JP2821865B2 - 壁パネルとその成形方法 - Google Patents

壁パネルとその成形方法

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JP2821865B2
JP2821865B2 JP7138653A JP13865395A JP2821865B2 JP 2821865 B2 JP2821865 B2 JP 2821865B2 JP 7138653 A JP7138653 A JP 7138653A JP 13865395 A JP13865395 A JP 13865395A JP 2821865 B2 JP2821865 B2 JP 2821865B2
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三郎 狩野
紀一朗 本間
孝志 若林
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大同ほくさん株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットなどに用
いて好適な壁パネルと、その成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室ユニット等の壁パネルとして
は、セメント板にタイルを貼り合わせたタイルパネルや
FRP(強化プラスチック)パネル、化粧セメント板に
合板を裏打ちしたパネル、その他種々のものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記タイルパ
ネルは、セメント板に対するノンアスベスト化の市場要
求と、同セメント板の強度維持のため、その厚さが3m
/m以上となることから総厚が25m/mと厚くなり、
この結果、コストアップとなるだけでなく、タイルとセ
メント板そしてフレーム間が接着剤による接合となるた
め、どうしても接合強度に不安が残ることになる。
【0004】また、上記FRPパネルは、金型を用いた
プレス成形であって金型代が嵩むため、どうしても、少
品種大量生産によって、そのコストを維持しなければな
らず、多品種少量生産の要求を満足させようとすると、
製品単価が非常に高くなる。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の有する
問題点に鑑み、請求項1では、壁パネルにおいて、パン
チングメタル板の適切な使用により厚さを薄くして軽量
化を図ることができると共に、適切に配設した樹脂バイ
ンダーにより大きな接着強度を保持させ、しかも金属フ
レーム等との組立作業をも簡易に行い得るようにするの
が、その目的である。
【0006】さらに、請求項2にあっては、上記壁パネ
ルの成形方法に関し、壁パネルの少量多品種生産にあっ
ても、安価な壁パネルの成形を可能にしようとしてお
り、請求項3にあっては、タイルによる壁パネルを、簡
易迅速にして、安価に成形できるようにすることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1では裏面側に起立周縁が立設さ
れたパンチングメタル板の表面と、当該表面側に配設さ
れた壁パネル用表層材とを、樹脂材により加圧接着する
と共に、当該樹脂材がパンチングメタル板に多数穿設の
貫通孔から、前記の裏面側へ溢出して固化した抜止頭部
の隆設されていることを特徴とする壁パネルを提供しよ
うとしている。
【0008】さらに、請求項2では、雌型のキャビティ
内における底面に、タイル、化粧セメント板、FRP平
板等による壁パネル用表層材を配設し、当該壁パネル用
表層材の上層に施された樹脂材上にあって、裏面側に起
立周縁を有するパンチングメタル板の表面側を載置し、
これを押し型により加圧することで、上記の壁パネル用
表層材とパンチングメタル板の表面とを上記の樹脂材に
より接着すると共に、当該樹脂材をパンチングメタル板
に多数穿設された貫通孔から、前記の裏面側へ溢出固化
して抜止頭部が隆設されるようにしたことを特徴とする
壁パネルとその成形方法を提供しようとしている。
【0009】そして、請求項3にあっては雌型のキャビ
ティ内における底面に、二軸方向にて交差するよう複数
個の突条を形成することにより、当該突条によって区画
されるスペースに、これと対応する寸法のタイルを配装
して、壁パネル用表層材を形成すると共に、当該タイル
間に、上記の突条により形成された目地部を離間形成
し、これらのタイルの上から供与した樹脂材を、上記の
目地部に流入して当該タイル上まで積層させ、かくして
形成された樹脂層上にあって、裏面側に起立周縁を有す
るパンチングメタル板の表面側を遊嵌載置して、これを
押し型により加圧することで、上記のタイルによる壁パ
ネル用表層材とパンチングメタル板の表面とを、上記の
樹脂材により接着すると共に、当該樹脂材をパンチング
メタル板に多数穿設された貫通孔から、前記の裏面側へ
溢出固化して抜止頭部を隆設し、かつ、同上樹脂材を前
記パンチングメタル板の起立周縁にあって、その外周側
面にも接着するようにした壁パネルの成形方法を提供し
ようとしている。
【0010】
【作用】請求項3に係る壁パネル用表層材がタイルの場
合にあっては、金型の雌型におけるキャビティ内に、タ
イルを、その表面を下向きとして配置する。次いで、タ
イルの目地部と裏面に、エポキシ樹脂に充填材(砂、炭
酸カルシウム、水酸化アルミ等)を混入するなどして、
粘度調整した樹脂材を適当な厚さに積層して樹脂層を形
成する。
【0011】次いで、全周縁(四辺)に起立周縁を設け
たパンチングメタル板を上記した樹脂層上に載せ、当該
パンチングメタル板上に押し型を載せ、これにプレスを
かけ硬化させる。このことによって、上記樹脂層の樹脂
材は、タイルの裏面および各目地部に圧着されると共
に、パンチングメタル板に穿設されている複数の貫通孔
内に押し込まれ、さらに当該貫通孔からパンチングメタ
ル板の上面に溢出されることで、ボルトの頭のような形
状の抜止頭部として固化するからタイルと樹脂層および
パンチングメタル板の接着強度が増大する。
【0012】上記雌型のキャビティにおける内寸法より
も、パンチングメタル板の外寸法を所定寸法だけ小さく
設定しておくと、押し型によりパンチングメタル板を加
圧することで、上記樹脂層の樹脂材が、キャビティの内
側面とパンチングメタル板の起立周縁部との隙間に圧入
されることによって、パンチングメタル板の起立周縁に
おける外周側面に沿って上向きのフランジをもった壁パ
ネルを成形することができる。
【0013】また、壁パネル用の表層材を化粧セメント
板やFRP平板とする場合は、これらを雌型のキャビテ
ィ内に置き、その上面(裏面)に上記した樹脂層を積層
し、以下は上述したと同じくパンチングメタル板に押し
型を介してプレスをかけ、樹脂材を固化させるようにす
ればよい。
【0014】さらに、上記壁パネル表層材がFRP平板
の場合は、雌型のキャビティ内にゲルコートを吹き付け
てから、FRP平板をハンドレアップ法またはスプレー
アップ法により所定の厚さとなるよう積層し、以下は、
これまた、上述と同じくパンチングメタル板に押し型を
介してプレスをかけることになる。上記した何れの場合
も、押し型によってパンチングメタル板の各貫通孔が塞
がれないようにして、プレスを行うことになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る壁パネルとその成形方法
につき、先ず、タイルを用いた壁パネルの一実施例を示
した断面図である図1と、当該壁パネルの成形工程が順
次に示されている図2、図3そして図4の各断面図を参
照して以下詳記する。
【0016】図2ないし図3に示されている、雌型1に
は、シリコン等の素材によって平面矩形状のキャビティ
2が凹設されており、その底面2aには、複数個のタイ
ル3a‥‥‥を二軸方向へ一定の間隔をおいて並置すれ
ば、労せずして目地部4‥‥‥が離間形成されるよう
に、複数個の突条2b‥‥‥が二軸方向に形成されてい
る。
【0017】後に詳記する樹脂層6の加圧に用いられる
パンチングメタル板5は、既知の如く、全面に複数個の
貫通孔5a‥‥‥が形成されていると共に、全周縁(四
辺)には所定の立上げ幅をもたせた起立周縁5bが直交
状に曲成されている。上記パンチングメタル板5の二軸
方向における寸法aは、上記した雌型1のキャビティ2
にあって、その二軸方向の寸法bよりも所定寸法だけ小
さく設定してあり、図3に示した如く、キャビティ2内
は、パンチングメタル板5を挿入することで、キャビテ
ィ2の内側面2cと上記起立周縁5bとの間に、後述す
る樹脂層6の層厚と略同等の隙間cが形成されるように
してある。
【0018】図4において、7は、上記パンチングメタ
ル板5に上方からのプレスをかけるため用いられる押し
型で、これには、パンチングメタル板5の各貫通孔5a
‥‥‥を閉塞しないように、当該各貫通孔5a‥‥‥を
避けてパンチングメタル板5の裏面を押圧可能なるよう
に、複数個の加圧用突条7a‥‥‥が、二軸方向に一定
の間隔をおいて突設されている。
【0019】従って、以上説示した雌型1と、タイル3
a‥‥‥として説示した壁パネル用表層材3、さらに、
パンチングメタル板5と押し型7とを用いることで、図
1に示したタイル壁パネルAを成形するには、先ず、前
記の複数個のタイル3a‥‥‥を、その表面を下向きと
して図2により示されているように、突条2bにより区
画されるスペースに収納して行くことで、二軸方向へ一
定の間隔をおいてキャビティ2の底面2a上に並置する
のであり、このことでタイル3a‥‥‥間には、労せず
して前記の目地部4‥‥‥が離間形成される。
【0020】次いで、図2に示したように、タイル3a
‥‥‥の裏面上から各目地部4‥‥‥にわたって、変成
エポキシ樹脂に充填剤としての砂、炭酸カルシウム、水
酸化アルミ等を混入して、粘度を200〜300PSに
調整したものを、所定の厚さとなるよう積層することで
樹脂層6を形成し、次いで、前説のパンチングメタル板
5を、図3により示されているように、上記の樹脂層6
上に載置し、このパンチングメタル板5上に載置した押
し型7により、図4の如くプレス処理を行う。
【0021】上記のプレスを0.5〜1kg/cm2
度の加圧条件で行った後、当該樹脂層6を硬化させる
が、このような処理によって、樹脂層6はパンチングメ
タル板5を介しての加圧により、各タイル3a‥‥‥の
裏面に対して充分に圧着されると共に、各目地部4‥‥
‥内だけでなく、パンチングメタル板5の各貫通孔5a
‥‥‥にも、さらには、パンチングメタル板5の起立周
縁5bとキャビティ2の内側面2cとの隙間cにも圧入
されて行くことになる。
【0022】上記により、各タイル3a、3a‥‥‥間
の目地部4‥‥‥には、圧密状態の樹脂層6が成形され
るのはもちろん、パンチングメタル板5の各貫通孔5a
‥‥‥から押し込まれた樹脂は、図4により示されてい
るように、その上端開口縁からパンチングメタル板5の
上面にまで溢出し、これがボルトやビスの頭のような抜
止頭部6a‥‥‥として固化することで、強力な樹脂バ
インダーとして機能することになり、従って、当該パン
チングメタル板5と各タイル3a‥‥‥との接着強度は
大となる。
【0023】上記のように成形した後は、雌型1から脱
型することで、図1の如く裏面側の全周縁にフランジ8
を一体にもったタイル壁パネルAが成形されることにな
る。
【0024】また、上記した各タイル3a‥‥‥の裏面
にあって、図5に一部を拡大して示した断面図のよう
に、所望数の凹部3b‥‥‥と凸部3c‥‥‥を設ける
ことで、樹脂層6との接着面積を大きくし、このこと
で、両者の接着強度をさらに増大させることもできる。
【0025】壁パネル用表層材3としては、もちろん、
タイルに限られるものでなく、図示しない化粧セメント
板やFRP平板を使用することもでき、このような場合
には、既述の雌型1にあって、キャビティ2の底面2a
は平面に形成すればよく、前記の突条2bは不要とな
り、それ以外の点では、前記のタイル壁パネルAによる
場合と同じである。
【0026】ここで、上記の壁パネル用表層材3をFR
P平板とする場合の成形方法につき、図7および図8を
参照して詳述すると、雌型1には、そのキャビティ2に
おける底面2aを、平面に形成したものが用いられ、パ
ンチングメタル板5および押し型7は、同上タイル壁パ
ネルAの成形時と同様のものが用いられる。そして、上
記した雌型1、パンチングメタル板5、押し型7を用い
てFRP壁パネルを成形するには、図7により示されて
いるように、雌型1のキャビティ2内面に、先ずゲルコ
ート9を吹き付けておく。
【0027】次いで、上記キャビティ2内にFRPを用
いて、ハンドレアップ法またはスプレーアップ法により
FRP層3dを所定の厚さとなるよう積層したならば、
図8により示されているように、パンチングメタル板5
を当該FRP層3d上に載せ、このパンチングメタル板
5を押し型7により、前同様の加圧条件でプレスすれ
ば、上記FRP層3dは押圧され、パンチングメタル板
5の各貫通孔5a‥‥‥内および前述の隙間c内に夫々
押し込まれた後、硬化する。このことによって、FRP
は上記各貫通孔5a‥‥‥からパンチングメタル板5の
裏面に、これまた前記の如く溢出して、ボルトや、ビス
の頭のような抜止頭部3eが固化して樹脂バインダーと
して機能し、これにより、FRP層3dとパンチングメ
タル板5の接着強度が増大する。
【0028】次いで、一体であるFRP層3dとパンチ
ングメタル板5を雌型1から脱型することで、図6によ
り示されているように、全周縁(四辺)にフランジ8を
有するFRP壁パネルA′が成形されることとなる。
【0029】以上説示の各壁パネルA、A′は、そのフ
ランジ8を、図9および図10のようなジョイナー1
0、11を用いることで、相互に接合して実用に供する
ことができる。また、図11に示した通り、同上各壁パ
ネルA、A′のフランジ8を切除してしまい、パンチン
グメタル板5、5による起立周縁5b、5bを互いにビ
ス12‥‥‥により止めることで、相互の接合を行うよ
うにすることも可能である。尚、図9ないし図11にお
いて13はフランジ8、8間および起立周縁5b、5b
間に各々挟着した樹脂系の目地材を示し、14は図10
のジョイナー11をフランジ8に固定したビスである。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の壁パネルは、以
上説明したようにパンチングメタル板を基材として構成
されているので、厚さを薄くできて軽量化を図ることが
できると共に、樹脂バインダーとしての作用により接着
強度を増大でき、しかも、フランジをそのままパネル相
互の接合に供することができると共に、パンチングメタ
ル板を利用して、金属フレームとの溶接が可能となるこ
とから、組立作業も簡易迅速に行うことができ、コスト
ダウンを図ることも可能である。
【0031】さらに、請求項2の壁パネル成形方法によ
れば、薄肉、軽量で、かつ接着強度の大きい壁パネルを
簡単、かつ安価に成形できると共に、少量多品種の壁パ
ネルの成形をも、比較的安価に提供することが可能とな
り、請求項3のタイルによる壁パネルを成形する方法に
よるときは、これを簡易、迅速かつ安価に製作すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁パネルの一実施例を示す縦断面
図である。
【図2】図1に示した壁パネルの成形工程にあって雌型
のキャビティにタイルを並置し、その裏面および目地部
に樹脂層を積層した状態を示す縦断面図である。
【図3】同上壁パネルの成形工程にあって、キャビティ
内の樹脂層上にパンチングメタル板を載せた状態を示す
縦断面図である。
【図4】同上壁パネルの成形工程にあって、押し型によ
るパンチングメタル板、樹脂層のプレス状態を示す縦断
面図である。
【図5】本発明に係る壁パネルの他実施例を示す部分拡
大縦断面図である。
【図6】本発明に係る壁パネルの異種実施例を示す縦断
面図である。
【図7】図6に示した壁パネルの成形工程にあって、雌
型のキャビティ内にゲルコートを吹き付け、樹脂層を積
層した状態を示す縦断面図である。
【図8】同上成形工程にあって、樹脂層上にパンチング
メタル板を載せ、押し型でプレスをかけた状態の縦断面
図である。
【図9】本発明に係る壁パネル相互を、ジョイナーを用
いて同一平面上で接合した状態を示す接合箇所の縦断面
図である。
【図10】本発明に係る壁パネル相互を、ジョイナーと
ビスを用いて直交状に接合した状態を示す接合箇所の縦
断面図である。
【図11】本発明に係る壁パネル相互を、フランジの切
除により接合した状態を示す接合箇所の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 雌型 2 キャビティ 2a 底面 2b 突条 3 壁パネル用表層材 3a タイル 3d FRP層 3e 抜止頭部 4 目地部 5 パンチングメタル板 5a 貫通孔 5b 起立周縁 6 樹脂層 6a 抜止頭部 7 押し型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 孝志 茨城県水戸市元吉田町1274番地の1 大 同ほくさん株式会社 住関生産技術研究 所内 (56)参考文献 特開 昭64−30746(JP,A) 実開 昭58−163231(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 1/00 - 35/00 E04C 2/08 E04F 13/08 E04H 1/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側に起立周縁が立設されたパンチン
    グメタル板の表面と、当該表面側に配設された壁パネル
    用表層材とを、樹脂材により加圧接着すると共に、当該
    樹脂材がパンチングメタル板に多数穿設の貫通孔から、
    前記の裏面側へ溢出して固化した抜止頭部の隆設されて
    いることを特徴とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 雌型のキャビティ内における底面に、タ
    イル、化粧セメント板、FRP平板等による壁パネル用
    表層材を配設し、当該壁パネル用表層材の上層に施され
    た樹脂材上にあって、裏面側に起立周縁を有するパンチ
    ングメタル板の表面側を載置し、これを押し型により加
    圧することで、上記の壁パネル用表層材とパンチングメ
    タル板の表面とを上記の樹脂材により接着すると共に、
    当該樹脂材をパンチングメタル板に多数穿設された貫通
    孔から、前記の裏面側へ溢出固化して抜止頭部が隆設さ
    れるようにしたことを特徴とする壁パネルの成形方法。
  3. 【請求項3】 雌型のキャビティ内における底面に、二
    軸方向にて交差するよう複数個の突条を形成することに
    より、当該突条によって区画されるスペースに、これと
    対応する寸法のタイルを配装して、壁パネル用表層材を
    形成すると共に、当該タイル間に、上記の突条により形
    成された目地部を離間形成し、これらのタイルの上から
    供与した樹脂材を、上記の目地部に流入して当該タイル
    上まで積層させ、かくして形成された樹脂層上にあっ
    て、裏面側に起立周縁を有するパンチングメタル板の表
    面側を遊嵌載置して、これを押し型により加圧すること
    で、上記のタイルによる壁パネル用表層材とパンチング
    メタル板の表面とを、上記の樹脂材により接着すると共
    に、当該樹脂材をパンチングメタル板に多数穿設された
    貫通孔から、前記の裏面側へ溢出固化して抜止頭部を隆
    設し、かつ、同上樹脂材を前記パンチングメタル板の起
    立周縁にあって、その外周側面にも接着するようにした
    壁パネルの成形方法。
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