JPH0295605A

JPH0295605A - 自動倉庫および自動倉庫の在庫管理方法

Info

Publication number: JPH0295605A
Application number: JP63249276A
Authority: JP
Inventors: Kazuhisa Maruta; 丸田　量久
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1988-10-03
Filing date: 1988-10-03
Publication date: 1990-04-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は自動倉庫および自動倉庫の在庫管理方法に関す
るものである。

従来の技術従来の自動倉庫は、荷を収納する荷受は部を複数設けた
ラックと、倉庫の入出庫口と各荷受は部間での荷の入出
庫あるいは荷受は部間での荷の移載を行う入出庫用クレ
ーンと、入出庫用クレーンに荷受は部を指示するなど入
出庫指令を出力するとともにラックの各荷受は部の在庫
管理を行うマスター装置から構成されており、また入出
庫用クレーンは走行手段、荷を昇降させるため昇降キャ
リッジ、荷を荷受は部へ出し入れするためのランニング
フォークを備え、マスター装置からの入出庫指令により
、目的の荷受は部へ自走し、昇降キャリッジを昇降させ
、ランニングフォークを出退させて荷の入出庫を行って
いる。

発明が解決しようとする課題しかし、従来の自動倉庫においては、作業員は入出庫用
クレーンがマスター装置にて自動運転されるため危険で
近づくことができない場合やラックの高さが高い場合な
ど、ラックの荷受は部に入庫された荷を実際に目視で確
認したり、在庫をチエツクしたりすることができなかっ
た。またマスター装置の異常により、在庫管理の機能が
失われ、特にラックの高さが高く下から確認できない場
合、在庫管理の機能を復活させるには長い時間を必要と
し、実働時間を減少させ、作業効率を悪くしていた。

本発明は上記問題を解決するものであり、荷受は部の荷
の確認ができ、在庫管理を容易とした自動倉庫および自
動倉庫の在庫管理方法を提供することを目的とするもの
である。

課題を解決するための手段上記問題を解決するため本発明は、昇降キャリッジを備
えた入出庫用クレーンにより、入出庫口とラックの各荷
受は部間での荷の入出庫、あるいはラックの各荷受は部
間での荷の移載を行う自動倉庫であって、前記入出庫用
クレーンの昇降キャレッジ上に、テレビカメラと、この
テレビカメラの向きを自在に変更可能な首振り装置を設
け、地上側に、前記テレビカメラおよび首振り装置をコ
ントロールする制御装置と、前記テレビカメラの映像信
号をモニタするモニタ装置を設けたものである。

さらに第２の発明は、昇降キャリッジを備えた入出庫用
クレーンと、前記昇降キヤレツジ上に設けたテレビカメ
ラと、前記テレビカメラの映像信号を録画する録画手段
を有し、前記入出庫用クレーンによりラックの各荷受は
部と入出庫口間での荷の入出庫あるいはラックの各荷受
は部間での荷の移載を行う自動倉庫であって、前記入出
庫クレーンおよび昇降キャリッジを順次駆動して、前記
テレビカメラをラックの全荷受は邪曲を順次通過させ、
この通過毎にテレビカメラの荷受は部映像信号を前記録
画手段に順次録画し、録画された荷受は部毎の画像によ
り順次荷受は部の荷の状況を判断し、在庫管理を行うも
のである。

作用上記構成により、作業員の操作などによる制御装置の指
示によって、入出庫用クレーンの昇降キヤレツジ上のテ
レビカメラの向きは首振り装置で自在に変更され、荷受
は部の荷の状況あるいは昇降キヤレツジ上の荷の状況が
安全に自在にモニタ装置にて確認される。

さらに第２の発明によると、全荷受は部毎の画像が順次
録画手段に録画され、録画された画像により順次荷受は
部毎の荷の状況が判断され、在庫管理がされる。

実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す自動倉庫の入出庫用ク
レーンとラックの側面図である。

第１図において、ｌは入出庫用クレーンであって、支柱
２にガイドされて昇降する昇降キャリッジ３を備え、キ
ャリッジ３Ｊｚには、ラック４の各荷受は部５との間で
荷６の受渡しを行う横動出退移動可能なランニングフォ
ーク７が設けられている。８はクレーン１をラック４に
そって走行駆動させる走行モータ、９は昇降キャリッジ
３を昇降駆動する昇降モータ、ｌＯはランニングフォー
ク７を出退駆動するフォークモータであって、何れもイ
ンバータ制御によって無段変速されるインダクションモ
ータが使用されている。これらモータ８゜９、ｌＯは、
自動倉庫を管理するマスターコンピュータ（図示せず）
からの指令、あるいは作業員の指令に基づき制御装置１
１によりコントロールされる。

また、第１図において、１２はＩＴＶ部であり、第２図
および第３図に示すように、キヤレツジ３上に設けた、
テレビカメラ１３と、このテレビカメラ１３の向きを上
下、左右に自在に変更可能な首振りＷｆｆｉ１４と、キ
ャリッジ３の一方の側面の基台１５に取付けた受信アン
テナ１６に誘起した電波（ＦＭ波）を復調し、コントロ
ール信号としてテレビカメラ１３および首振り装置１４
に出力するコントロール受信機１７と、照明用の蛍光灯
１８とから構成され、テレビカメラ１３の映傅信号はキ
ャリッジ３の他方の側面の基台１９に取付けた送信アン
テナ２０にて送信される。

第４図によりＩＴＶ部１２と地上側（コントロール室）
との信号の授受を説明する。

テレビカメラ１３および首振り装置１４へのコントロー
ル信号、たとえばテレビカメラ１３への拡大率の変更、
ズームレンズと広角レンズの変更、首振り装置１４への
角度の変更などの信号は、マスターコンピュータ２１か
らの指令、あるいは作業員の操作により遠隔制御装置２
２において作成され、たとえばＵＨＦ帯の周波数を搬送
周波数として躍変調され、送信アンテナ２３より送信さ
れる。このコント０−ＪＬ／信号のＦＭ波は入出庫用ク
レーンの受信アンテナ１６に誘起され、コントロール受
信機１７にて受信されテレビカメラ１３および首振り装
置１４にコントロール信号が送られ、たとえば首振り装
置１４はテレビカメラ１３の向きを変更し、テレビカメ
ラ１３は拡大率を変更する。テレビカメラ１３にて撮影
された映像信号はテレビカメラ１３内でＦＭ波に変調さ
れ、入出庫用クレーンの送信アンテナ２ｏから送信され
る。この映像信号のＦＭ波は地上側の受信アンテナ２４
に誘起され、映像受信機２５にて映像信号に復調され、
モニタ用のテレビジョン受信機（ＴＶ）２６とビデオテ
ープレコーダ（ｖＴＲ）２７へ伝送され、モニタあるい
は録画される。ＶＴＲ２７に録画された画像は順次画像
処理装置２８に伝送され、荷受は部５の状況などがマス
ターコンピュータ２１に伝送されて在庫管理される。

以上の構成により、作業員は遠隔制御装置２２の操作に
よって、テレビカメラ１３の向きゃ拡大率を変更し、キ
ヤレツジ３上の荷６の状態や、荷受は部５の荷６の状態
をＴＶ　２６　　によりモニタすることができる。また
、マスターコンピュータあるいは作業員の指令により、
たとえば−日に一度、入出庫クレーン１およびキャリッ
ジ３を順次駆動し、全荷受は部５前を順次通過させ、こ
の通過毎に荷受は部５のテレビカメラ１３の映像信号を
ＶＴＲ２７へ順次録画し、ＶＴＲ２７で録画した荷受は
部５の画像を画像処理装置２８で判断することで自動倉
庫内の在庫状況を確認することができ、在庫管理を行う
ことができる。

このように自動倉庫にＩ’ｆｆシステムを設けることに
よって、入出庫クレーンｌにて搬送している荷６の状況
や荷受は部５の状況のモニタを安全に行うことができる
。特に、ラック４の高さが高い場合には有効である。さ
らに、全荷受は部５の状態を順次録画、モニタすること
によって目視で確認しながら在庫管理を行うこともでき
、特にマスターコンピュータの在庫管理機能が失なわれ
た場合にその復旧に有効である。

なお、木実施例では無線を使用して、コントロール信号
と映像信号の授受を行っているが有線ケーブルを使用し
てこれら信号の授受を行うこともできる。また、照明用
の蛍光灯１８にも首振り装置を取付け、テレビカメラ１
３の向きに応じて照明の向きを変えることも可能である
。

発明の効果以上のように大発明によれば、作業員は制御装置に指示
を与えることによって入出庫用クレーンの昇降キャレッ
ジ上のテレビカメラの向きを自在に変えることができ、
荷受は部の荷の状況、キヤレツジ上の荷の状況を安全に
目視で確認することができる。特にラックの高さが高い
場合に有効である。

また、第２の発明によれば、全荷受は部の荷の状況を順
次録画することができ、録画された画像により順次荷受
は部の荷の状況を判断することができ、在庫管理を行う
ことができる。特に、マスター装置の在庫管理の機能が
失なわれた場合、その復旧に効果を発揮でき、実働時間
の減少−を防止することができ、作業効率を向上させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動倉庫の入出庫用ク
レーンおよびラックの側面図、第２図および第３図はそ
れぞれ同自動倉庫の入出庫用クレーンキヤレツジの要部
平面図および側面図、第４図は同自動倉庫のＩＴＶシス
テムの構成図である。１・・・入出庫用クレーン、３・・・昇降キャリッジ、
４・・・ラック、５・・・荷受は部、６・・・荷、１２
・・・ＩＴＶ部、１３・・・テレビカメラ、１４・・・
首振り装置、１６・・・（入出庫用クレーン側）受信ア
ンテナ、１７・・・コントロール受信機、２０・・・（
入出庫用クレーン側）送信アンテナ、２１・・・マスタ
ーコンピュータ、２２・・・遠隔制御装置、２３・・・
（地上側）送信アンテナ、２４・・・（地上側）受信ア
ンテナ、２５・・・映像受信機、２６・・・テレビジョ
ン受信機（モニタ装置）、２７・・・ビデオテープレコ
ーダ（録画手段）、２８・・・画像処理装置。

Claims

【特許請求の範囲】１、昇降キヤレツジを備えた入出庫用クレーンにより、
入出庫口とラツクの各荷受け部間での荷の入出庫、ある
いはラックの各荷受け部間での荷の移載を行う自動倉庫
であつて、前記入出庫用クレーンの昇降キヤレツジ上に
、テレビカメラと、このテレビカメラの向きを自在に変
更可能な首振り装置を設け、地上側に、前記テレビカメ
ラおよび首振り装置をコントロールする制御装置と、前
記テレビカメラの映像信号をモニタするモニタ装置を設
けた自動倉庫。２、昇降キヤレツジを備えた入出庫用クレーンと、前記
昇降キヤレツジ上に設けたテレビカメラと、前記テレビ
カメラの映像信号を録画する録画手段を有し、前記入出
庫用クレーンによりラックの各荷受け部と入出庫口間で
の荷の入出庫あるいはラックの各荷受け部間での荷の移
載を行う自動倉庫であつて、前記入出庫クレーンおよび
昇降キヤレツジを順次駆動して、前記テレビカメラをラ
ックの全荷受け部前を順次通過させ、この通過毎にテレ
ビカメラの荷受け部映像信号を前記録画手段に順次録画
し、録画された荷受け部毎の画像により順次荷受け部の
荷の状況を判断し、在庫管理を行う自動倉庫の在庫管理
方法。