JPS6328773B2 - - Google Patents
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- JPS6328773B2 JPS6328773B2 JP6840479A JP6840479A JPS6328773B2 JP S6328773 B2 JPS6328773 B2 JP S6328773B2 JP 6840479 A JP6840479 A JP 6840479A JP 6840479 A JP6840479 A JP 6840479A JP S6328773 B2 JPS6328773 B2 JP S6328773B2
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- top plate
- casting resin
- wooden
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- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はポリウレタン樹脂等の接着性を有する
注型用樹脂を用いて木口処理を行う木製天板の製
造方法に関するものである。
注型用樹脂を用いて木口処理を行う木製天板の製
造方法に関するものである。
従来の技術
従来、たとえば木製天板に水槽取付孔をあけ、
水槽を取付ける天板において、その取付孔周辺の
木口部分の処理方法として、接着性のあるポリウ
レタン樹脂等の注型用樹脂を木口面に成形と同時
に接着させるものが提案されている。
水槽を取付ける天板において、その取付孔周辺の
木口部分の処理方法として、接着性のあるポリウ
レタン樹脂等の注型用樹脂を木口面に成形と同時
に接着させるものが提案されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしこの方法では取付孔をあけた天板を金型
内にセツテイングした後、注型用樹脂を注入し硬
化させる方法であるため、注型用樹脂のもれを防
ぐための特殊な金型や、プレス設備を必要とし、
また注型用樹脂が硬化するまで離型できず、きわ
めて生産性が低いものとなつていた。
内にセツテイングした後、注型用樹脂を注入し硬
化させる方法であるため、注型用樹脂のもれを防
ぐための特殊な金型や、プレス設備を必要とし、
また注型用樹脂が硬化するまで離型できず、きわ
めて生産性が低いものとなつていた。
本発明はこのような従来の方法の欠点を除去す
るもので、生産性を向上するものである。
るもので、生産性を向上するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決する本発明の技術手段は、天
板本体の木製基板に有底凹状の切除部を形成し、
この切除部を閉成するように表板を貼付して前記
木製基板と表板で囲まれた前記切除部を密閉空間
とし、この切除部内に注型用樹脂を注入して凝固
させ、この注型用樹脂で前記切除を覆うととも
に、この後前記切除部の内側面付近に位置する注
型用樹脂を残存させ、前記切除部に位置する表
板、木製基板および注型用樹脂を、前記表板と、
この表板下部の注型用樹脂が内方に突出形成する
ように切除して水槽等の取付穴を形成してなるも
のである。
板本体の木製基板に有底凹状の切除部を形成し、
この切除部を閉成するように表板を貼付して前記
木製基板と表板で囲まれた前記切除部を密閉空間
とし、この切除部内に注型用樹脂を注入して凝固
させ、この注型用樹脂で前記切除を覆うととも
に、この後前記切除部の内側面付近に位置する注
型用樹脂を残存させ、前記切除部に位置する表
板、木製基板および注型用樹脂を、前記表板と、
この表板下部の注型用樹脂が内方に突出形成する
ように切除して水槽等の取付穴を形成してなるも
のである。
作 用
本発明は上記手段により、成型時における注型
用樹脂のもれは木製基板と表板により防止される
ので、注型用樹脂のもれを防ぐための特殊な金型
や、プレス設備が不要となるとともに、注入の終
つた天板は注型用樹脂が硬化するのを待たずに移
動させることができる。また水槽等の取付穴は、
表板と表板下部の注型用樹脂が内方に突出形成す
る構成としているので、取付穴への水槽等の取付
けがしやすいとともに、水密で、外観の良好な取
付け処理が可能となるものである。
用樹脂のもれは木製基板と表板により防止される
ので、注型用樹脂のもれを防ぐための特殊な金型
や、プレス設備が不要となるとともに、注入の終
つた天板は注型用樹脂が硬化するのを待たずに移
動させることができる。また水槽等の取付穴は、
表板と表板下部の注型用樹脂が内方に突出形成す
る構成としているので、取付穴への水槽等の取付
けがしやすいとともに、水密で、外観の良好な取
付け処理が可能となるものである。
実施例
以下その実施例を図面とともに説明する。
本実施例の天板本体1は、たとえばラワン合板
よりなる木製基板2とたとえばメラミン化粧板よ
りなる表板3で構成され、両者は接着剤で貼りつ
けている。4は天板本体1に設けられた水槽取付
用の孔、5はポリウレタン等の接着性を有する注
型用樹脂であり、後述する方法によつて成型さ
れ、木製基板2の木口面および表板3の裏面に強
固に接着している。6は水槽であり、金具7と木
ネジ8によつて取付けられている。なお注型用樹
脂5と水槽6の接触部9にはシリコン樹脂等の充
填剤が充填されている。
よりなる木製基板2とたとえばメラミン化粧板よ
りなる表板3で構成され、両者は接着剤で貼りつ
けている。4は天板本体1に設けられた水槽取付
用の孔、5はポリウレタン等の接着性を有する注
型用樹脂であり、後述する方法によつて成型さ
れ、木製基板2の木口面および表板3の裏面に強
固に接着している。6は水槽であり、金具7と木
ネジ8によつて取付けられている。なお注型用樹
脂5と水槽6の接触部9にはシリコン樹脂等の充
填剤が充填されている。
本実施例の製造工程は第3図A〜Fに示すとお
りである。
りである。
工程Aにおいて木製基板2にルータ等の機械を
用いて有底凹状の切除部10を形成し、その底部
に注型用樹脂の注入孔11と、注入時の空気抜き
孔12をあける。工程Bでは、表板3を、切除部
10の開口を閉成するごとく木製基板2に貼りつ
けることによりB−b図のように空洞部13が形
成される。工程Cでは、天板本体を定盤14に載
置する。工程Dにおいて、注入孔11よりノズル
15により注型用樹脂5を注入する。注入された
注型用樹脂5は空洞13内の空気を空気抜き孔1
2より押し出しながら流れ、最後に空気抜き孔1
2よりあふれ出る。注型用樹脂5が凝固したの
ち、工程Eにおいて図に示すP−P′の切断面に
て、すなわち、表板3と、この表板3下部の注型
用樹脂5が内方に突出形成するようにルータ等の
機械を用いて天板1に取付孔4をあける。工程F
では、加工が完了した天板1に水槽6を取付け
る。なお、第4図に示す加工行程は第3図の加工
行程Aにおける切除部10を有底の溝状に形成し
たものであつて、これにより注型用樹脂5の使用
量を必要最少量に削減し、また注型用樹脂5を注
入する時間の短縮化をはかり、注型用材料5が凝
固する際の収縮による天板1のひずみを最少限に
おさえるように配慮したものである。また、本実
施例に示した実施例では注入孔11、空気抜き孔
12を木製基板2に設けたが、第5図に示すよう
に表板3に設けてもよい。
用いて有底凹状の切除部10を形成し、その底部
に注型用樹脂の注入孔11と、注入時の空気抜き
孔12をあける。工程Bでは、表板3を、切除部
10の開口を閉成するごとく木製基板2に貼りつ
けることによりB−b図のように空洞部13が形
成される。工程Cでは、天板本体を定盤14に載
置する。工程Dにおいて、注入孔11よりノズル
15により注型用樹脂5を注入する。注入された
注型用樹脂5は空洞13内の空気を空気抜き孔1
2より押し出しながら流れ、最後に空気抜き孔1
2よりあふれ出る。注型用樹脂5が凝固したの
ち、工程Eにおいて図に示すP−P′の切断面に
て、すなわち、表板3と、この表板3下部の注型
用樹脂5が内方に突出形成するようにルータ等の
機械を用いて天板1に取付孔4をあける。工程F
では、加工が完了した天板1に水槽6を取付け
る。なお、第4図に示す加工行程は第3図の加工
行程Aにおける切除部10を有底の溝状に形成し
たものであつて、これにより注型用樹脂5の使用
量を必要最少量に削減し、また注型用樹脂5を注
入する時間の短縮化をはかり、注型用材料5が凝
固する際の収縮による天板1のひずみを最少限に
おさえるように配慮したものである。また、本実
施例に示した実施例では注入孔11、空気抜き孔
12を木製基板2に設けたが、第5図に示すよう
に表板3に設けてもよい。
なお第4図、第5図において、第1〜3図と同
一部分ないしは該当する部分を同一符号で表記
し、その説明は省略した。
一部分ないしは該当する部分を同一符号で表記
し、その説明は省略した。
発明の効果
以上実施例の説明より明らかなように、本発明
は成型時における注型用樹脂のもれを木製基板と
表板により防止するので、注型用樹脂のもれを防
ぐための特殊な金型や、プレス設備が不要となる
とともに、注入の終つた天板は注型用樹脂が硬化
するのを待たずに移動させることができ、生産性
が向上する。また水槽等の取付穴は、表板と表板
下部の注型用樹脂が内方に突出形成する構成とし
ているので、取付穴への水槽等の取付けがしやす
いとともに、水密で、しかも上面側に継目線を露
呈することなく外観の良好な形で水槽等の取付け
処理が可能となる等の効果を奏するものである。
は成型時における注型用樹脂のもれを木製基板と
表板により防止するので、注型用樹脂のもれを防
ぐための特殊な金型や、プレス設備が不要となる
とともに、注入の終つた天板は注型用樹脂が硬化
するのを待たずに移動させることができ、生産性
が向上する。また水槽等の取付穴は、表板と表板
下部の注型用樹脂が内方に突出形成する構成とし
ているので、取付穴への水槽等の取付けがしやす
いとともに、水密で、しかも上面側に継目線を露
呈することなく外観の良好な形で水槽等の取付け
処理が可能となる等の効果を奏するものである。
第1図は本発明の実施例の流し台の斜視図、第
2図は同要部断面図、第3図A〜Fは製造工程を
示すもので、AおよびB−aは斜視図、B−bは
同断面図、C〜Fは工程の順を示す断面図であ
る。第4図は他の実施例の製造工程を示すもの
で、A〜Fはそれぞれ第3図A〜Fに符合してい
る。第5図はさらに他の実施例の要部断面図であ
る。 2……木製基板、3……表板、5……注型用樹
脂、10……切除部。
2図は同要部断面図、第3図A〜Fは製造工程を
示すもので、AおよびB−aは斜視図、B−bは
同断面図、C〜Fは工程の順を示す断面図であ
る。第4図は他の実施例の製造工程を示すもの
で、A〜Fはそれぞれ第3図A〜Fに符合してい
る。第5図はさらに他の実施例の要部断面図であ
る。 2……木製基板、3……表板、5……注型用樹
脂、10……切除部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 天板本体の木製基板に有底凹状の切除部を形
成し、この切除部を閉成するように表板を貼付し
て前記木製基板と表板で囲まれた前記切除部を密
閉空間とし、この切除部内に注型用樹脂を注入し
て凝固させ、この注型用樹脂で前記切除部を覆う
とともに、この後前記切除部の内側面付近に位置
する注型用樹脂を残存させ、前記切除部に位置す
る表板、木製基板および注型用樹脂を、前記表板
と、この表板下部の注型用樹脂が内方に突出形成
するように切除して水槽等の取付穴を形成してな
る木製天板の製造方法。 2 前記切除部を溝状にしてなる特許請求の範囲
第1項に記載の木製天板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6840479A JPS55159932A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Preparation of wooden top board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6840479A JPS55159932A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Preparation of wooden top board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159932A JPS55159932A (en) | 1980-12-12 |
JPS6328773B2 true JPS6328773B2 (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=13372708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6840479A Granted JPS55159932A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Preparation of wooden top board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55159932A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510763B2 (ja) * | 1990-06-08 | 1996-06-26 | 永大産業株式会社 | 化粧板及び化粧板の製造方法 |
US5551103A (en) * | 1994-08-17 | 1996-09-03 | Drozdowich; Bryan G. | Apertured countertop mounting unit |
US6349429B1 (en) | 1994-08-17 | 2002-02-26 | Counter-Mate, Inc. | Apertured countertop mounting unit |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP6840479A patent/JPS55159932A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159932A (en) | 1980-12-12 |
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