの柱型枠
は堰板と端太材とを一体化したシステム型枠が使用され
ているが、柱上部についてはセパレータを使用した方法
で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記した従来の型枠
にあっては、次のような問題点がある。 <イ> 梁下までは、型枠をシステム化して施工効率の
向上が図られているが、柱上部の型枠の施工は設置の手
間が掛かるセパレータ等を使用する方法でしか行えず、
型枠設置作業の効率低下の原因の一つとなっている。
【0004】<ロ> 型枠を設置した後、型枠内にコン
クリートを打設すると、コンクリートの側圧が型枠に加
わるため、型枠がセパレータと強固に圧着されるため、
脱型が困難となる。
【0005】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、型枠の設置
及び脱型作業を効率良く行える柱型枠を提供することに
ある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】すなわち本発明は、柱
部と梁部の連結部を施工する柱型枠において、L字型の
枠部と、この枠部のL字両端部を折曲して形成する接合
部とを有する梁部型枠と、矩形の板体であって対角方向
に伸びた長孔を有する座金と、により構成する柱型枠で
ある。
【0007】
【実施例1】以下図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。 <イ>柱型枠の構造(図1) 柱型枠1は、梁部型枠2とスライド座金3とにより構成
される。以下各部について詳述する。
【0008】<ロ>梁部型枠(図1) 梁部型枠2は、L字形の板体からなる枠部21とその枠
部21の端部に外側へ折曲して形成される接合部22と
枠部21の外側に鉛直方向に向けて一定間隔で設置され
るリブ23とにより構成される。枠部21は、梁部型枠
2の堰板として機能するものである。枠部21の水平方
向の長さは、柱4やPC梁5の横幅長に応じて設定す
る。また、枠体21の鉛直方向の長さは、PC梁5の高
さより長く設定しておく。図1の様に、梁部型枠2が必
要以上に鉛直方向に長い場合は、下方若しくは上方に余
長部分を延出させて、梁部型枠2を設置すれば良い。接
合部22は、PC梁5と接合を行う部位である。接合部
22には、ボルト貫通孔24が開設されている。ボルト
貫通孔24は、その内径を貫通予定のボルト6の外径よ
り大きく形成されている。リブ23は、補強部材として
設置されるものであり、梁部型枠2の剛性を高めてい
る。上端及び下端に位置するリブ23には、釘孔25が
開設されている。釘孔25は、梁部型枠2の上部及び下
部に桟木7を連結するのに使用される。
【0009】<ハ>スライド座金(図1、図2、図3) スライド座金3は、矩形の板体で形成され、その中央に
斜孔31が開設されている。図2の様に、このスライド
座金3の端部は、折曲しても良い。斜孔31は、孔内を
貫通するボルト6の外径と同じ幅で、スライド座金3の
対角線の方向に向けて長孔状に開設される。スライド座
金3は、梁部型枠2の設置位置の調整機能と設置した梁
部型枠2の移動防止機能を有する。
【0010】<ニ>PC梁 本発明で使用するPC梁5は、その端部、すなわち、柱
4上に架設する部分にボルト6設置用のインサート51
が予め埋設されている。
【0011】
【作用】次に柱型枠1の使用方法について説明する。 <イ>柱の施工およびPC梁の設置 柱4の梁下までは公知の方法で施工を行う。すなわち、
梁下まで鉄筋を配筋し鉄筋の周囲に型枠を設置した後、
型枠内にコンクリートを打設して、柱4を構築する。そ
して、構築した柱4、4間にPC梁5を架設する。
【0012】<ロ>梁部型枠の設置 梁部型枠2を設置する前に、梁部型枠2の下端部の位置
にあたる柱4に桟木7を打ち付けておく。梁部型枠2の
上端部にL字形の桟木7を予め付設しておく。すなわ
ち、梁部型枠2の上端部に桟木7を位置させ、釘孔25
から釘を打ち込んで梁部型枠2に桟木7を固定してお
く。そして、梁部型枠2をPC梁5、5の端部間に仮設
する。次に、図2の様、梁部型枠2のボルト貫通孔24
とスライド座金3の斜孔31内にボルト6を貫通させ
る。ボルト貫通孔24は、ボルト6の外径より大きめに
開口しているので、インサート51との多少の位置ずれ
が生じても、ボルト6を貫通させて容易にインサート5
1内に挿入することができる。また、図3の様に、スラ
イド座金3を上下動させることにより、スライド座金3
を所定の位置に位置決めする。この時、スライド座金3
の側面を枠部21に当接させて、スライド座金3を位置
させる。ボルト6を締めて梁部型枠2及びスライド座金
2を固定する。
【0013】<ハ>コンクリートの打設 設置した梁部型枠2とPC梁5の端部で囲われた空間内
にコンクリート8を打設する。図4の様に、コンクリー
ト8の側圧により梁部型枠2は外側に押されるが、梁部
型枠2と共にボルト止めしたスライド座金3が、図5の
様に楔効果により梁部型枠2の移動を防止する。
【0014】<ニ>脱型 コンクリート8の硬化後、ボルト6を外しスライド座金
3を外して、柱型枠1の脱型作業を行う。このとき、ス
ライド座金3に下方より打撃を与え、スライド座金3を
後方にずらせば、スライド座金3を容易に外すことがで
きる。
【0015】
【実施例2】本実施例は、梁を場所打ちする場合の柱型
枠1の使用例である。梁の型枠として板体10を設置
し、インサート51の代わりにセパレータ9を板体1
0、10間に設置して梁部型枠2を固定する。この様
に、梁を場所打ちする場合にも、柱型枠1を使用するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> PC梁に梁部型枠をボルト止めして取り付ける
ことができるので、セパレータや端太材等を設置する必
要がない。したがって、型枠設置作業の省力化が図れ
る。
【0017】<ロ> 梁部型枠のボルト貫通孔をボルト
外径より大きめに形成し、スライド座金でコンクリート
の側圧を受けるので、梁部型枠の着脱が容易に行える。
【0018】<ハ> スライド座金に斜孔を開設してい
る。このため、スライド座金を斜孔に沿って移動させる
ことにより、梁部型枠の水平方向の位置を調整できる。
更に、スライド座金の楔効果により、コンクリートの側
圧による梁部型枠の移動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 柱型枠の斜視図
【図2】 梁部型枠とPC梁との接合状態の説明図
【図3】 スライド座金の設置の説明図
【図4】 柱型枠の平面図
【図5】 柱型枠の側面断面図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱部と梁部の連結部を施工する柱型枠に
    おいて、 L字型の枠部と、この枠部のL字両端部を折曲して形成
    する接合部とを有する梁部型枠と、 矩形の板体であって対角方向に伸びた長孔を有する座金
    と、により構成する、 柱型枠。
JP30627992A 1992-10-20 1992-10-20 柱型枠 Pending JPH06129102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30627992A JPH06129102A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 柱型枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30627992A JPH06129102A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 柱型枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06129102A true JPH06129102A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17955183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30627992A Pending JPH06129102A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 柱型枠

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JP (1) JPH06129102A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101133453B1 (ko) * 2011-09-10 2012-04-09 경일피씨 주식회사 콘크리트 기초석 성형틀
CN103174291A (zh) * 2013-03-05 2013-06-26 中国十七冶集团有限公司 大截面混凝土框架节点预制凹型模板制作法
CN109853946A (zh) * 2019-03-15 2019-06-07 天津市青龙建筑安装工程有限公司 一种柱模板的结构及其安装方法

Cited By (3)

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KR101133453B1 (ko) * 2011-09-10 2012-04-09 경일피씨 주식회사 콘크리트 기초석 성형틀
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