JPH055409U - 無機質建材用プレス型板 - Google Patents

無機質建材用プレス型板

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Publication number
JPH055409U
JPH055409U JP5957291U JP5957291U JPH055409U JP H055409 U JPH055409 U JP H055409U JP 5957291 U JP5957291 U JP 5957291U JP 5957291 U JP5957291 U JP 5957291U JP H055409 U JPH055409 U JP H055409U
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
holes
inorganic building
steel plate
press
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Pending
Application number
JP5957291U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 芹川
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰り返し荷重が負荷される場合であっても長
期安定して使用でき、また製造も容易な無機質建材用プ
レス型板を提供することを目的とする。 【構成】 多数の貫通孔2…2が設けられた鋼板3の表
面に、表面4Aに反転した凹凸模様5を有する樹脂層4
が貫通孔2…2内にも樹脂4を充填させて積層形成され
て構成され、鋼板により樹脂層4に強度が付与される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は無機質建材用プレス型板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築用板材として繊維補強セメントよりなる板材が非常に広く使用され ている。 この種壁板は同一材質、同一形状のものが大量生産可能で、しかも木材等の天 然資源を消費しないので資源対策上も非常に有利である利点を有する。 しかし、これら無機質建築用板はそのままであると地色が灰黒〜灰白色をなし 意匠性が乏しいことより表面に塗装を行いあるいはさらに凹凸模様を付して種々 意匠性を付与することが行われる。
【0003】 ところで、無機質板への凹凸模様は、未硬化の段階の成形板表面に凹凸模様付 けプレス板を押圧接触させ、これにより付することが行われる場合がある。 このプレス板としては、従来鉄板製、アルミ製などの金属製のものが主流であ ったが、非常に高価となるのと製造が容易でないことより母型に流入して硬化さ せれば成形することのできる樹脂製のものが使用されている。
【0004】
【従来技術の問題点】
しかしながら、上記樹脂製の型はプレス盤に固定する際、接着あるいはビス留 めとしていたが、前者の接着による場合は繰り返される圧縮荷重により早期に剥 離脱落する欠点があり、保守管理が非常に面倒である欠点があり、また後者のビ ス留めの場合は模様部分を避けて型の周辺部でしか止着することができず、均一 な止着力とし難い欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記問題点に鑑み、繰り返し荷重が負荷される場合であっても長期 安定して使用でき、また製造も容易な無機質建材用プレス型板を提供することを 目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案の無機質建材用プレス型板は、多数の貫通孔が設けられた鋼板 表面に、表面に反転した凹凸模様を有する樹脂層が前記貫通孔内にも樹脂を充填 させて積層形成されてなることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の要部拡大断面図、図2は他の実施例の要部拡大断面 図である。
【0008】 この考案の無機質建材用プレス型板1は、多数の貫通孔2…2が設けられた鋼 板3の表面に、表面4Aに反転した凹凸模様5を有する樹脂層4が貫通孔2…2 内にも樹脂4を充填させて積層形成されて構成されている。 上記において樹脂としては繰り返し圧縮荷重に対しても耐える強度を有する樹 脂が使用され、例えばウレタン系樹脂が使用される。
【0009】 また、上記実施例における鋼板3に形成される貫通孔2…2の断面形状は図1 に示すように皿孔形状の他、図2に示すように内面にねじ状の凹凸を形成したも のであっても良い。要は貫通孔2…2内に注入された樹脂が容易に脱出しない形 状とされていれば良い。
【0010】 次に、この考案の無機質建材用プレス型板1の製造方法を説明する。 図3に示すように、まず母型5上に貫通孔2…2の穿設された鋼板3を樹脂層 4の厚さだけ隔てて配置し、貫通孔2の何れかを樹脂注入孔とし、その他を樹脂 充填チェック用として樹脂注入孔2より溶融樹脂を注入する。鋼板3と母型5と の間に樹脂が十分に充填されているかどうかを他の貫通孔からあふれる樹脂によ りチェックし充填が確認されれば樹脂を硬化させる。 その後脱型すれば樹脂層4と鋼板3とが貫通孔2…2に充填された樹脂により 一体化された型板が成形される。 これをプレス盤に取付けて使用するのである。
【0011】
【作用】
この考案の無機質建材用プレス型板1によれば、プレス模様を付する樹脂層4 が鋼板3で補強されているので強度に優れ、また裏面鋼板3を介してしっかりと プレス盤に取付可能となる。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、裏面が鋼板で補強されているので過酷な繰り 返し圧縮荷重にたいしても十分な耐用強度を発揮し、また、母型さえあれば樹脂 型の成形は容易であり仮に消耗することがあっても同一型板が容易に再生産可能 であり経済的であるなど種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部拡大断面図である。
【図2】他の実施例の要部拡大断面図である。
【図3】実施例の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 無機質建材用プレス型板 2 貫通孔 3 鋼板 4 樹脂層 4A 表面 5 凹凸模様

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 多数の貫通孔が設けられた鋼板表面に、
    表面に反転した凹凸模様を有する樹脂層が前記貫通孔内
    にも樹脂を充填させて積層形成されてなることを特徴と
    する無機質建材用プレス型板。
JP5957291U 1991-07-02 1991-07-02 無機質建材用プレス型板 Pending JPH055409U (ja)

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