JPS605742B2 - 家具類の複合素材板 - Google Patents

家具類の複合素材板

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Publication number
JPS605742B2
JPS605742B2 JP53058071A JP5807178A JPS605742B2 JP S605742 B2 JPS605742 B2 JP S605742B2 JP 53058071 A JP53058071 A JP 53058071A JP 5807178 A JP5807178 A JP 5807178A JP S605742 B2 JPS605742 B2 JP S605742B2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
water tank
board
thermosetting resin
composite material
Prior art date
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Expired
Application number
JP53058071A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5416270A (en
Inventor
一郎 井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS5416270A publication Critical patent/JPS5416270A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流し台、調理台等の家具類に用いる複合素材板
に関するものである。
一般に流し台、調理台等の家具類は夫板と称される板体
に水槽が一体に取付けてある。
この水槽は、第3図に示すように天板にこぼれた水が夫
板12と水槽13との隙間から夫板下部へもれるのを防
止すべくその開□緑部にフランジ14を設け、このフラ
ンジと夫板表面12との間にゴムパッキン15あるいは
コーキング剤を装着してシーリングした後、夫板裏側よ
りねじ16と金具17とでしめっけ固定してあった。と
ころがこの方法では経年変化によりゴムバツキン・コー
キング剤が老化したり、天板が木質の場合には窓孔切口
端面が湿気を吸って端面部付近が膨張したりして、水槽
フランジ14と夫板12との間に隙間を生じ、完全なシ
ーリングが期待出釆ない欠点があった。また、シール性
を高めるのに夫板裏側から相当な力でねじをしめる必要
があり、取付作業が非常に手間どろという欠点もあった
。このため本発明者は夫板の窓孔と水槽との間に熱硬化
性樹脂を流し込んでこれを硬化させることにより、夫板
と水槽とを一体に結合するとともに天板の窓孔孔縁を防
水処理するものを考えた。
ところがこの場合、熱硬化性樹脂は天板ならびに水槽の
平面部に接着して結合しているだけであり、大きな外力
が加わると夫板と水槽とが離脱してしまう恐れがあって
信頼性に欠ける問題があった。本発明はこのような点に
鑑みてなしたもので、板体と水槽等の都村との結合を簡
単かつ確実に行なえるようにするとともに信頼性も大中
に向上させようとしたものである。以下その実施例を流
し台の水槽付き夫板を例にして図面とともに説明する。
図において、1は夫板で、メラミン化粧板lbと合板l
aとをラミネートして構成してあり、適所に窓孔2が切
欠形成してある。
そしてこの夫板1のメラミン化粧板laは合板lbの窓
孔孔縁lb′よりも内側に位置するように突出させると
ともに、合板lbの窓孔孔緑1Mまテーパー状に形成し
、かつその端面に凹所2aを設けて凹凸状としてある。
3はこの窓孔2に鉄合させたステンレス製の水槽で、そ
の関口綾部は外方へ水平に延びその後下方へ屈曲したフ
ランジ3aを設けて凹凸状に形成してある。
そしてこの水槽3は夫板1の窓孔2との間に適当な間隙
を形成するように窓孔2と略同形状に形成してあり、こ
の間隙部分に位置する前記フランジ3aの垂直片3a′
には透孔4が形成してある。6は上記天板1と水槽3と
を結合一体化する熱硬化性樹脂で、接着性のある硬質ポ
リウレタン、ェボキシ、ポリエステル等の樹脂を用いて
ある。
この熱硬化性樹脂6は、図示しないが金型上に天板1と
水槽3とを所定間隙をおいてセットした後、夫板1の窓
孔2と水槽3との間に流し込んで硬化させてあり、この
硬化により水槽3と夫板1との両者を結合し、これらを
一体化する。
この時、この熱硬化性樹脂6は夫板1の主体となってい
るパーチクルボードlaのチップ間に膨酒侵透するとと
もに水槽3のフランジ3a表面にその接着・性によって
接着し、上記両者1と3を強固に結合する。しかも上記
熱硬化性樹脂6は夫板1に設けた凹所2a、ならびに水
槽フランジ3aと水槽周壁面との間、そして水槽フラン
ジ3aに設けた透孔4とに入り込んで硬化するので、こ
の部分6′,6″,6川で天板1と水槽3とを支持懸架
するようになる。そのうえ上記凹所2aと透孔4との存
在ならびに窓孔孔緑のテーパー形状とフランジ3aの折
曲によって、天板1と水槽3との結合面積は著しく増大
し、その結合強度はさらに向上する。なお上記実施例に
おいて「水槽3を一体結合する夫板1としてパーチクル
ボード等の木質材料を用いたが、これは樹脂6と天板1
との結合が最も強固になるものの一例として示したにす
ぎないものである。
また同様に上記実施例では板体に水槽を一体結合した水
槽付き天板で説明したが、これも本発明の複合素材板を
最も理解しやすい型として示した−実施例品にすぎない
ものである。以上実施例の説明で明らかなように本発明
によれば、夫板等の板体と水槽等の部材との間に熱硬化
性樹脂を介在させてこれを硬化させるだけで板体と都材
とを一体化することができ、その作業性は著しく向上す
るとともに、この熱硬化性樹脂は板体と部材とに密着結
合し、かつ板体の切口面を被覆して経年変化による損傷
を阻止するので、板体と部材とは長期にわたって確実な
結合が維持できる。しかもこの発明では上記板体と部村
の各結合面に凹凸部を設けてこの部分に熱硬化性樹脂を
侵入硬化させているので、この熱硬化性樹脂が板体と部
材とを支持懸架するようになり、大きな外力が加わると
上記板体と部材とが離反してしまうのではないかという
心配がなくなって信頼性が著しく向上するとともに、結
合面積が増大してより一層強固な結合が可能になる等、
その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における複合素材板(水槽付
き天板)の斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図は従来例を示す断面図である。 1・・・・・・板体(夫板)、2・・・・・・切欠部分
(窓孔)、2a…・・・凹凸部(凹所)、3…・・・部
材(水槽)、3a……凹凸部(フランジ)、4……凹凸
部(透孔)、6……熱硬化性樹脂。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天板等の板体の切欠部分に水槽等の部材を配置し、
    この板体と部材との間に熱硬化性樹脂を注入するととも
    にこの熱硬化性樹脂を注入する板体と部材との両結合面
    に凹凸部を設け、この結合面の凹凸部に前記熱硬化性樹
    脂を侵入させこれを硬化させて板体と部材とを一体に結
    合してなる家具類の複合素材板。 2 熱硬化性樹脂が硬質ポリウレタン、エポキシ、ポリ
    エステル等の接着性のある樹脂であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の家具類の複合素材板。 3 板体が木質材料であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の家具類の複合素材板。
JP53058071A 1978-05-15 1978-05-15 家具類の複合素材板 Expired JPS605742B2 (ja)

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JP53058071A JPS605742B2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 家具類の複合素材板

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JP53058071A JPS605742B2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 家具類の複合素材板

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Publication Number Publication Date
JPS5416270A JPS5416270A (en) 1979-02-06
JPS605742B2 true JPS605742B2 (ja) 1985-02-13

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Families Citing this family (6)

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JPS5826456B2 (ja) * 1979-04-06 1983-06-02 アイカ工業株式会社 シンク付き天板の製造法
JPS5632544U (ja) * 1979-08-23 1981-03-30
JPS59165748A (ja) * 1984-02-24 1984-09-19 アイカ工業株式会社 天板
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Publication number Publication date
JPS5416270A (en) 1979-02-06

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