JPH0639823A - コンクリート建材の製造方法 - Google Patents
コンクリート建材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0639823A JPH0639823A JP15671992A JP15671992A JPH0639823A JP H0639823 A JPH0639823 A JP H0639823A JP 15671992 A JP15671992 A JP 15671992A JP 15671992 A JP15671992 A JP 15671992A JP H0639823 A JPH0639823 A JP H0639823A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- pattern
- building material
- mold
- panel
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- Pending
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 模様付き建材の生産性を高めることができる
コンクリート建材の製造方法を提供する。 【構成】 一方の対向する側部12の内側面15にそれぞれ
模様シート16が張られた縦打ち成形用型枠11を使用し、
この成形用型枠11内にコンクリートスラリー17を打設し
た後、コンクリートスラリー17を硬化させてコンクリー
トブロック18に成形し、このコンクリートブロック18を
ピアノ線で模様面19に沿った面で分割することにより、
表面に模様面19の形成された２枚のコンクリートパネル
22を製造する。
コンクリート建材の製造方法を提供する。 【構成】 一方の対向する側部12の内側面15にそれぞれ
模様シート16が張られた縦打ち成形用型枠11を使用し、
この成形用型枠11内にコンクリートスラリー17を打設し
た後、コンクリートスラリー17を硬化させてコンクリー
トブロック18に成形し、このコンクリートブロック18を
ピアノ線で模様面19に沿った面で分割することにより、
表面に模様面19の形成された２枚のコンクリートパネル
22を製造する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、縦打ち成形用型枠を使
用した模様付きコンクリート建材の製造方法に関する。
用した模様付きコンクリート建材の製造方法に関する。
【０００２】
【背景技術】近年、建材としてオートクレーブ養生気泡
コンクリートパネルが使用されるようになってきてい
る。このようなオートクレーブ養生気泡コンクリートパ
ネルパネルは、セメントとケイ砂を主原料とし、気泡が
混入されたコンクリートスラリーを配筋材が配置された
平打ち成形用型枠内に打設し、一次的に硬化させた後、
成形されたパネルを高温、高圧のオートクレーブ内で蒸
気養生させることにより製造されている。
コンクリートパネルが使用されるようになってきてい
る。このようなオートクレーブ養生気泡コンクリートパ
ネルパネルは、セメントとケイ砂を主原料とし、気泡が
混入されたコンクリートスラリーを配筋材が配置された
平打ち成形用型枠内に打設し、一次的に硬化させた後、
成形されたパネルを高温、高圧のオートクレーブ内で蒸
気養生させることにより製造されている。
【０００３】このようなパネルで模様付きのものは、型
枠内の底面に模様シート等を敷いておき、この型枠内に
スラリーを打設することにより製造される。また、大き
な型枠に複数のパネル分のスラリーを打設し、一次的に
硬化させた後、成形されたコンクリートブロックをピア
ノ線で個々のパネル分に切断して製造する方法もある。
枠内の底面に模様シート等を敷いておき、この型枠内に
スラリーを打設することにより製造される。また、大き
な型枠に複数のパネル分のスラリーを打設し、一次的に
硬化させた後、成形されたコンクリートブロックをピア
ノ線で個々のパネル分に切断して製造する方法もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の平打ち
成形用型枠を使用した製造方法では、１型枠当たり１枚
の模様付きパネルしか作れず、生産性が低かった。ま
た、コンクリートブロックをパネルに分割して製造する
方法で模様付きパネルを得るには、分割後のパネルに模
様を形成しなければならず、そのための手間が面倒であ
った。そこで、本発明は、模様付き建材の生産性を高め
ることができるコンクリート建材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
成形用型枠を使用した製造方法では、１型枠当たり１枚
の模様付きパネルしか作れず、生産性が低かった。ま
た、コンクリートブロックをパネルに分割して製造する
方法で模様付きパネルを得るには、分割後のパネルに模
様を形成しなければならず、そのための手間が面倒であ
った。そこで、本発明は、模様付き建材の生産性を高め
ることができるコンクリート建材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向する内側
面にそれぞれ模様形成面が設けられた縦打ち成形用型枠
を使用し、この成形用型枠内にコンクリートスラリーを
打設した後、前記コンクリートスラリーを硬化させてコ
ンクリートブロックに成形し、このコンクリートブロッ
クを模様面に沿った面で分割することにより、表面に模
様面が形成された複数の建材を製造することを特徴とす
る。前記コンクリートには、普通コンクリート、軽量コ
ンクリート等が含まれる。前記建材には、パネル、ブロ
ック等が含まれる。
面にそれぞれ模様形成面が設けられた縦打ち成形用型枠
を使用し、この成形用型枠内にコンクリートスラリーを
打設した後、前記コンクリートスラリーを硬化させてコ
ンクリートブロックに成形し、このコンクリートブロッ
クを模様面に沿った面で分割することにより、表面に模
様面が形成された複数の建材を製造することを特徴とす
る。前記コンクリートには、普通コンクリート、軽量コ
ンクリート等が含まれる。前記建材には、パネル、ブロ
ック等が含まれる。
【０００６】
【実施例】図１，２を参照して本発明をオートクレーブ
養生気泡コンクリートパネルの製造方法に適用した場合
の一実施例を説明する。先ず、この実施例で使用する縦
打ち成形用型枠11の構成を説明する。図１に示すよう
に、この縦打ち成形用型枠11は、一方の対向する側部12
と、他方の対向する側部13と、底部14とを有して構成さ
れたものである。
養生気泡コンクリートパネルの製造方法に適用した場合
の一実施例を説明する。先ず、この実施例で使用する縦
打ち成形用型枠11の構成を説明する。図１に示すよう
に、この縦打ち成形用型枠11は、一方の対向する側部12
と、他方の対向する側部13と、底部14とを有して構成さ
れたものである。
【０００７】前記一方の対向する側部12の内側面15に
は、それぞれ模様形成面となる模様シート16が張られて
いる。この一方の対向する側部12の内側面15間の間隔
は、製造すべきパネル２枚分の厚さに相当するものであ
る。
は、それぞれ模様形成面となる模様シート16が張られて
いる。この一方の対向する側部12の内側面15間の間隔
は、製造すべきパネル２枚分の厚さに相当するものであ
る。
【０００８】次に、前記縦打ち成形用型枠11を使用し、
この型枠11内に気泡コンクリートスラリー17を打設す
る。次に、所定時間養生させることにより、型枠11内の
気泡コンクリートスラリー17を一次的に硬化させてコン
クリートブロック18に成形する。
この型枠11内に気泡コンクリートスラリー17を打設す
る。次に、所定時間養生させることにより、型枠11内の
気泡コンクリートスラリー17を一次的に硬化させてコン
クリートブロック18に成形する。
【０００９】次に、図２に示すように、前記コンクリー
トブロック18を脱型した後、このコンクリートブロック
18を模様面19に沿った面でピアノ線21で切断することに
より、２枚の同じパネル22に分割する。この後、各パネ
ル22をオートクレーブ（図示せず）に搬送し、ここで通
常通りオートクレーブ養生を施して本実施例に係るオー
トクレーブ養生気泡コンクリートパネル22を製造する。
トブロック18を脱型した後、このコンクリートブロック
18を模様面19に沿った面でピアノ線21で切断することに
より、２枚の同じパネル22に分割する。この後、各パネ
ル22をオートクレーブ（図示せず）に搬送し、ここで通
常通りオートクレーブ養生を施して本実施例に係るオー
トクレーブ養生気泡コンクリートパネル22を製造する。
【００１０】上記実施例に係るオートクレーブ養生気泡
コンクリートパネル22の製造方法によれば、成形された
コンクリートブロック18を模様面19に沿った面で切断し
て２枚の同じパネル22に分割した後、その後各パネル22
に対して通常のオートクレーブ養生を施すことにより、
表面に模様面19の形成された２枚のオートクレーブ養生
気泡コンクリートパネル22を製造することができる。
コンクリートパネル22の製造方法によれば、成形された
コンクリートブロック18を模様面19に沿った面で切断し
て２枚の同じパネル22に分割した後、その後各パネル22
に対して通常のオートクレーブ養生を施すことにより、
表面に模様面19の形成された２枚のオートクレーブ養生
気泡コンクリートパネル22を製造することができる。
【００１１】従って、平打ち成形用型枠を使用して、１
型枠当たり１枚の模様付きパネルを造る場合と比べて、
１型枠11当たり２枚の模様付きパネル22が得られるた
め、生産性が高まる。また、コンクリートブロックから
分割された複数のパネルに模様を形成する場合と比べ
て、本実施例ではコンクリートブロック18の成形と同時
に各パネル22の表面に模様面19が形成されることになる
ので、模様形成の手間が省けて製造効率が高まる。
型枠当たり１枚の模様付きパネルを造る場合と比べて、
１型枠11当たり２枚の模様付きパネル22が得られるた
め、生産性が高まる。また、コンクリートブロックから
分割された複数のパネルに模様を形成する場合と比べ
て、本実施例ではコンクリートブロック18の成形と同時
に各パネル22の表面に模様面19が形成されることになる
ので、模様形成の手間が省けて製造効率が高まる。
【００１２】更に、縦打ち成形用型枠11の一方の対向す
る側部12の内側面15に模様シート16を張ることも、コン
クリートブロック18をピアノ線21で切断することも、そ
れ自体は従来技術を適用することができるため、本実施
例に係る製造方法の実施が容易である。
る側部12の内側面15に模様シート16を張ることも、コン
クリートブロック18をピアノ線21で切断することも、そ
れ自体は従来技術を適用することができるため、本実施
例に係る製造方法の実施が容易である。
【００１３】なお、上記実施例では、型枠11の一方の対
向する側部12の内側面15に模様形成面を設けるために、
模様シート16を張るようにしたが、型枠11の各内側面15
に模様面を直接形成しておいてもよい。
向する側部12の内側面15に模様形成面を設けるために、
模様シート16を張るようにしたが、型枠11の各内側面15
に模様面を直接形成しておいてもよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明に係るコンクリート建材の製造方
法によれば、模様付き建材の生産性を高めることができ
る。
法によれば、模様付き建材の生産性を高めることができ
る。
【図１】本発明の一実施例に係るオートクレーブ養生気
泡コンクリートパネルの製造方法の一工程を示す断面図
である。
泡コンクリートパネルの製造方法の一工程を示す断面図
である。
【図２】同じ実施例に係るパネルの製造方法の一工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【符号の説明】 11 縦打ち成形用型枠11 12 一方の対向する側部 16 模様シート 17 気泡コンクリートスラリー 18 コンクリートブロック 19 模様面 22 コンクリート建材であるオートクレーブ養生気泡コ
ンクリートパネル
ンクリートパネル
Claims (1)
- 【請求項１】 対向する内側面にそれぞれ模様形成面が
設けられた縦打ち成形用型枠を使用し、この成形用型枠
内にコンクリートスラリーを打設した後、前記コンクリ
ートスラリーを硬化させてコンクリートブロックに成形
し、このコンクリートブロックを模様面に沿った面で分
割することにより、表面に模様面が形成された複数の建
材を製造することを特徴とするコンクリート建材の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15671992A JPH0639823A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | コンクリート建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15671992A JPH0639823A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | コンクリート建材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639823A true JPH0639823A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=15633845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15671992A Pending JPH0639823A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | コンクリート建材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639823A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53127521A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-07 | Nippon Iton Kougiyou Kk | Method of making lighttweight foamed concrete panel |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP15671992A patent/JPH0639823A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53127521A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-07 | Nippon Iton Kougiyou Kk | Method of making lighttweight foamed concrete panel |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960409 |