JPH0295Y2 - - Google Patents

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JPH0295Y2
JPH0295Y2 JP19981984U JP19981984U JPH0295Y2 JP H0295 Y2 JPH0295 Y2 JP H0295Y2 JP 19981984 U JP19981984 U JP 19981984U JP 19981984 U JP19981984 U JP 19981984U JP H0295 Y2 JPH0295 Y2 JP H0295Y2
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えば電気炊飯器等の電気調理器に最
適な感熱体装置に関する。
(ロ) 従来の技術 電気炊飯器に使用される感熱体装置は例えば実
公昭51−50299号公報に示すように円筒状のケー
スと、該ケースの上部に固定した平坦面を有する
感熱体と、該感熱体の下面に設けられ周縁をこの
感熱体とケースとの固定部に支持せしめた円板状
バイメタルと、該バイメタルの動作により作動す
る作動杆とから構成し、前記感熱体の平坦面を被
感熱部材(鍋底)に密着せしめて感熱するように
している。そして、被感熱部材の温度を感知する
ように設けられたバイメタルは前述の固定部から
直接伝達される温度とケース内の温度を感知し、
即ち、バイメタルはケース側の温度をも感知する
ため被感熱部材の温度との間に差を生じ正確な温
度検出ができない欠点があつた。
また、被感熱部材である鍋の底面は調理器の種
類や目的に応じてその形状が異なるために平坦面
となつた感熱体と定位置での接触が得られず汎用
性のないものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は被感熱部材の温度を正確に感知し、且
つ被感熱部材と熱伝導板とを常に定位置で接触せ
しめて汎用性を向上したものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上面に上方に突出する上面が平坦な環
状突条部を設けその内側に段落ちした平板部を形
成した熱良導性の熱伝導板を有し、前記環状突条
部を被感熱部材に当接すると共に平板部の下面に
前記熱伝導板の温度を検知する感熱半導体素子を
押圧する構成とする。
(ホ) 作用 被感熱部材を熱伝導板の上面に設けた環状突条
部に接触せしめて、熱伝導板の感熱部分を定位置
に設定し、被感熱部材の形状に変化があつたとし
ても正確に温度を感知する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
上部周縁に外拡がりのフランジ2を形成し、下部
周縁に内向きのフランジ3を形成した円筒状の金
属製ケース、4は該外ケース内に収納した絶縁材
料よりなる断面U形の保護筒で、中央部にガイド
孔5を形成し底部外周縁を前記フランジ3に載置
している。6は外周縁を前記ケースの上部周縁の
フランジ2に嵌合固定した例えばアルミニウム等
の熱良導性の金属材よりなる略円板状の熱伝導板
で、その上面の外側に上方に突出する上面が平坦
な環状突条部7を設けると共に該突条部の内側に
段落ちした平板部8を形成している。前記環状突
条部7は第2図の様に内側に向かい緩やかな第一
テーパー面7aを形成し外側に向かい比較的急峻
な第二テーパー面7bを形成し、夫々のテーパー
面を平坦面7cにより連設している。9は前記熱
伝導板6の平板部8の下面に設けた例えばサーミ
スタ等の感熱半導体素子、10は外周縁の適所を
前記保護筒4の段部に係止した保持具で、前記感
熱半導体素子9を熱伝導板6の下面に密着せしめ
る。11,11は前記保護筒4の底壁に前記ガイ
ド孔5を介在して固定した一対の端子板、12,
12は前記保護筒4の底壁上面に対向して固定し
た一対の弾性接点板で、夫々を前記端子板11,
11に固定している。13は前記感熱抵抗素子及
びそのリード線14を挿通した絶縁チユーブ、1
5は電気炊飯器等の基台16に固定した絶縁性の
支持杆で、前記ガイド孔5に挿通すると共に上部
外側壁に金属キヤツプ17を嵌合している。18
は前記熱伝導板6と基台16間に介在し熱伝導板
6が常に常時被感熱部材に密着すべく附勢してい
る。19は前記基台16の上方に設けた被感熱部
材の収納ケースである。
次に使用状態について説明する。被感熱部材K
の底面中央部が第3図イに示す様に下向きに突出
している場合は、その底面が第一テーパー面7a
と平坦面7cに当接する。(第2図一点鎖線)、第
3図ロに示す様に上向きに突出している場合は、
その底面が第二テーパー面7bと平坦面7cに当
接する。(第2図二点鎖線)、そして、第3図では
示していないが被感熱部材Kの底面が水平な場合
は平坦面7cに当接する。(第2図破線) 上述の様に被感熱部材Kの底面が種々の形状で
あつても環状突条部7に接触することになる。
そして、感熱半導体素子9は平板部8の下面に
設けられているために熱伝導板6と金属製ケース
1との固定部より離れることになり、金属製ケー
ス1側の温度の影響を受けることがなくなる。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は環状突条部の形成により、
該突条部が常に被感熱部材に接触することになり
正確な温度検出を行なうことができると共に種々
の形状の被感熱部材にも使用でき汎用性を高める
ことができる。又、前記環状突条部の形成により
熱伝導板の強度を高め、且つ受熱面積を大きくす
ることができる。さらに、平板部の形成により異
物が入つても感熱に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気調理器の感熱体装置の断
面図、第2図は要部断面図、第3図イ,ロは動作
説明図である。 1……金属製ケース、6……熱伝導板、7……
環状突条部、8……平板部、9……感熱半導体素
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の金属製ケースと、外周縁を前記金属製
    ケースの上部周縁に嵌合固定した熱良導性の金属
    材よりなる略円板状の熱伝導板と、該熱伝導板の
    温度を感知する感熱半導体素子と、該半導体素子
    を熱伝導板の下面に押圧する保持具とを備え、前
    記熱伝導板はその上面に上方に突出する上面が平
    坦な環状突条部を設けると共に該突条部の内側に
    段落ちした平板部を形成し、該平板部の下面に前
    記感熱半導体素子を配設し、前記環状突条部を被
    感熱部材に当接したことを特徴とする電気調理器
    の感熱体装置。
JP19981984U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0295Y2 (ja)

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JP19981984U JPH0295Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61112591U JPS61112591U (ja) 1986-07-16
JPH0295Y2 true JPH0295Y2 (ja) 1990-01-05

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JP2002013816A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気温水器
JP5725964B2 (ja) * 2011-04-28 2015-05-27 株式会社ハーマン 温度検出装置

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JPS61112591U (ja) 1986-07-16

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