JPS58208037A - 樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法 - Google Patents

樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法

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JPS58208037A
JPS58208037A JP9203182A JP9203182A JPS58208037A JP S58208037 A JPS58208037 A JP S58208037A JP 9203182 A JP9203182 A JP 9203182A JP 9203182 A JP9203182 A JP 9203182A JP S58208037 A JPS58208037 A JP S58208037A
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JP
Japan
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decorative
annular body
resin
synthetic resin
board
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Pending
Application number
JP9203182A
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English (en)
Inventor
早田 繁満
高木 博雄
三浦 泰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibigawa Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Ibigawa Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ibigawa Electric Industry Co Ltd filed Critical Ibigawa Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば流し台、洗面化粧台の大板のように開
口部を有する素材板の開口部を樹脂被覆する方法に関す
るものである。
一般にこの棚の天板のうち、例えば基はを冷板とし、化
粧材としてメラミン樹脂化粧板の様な合成樹脂化粧板を
接着してなる構成のものにおいては、単に開口部を設け
ただけではその切断面に合板が1出する。そのためこの
開口部の上からシーリング材等を介して水槽を固定する
方法が一般的であった。しかし仁の方法では例えば水仕
舞が不十分であるとか、意匠的に制限を受けるといった
間騙点があった。
そこで近年、合成樹脂を注入することにより、天板の開
口部を樹脂被覆したうえで、水槽を下から固定する方法
がいくつか提案されている。例えば、水槽の嵌め込み用
穴を形成した天板芯材を、化粧板裏面に接着し、水槽が
当接する化粧板裏面部に合成樹脂を流し込み硬化させた
のち、水槽液め込み用穴部分にあたる化粧板及び合成樹
脂層を水槽の形状に合わせて切削して開口部を形成する
方法がある。
しかし、この方法によれば、注入する樹脂址が多くなり
不経済であるという欠点があるばかりでなく、天板芯材
を化粧板に貼り合せる際の接着剤が芯材の開口穴まわり
の化粧板裏面部に残ったり、はみ出したりした状態で化
粧板裏面に合成樹脂層が形成される。そのため、第1図
に示すようK、開口部(5)において、化粧板(ハ)と
合成樹脂NIOとの間に異種材料としての接着剤層0が
形成される。
しかし上記接着剤層0は、開口木口面において、美観を
著しく損なう上、耐水性並びに、化粧板■と合成樹脂層
(Qとの接着強度を低下させる原因となり実用上好まし
くない。他方芯材■を化粧板に貼り合せる際に接着剤が
必要部分以外につかないように行なうことは実際の作業
面から非常に困難である。更に合成樹脂を注入する前に
不要な接着剤部分を取り除くことも可能であるがこの方
法で−は作業性が著しく悪くなる。
別の方法によれば、第2図に示すように、水槽取付は穴
(8)を有し、化粧板(ハ)が突出した状態となる。そ
してこの突出した化粧板貼り天板の化粧板裏面に合成樹
脂を注入して合成樹脂層を形成させる方法が提案されて
いる。しかし、この方法においては、芯材と化粧板とを
貼り合せる際の位置合せが非常に困難である大め作業性
が悪くなる。一方貼り合せ後の作柴において、薄い化粧
板層が開口部に突出しているため、その突出した化粧板
は容易に破損する欠点がある。また前に述べた方法によ
るものと同様に、異種材料である接着剤層◎が、化粧板
と合成樹脂層との間に介在し、木口面の美観を損ねたり
、耐水性や接着強度が低下する欠点がある。
本発明は、上記従来の諸々の欠点を解消した樹゛ 脂被
覆した開口部を有する素材板の製造方法を提供するもの
であり、その目的とするところは、化粧板裏面に直接合
成樹脂層を形成し、しかも作業性の良い製造方法を提供
することにある。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。第
3図から第8図はこの発明に係る素材板の製造工程を示
すものである。まず、第3図及び第4図に示すように、
化粧材1、たとえばメラミン樹脂化粧板を表面を上知し
て置き、その化粧板裏面上に型枠(2)を、、載置する
。次いで、第5図に示□ 、 すように、型枠(2)の連続した凹状溝部(3)に接f
it性を有する合成樹脂たとえば、ウレタン樹脂を注入
充填し硬化させた後、型枠をはずす。そしてこのように
形成した凸状環状体(4) K相応する凹部を有する木
質系基材、たとえば合板基材(5)を用意し、たとえば
スプレーによりゴム系接着剤(6)を化粧板裏面と合板
基材とに塗布乾燥の後門部が凸部を囲むようにして両者
を貼り合せて、第6図に示すような、素材板の仲間体を
得る。
次にi7図に示すように、凸状環状体と合板開口部との
間に生じた隙間(7)K接着性を有する合成樹脂たとえ
ばウレタン樹脂(8)を注入充填し凸状環状体と合板基
材と化粧板とを一体化する。そしてウレタン樹脂が硬化
した後、第7図における破線に示すように、凸状環状体
の一部を含む形状で化粧板を切削し、第8図に示すよう
な開口部を有する素材板とする。また必要に応じて切削
面を研磨してもよいし1合成樹脂[(4)、(8)の裏
面を切削することもある。第9図は以上の製造工程によ
り製造した樹脂被覆した開口部を有する素材板の構成の
一実施例の拡大図である。この素材板は、化粧板裏面に
異種材@を介さず、直接合成樹脂層が形成されるため外
観を損なうことはなく、しかも耐水−性、接着強度に優
れた構造となっている。
なお、上記実施例においては、化粧材としてメラミン樹
脂化粧板を用いたが、これに限定するものではない。こ
の他K、ダフブ樹脂化粧板、ボIJエステ〃樹脂化粧板
、金属化粧板等の各種の化粧板又は塩化ビニル、金属箔
、金属板などの各種化粧材を用いることもできる。木質
系基材としては、合板の他にパーチクVボード、ファイ
/<−ボード等の木質系基材であれば何でもよく、ムク
材に限らず開口部分に芯材を有するフラッシュ構造のも
のでもよい。また接着性含有する合成樹脂としては、ウ
レタン系樹脂に限らず、エポキシ系樹脂、ポリエステル
系樹脂等の熱硬化性合成樹脂の他に、各−の合成樹脂を
用いることができる。更に必要に応じて、顔料等の着色
剤、戻酸力A/S/ウム等の充填材、ガラス繊維等の補
強材を混入させることもある。また凸状環状体を形成さ
せる際の型枠については、その形状、構造、材質等につ
いて何ら制限するものではなく、例えば内側の枠を樹脂
発泡体等で作り、注入形成した凸状環状体と一体化して
もさしつかえない。上記型枠の使用に際しては、必要に
応じて両面テープ等で化粧材硬面に仮止めしたり、プレ
ス等で押えつけた状態で合成樹脂を注入させることもあ
る。また、凸状環状体を形成させた化粧材裏面にも接着
剤金塗布させる場合、必要に応じてこの凸状環状体の側
面にマスキングなどの被d処理をして、余分の接着剤を
塗布しないことがある。前記凸状環状体の形状と相応す
る凹部を有する木質系基材は、第6図に示すような開口
形状のものに限らず、凹形状の溝又は凹形状の溝の一部
が開口したものであってもよい。
本発明によって得られる素材板の用途としては、流し台
、洗面化粧等の天板に限らず、化粧材を用いた水平面又
は垂直面等の内装材もしくは、家具性器などの分野にお
いて、例えば、各種形状の開口部を有する家具部材、あ
るいは扉枠等の多くの用途がある。従って、第9図に示
す開口部の形状に限定するものではない。
以上説明したことから明らかなように、本発明の製造方
法によれば、化粧材の誕面圧形成される合成樹脂環状体
が、異種材料を介さず1合成樹脂自身の接着力により、
直接化粧材と一体化した素材板が得られる。この素材板
は、餠水性及び接着強度に優れた構造となるうえ、開口
部の美観を損なうこともない。しかも、この環状体の凸
形状に相応する凹部を有する木質系基材を、前記環状体
を囲むようにして化粧材と貼り合せるため、位置合せが
容易にでき、作業性が良い等、従来の製造方法に比べて
非常に優れた効果があり、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来法における素材板の縦断面図
である。 第3図から第8図は、本発明による製造方法の工程を示
す説明図、第9図は本発明によo!Bll造した素材板
の一実施例の拡大図である。 上記図面において1.(1) ・・・・・・・・・化粧
材、(2)・・・・・・・・・型枠。 (3)・・・・・・・・・溝部、(4)−・・・・・・
・・凸状環状体、(5)−ニー・・・・木質系基材、(
6)・・・・・・・・・接着剤層、(7)−・・・・・
・・・すき間、(8)・・・・・・・・・注入充填した
樹脂層。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、化粧材の裏面に接着性を有する合成樹脂で凸状環状
    一体を形成し、該環状体の形状と相応する凹部を有する
    木質系基材を、前記環状体を囲むように化粧材に貼9合
    せた後、環状体と基材との隙間に接着性を存する合成樹
    脂を注入充填し、硬化後環状体の内側に沿って環状体の
    一部と共に化粧材を切削することを特徴とする樹脂被覆
    した開口部を有する素材板の製造方法。
JP9203182A 1982-05-28 1982-05-28 樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法 Pending JPS58208037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9203182A JPS58208037A (ja) 1982-05-28 1982-05-28 樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法

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JP9203182A JPS58208037A (ja) 1982-05-28 1982-05-28 樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法

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JPS58208037A true JPS58208037A (ja) 1983-12-03

Family

ID=14043159

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JP9203182A Pending JPS58208037A (ja) 1982-05-28 1982-05-28 樹脂被覆した開口部を有する素材板の製造方法

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JP (1) JPS58208037A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617206A (en) * 1979-07-20 1981-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Manufacture of wooden top board

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617206A (en) * 1979-07-20 1981-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Manufacture of wooden top board

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