JPS6014869Y2 - 水槽の取付構造 - Google Patents
水槽の取付構造Info
- Publication number
- JPS6014869Y2 JPS6014869Y2 JP6771780U JP6771780U JPS6014869Y2 JP S6014869 Y2 JPS6014869 Y2 JP S6014869Y2 JP 6771780 U JP6771780 U JP 6771780U JP 6771780 U JP6771780 U JP 6771780U JP S6014869 Y2 JPS6014869 Y2 JP S6014869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aquarium
- top plate
- water tank
- mounting structure
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、厨房家具、洗面家具等における天板(rワー
クトップヨと呼ばれることもある)に対する水槽(シン
クヨと呼ばれることもある)の取付構造に関する。
クトップヨと呼ばれることもある)に対する水槽(シン
クヨと呼ばれることもある)の取付構造に関する。
従来、水槽を天板に取付けるには、天板に設けた水槽挿
入用開口に水槽を挿入し、水槽の周縁部を天板上面に載
置すると共に、水槽の裏側に設けた取付金具類を、天板
の裏側から、ボルト等を併用して天板に対し締付せて固
定していた。
入用開口に水槽を挿入し、水槽の周縁部を天板上面に載
置すると共に、水槽の裏側に設けた取付金具類を、天板
の裏側から、ボルト等を併用して天板に対し締付せて固
定していた。
また、その際、水槽の周縁部と天板の間に防水のための
コーキング剤を介在させていた。
コーキング剤を介在させていた。
このような従来の取付構造によると、構造が複雑で部品
数も多く、従って、厨房家具等の組立作業に非常に手間
がかかり、また、上記コーキング剤は、必ずしも完全な
防水効果をもたらすものでないばかりか経年変化により
劣化するという問題があった。
数も多く、従って、厨房家具等の組立作業に非常に手間
がかかり、また、上記コーキング剤は、必ずしも完全な
防水効果をもたらすものでないばかりか経年変化により
劣化するという問題があった。
本考案は、上記の問題を解決して、構造及び組立てが極
めて簡単で、完全な防水性が得られる上、天板の上面と
水槽の上面との相対的な高さを、自由に、簡単に且つ正
確に設定することができるような、水槽の取付構造を提
供しようとするものである。
めて簡単で、完全な防水性が得られる上、天板の上面と
水槽の上面との相対的な高さを、自由に、簡単に且つ正
確に設定することができるような、水槽の取付構造を提
供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する
と、図中、1は天板、2は水槽、3は天板1と水槽2と
を結合した合成樹脂充填物である。
と、図中、1は天板、2は水槽、3は天板1と水槽2と
を結合した合成樹脂充填物である。
更に詳しく述べると、天板1は、パーティクル・ボード
、合板等のいずれかから威る木製の板材5の上面に耐水
処理を施してなり、即ち、例えば、メラミン化粧板6を
貼着してなり、その所望の位置に、水槽2を挿入し取付
けるための開ロアを設けである。
、合板等のいずれかから威る木製の板材5の上面に耐水
処理を施してなり、即ち、例えば、メラミン化粧板6を
貼着してなり、その所望の位置に、水槽2を挿入し取付
けるための開ロアを設けである。
開ロアの周縁部には、板材5の下方を面出させた形で段
部5aを形成しである。
部5aを形成しである。
5bは段部5aの上面、5cは、後述する液状の合成樹
脂を注入するときの空気抜穴として段部5に設けた貫通
孔である。
脂を注入するときの空気抜穴として段部5に設けた貫通
孔である。
一方、水槽2は、その外周部2aに下向きのフランジ2
bを設けである。
bを設けである。
2cはフランジ2bの一部に形成した透孔で、後述する
液状の合成樹脂の通路となるものである。
液状の合成樹脂の通路となるものである。
水槽2は、そのフランジ2bの下端部2dを上記段部5
aの上面に載置した状態で、開ロア内に挿入しである。
aの上面に載置した状態で、開ロア内に挿入しである。
合成樹脂充填物3は、液状の合成樹脂、即ち、熱硬化性
樹脂又は熱可塑性樹脂を天板1と水槽2との間に注入し
、天板1の板材5に含浸3aさせると共に、開ロアに面
するメラミン化粧板6の切口6a及び水槽2の外周部2
a、フランジ2b等に付着させ、硬化させて、天板1と
水槽2とを一体に結合している。
樹脂又は熱可塑性樹脂を天板1と水槽2との間に注入し
、天板1の板材5に含浸3aさせると共に、開ロアに面
するメラミン化粧板6の切口6a及び水槽2の外周部2
a、フランジ2b等に付着させ、硬化させて、天板1と
水槽2とを一体に結合している。
なお、上記天板1の弾段部5aの深さ、即ち、天板1の
上面1aから段部5aの上面5bまでの寸法11は、水
槽2の外周部2aの上面2eからフランジ2bの下端面
2fまでの寸法と等しくし、且つ、上記合成樹脂充填物
3の上面3bは、これらの上面1a及び2eと面一に形
成しである。
上面1aから段部5aの上面5bまでの寸法11は、水
槽2の外周部2aの上面2eからフランジ2bの下端面
2fまでの寸法と等しくし、且つ、上記合成樹脂充填物
3の上面3bは、これらの上面1a及び2eと面一に形
成しである。
かかる取付構造は、例えば、次の方法で実現させること
ができる。
ができる。
即ち、まず、第3図に示すように、上面9aが平らで且
つ液状の合成樹脂が付着しないよう処理した作業台板9
を用意し、上記上面9a上に、天地を逆にした水槽2及
び天板1を、載置する。
つ液状の合成樹脂が付着しないよう処理した作業台板9
を用意し、上記上面9a上に、天地を逆にした水槽2及
び天板1を、載置する。
次いで、天板1と水槽2との間に形成された間隙即ち開
ロアの一部から、図中実線矢印で示すように、液状の合
成樹脂を加圧下で注入する。
ロアの一部から、図中実線矢印で示すように、液状の合
成樹脂を加圧下で注入する。
その場合、フランジ2bの透孔2cは合成樹脂の流路と
して作用し、また、板材5の貫通孔5cは合成樹脂注入
時の空気抜穴として作用する。
して作用し、また、板材5の貫通孔5cは合成樹脂注入
時の空気抜穴として作用する。
かくして、液状の合成樹脂は、第2図に示した如く、水
槽2と天板1との間に充填され、板材5には含浸3aし
、それ以外の部分には付着して、水槽2と天板1とを強
固に、完全に結合する。
槽2と天板1との間に充填され、板材5には含浸3aし
、それ以外の部分には付着して、水槽2と天板1とを強
固に、完全に結合する。
この状態で、再び水槽2及び天板1の天地を逆にすれば
、第1図及び第2図に示したものが得らる。
、第1図及び第2図に示したものが得らる。
上記の取付構造においては、構成も組立ても至って簡単
であり、また、天板1と水槽2との間の防水性も完べき
である。
であり、また、天板1と水槽2との間の防水性も完べき
である。
更に、天板1の上面1aに対し水槽2の外周部2aの上
面2eの相対的高さを、高くも低くも、自由に、容易に
且つ正確に設定することができる。
面2eの相対的高さを、高くも低くも、自由に、容易に
且つ正確に設定することができる。
その理由は、天板1の上面1aからの寸法即ち段部5a
を形成するための切込深さ11は正確に切出すことがで
き、一方、水槽2のフランジ2bの高さも正確に形成す
ることができるからである。
を形成するための切込深さ11は正確に切出すことがで
き、一方、水槽2のフランジ2bの高さも正確に形成す
ることができるからである。
これを具体的に図示した上記実施例のものには、特に、
次の利点がある。
次の利点がある。
即ち、合成樹脂充填時に平らな作業台を使用するだけで
よいから、水槽取付作業を施工現場で極めて容易に行な
うことができ、しかも、水槽2の外周部2aから天板1
にかけて凹凸、段差がないため、こ゛みなど′がたまり
にくく、見た目にもシンプルで安定な印象を与えるもの
である。
よいから、水槽取付作業を施工現場で極めて容易に行な
うことができ、しかも、水槽2の外周部2aから天板1
にかけて凹凸、段差がないため、こ゛みなど′がたまり
にくく、見た目にもシンプルで安定な印象を与えるもの
である。
本考案は、以上述べたように、天板に、段部を有する、
水槽挿入用開口を設ける一方、水槽の外周部に下向きの
フランジを設け、その下端部を上記段部に載せた状態で
、水槽と天板との間に液状の合成樹脂を注入し硬化させ
て、水槽と天板とを結合したものであるから、(1)天
板に対する水槽の取付金具類が全く不要となり、取付構
造が極めて簡単となり、(2)組立て作業を容易に短時
間で行なうことができ、(3)天板と水槽との一体性が
完全で、堅ろうな結合状態が得られ、(4)天板と水槽
との間の防水性が完全となり、(5)天板の上面に対し
て水槽の外周部の高さを自由に、簡単に且つ正確に決め
ることができる、等の効果が得られる。
水槽挿入用開口を設ける一方、水槽の外周部に下向きの
フランジを設け、その下端部を上記段部に載せた状態で
、水槽と天板との間に液状の合成樹脂を注入し硬化させ
て、水槽と天板とを結合したものであるから、(1)天
板に対する水槽の取付金具類が全く不要となり、取付構
造が極めて簡単となり、(2)組立て作業を容易に短時
間で行なうことができ、(3)天板と水槽との一体性が
完全で、堅ろうな結合状態が得られ、(4)天板と水槽
との間の防水性が完全となり、(5)天板の上面に対し
て水槽の外周部の高さを自由に、簡単に且つ正確に決め
ることができる、等の効果が得られる。
図面は本考案に係る、水槽の取付構造の一実施例を示す
もので、第1図はその全体斜視図、第2図は第1図中A
部分の拡大縦断面図、第3図は、水槽と天板との結合作
業を説明するための拡大縦断面図である。 1・・・・・・天板、2・・・・・・水槽、2a・・・
・・・外周部、2b・・・・・・フランジ、2d・・・
・・・下端部、3・・・・・・合成樹脂充填物、5・・
・・・・板材、5a・・・・・・段部、5b・・・・・
・上面、6・・・・・・メラミ7化粧板、7・・・・・
・開口。
もので、第1図はその全体斜視図、第2図は第1図中A
部分の拡大縦断面図、第3図は、水槽と天板との結合作
業を説明するための拡大縦断面図である。 1・・・・・・天板、2・・・・・・水槽、2a・・・
・・・外周部、2b・・・・・・フランジ、2d・・・
・・・下端部、3・・・・・・合成樹脂充填物、5・・
・・・・板材、5a・・・・・・段部、5b・・・・・
・上面、6・・・・・・メラミ7化粧板、7・・・・・
・開口。
Claims (6)
- (1)木製の板材の上面に耐水処理を施してなる天板に
、段部を有する、水槽挿入用の開口を設ける一方、水槽
の外周部に下向きのフランジを設け、該水槽を、該フラ
ンジの下端部を該段部の上面に載置した状態で、該開口
内に挿入すると共に、該水槽と該天板とを合成樹脂充填
物により結合したこそを特徴とする、水槽の取付構造。 - (2)天板の上面から段部の上面までの寸法を、水槽の
外周部の上面からフランジの下端面までの寸法と等しく
すると共に、合成樹脂充填物の上面を該天板の上面び該
水槽の外周部の上面と面一にしたことを特徴とする、実
用新案登録請求の範囲第1項記載の水槽の取付構造。 - (3)・天板がパーティクル・ボードの上面にメラミン
化粧板を貼着したものであることを特徴とする、実用新
案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の、水槽の取
付構造。 - (4) 天板が合板の上面にメラミン化粧板を貼着し
たものであることを特徴とする、実用新案登録請求の範
囲第1項又は第2項に記載の水槽の取付構造。 - (5)水槽と天板との間に液状の合成樹脂を注入し、板
材に含浸させた状態で硬化させて、該水槽と該天板とを
結合したことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第
1項ないし第4のいずれかに記載の水槽の取付構造。 - (6)合成樹脂が熱硬化性樹脂であることを特徴とする
、実用新案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
かに記載の水槽の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6771780U JPS6014869Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 水槽の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6771780U JPS6014869Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 水槽の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56168570U JPS56168570U (ja) | 1981-12-12 |
JPS6014869Y2 true JPS6014869Y2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=29661702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6771780U Expired JPS6014869Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 水槽の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014869Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008179999A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2008180012A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2008179998A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2009046978A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | シンク付キッチンカウンタの製造方法 |
JP2011256703A (ja) * | 2011-08-01 | 2011-12-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | キッチンカウンタ |
-
1980
- 1980-05-17 JP JP6771780U patent/JPS6014869Y2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008179999A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2008180012A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2008179998A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンカウンタ |
JP2009046978A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | シンク付キッチンカウンタの製造方法 |
JP2011256703A (ja) * | 2011-08-01 | 2011-12-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | キッチンカウンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56168570U (ja) | 1981-12-12 |
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