JPS628164B2 - - Google Patents

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JPS628164B2
JPS628164B2 JP54093013A JP9301379A JPS628164B2 JP S628164 B2 JPS628164 B2 JP S628164B2 JP 54093013 A JP54093013 A JP 54093013A JP 9301379 A JP9301379 A JP 9301379A JP S628164 B2 JPS628164 B2 JP S628164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
casting material
top plate
window hole
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP54093013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5617206A (en
Inventor
Ichiro Itani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9301379A priority Critical patent/JPS5617206A/ja
Publication of JPS5617206A publication Critical patent/JPS5617206A/ja
Publication of JPS628164B2 publication Critical patent/JPS628164B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタン樹脂等の接着性を有する
注型用材料を用いて木口処理を行なう木製天板の
製造方法に関するものである。
従来、木製天板に水槽取付用孔をあけ、水槽を
取付ける天板において、その取付孔周辺の木口部
分の処理方法として、接着性を有する注型用材料
(例えばポリウレタン樹脂など)を木口面に成形
と同時に接着させるという方法が提案されてい
る。しかし、この従来提案されている製造方法で
は、取付孔をあけた天板を金型内にセツテイング
したのち注型用材料を注入し、硬化させる方法で
あるため、注型材料のもれを防ぐための特殊な金
型や、プレス設備を必要とするばかりか、注型用
材料が硬化するまでは脱型できず、極めて生産性
の低いものであつた。
本発明は前記点にかんがみて、比較的簡単な設
備でできるとともに、生産効率もよい木製天板の
製造方法を提供しようとするものであり、以下、
その実施例を図面とともに説明する。
1は天板であり、木製基板(例えば、ラワン合
板)2と表板(例えば、メラミン化粧板)3より
なつている。木製基板2と表板3は接着剤により
貼りつけられている。4は天板1に設けられた水
槽取付用の孔である。5はポリウレタン樹脂等の
接着性を有する注型用材料であり、後述する製造
方法により成型され、木製基板2の木口面及び表
板3の裏面に強固に接着している。6は水槽であ
り、金具7と木ねじ8によつて取付けられてい
る。なお、注型用材料5と水槽6の接触部9には
充てん剤(例えば、シリコン樹脂)が充てんされ
ている。
このような天板を製造する際は、第3図に示す
A〜Eの工程に従つて加工する。工程Aにおい
て、木製基板2にルータ等の機械を用いて窓孔1
0を形成したのち工程Bで表板3を木製基板2
に、接着剤によりはりつける。工程Cでは天板1
をうらがえしにして窓孔10部にポリウレタン樹
脂等の接着性を有する注型用材料5を注入する。
注型用材料5が硬化したのち、工程Dにおいてル
ータ等の機械を用いて、図に示すP―P′,Q―
Q′にて切断して水槽取付用の孔4を形成する。
第4図のA〜Eに示す製造工程は、本発明の他
の実施例である。工程Aにおいて木製基板2に窓
孔10を形成し、工程Bで、表板3を接着剤にて
はりつける。工程Cにおいて、工程Aで切り抜か
れた抜基板11を適当な大きさに加工し、窓孔1
0の内側面との間に間隔をおいて窓孔内に配置
し、表板3に接着剤にてはりつける。工程Dにお
いて天板1をうらがえしにして定盤12に載置し
たのち、金型13を木ねじ14にて、木製基板2
に仮止めする。次に注入孔15よりノズル17に
て注型用材料5を注入する。16は空気抜き用の
孔である。注型用材料5が硬化したのち、金型1
3をはずし、工程EにおいてP―P′,Q―Q′に
てルータ等の機械を用いて切断し、水槽取付用孔
4を形成する。第4図の工程Cにおいて、抜基板
11を配置することにより、注型用材料5を必要
最小限にできるとともに、注型用材料5の硬化時
における収縮による接着面のはく離や天板1の変
形を防止することができる。工程Dにおいて金型
13を使用することにより、一点注入による作業
性にすぐれた注型作業が可能であるとともに、注
型用材料5と水槽6の接触部9の形状が金型13
により形成することができるから、工程Eにおけ
るルータ加工時のルータバイトは、水槽取付孔4
を抜くだけの簡単な形状でよい。また、金型13
は極めて簡単なものであるから、数多く作つてお
けば、注型用材料5が硬化するまでに、移動し、
短時間に多くの枚数の成型が可能である。
なお、第4図の実施例において、第1〜3図の
実施例と同一個所は同一符号を記した。
以上のように本発明によれば、特殊な金型や、
設備を必要とせず、しかも効率のよい生産が可能
であり、その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す流し台の斜視
図、第2図は同断面図、第3図A〜Eは工程説明
図で、B′は第3図BのX―X′線断面図、第4図
A〜Fは他の実施例の工程説明図で、B′は第4図
BのX―X′線断面図、C′は第4図CのY―Y′線
断面図である。 1……天板、2……木製基板、3……表板、4
……取付孔、5……注型用材料、6……水槽、1
1……抜基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天板本体の木製基板にルータ加工等によつて
    窓孔を穿設し、この窓孔の一開口面を閉成するご
    とく基板上に表板を貼りつけし、窓孔の他方開口
    面より窓孔内へ注型用材料を注入して硬化させ、
    この注型用材料にて基板の窓孔内側面を覆うとと
    もに、この後基板の窓孔内側面付近にある注型用
    材料部分を残存させて窓孔内に位置する表板及び
    注型用材料を切除して天板本体に水槽等の取付孔
    を形成してなる木製天板の製造方法。 2 窓孔穿設時に生じた抜基板を窓孔内側面との
    間に間隔をおいて窓孔内に配置し、前記間隔内に
    注型用材料を注入して硬化させ、この後基板の窓
    孔内側面付近にある注型用材料部分を残存させて
    窓孔内に位置する表板、注型用材料及び抜基板を
    切除してなる特許請求の範囲第1項記載の木製天
    板の製造方法。
JP9301379A 1979-07-20 1979-07-20 Manufacture of wooden top board Granted JPS5617206A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9301379A JPS5617206A (en) 1979-07-20 1979-07-20 Manufacture of wooden top board

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617206A JPS5617206A (en) 1981-02-19
JPS628164B2 true JPS628164B2 (ja) 1987-02-21

Family

ID=14070545

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JPS5617206A (en) 1981-02-19

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