JP3213416B2 - 樹脂型 - Google Patents

樹脂型

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JP3213416B2
JP3213416B2 JP33673192A JP33673192A JP3213416B2 JP 3213416 B2 JP3213416 B2 JP 3213416B2 JP 33673192 A JP33673192 A JP 33673192A JP 33673192 A JP33673192 A JP 33673192A JP 3213416 B2 JP3213416 B2 JP 3213416B2
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resin
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昭一 後藤
正典 谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄造用のプレス型に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂型の製造方法としては、特開
平1−101108号公報に記載されたように、定盤上
に周囲枠を立設し、該周囲枠内に半水石こうを流し込
み、該半水石こうの硬化後、該石こう層上に模型型の母
型を設置し、該母型上に硬質プラスチックの原料を流し
込み、硬化させると共に、該プラスチック原料層上にさ
らに硬質発泡プラスチック原料を流し込み発泡硬化さ
せ、全体が硬化完了後周囲を取り外し前記プラスチック
原料及び硬質発泡プラスチック原料とが一体化された型
を取り出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
型の厚み精度を維持するため、樹脂型の裏面を切削しレ
ベル出しをしていた。このため、型の厚み精度を維持す
るための裏面切削加工を要し、加工が複雑となってい
た。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、樹脂型の厚み、面精度の安定を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、樹脂型は、硬化して型となる注入された
注型樹脂の上面側(マザー型と接触しない面側)に穴を
開けた押さえ板を設けて製造されることを特徴とする。
【0006】上記樹脂型の製造は、全型取付板兼用の押
さえ板を用いること、押さえ板を金属製とし、注型樹脂
の硬化前にマグネットシートを設けたこと、注型樹脂に
磁気化剤を混合し、押さえ板を金属製としたこと等を特
徴とする。
【0007】
【作用】シリコーン樹脂等の注型用樹脂の上面側に穴を
開けた押さえ板を設けたので、注入された注型用樹脂を
オーバーフローさせて、硬化させ、樹脂型、またはマザ
ー型を押さえ板に固定できる。金型取付板と押さえ板を
兼用すれば、そのままプレスに取り付けられる。注型樹
脂に磁気化剤を混合して押さえ板を金属製にした場合、
注型用樹脂の硬化前にマグネットシートを設け押さえ板
を金属製にした場合、硬化して形成された樹脂型との着
脱を容易にする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。本発明は、模様(凹凸)のついた抄造方法における
プレス加工用ダイを樹脂型により形成またはその製造方
法におけるもので、従来の欠点を解決するために、積層
による樹脂型製作から注型工法により樹脂型を製作する
方法を示す。
【0009】(第1実施例) 図1に示すように、定盤1a上のマザー型8a(マザー
型については図3,4で詳細に説明する)、押さえ板7
aの周囲に枠9aを立設し、枠9aにオーバーフロー用
穴10cを開けた金属製押さえ板10bを載置し、注型
用樹脂をオーバーフローするように流し込む。28aは
マグネットシートで、注型用樹脂の硬化前にマグネット
シート28aを設けて樹脂型11aと金属製押さえ板1
0bとの着脱を容易にする。28bはマグネットシート
28aの固定用穴である。押さえ板7aは磁性材であれ
ば良い。
【0010】(第2実施例) 図2に示すように、定盤1aの上に押さえ板7aを介し
てマザー型8aを固定し、押さえ板7aの周囲に立設さ
れた枠9aにオーバーフロー用穴10cを設けた押さえ
板10bを載置し、枠9a内に磁気化剤、例えばフェラ
イトの粉末を混合された注型用樹脂11dをオーバーフ
ローするように流し込み樹脂型11aを形成する。
【0011】図3は実施例1,2で使用したマザー型8
aの製造フローを示す。工程1で、定盤1aに、型とな
るモデル2aを載置する。次に工程2でモデル2aの周
囲に枠3aを立設する。次の工程3で枠3a上に押さえ
板4aを載置する。押さえ板4aには穴4bが多数開け
られている。次にシリコーンゴムを流し込む時に枠3a
よりもオーバーするように流し込み、オーバーフローす
るシリコーンゴムが押さえ板4aの穴4bに浸透して硬
化するようにしたもので、穴4bからエアーが抜け、硬
化と同時に押さえ板4aも固定されるため、従来製法に
おいて厚み又は面精度の確保が困難であったものがこの
方法により解決される。モデル2a上にはシリコーンゴ
ムの転写型5aが形成される。
【0012】次に、工程4では、押さえ板4a上の転写
型5aの周囲に枠6aを立設し、枠6aに押さえ板7a
を載置する。押さえ板7aには穴7bが開けられてい
る。工程3と同様、シリコーンゴムを流し込み,枠6a
よりもオーバーフローさせて穴7bに浸透させる。穴7
bからはエアーも抜ける。硬化と同時に、マザー型8a
が押さえ板7aに固定される。
【0013】図4は樹脂型の製作説明図で、(a)はマ
ザー型のセット状態説明図、(b)は樹脂型の製作説明
図である。マザー型のセットは、図3での工程4で製造
したマザー型8aを、枠6a、転写型5aから取り外
し、押さえ板7aを介して定盤1a上にセットし、押さ
え板7aの周囲に枠9aを立設する。
【0014】次に、図4(b)に示すように枠9a上に
オーバーフロー用の穴10cが設けられた押さえ板10
bを載置し、次に注型用樹脂11dを流し込み、穴10
cからオーバーフローさせて、同時にエアーも抜き、樹
脂型11aを作成する。従来の方法であれば、繊維強化
材(マット)及び樹脂の積層厚みの精度管理が難しかっ
たがこの方法であれば簡単に精度が確保でき問題点も解
消できる。
【0015】
【発明の効果】従来の積層樹脂型に比べ、 (1)工程が削減できるため工期の短縮がはかれ、低コ
ストのプレス型が製作できる。 (2)金型取付板と一体化構造のプレス型が製作でき
る。定盤及び枠を基準にして製作していくので、平行
度、直角度などの面精度が容易に形成できるとともに寸
法精度も向上する。又金型の取り付け作業(メンテナン
ス)等も簡単になることが期待できる。 (3)押さえ板穴によりシリコーンゴムや樹脂注入の際
の気泡の発生を防止できる。 (4)樹脂型と金属製押さえ板との着脱を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押さえ板にマグネットシートを設けた樹脂型製
作説明図である。
【図2】注型用樹脂に磁気化剤を混合した樹脂型製作説
明図である。
【図3】マザー型の製造順序説明図である。
【図4】樹脂型の製作説明図で、(a)はマザー型のセ
ット状態説明図、(b)は樹脂型の製作説明図である。
【符号の説明】
1a 定盤 2a モデル 3a 枠 4a 押さえ板 4b 穴 5a 転写型 6a 枠 7a 押さえ板 7b 穴 8a マザー型 9a 枠 10b 押さえ板 10c オーバーフロー用穴 11a 樹脂型 11d 注型用樹脂 28a マグネットシート 28b マグネットシート28aの固定用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/38 - 33/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤(1a)に載置したモデル(2a)
    の周囲に立設した枠(3a)上に全面に複数の穴を開け
    た押さえ板(4a)を設け、型材を立設した枠(3a)
    とモデル(2a)及び押さえ板(4a)で形成される空
    間に注入して転写型(5a)を製造し、 この転写型(5a)を押さえ板(4a)と共に定盤(1
    a)に載置し、周囲に立設した枠(6a)上に全面に複
    数の穴を開けた押さえ板(7a)を設け、型材を立設し
    た枠(6a)と転写型(5a)及び押さえ板(7a)で
    形成される空間に注入してマザー型(8a)を製造し、 このマザー型(8a)を押さえ板(7a)と共に定盤
    (1a)に載置し、周囲に立設した枠(9a)上に全面
    に複数の穴を開けた押さえ板(10b)を設け、樹脂を
    立設した枠(9a)とマザー型(8a)及び押さえ板
    (10b)で形成される空間に注入して製作する樹脂型
    において、 前記押さえ板(10b)を金属製とし、 注型用樹脂の硬化前にマグネットシート(28a)を押
    さえ板(10b)の内側に設けることにより、 前記マグネットシート(28a)を押さえ板(10b)
    の内側に密着させたことを特徴とする樹脂型。
  2. 【請求項2】 定盤(1a)に載置したモデル(2a)
    の周囲に立設した枠(3a)上に全面に複数の穴を開け
    た押さえ板(4a)を設け、型材を注入して転写型(5
    a)を製造し、 この転写型(5a)を押さえ板(4a)と共に定盤(1
    a)に載置し、周囲に立設した枠(6a)上に全面に複
    数の穴を開けた押さえ板(7a)を設け、型材を注入し
    てマザー型(8a)を製造し、 このマザー型(8a)を押さえ板(7a)と共に定盤
    (1a)に載置し、周囲に立設した枠(9a)上に全面
    に複数の穴を開けた押さえ板(10b)を設け、樹脂を
    注入して製作する樹脂型において、 前記押さえ板(10b)を金属製とし、 注型用樹脂に磁気化剤を混合したことを特徴とする樹脂
    型。
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