JPS6192618A - 水槽付き天板とその製造方法 - Google Patents
水槽付き天板とその製造方法Info
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- JPS6192618A JPS6192618A JP21483684A JP21483684A JPS6192618A JP S6192618 A JPS6192618 A JP S6192618A JP 21483684 A JP21483684 A JP 21483684A JP 21483684 A JP21483684 A JP 21483684A JP S6192618 A JPS6192618 A JP S6192618A
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- JP
- Japan
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- aquarium
- flange
- top plate
- base material
- decorative board
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な構造の水槽付き天板とその製造方法に関
するものであり、例えば流し台、洗面台などにおいてメ
ラミン樹脂化粧板などの熱硬化性樹脂化粧板を貼着した
天板部材に水槽を取付けるに際し、新規な取付構造と製
造方法を提供するものである。本発明の主要な効果は意
匠性に優れ、水仕舞いが良く、製造方法が容易な水槽付
き天板が得られることであり、第１図は後示するように
本発明による新規な構造の水槽付き天板の部分拡大断面
図を示すものである。
するものであり、例えば流し台、洗面台などにおいてメ
ラミン樹脂化粧板などの熱硬化性樹脂化粧板を貼着した
天板部材に水槽を取付けるに際し、新規な取付構造と製
造方法を提供するものである。本発明の主要な効果は意
匠性に優れ、水仕舞いが良く、製造方法が容易な水槽付
き天板が得られることであり、第１図は後示するように
本発明による新規な構造の水槽付き天板の部分拡大断面
図を示すものである。
〔従来の技術〕
水槽付き天板に関する従来技術としては、例えば特公昭
５７−３４４１３号がある。この出願においては、まず
第２図の斜視図に示すようにシンク嵌め込み用穴（イ）
を形成した芯材（ロ）を化粧板ｆ→に貼着する。ついで
第３図の部分拡大断面図に示すように嵌め込み用穴（イ
）の化粧板裏面に）に補強用ウレタン樹脂／Ｉ（ホ）を
注入形成し、硬化後該樹脂層（ホ）と化粧板ｅ→とをシ
ンクの形状に合せて同時切削し天板開口端面（へ）°を
形成する。更に前Ｎｉ：’ウレタン樹脂層（ホ）の裏面
部（ト）を平滑に仕上げた後、水ｔｅ（１）を当接させ
、更に取付金具（す）により圧着して水槽フランジ部体
）の裏面側の凹部に）に充填接着用ウレタン樹 −脂
層（カを注入硬化させて水槽（ト）を天板に取付けるも
のであった。
５７−３４４１３号がある。この出願においては、まず
第２図の斜視図に示すようにシンク嵌め込み用穴（イ）
を形成した芯材（ロ）を化粧板ｆ→に貼着する。ついで
第３図の部分拡大断面図に示すように嵌め込み用穴（イ
）の化粧板裏面に）に補強用ウレタン樹脂／Ｉ（ホ）を
注入形成し、硬化後該樹脂層（ホ）と化粧板ｅ→とをシ
ンクの形状に合せて同時切削し天板開口端面（へ）°を
形成する。更に前Ｎｉ：’ウレタン樹脂層（ホ）の裏面
部（ト）を平滑に仕上げた後、水ｔｅ（１）を当接させ
、更に取付金具（す）により圧着して水槽フランジ部体
）の裏面側の凹部に）に充填接着用ウレタン樹 −脂
層（カを注入硬化させて水槽（ト）を天板に取付けるも
のであった。
従来技術による製造方法によれば、化粧板裏面に）に形
成する補強用ウレタン樹脂層（ホ）は、その硬化後に刃
物による切削工程が必要なことと切削仕上げ後、水槽（
イ）を当接させて裏面側から取付金具（す）により圧着
させるものであるため、この圧着強度に充分耐えるだけ
の強度を必要とするものであった。従って該補強用樹脂
層はおおよそ５闘から１０ｇの厚みを有する必要があり
外観を著しく低下させる原因となっていた。しかも天板
開口端面（へ）を水槽を取付ける前に予じめ形成してお
（方法なので、該開口端面（へ）と水槽フランジ部の内
周端（！７）とを完全に一致させることが事実上不可能
であるため水槽突出部■が形成されるのでこれも外観を
低下させて欠点となっていた。更にこの水槽突出部（至
）と天板開目端面（へ）とで形成される隅部（功には汚
れやゴミ等が付着しやすく外観を損なうばかりでなく衛
生上も問題であった。また製造上においても天板開口端
面（ハ）と補強用ウレタン樹脂層の裏面側（ト）との両
面を切削仕上げする必要があるため工程が繁雑になると
いう欠点を有していた。 ′本発明は上記従来の欠点を
解決させるものであり、要約すれば木質系基材に熱硬化
性樹脂化粧板を貼着してなる天板部材において、熱硬化
性樹脂化粧板の開口端は水槽フランジ部の内周端と略同
一寸法で、木質系基材の開口端は水槽フランジ部の内周
端より大きく、かつ水槽フランジ部の外周端より小さく
、しかも厚みが１問前後の第１開口端と、水槽フランジ
部の外周端より大きな第２開 。
成する補強用ウレタン樹脂層（ホ）は、その硬化後に刃
物による切削工程が必要なことと切削仕上げ後、水槽（
イ）を当接させて裏面側から取付金具（す）により圧着
させるものであるため、この圧着強度に充分耐えるだけ
の強度を必要とするものであった。従って該補強用樹脂
層はおおよそ５闘から１０ｇの厚みを有する必要があり
外観を著しく低下させる原因となっていた。しかも天板
開口端面（へ）を水槽を取付ける前に予じめ形成してお
（方法なので、該開口端面（へ）と水槽フランジ部の内
周端（！７）とを完全に一致させることが事実上不可能
であるため水槽突出部■が形成されるのでこれも外観を
低下させて欠点となっていた。更にこの水槽突出部（至
）と天板開目端面（へ）とで形成される隅部（功には汚
れやゴミ等が付着しやすく外観を損なうばかりでなく衛
生上も問題であった。また製造上においても天板開口端
面（ハ）と補強用ウレタン樹脂層の裏面側（ト）との両
面を切削仕上げする必要があるため工程が繁雑になると
いう欠点を有していた。 ′本発明は上記従来の欠点を
解決させるものであり、要約すれば木質系基材に熱硬化
性樹脂化粧板を貼着してなる天板部材において、熱硬化
性樹脂化粧板の開口端は水槽フランジ部の内周端と略同
一寸法で、木質系基材の開口端は水槽フランジ部の内周
端より大きく、かつ水槽フランジ部の外周端より小さく
、しかも厚みが１問前後の第１開口端と、水槽フランジ
部の外周端より大きな第２開 。
目端とからなり、これによって形成される本面系
−基材の開口端段部に水槽フランジ部が当接し、前記
熱硬化性樹Ｂ’ｔｊ隼粧板の突出部と水槽フランジ部と
の空隙部及び水槽フランジ部裏面の凹部とに熱硬化性樹
脂化粧板が牟填□されてなる水＋ｉ’ｑ付き天板を提供
するものである。
−基材の開口端段部に水槽フランジ部が当接し、前記
熱硬化性樹Ｂ’ｔｊ隼粧板の突出部と水槽フランジ部と
の空隙部及び水槽フランジ部裏面の凹部とに熱硬化性樹
脂化粧板が牟填□されてなる水＋ｉ’ｑ付き天板を提供
するものである。
〔間−を解決するための手段およびその作用と実扁例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する
。まず第１図は本発明による新規な構造の水槽付き天板
の部分拡大断面図を示すものである。この図における水
槽付き天板は、合板基材（１）にメラミン樹脂化粧板（
２）を貼着してなる天板部材において、メラミン樹脂化
粧板（２）の開口端（３）は水槽フランジ部（４）の内
周端（５）と略同一寸法で、合板仮基材（１）の開口端
は水槽フランジ部の内周端（５）より大きく、かつ水槽
フランジ部の外周端（６）より小さくしかも厚みｄが１
順の第１びり口端（７）と、水槽フランジ部の外周端（
６）より大きな第２開口端（８）とからなり、これによ
って形成される合板基材の開口端段部（９）に水槽フラ
ンジ部（４）が当接し、前記メラミン樹脂化廃板（２）
の突出部（１０）と水槽フランジ部（４）との空隙部及
び水槽フランジ部（４）裏面の凹部とにウレタン樹脂層
（１１）、（１２）が充填形成されてなる水槽付き天板
である、次に第４図は本発明の水槽付き天板の実施例を
示す斜視図であり、外観上は合板基材（１）に貼着した
メラミン樹脂化粧板（２）の開口端（３）とウレタン樹
脂開口端（１３）及び水槽フランジ部の内周端（５）と
が略同一寸法である。次に第５図の（ａ）から（めは本
発明による水槽付き天板の製造方法の実施例を示す工程
図の部分拡大断面図である。本発明の製造方法ではまず
合板基材（１）とメラミン樹脂化粧板（２）とをゴム系
接着剤等で貼着する。次に合板基材（１）のメラミン樹
脂化粧板（２）側に１間の厚みを残して合板基材の裏面
側（１４）から水槽のフランジ部の幅よりも大きく略同
一形状の環状凹部（１５）を切削形成する。次いで該環
状凹部（１５）の内周端寄りの部分（１６）に水槽フラ
ンジ部の内周端（５）より大きく、かつ水槽フランジ部
の外周端（６）より小さい第１開口端（７）が形成され
ろようにメラミン樹脂化粧板（２）の環状露出部（１７
）を切削形成し、更に合板基材の開口端段部（９）を部
分的に切削除去した後、前記環状露出部（１７）の内側
の合板基材（１８）の一部を残して天板鍔部（１９）を
設けた天板開口部（２０）を切削形成する。第６図はこ
の環状凹部（１５）及び天板開口部（２０）を形成した
天板部材の裏面側斜視図を示すものであり、第７図は前
記合板基材の開口端段部（９）を部分的に切削除去して
形成される木質系基材の開口端段部（９）の欠損部（２
１）を示す裏面側の部分拡大図である。次にこの天板の
環状凹部（１５）に水槽（２２）を取付けるに際し、第
５図（ｅ）に示すように水槽フランジ部（４）を合板基
材の開口端段部（９）に当接し水槽フランジ部裏面の凹
部（２３）にウレタン樹脂層（１２）を注入し硬化形成
させる。注入しｔコラレタン樹脂は合板基材の開口端段
部の欠損部（２１）を通って水槽フランジ部（４）とメ
ラミン樹脂化粧板の環状露出部（１７）との空隙部（２
４）に達してウレタン樹脂層（１１）及び（２５）を形
成する。ウレタン樹脂層（１１）、（１２）、（２５）
の硬化後例えばハンドトリマーの如き回転刃物を有する
切削道具により水槽フランジ部の内周端（５）に沿って
前記天板鍔部（１９）及びウレタン樹脂ｍ （２５）を
切削除去することにより第１図及び第４図に示す本発明
の水槽付き天板が得られるものである。なお本発明にお
いては第８図の部分拡大断面図に示すようにウレタン樹
脂Ｍｌ （１２）を注入形成する前に木質系基材（１）
の開口端裏面（２６）から水槽フランジ部（４）の裏面
にわたってＬ字型水槽取付金具（２７）を螺着すること
もある。また第９図は本発明の他の実施例に使用する透
孔付き水槽（２８）の部分拡大斜視図を示すものであり
水槽フランジ部（４）の内周端（５）寄りの部分に復数
個の透孔（２ｇ）が設けられていることを特徴としてい
る。第１０図はこの透孔付き水槽（ア）による水槽付き
天板の実施例を示す部分拡大断面図である。この水槽付
き天板においてはウレタン樹脂層（１１）と（１２）と
が前記透孔（２９）を介して１体化されていることを特
徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する
。まず第１図は本発明による新規な構造の水槽付き天板
の部分拡大断面図を示すものである。この図における水
槽付き天板は、合板基材（１）にメラミン樹脂化粧板（
２）を貼着してなる天板部材において、メラミン樹脂化
粧板（２）の開口端（３）は水槽フランジ部（４）の内
周端（５）と略同一寸法で、合板仮基材（１）の開口端
は水槽フランジ部の内周端（５）より大きく、かつ水槽
フランジ部の外周端（６）より小さくしかも厚みｄが１
順の第１びり口端（７）と、水槽フランジ部の外周端（
６）より大きな第２開口端（８）とからなり、これによ
って形成される合板基材の開口端段部（９）に水槽フラ
ンジ部（４）が当接し、前記メラミン樹脂化廃板（２）
の突出部（１０）と水槽フランジ部（４）との空隙部及
び水槽フランジ部（４）裏面の凹部とにウレタン樹脂層
（１１）、（１２）が充填形成されてなる水槽付き天板
である、次に第４図は本発明の水槽付き天板の実施例を
示す斜視図であり、外観上は合板基材（１）に貼着した
メラミン樹脂化粧板（２）の開口端（３）とウレタン樹
脂開口端（１３）及び水槽フランジ部の内周端（５）と
が略同一寸法である。次に第５図の（ａ）から（めは本
発明による水槽付き天板の製造方法の実施例を示す工程
図の部分拡大断面図である。本発明の製造方法ではまず
合板基材（１）とメラミン樹脂化粧板（２）とをゴム系
接着剤等で貼着する。次に合板基材（１）のメラミン樹
脂化粧板（２）側に１間の厚みを残して合板基材の裏面
側（１４）から水槽のフランジ部の幅よりも大きく略同
一形状の環状凹部（１５）を切削形成する。次いで該環
状凹部（１５）の内周端寄りの部分（１６）に水槽フラ
ンジ部の内周端（５）より大きく、かつ水槽フランジ部
の外周端（６）より小さい第１開口端（７）が形成され
ろようにメラミン樹脂化粧板（２）の環状露出部（１７
）を切削形成し、更に合板基材の開口端段部（９）を部
分的に切削除去した後、前記環状露出部（１７）の内側
の合板基材（１８）の一部を残して天板鍔部（１９）を
設けた天板開口部（２０）を切削形成する。第６図はこ
の環状凹部（１５）及び天板開口部（２０）を形成した
天板部材の裏面側斜視図を示すものであり、第７図は前
記合板基材の開口端段部（９）を部分的に切削除去して
形成される木質系基材の開口端段部（９）の欠損部（２
１）を示す裏面側の部分拡大図である。次にこの天板の
環状凹部（１５）に水槽（２２）を取付けるに際し、第
５図（ｅ）に示すように水槽フランジ部（４）を合板基
材の開口端段部（９）に当接し水槽フランジ部裏面の凹
部（２３）にウレタン樹脂層（１２）を注入し硬化形成
させる。注入しｔコラレタン樹脂は合板基材の開口端段
部の欠損部（２１）を通って水槽フランジ部（４）とメ
ラミン樹脂化粧板の環状露出部（１７）との空隙部（２
４）に達してウレタン樹脂層（１１）及び（２５）を形
成する。ウレタン樹脂層（１１）、（１２）、（２５）
の硬化後例えばハンドトリマーの如き回転刃物を有する
切削道具により水槽フランジ部の内周端（５）に沿って
前記天板鍔部（１９）及びウレタン樹脂ｍ （２５）を
切削除去することにより第１図及び第４図に示す本発明
の水槽付き天板が得られるものである。なお本発明にお
いては第８図の部分拡大断面図に示すようにウレタン樹
脂Ｍｌ （１２）を注入形成する前に木質系基材（１）
の開口端裏面（２６）から水槽フランジ部（４）の裏面
にわたってＬ字型水槽取付金具（２７）を螺着すること
もある。また第９図は本発明の他の実施例に使用する透
孔付き水槽（２８）の部分拡大斜視図を示すものであり
水槽フランジ部（４）の内周端（５）寄りの部分に復数
個の透孔（２ｇ）が設けられていることを特徴としてい
る。第１０図はこの透孔付き水槽（ア）による水槽付き
天板の実施例を示す部分拡大断面図である。この水槽付
き天板においてはウレタン樹脂層（１１）と（１２）と
が前記透孔（２９）を介して１体化されていることを特
徴とするものである。
以上示したように本発明の水槽付き天板においてはメラ
ミン樹脂化粧板の開口端（３）とウレタン樹脂開口端（
１３）及び水槽フランジ部の内周端（５）とが略同一寸
法であることを特徴としているので天板の水槽取付は部
分の外観がすっきりとし、きわめて美麗となる利点があ
るうえ、天板開口端と水槽フランジ部（４）との間に従
来品のような凹部（ヨ）が形成されないため汚れやゴミ
が付着することはなく衛生上も良好となるという大きな
利点がある。また天板開目端に露出するウレタン樹脂開
口端（１３）の厚みは合板基材の第１開口端（７）の厚
みとほぼ同一になり、従来の補強用ウレタン樹脂層（ホ
）の厚みが５闘から１０ｆｌであったのに比較するとき
わめて薄くなり外観がすっきりと【７、美麗となる利点
がある。また天板の開口端の下方にウレタン樹脂の薄層
を介して水槽が取付けられる構造であるため、天板上に
付着した汚れや水滴の拭き取りが要易であるうえ水仕舞
いが良好になるという利点がある、また本発明の水槽付
き天板の構造において最大の特徴は合板基材（１）に第
１開一端（７）と第２開口端（８）とが形成され、その
合板基材の開口端段部（９）に水槽フランジ部（４）が
当接してウレタン樹脂層（１１）、（１２）により結合
されるものであるためウレタン樹脂ＪＦＩ （１１）の
厚みが水槽フランジ部の全周にわたって均一になるとい
う利点があり外観が優れたものとなる。また本発明にお
いては、前記開口端段部（９）が部分的に切削除去され
て開口端段部の欠損部（２１）が形成されることや、水
槽フランジ部の内周端寄りの部分に透孔（２９）が設け
られることも特徴であり、このためウレタン樹脂層（１
１）、（１２）による水槽の取付けがより強固なものに
なるという利点がある。また本発明の製造方法によれば
水槽の取付は位置については従来例の如く前もって合板
基材（１）に開口部を形成しておくものではなく、合板
基材（１）とメラミン樹脂化粧板（２）とを貼着してな
る天板部材の任意の位置に環状凹部（１５）を切削形成
するものであるため、水槽を取付ける直前に取付位置を
自由に設定出来るという利点を有している。また天板開
口部（２０）を切削形成する際に設けられる天板鍔部（
１９）は、ウレタン樹脂の注入の際、この樹脂が天板開
口部（冗）側に流出するのを防止する効果をもつもので
ある。
ミン樹脂化粧板の開口端（３）とウレタン樹脂開口端（
１３）及び水槽フランジ部の内周端（５）とが略同一寸
法であることを特徴としているので天板の水槽取付は部
分の外観がすっきりとし、きわめて美麗となる利点があ
るうえ、天板開口端と水槽フランジ部（４）との間に従
来品のような凹部（ヨ）が形成されないため汚れやゴミ
が付着することはなく衛生上も良好となるという大きな
利点がある。また天板開目端に露出するウレタン樹脂開
口端（１３）の厚みは合板基材の第１開口端（７）の厚
みとほぼ同一になり、従来の補強用ウレタン樹脂層（ホ
）の厚みが５闘から１０ｆｌであったのに比較するとき
わめて薄くなり外観がすっきりと【７、美麗となる利点
がある。また天板の開口端の下方にウレタン樹脂の薄層
を介して水槽が取付けられる構造であるため、天板上に
付着した汚れや水滴の拭き取りが要易であるうえ水仕舞
いが良好になるという利点がある、また本発明の水槽付
き天板の構造において最大の特徴は合板基材（１）に第
１開一端（７）と第２開口端（８）とが形成され、その
合板基材の開口端段部（９）に水槽フランジ部（４）が
当接してウレタン樹脂層（１１）、（１２）により結合
されるものであるためウレタン樹脂ＪＦＩ （１１）の
厚みが水槽フランジ部の全周にわたって均一になるとい
う利点があり外観が優れたものとなる。また本発明にお
いては、前記開口端段部（９）が部分的に切削除去され
て開口端段部の欠損部（２１）が形成されることや、水
槽フランジ部の内周端寄りの部分に透孔（２９）が設け
られることも特徴であり、このためウレタン樹脂層（１
１）、（１２）による水槽の取付けがより強固なものに
なるという利点がある。また本発明の製造方法によれば
水槽の取付は位置については従来例の如く前もって合板
基材（１）に開口部を形成しておくものではなく、合板
基材（１）とメラミン樹脂化粧板（２）とを貼着してな
る天板部材の任意の位置に環状凹部（１５）を切削形成
するものであるため、水槽を取付ける直前に取付位置を
自由に設定出来るという利点を有している。また天板開
口部（２０）を切削形成する際に設けられる天板鍔部（
１９）は、ウレタン樹脂の注入の際、この樹脂が天板開
口部（冗）側に流出するのを防止する効果をもつもので
ある。
なお１本発明にいう木質系基材とは合板、パーチクルボ
ード、ファイバーボード等を示し、熱硬化性樹肥化粧板
とはメラミン横断化粧板、ダップ樹脂化粧板、ポリエス
テル樹脂化粧板等の他、ステンレス箔、アルミニウム箔
等の金属箔とフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂含浸プレ
ブリグとを熱圧成型した金属箔化粧板を含むものとする
。次に本発明で水槽の取付けに使用する充填用熱硬化性
１！！脂とは、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、シリコン樹脂等をいう。また本発明で切削形
成される木質系基材の開口端段部の欠損部というのは、
要するに環状に連続形成された該開口端段部を部分的に
切削除去して形成されるものであり、これを複数個設け
るのは熱硬化性樹脂液の流入のためと水槽フランジ部と
化粧板の環状露出部との空隙部にたまった空気を脱泡す
るために設けるものである□ 次に水槽フランジ部に設けろ透孔の位置について該フラ
ンジ部の内周端寄りの部分と限定しているのは、要する
に水槽をこの天板部材に取付けた際この透孔が前記基材
の開口端段部に重なるのを防止するためである。また本
発明で使用する水槽取付は具の材質、形状については第
８図に示すＬ字型水槽取付は金具に限定されるものでは
なく何でもよい。次に本発明の製造方法で切削形成され
る天板鍔部の寸法、形状は限定するものではなく要する
に注入した熱硬化性樹脂液が天板開口部側に流出するの
を防止する役を果せばよい。そしてこの天板鍔部を切削
除去する方法は特に限定する ノものではないが例えば
トリマー、ルータ−のような回転刃物を有する機器を使
用して水槽の内周面に沿ってならいながら切削すればよ
い。
ード、ファイバーボード等を示し、熱硬化性樹肥化粧板
とはメラミン横断化粧板、ダップ樹脂化粧板、ポリエス
テル樹脂化粧板等の他、ステンレス箔、アルミニウム箔
等の金属箔とフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂含浸プレ
ブリグとを熱圧成型した金属箔化粧板を含むものとする
。次に本発明で水槽の取付けに使用する充填用熱硬化性
１！！脂とは、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、シリコン樹脂等をいう。また本発明で切削形
成される木質系基材の開口端段部の欠損部というのは、
要するに環状に連続形成された該開口端段部を部分的に
切削除去して形成されるものであり、これを複数個設け
るのは熱硬化性樹脂液の流入のためと水槽フランジ部と
化粧板の環状露出部との空隙部にたまった空気を脱泡す
るために設けるものである□ 次に水槽フランジ部に設けろ透孔の位置について該フラ
ンジ部の内周端寄りの部分と限定しているのは、要する
に水槽をこの天板部材に取付けた際この透孔が前記基材
の開口端段部に重なるのを防止するためである。また本
発明で使用する水槽取付は具の材質、形状については第
８図に示すＬ字型水槽取付は金具に限定されるものでは
なく何でもよい。次に本発明の製造方法で切削形成され
る天板鍔部の寸法、形状は限定するものではなく要する
に注入した熱硬化性樹脂液が天板開口部側に流出するの
を防止する役を果せばよい。そしてこの天板鍔部を切削
除去する方法は特に限定する ノものではないが例えば
トリマー、ルータ−のような回転刃物を有する機器を使
用して水槽の内周面に沿ってならいながら切削すればよ
い。
以上説明した如く、本発明の水槽付き天板とその製造方
法によれば天板開口端が水槽開口端と一致しておりしか
も表面の熱硬化性樹脂化粧板かられずか１朋前後の熱硬
化性樹脂層を経て水槽が取付けられておりしかも水槽フ
ランジ部の裏面側にも熱硬化性樹脂層が充填されている
ので、水仕舞いに優れているうえきわめて外観が良く意
匠性に優れたものとなる利点を有する。ま１ここの開口
部には段差が生じないので汚れやゴミの付着がなく衛生
的であるという利点がある。更に予じめ開口部を設けた
木質系基材を用いるのではなく、該基材と熱硬化性樹脂
化粧板とを貼着した天板部材の自在位置に基材側から環
状の切削凹部を設けて水槽取付は位置とするので水槽位
置の任意性が高くなるうえ製造が容易となり実用上きわ
めて有用なものである。
法によれば天板開口端が水槽開口端と一致しておりしか
も表面の熱硬化性樹脂化粧板かられずか１朋前後の熱硬
化性樹脂層を経て水槽が取付けられておりしかも水槽フ
ランジ部の裏面側にも熱硬化性樹脂層が充填されている
ので、水仕舞いに優れているうえきわめて外観が良く意
匠性に優れたものとなる利点を有する。ま１ここの開口
部には段差が生じないので汚れやゴミの付着がなく衛生
的であるという利点がある。更に予じめ開口部を設けた
木質系基材を用いるのではなく、該基材と熱硬化性樹脂
化粧板とを貼着した天板部材の自在位置に基材側から環
状の切削凹部を設けて水槽取付は位置とするので水槽位
置の任意性が高くなるうえ製造が容易となり実用上きわ
めて有用なものである。
第１図は本発明の新規な構造の水槽付き天板の部分拡大
断面図を示すものである。 この図において、（１）・・・合板基材、（２）・・・
メラミン樹脂化粧板、（３）−・・メラミン樹脂化粧板
の開口端、（炉・・水槽フランジ部、（５）・・・水槽
フランジ部の内Ｒ１端、（６） ・・・水槽フランジ部
の外周端、（７）・・・第１開口端、（８）−・・第２
開口端、（９）・・・合板基材の開口端段部（１０）−
・・メラミン樹脂化粧板の突出部、（１１Ｘ１２）・・
・ウレタン樹脂層、（１３）・・・ウレタン樹脂開口端
である。 次に第２図は従来の製造方法を示す斜視図であり第３図
はその部分拡大断面図を示すものである。 これらの図において、（イ）・・シンク嵌め込み用穴（
ロ）・・・芯材、（ハ）・・・化粧板、に）・・・化粧
板裏面、（ホ）・・・補強用ウレタン樹脂層、（へ）・
・・天板開口端面、（ト）・・・補強用ウレタン樹脂層
の裏面部、（ト）・・・水槽、（リド・・取付金具、（
（６）・・・水槽フランジ部、に）・・・凹部、（Ａ・
・・充填接着用ウレタン樹ＩＪＩ層、（ワ）・・・水槽
の内周端、Φ）・・・水槽突出部、（ヨ）・・・凹部で
ある。 次に第４図は本発明の水槽付き天板の実施例を示す斜視
図であり、第５図は本発明の製造方法の実施例を示す工
程図の部分拡大断面図であり、第６図は第５図に示す製
造工程の一部の裏面側斜視図を示すものである。また第
７図は他の実施例による合板基材の裏面側の部分拡大図
である。 これらの図において、（１４） −・・合板基材の裏面
側、（１５）・・・環状凹部、（１６）−・・環状凹部
の内周端寄りの部分、（１７）・・・環状露出部、（１
８）・・・環状露出部の内側の合板基材、（１９）・・
・天板鍔部、（２０）−・・天板開口部、（２１）・・
・開口端段部の欠損部、（２２）・・・水槽、（２３）
・・・水槽フランジ部裏面の凹部、（２４）・・・空隙
部、（２５）・・・ウレタン樹脂層である。 次に第８図及び第１０図は本発明の水槽付き天板の他の
実施例の部分拡大断面図を示すものであり、第９図は第
１０図に用いる透孔付き水槽の部分斜視図を示すもので
ある。 この図において、（２６）・・・本面系基材の開口端裏
面、（２７）・・・Ｌ字型水槽取付は金具、（２８）・
・・透孔付き水槽、（２９）・・・透孔である。
断面図を示すものである。 この図において、（１）・・・合板基材、（２）・・・
メラミン樹脂化粧板、（３）−・・メラミン樹脂化粧板
の開口端、（炉・・水槽フランジ部、（５）・・・水槽
フランジ部の内Ｒ１端、（６） ・・・水槽フランジ部
の外周端、（７）・・・第１開口端、（８）−・・第２
開口端、（９）・・・合板基材の開口端段部（１０）−
・・メラミン樹脂化粧板の突出部、（１１Ｘ１２）・・
・ウレタン樹脂層、（１３）・・・ウレタン樹脂開口端
である。 次に第２図は従来の製造方法を示す斜視図であり第３図
はその部分拡大断面図を示すものである。 これらの図において、（イ）・・シンク嵌め込み用穴（
ロ）・・・芯材、（ハ）・・・化粧板、に）・・・化粧
板裏面、（ホ）・・・補強用ウレタン樹脂層、（へ）・
・・天板開口端面、（ト）・・・補強用ウレタン樹脂層
の裏面部、（ト）・・・水槽、（リド・・取付金具、（
（６）・・・水槽フランジ部、に）・・・凹部、（Ａ・
・・充填接着用ウレタン樹ＩＪＩ層、（ワ）・・・水槽
の内周端、Φ）・・・水槽突出部、（ヨ）・・・凹部で
ある。 次に第４図は本発明の水槽付き天板の実施例を示す斜視
図であり、第５図は本発明の製造方法の実施例を示す工
程図の部分拡大断面図であり、第６図は第５図に示す製
造工程の一部の裏面側斜視図を示すものである。また第
７図は他の実施例による合板基材の裏面側の部分拡大図
である。 これらの図において、（１４） −・・合板基材の裏面
側、（１５）・・・環状凹部、（１６）−・・環状凹部
の内周端寄りの部分、（１７）・・・環状露出部、（１
８）・・・環状露出部の内側の合板基材、（１９）・・
・天板鍔部、（２０）−・・天板開口部、（２１）・・
・開口端段部の欠損部、（２２）・・・水槽、（２３）
・・・水槽フランジ部裏面の凹部、（２４）・・・空隙
部、（２５）・・・ウレタン樹脂層である。 次に第８図及び第１０図は本発明の水槽付き天板の他の
実施例の部分拡大断面図を示すものであり、第９図は第
１０図に用いる透孔付き水槽の部分斜視図を示すもので
ある。 この図において、（２６）・・・本面系基材の開口端裏
面、（２７）・・・Ｌ字型水槽取付は金具、（２８）・
・・透孔付き水槽、（２９）・・・透孔である。
Claims (6)
- （１）木質系基材に熱硬化性樹脂化粧板を貼着してなる
天板部材において、熱硬化性樹脂化粧板の開口端は水槽
フランジ部の内周端と略同一寸法で木質系基材の開口端
は水槽フランジ部の内周端より大きく、かつ水槽フラン
ジ部の外周端より小さくしかも厚みが１ｍｍ前後の第１
開口端と、水槽フランジ部の外周端より大きな第２開口
端とからなり、これによって形成される木質系基材の開
口端段部に水槽フランジ部が当接し、前記熱硬化性樹脂
化粧板の突出部と水槽フランジ部との空隙部及び水槽フ
ランジ部裏面の凹部とに熱硬化性樹脂が充填されてなる
水槽付き天板。 - （２）木質系基材の開口端段部が部分的に切削除去され
て開口端段部の欠損部が複数個形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の水槽付き天板。 - （３）水槽フランジ部の内周端寄りの部分に複数個の透
孔が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項及び第２項記載の水槽付き天板。 - （４）木質系基材の開口端裏面から水槽フランジ部裏面
にわたって水槽取付け具が螺着されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項から第３項記載の水槽付き天
板。 - （５）木質系基材に熱硬化性樹脂化粧板を貼着し、木質
系基材の該化粧板側に１ｍｍ前後の厚みを残して木質系
基材の裏面側から水槽のフランジ部の幅よりも大きく略
同一形状の環状凹部を切削形成し、次いで該環状凹部の
内周端寄りの部分に前記化粧板の環状露出部を切削形成
し、この環状露出部の内側の木質系基材の一部を残して
天板鍔部を設けた天板開口部を切削形成し、次いで前記
木質系基材の開口端段部を予じめ部分的に切削除去して
おき水槽フランジ部を該開口端段部に当接し水槽フラン
ジ部裏面の凹部に熱硬化性樹脂液を注入し、硬化後水槽
フランジ部の内周端に沿って前記天板鍔部を切削除去し
てなる水槽付き天板の製造方法。 - （６）熱硬化性樹脂液を注入する前に水槽取付け具を木
質系基材の開口端裏面から水槽フランジ部裏面にわたっ
て螺着しておくことを特徴とする特許請求の範囲第５項
記載の水槽付き天板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21483684A JPS6192618A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 水槽付き天板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21483684A JPS6192618A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 水槽付き天板とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192618A true JPS6192618A (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0257403B2 JPH0257403B2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=16662339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21483684A Granted JPS6192618A (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 水槽付き天板とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192618A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002248059A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Aica Kogyo Co Ltd | 樹脂製洗面ボールの取り付け構造及び取り付け方法 |
| JP2011149210A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Toto Ltd | 排水器具取付け構造 |
| IT201700034260A1 (it) * | 2017-03-29 | 2018-09-29 | Baido S P A | Struttura di lavello e vasca per tale struttura di lavello |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07100002A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-18 | Shian Shiyuuzu Kk | むれを防ぐ構造の靴 |
| DE10036100C1 (de) | 2000-07-25 | 2002-02-14 | Adidas Int Bv | Schuh |
-
1984
- 1984-10-13 JP JP21483684A patent/JPS6192618A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002248059A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Aica Kogyo Co Ltd | 樹脂製洗面ボールの取り付け構造及び取り付け方法 |
| JP2011149210A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Toto Ltd | 排水器具取付け構造 |
| IT201700034260A1 (it) * | 2017-03-29 | 2018-09-29 | Baido S P A | Struttura di lavello e vasca per tale struttura di lavello |
| EP3382112A1 (en) * | 2017-03-29 | 2018-10-03 | Baido SPA | Sink and basin for such sink |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257403B2 (ja) | 1990-12-04 |
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