JPH01217130A - 自動表面装置への温度センサの装着構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、固体ディスク自動表面装置の中央開口に温度
センサを装着する構造体に関する。

具体的には、本発明の装着構造は米国特許第４゜３３０
．７０１号に記載された装着構造体の改良であり、米国
特許出願節１３８，５８３号（１９８７年１２月２８日
出願）に記載された新規な温度センサ組立体と組合わせ
るのに特に有用である。

上述した米国特許第４．３３０．７０１号に開示された
装着構成は、毛細管内の流体の膨張に依る型式の電気機
械式温度センサを固体ディスク型の自動表面装置の中央
開口内に支持するものである。主な支持部材は比較的複
雑な打抜き金属板部品である。

本発明の主な目的は、従来の装着構造より構造が簡単で
コストが低い、温度センサを固体ディスク表面装置の中
央開口内に装着する装着構造体を提供することにある。

発明の概要 本発明は、中心開口にセンサを保持するための内向きに
湾曲した上側および下側リップを有する金属製カラーが
中央開口に組込まれた型式の固体ディスク自動表面装置
と組合せて用いるのに特に適当な固体ディスク自動表面
装置の中央開口に温度センサを支持する装着構造体を提
供する。本発明によれば、この装着構造体において、温
度センサ組立体が、表面装置の開口をほゞ占めるのに十
分な直径を有するヘッド部と、このヘッド部の基部から
下向きに延在するほゞ円筒形の細長いステム部とを含む
。センサ組立体を支持するのは、はり逆Ｕ字形の支持部
材と、センサ組立体および支持部材間にはさまれた圧縮
ばねである。支持部材ははり平らな水平に延在する中央
部とこれと一体に形成され下向きに延在する２つの脚部
とを有する。

上記中央には上記センサ組立体のステム部分を摺動自在
に受入れる穴があけである。上記脚部それぞれに上記カ
ラーの下側リップと係合してカラーに対する支持部材の
下方移動を限定する１対の外向きつめが形成されている
。上記脚部は外向き自己バイアス圧を保有して上記カラ
ーの下側リップに当接する。

ヘッド部の基部にはステム部分をとり囲む環状溝が形成
されて、ばね部材の上端を受入れる。支持部材には穴を
とり囲む環状凹所が形成されて、ばね部材の他端を受入
れ、こうしてばね部材を穴に対して中心合わせされた位
置に保持する。完全に組立てたとき、センサ組立体のス
テム部分はばねおよび支持部材の穴を貫通する。こうし
てばね部材がセンサのヘッド部分を上向きに上記カラー
の上側リップに対して押し上げ、上記カラーがヘッド部
分の周囲の一部に重なって上記カラーに対するヘッド部
分の上向き移動を制限する。

本発明の新規な特徴は特許請求の範囲に記載した通りで
あるが、本発明の構成および内容がその目的および特徴
とともに一層よく理解できるように、以下に本発明を添
付の図面を参照しながら説明する。

実施例の記載 第１図は鋳造材料から形成された普通の固体ディスク表
面装置１０の斜視図であり、装置その中央開口にセンサ
組立体１２が装着されている。表面装置ｌＯは典型的に
は、電気調理台またはレンジに装着されて、その上の調
理器具を加熱する。

温度センサ１２は器具の底の温度を感知して表面装置へ
の電力を制御する。

主として第２−４図に参照すると、表面装置１０の中央
開口１７には好ましくはステンレス鋼の金属製カラー１
４が設けられている。カラー１４を表面装置１０の中央
開口１７にプレス嵌めのような手段で固定するのが適当
である。カラー１４は、センサ組立体および装着構造体
を開口１７内に保持するために内向きに曲げられた上側
及び下側リップ１６．１８ををする。

センサ組立体１２は、温度センサを囲む細長いは譬円筒
形のハウジング２０を含む。ハウジング２０は、センサ
を包囲する上方の気密封止室部分２２と、センサを電力
制御装置に接続する電気リード線を収容する下方へ延在
するステム部分２４とを含む。掌部分２２とステム部分
２４との境界には、外向きに延在する外周保持フランジ
２６が形成され、この保持フランジ２６は後述するよう
にハウジングをセンサ組立体内に保持する役目を果す。

ハウジング２０の掌部分２２は、頂壁２８と円筒形側壁
３０とを含み、側壁３０の下端には外周フランジ３２が
形成されている。表面装置１０内に完全に組立て、位置
決めさ１れたとき、ハウジング２０の頂壁２８は加熱中
の器具の底面に接触する。温度センサは、頂壁２８の内
面と熱的に密な接触関係に装着されたサーミスタ３４（
第３図）である。センサを適当な接着剤３５などで頂壁
２８に固着するのがよい。

室部２２の基部の部材ははり平らな金属製円盤３６であ
る。円盤３６には２つの小穴が明けられてセンサ３４か
らの電気リード線３８を収容して、リード線３８は掌部
分２２から出てセンサ回路（図示せず）に接続している
。各小穴には電気絶縁性ガラスピーズ４０がはまってお
り、そのビーズの孔をリード線が貫通している。基部部
材３６を側壁３０のフランジ３２に溶接などにより固着
して、気密封止を形成するのが適当である。

ハウジング２０の円筒形ステム部分２４は室部２２の基
部から下向きに延在する。ステム部２４の上端に形成さ
れた環状フランジ４２を、基部部材３６の下面に溶接な
どにより適当に固着する。

ステム部分２４の下端４４は減径して、電気リード線３
８を囲むガラス・ウールの鞘４６にしまり嵌めされてい
る。かしめ部のステムより太い、リード線のまわりにか
しめた帯材またはかしめ部４４より上方でリード線をむ
すんだむすびめによってリード線からひずみをとること
ができる。

こうして室２２とステム２４との接合部にある、フラン
ジ３２、円盤３６およびフランジ４２から形成される環
状保持フランジ２６は、後述のように、ハウジング２０
をセンサ組立体内に軸線方向に保持する作用をなす。

中心に穴のあいた上側断熱ディスク５０および下側断熱
ディスク５２によりセンサハウジング２０をそれを囲む
表面ユニット１０から断熱する。

ディスク５０および５２は、７５０丁程度の温度に耐え
ることが出来る磁器セラミック材料または他の適当な材
料から作られる。ハウジング２０の掌部分２２は上側断
熱ディスク５０の中心穴５４を貫通して器具と接触する
。ハウジング２０のステム部分２４は下側断熱ディスク
５２の中心穴５６を下向きに通る。下側ディスク５２の
上面６０で中心穴５６を取囲む凹所５８に保持フランジ
２６が入る。完全に組立てたとき、下側ディスク５２の
上面６０は上側ディスク５０の下面６２と、その間にフ
ランジ２６をはさんで突き合わせ係合する。フランジ２
６は掌部分２２の頂壁２８との垂直方向に十分離れてお
り、掌部分２２が上側ディスク５０の上面６４の上に十
分突き出て器具と良好に熱接触する。

金属製外側スカート６６は上側および下側磁器ディスク
の外側輪郭に合致しており、両ディスクを一緒に保持し
、磁器ディスクの縁を器具の衝突のｔｊｉ傷から保護す
る。スカート６６の内向きに湾曲した上側部分６８は半
径方向内向きに延在し、上側磁器部材５０の上面６４の
外側部分に重なる。

スカート６６の上縁７０はハウジング２０の側壁３０か
ら半径方向に離間して、その間に隙間７２を形成する。

上側ディスク５０の上面６４はこの部分で僅かに隆起し
て、スカート６Ｂの外面とはり平らな表面を形成する。

隙間７２のなかに露出した磁器表面をうわ薬の材料の薄
い層でＭ覆して、磁器が食品の汚れや料理の臭がしみ込
まないように封止する。

スカート６６の下縁に等間隔に設けた４個のりブ７４（
２つのみ図示）を下側磁器ディスク５２の下面７６に向
けて内向きに曲げ、スカート６６の内向き上側部分６８
と下側タブ７４が協働して、上側および下側ディスク５
０．５２を一緒に保持する。

上側ディスク５０並びに下側ディスク５２の減径上側部
分７８は、カラー１４の上側リップ１６で決まる中央開
口の直径より伜かに小さい直径をもっている。下側ディ
スク５２の下側部分８０の外径は、上側リップ１６の中
央開口より伜かに大きい。この結果外周肩部８２は、カ
ラーの上側リップ１６に対してストッパ兼封止として働
く。

下側ディスク５２の上面６０には４個の凸部８４が設け
られている。上側ディスク５０の下面６２には対応する
凹部８６が形成されている。凸部８４が凹部８６にはま
り、これにより上側及び下側ディスク５０．５２の相対
的な回転運動を防止する。

ディスク５０．５２に対するハウジング２０の回転運動
を防止するのは、ステム部分２４の側壁に密接する押込
みナツト８８の形の保持手段である。押込みナツト８８
を下側磁器ディスク５２の下面７６に対して押上げて、
下側ディスク５２を押込みナツト８８とハウジングのフ
ランジ２６との間にしっかり固定する。

以下の装着構造体に関する説明において、センサ組立体
の「ヘッド部」とは、センサを内蔵し中央開口をほゞ占
める組立体の部分を指す。図示の実施例では、ヘッド部
は室２２、磁器ディスク５０．５２およびスカート６６
からなる。

上述の説明かられかるように、本発明の主目的は、温度
センサを固体ディスク表面装置の中央開口内に支持する
ための、構成が簡単で比較的安価　　　　　　゛な装着
構造体を提供することにある。

本発明によれば、第２および４図に示すように、支持構
造体の中心要素は支持ブラケット９０である。ブラケッ
ト９０ははり逆Ｕ字形で、はり水平な中央部９２と下向
きに延在する脚部９４を有する。ブラケット９０は金属
シート材から、たとえば打抜き、所望の輪郭に切込み、
そして折曲げることにより一体に形成される。各々の脚
部９４は外向きに突出する１対のつめ９６が設けられ、
カラー１４の下側リップ１８に突き当り係合して支持ブ
ラケット９０の下向き移動を阻止する。脚部９４は外向
きの自己バイアス圧を有しカラー１４の下側リップ１８
に対して当たる。脚部９４のつめより下側に延在する部
分９８は、完全に組立てられた時にはカラー１４より下
に突出する。脚部９４のこの延在部分は人手または機械
によって簡単につかみ、撓ませることができ、こうして
カラーに対してブラケットを挿入および引抜くことが容
易になる。

ブラケット９４の中央部９２には、センサ組立体１２の
ステム部分２４を摺動自在に通すための穴１００があけ
られている。ステム部分２４は螺旋状コイルばね部材１
０２も通り、このばね部材１０２はブラケット９０とセ
ンサ組立体のヘッド部との間に介在して、ヘッド部を鉛
直方向に器具に対して押し付ける。ばね部材１０２のば
ね力は、温度感知のために器具の底との良好な接触を保
証するのに十分な力を発揮するように選択されるが、軽
量の器具が表面装置の表面から決してもち上がらないよ
うな力に制限される。

ばね１０２の直径を十分大きくして、センサ・ヘッドの
はり水平方向位置決めを維持しながら、十分に傾斜でき
るようにして、センサハウジング２０の上側壁２８が湾
曲した器具底の面に整合できるようにする。

下側磁器ディスク５２の下面７６に溝１０４を設けてば
ね１０２の上端を受入れる。ブラケット９０の中央部９
２に環状凹所１０６を設けてばね１０２の下端を受入れ
る。溝１０４および凹所１０６はばね１０２をステム部
２４を中心とした所定の位置に維持する作用をなす。ば
ね１０２をこの中心位置に保持することが重要である。

ばね１０２が中心からはずれると、ばね力がセンサヘッ
ド上反りまたは傾斜位置に片寄らせるように作用し、そ
の結果器具との接触が悪くなる。さらに、溝１０４と凹
所１０６を合せた深さは完全に圧縮されたばね１０２を
完全に収納するのに十分てある。こうすれば、完全に組
立てられた時にブラケット９０の中央部９２がセンサ組
立体に対する下側ストッパとなり、ブラケット取付は構
造体が非常に簡単になる。

上述したように、脚部９４は外向きの自己バイアス圧を
有する。さらに、脚部９４が僅かに外側へ広がった支持
ブラケット９０の形状によっても、支持ブラケット９０
の中央部９２に対するばね１０２の下向きの力の幾分か
が外向きの力に変えられ、つめ９６をカラー１４の下側
リップ１８と係合関係に押すのを助ける。

センサ組立体と支持構造体との組合せを組立てるのを容
易にするために、第２の押込みナツト１０８をブラケッ
ト９０の下側でステム部分２４に固定する。押込みナツ
ト１０８は、センサが表面装置内に組込まれていないと
き、センサ組立体と支持構造体を組立状態に保持する。

本発明の特定の実施例を図示し説明したが、当業者にと
って多数の変更や改変が想起できるであろう。従って本
発明は、特許請求の範囲の内に入る全てのそのような変
更や改変を包含する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の温度センサ装着構造体を組み込んだ固
体ディスク表面装置の斜視図、第２図は第１図の表面装
置を２−２線方向に見た断面図、 第３図は第１図の表面装置に組み込んだセンサ組立体を
一部センサハウジングを破断して示す側面図、 第４図は第１図の表面装置に組み込んだセンサ組立体お
よび装着構造体の分解斜視図である。 １０・・・表面装置、１２・・・温度センサ、１４・・
・カラー、１６．１８・・・上側、下側リップ、２０・
・・ハウジング、２２・・・室部、２４・・・ステム部
分、２８・・・頂壁、３４・・・センサ、５０．５２・
・・断熱ディスク、９０・・・支持部材９２・・・中央
部、９４・・・脚部、９６・・・つめ１００・・・穴、
１０２・・・ばね、１０６・・・くぼみ。 Ｆ；３．ｆ Ｆ；３．２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中心開口にセンサを保持するための内向きに湾曲し
   た上側および下側リップを有する金属製カラーが中央開
   口に組込まれた型式の固体ディスク自動表面装置の中央
   開口に温度センサを支持する装着構造体において、該装
   着構造体が温度センサ組立体と、支持部材と、螺旋形圧
   縮ばねとを含み、 前記温度センサ組立体が、表面装置の開口をほゞ占める
   のに十分な直径を有しかつ表面装置上で加熱中の器具の
   底に接触する形状を有するヘッド部と、このヘッド部の
   基部から下向きにかつほゞその中心線方法に延在するほ
   ゞ円筒形の細長いステム部分とを有し、該ヘッド部の基
   部に下向きに開口した溝が同軸にかつ上記ステム部分を
   ほゞ包囲するように形成され、 前記支持部材がほぼ逆Ｕ字形であり、ほゞ平らな水平に
   延在する中央部とこれと一体に形成され下向きに延在す
   る２つの脚部とを有し、上記中央部には上記センサ組立
   体のステム部分を摺動自在に受入れる穴と、この穴をと
   り囲む円形凹所とが形成され、前記脚部それぞれに上記
   カラーの下側リップと係合してカラーに対する支持部材
   の下方移動を制限する１対の外向きつめが形成され、上
   記脚部が外向き自己バイアス圧を保有して上記カラーの
   下側リップに当接し、 前記螺旋形圧縮ばね部材が前記センサ組立体のヘッド部
   の基部と前記支持部材の中央部との間にはさまれ、前記
   ばね部材の一端が前記ヘッド部の基部の溝にはまり、他
   端が上記支持部材の穴をとり囲む円形凹所にはまり、上
   記ステム部分が上記ばね部材および上記支持部材の穴を
   貫通し、上記ばね部材が上記ヘッド部分を上向きに上記
   カラーの上側リップに対して押し上げ、上記カラーがヘ
   ッド部分の周囲の一部に重なって上記カラーに対するヘ
   ッド部分の上向き移動を制限している温度センサの装着
   構造体。 ２、前記脚部が前記カラーの下側リップから下方に延在
   し、装着構造体のカラーに対する着脱が容易である請求
   項１に記載の装着構造体。 ３、前記支持部材の中央部分より下で上記ステム部分に
   固定されて、前記センサ組立体の支持構造体に対する移
   動を制限する保持手段をさらに含む請求項２に記載の装
   着構造体。４、前記支持部材が１枚の平らな鋼板を打ち
   抜き、所望形状に切込み、折り曲げて形成された請求項
   ３に記載の装着構造体。