JPH09263307A - 倉庫設備の棚おろし装置 - Google Patents
倉庫設備の棚おろし装置Info
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- JPH09263307A JPH09263307A JP7026596A JP7026596A JPH09263307A JP H09263307 A JPH09263307 A JP H09263307A JP 7026596 A JP7026596 A JP 7026596A JP 7026596 A JP7026596 A JP 7026596A JP H09263307 A JPH09263307 A JP H09263307A
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Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 棚内の荷を出庫したり、或いは作業員が倉庫
用クレーンに乗って倉庫設備内を移動しなくても棚内に
格納されている荷の棚おろしを行い得るようにする。 【解決手段】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を取付け、荷台に棚に対して進
退動して荷を授受し得るようにした移載装置が搭載され
た倉庫用クレーンを備えた倉庫設備において、荷台に棚
に格納された荷を撮影するためのカメラ31a,31b
と、カメラ31a,31bにより撮影した映像を録画す
るための録画装置46と、カメラ31a,31bの切替
え及び録画装置46の起動、停止を指示する制御装置2
0を設ける。
用クレーンに乗って倉庫設備内を移動しなくても棚内に
格納されている荷の棚おろしを行い得るようにする。 【解決手段】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を取付け、荷台に棚に対して進
退動して荷を授受し得るようにした移載装置が搭載され
た倉庫用クレーンを備えた倉庫設備において、荷台に棚
に格納された荷を撮影するためのカメラ31a,31b
と、カメラ31a,31bにより撮影した映像を録画す
るための録画装置46と、カメラ31a,31bの切替
え及び録画装置46の起動、停止を指示する制御装置2
0を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、倉庫設備の棚おろ
し装置に関するものである。
し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13〜16は、自動倉庫設備及び該設
備に用いられる倉庫用クレーンの概要を示すものであ
り、所定の間隔を置き相対向して設けられた左右の棚列
1a,1bの間には、棚列1aと1bとの間に位置する
よう、床面2に走行レール3が、又棚列1a,1b上端
部に、上部ガイドレール4が夫々設けられている。走行
レール3と上部ガイドレール4は、棚列1a,1bに沿
い直線的に延在し、棚列1bと並設された入出庫台5を
越える位置まで延長されている。
備に用いられる倉庫用クレーンの概要を示すものであ
り、所定の間隔を置き相対向して設けられた左右の棚列
1a,1bの間には、棚列1aと1bとの間に位置する
よう、床面2に走行レール3が、又棚列1a,1b上端
部に、上部ガイドレール4が夫々設けられている。走行
レール3と上部ガイドレール4は、棚列1a,1bに沿
い直線的に延在し、棚列1bと並設された入出庫台5を
越える位置まで延長されている。
【0003】倉庫用クレーン6は、下部フレーム7と、
下部フレーム7上にクレーン走行方向へ所定の間隔を置
いて立設された2本のマスト8と、2本のマスト8の上
端を接続するよう配置された上部フレーム9とで、フレ
ーム枠10が構成され、フレーム枠10内には、電動機
等のアクチュエータ11によりワイヤロープ12をドラ
ムに巻き取り繰出すことによりマスト8に沿い昇降し得
るようにした荷台13が配置され、荷台13上には、棚
列1a又は1bに向って進退動し得るようにしたフォー
クを有する移載装置14が搭載されている。
下部フレーム7上にクレーン走行方向へ所定の間隔を置
いて立設された2本のマスト8と、2本のマスト8の上
端を接続するよう配置された上部フレーム9とで、フレ
ーム枠10が構成され、フレーム枠10内には、電動機
等のアクチュエータ11によりワイヤロープ12をドラ
ムに巻き取り繰出すことによりマスト8に沿い昇降し得
るようにした荷台13が配置され、荷台13上には、棚
列1a又は1bに向って進退動し得るようにしたフォー
クを有する移載装置14が搭載されている。
【0004】倉庫用クレーン6の下部フレーム7の前方
若しくは後方には、下部フレーム7に搭載した電動機等
のアクチュエータ15によりチェーン16を介して駆動
され走行レール3上を転動し得るようにした駆動車輪1
7が配設されると共に下部フレーム7の後方若しくは前
方には、駆動されることなく走行レール3上を転動し得
るようにした従動車輪18が配設されている。又上部フ
レーム9の前後部には、上部ガイドレール4側面に沿い
転動し得るようにしたガイド車輪19が取り付けられて
いる。
若しくは後方には、下部フレーム7に搭載した電動機等
のアクチュエータ15によりチェーン16を介して駆動
され走行レール3上を転動し得るようにした駆動車輪1
7が配設されると共に下部フレーム7の後方若しくは前
方には、駆動されることなく走行レール3上を転動し得
るようにした従動車輪18が配設されている。又上部フ
レーム9の前後部には、上部ガイドレール4側面に沿い
転動し得るようにしたガイド車輪19が取り付けられて
いる。
【0005】而して、倉庫用クレーン6は、ガイド車輪
19を介して上部ガイドレール4にガイドされつつ駆動
車輪17及び従動車輪18を介して走行レール3上を走
行し得るようになっている。
19を介して上部ガイドレール4にガイドされつつ駆動
車輪17及び従動車輪18を介して走行レール3上を走
行し得るようになっている。
【0006】前記荷台13に配設された移載装置14に
は、図示してないがフォーク進退動用の駆動装置や各種
の位置検出センサが取り付けられており、該駆動装置や
各種の位置検出センサと下部フレーム7上に搭載したコ
ンピュータを有する制御装置との間は、荷台13が下限
位置から上限位置まで昇降するに必要な長さを有する給
電ケーブル21により接続されている。
は、図示してないがフォーク進退動用の駆動装置や各種
の位置検出センサが取り付けられており、該駆動装置や
各種の位置検出センサと下部フレーム7上に搭載したコ
ンピュータを有する制御装置との間は、荷台13が下限
位置から上限位置まで昇降するに必要な長さを有する給
電ケーブル21により接続されている。
【0007】給電ケーブル21の荷台13へ送り込まれ
る部分は、荷台13に留め金22によって固定されると
共に、給電ケーブル21の長手方向略中間部は、マスト
8の高さ方向の略中間位置に留め金23によって固定さ
れており、給電ケーブル21は留め金22,23の間で
マスト8に沿いU字状に懸垂、屈曲されている。
る部分は、荷台13に留め金22によって固定されると
共に、給電ケーブル21の長手方向略中間部は、マスト
8の高さ方向の略中間位置に留め金23によって固定さ
れており、給電ケーブル21は留め金22,23の間で
マスト8に沿いU字状に懸垂、屈曲されている。
【0008】倉庫用クレーン6は制御装置20に指示を
与えることにより、入出庫台5と棚列1a,1b所定位
置との間を走行し、所定位置で停止すると共に荷台13
が棚列1a又は1bの所定段まで昇降し、給電ケーブル
21から移載装置14の駆動装置へ給電を行うことによ
り、移載装置14のフォークを進退動させて荷24の入
出庫、ピッキング等の作業を自動的に行う。
与えることにより、入出庫台5と棚列1a,1b所定位
置との間を走行し、所定位置で停止すると共に荷台13
が棚列1a又は1bの所定段まで昇降し、給電ケーブル
21から移載装置14の駆動装置へ給電を行うことによ
り、移載装置14のフォークを進退動させて荷24の入
出庫、ピッキング等の作業を自動的に行う。
【0009】上述の自動倉庫設備では、棚列1a,1b
の各棚内にどういう種類の荷が何個格納されているかを
定期的にチェックするために棚おろしを行う必要があ
り、従来の棚おろしのやり方としては、以下のごときも
のがある。
の各棚内にどういう種類の荷が何個格納されているかを
定期的にチェックするために棚おろしを行う必要があ
り、従来の棚おろしのやり方としては、以下のごときも
のがある。
【0010】すなわち、棚おろしの第一の方法として
は、倉庫用クレーン6を駆動し、移載装置14により図
13、14に示すように、荷24を入出庫台5上に一度
出庫し、荷24の種類や個数を作業者が確認した後、倉
庫用クレーン6により再度同じ棚に荷24を格納する方
法がある。
は、倉庫用クレーン6を駆動し、移載装置14により図
13、14に示すように、荷24を入出庫台5上に一度
出庫し、荷24の種類や個数を作業者が確認した後、倉
庫用クレーン6により再度同じ棚に荷24を格納する方
法がある。
【0011】又、棚おろしの第2の方法としては、図1
7に示すように棚列1a,1bの一方の端部に、入庫コ
ンベヤ25、出庫コンベヤ26を設けておくと共に、入
庫コンベヤ25と出庫コンベヤ26を乗り継ぎコンベヤ
27により接続し、倉庫用クレーン6により出庫コンベ
ヤ26に出庫した荷24を図17の矢印に示すごとく出
庫コンベヤ26から乗り継ぎコンベヤ27へ送り、例え
ば、乗り継ぎコンベヤ27の部分で、作業者28が荷2
4の種類や個数を確認し、確認後、荷24を入庫コンベ
ヤ25に送り、倉庫用クレーン6により再度荷24を同
じ棚に格納する方法がある。
7に示すように棚列1a,1bの一方の端部に、入庫コ
ンベヤ25、出庫コンベヤ26を設けておくと共に、入
庫コンベヤ25と出庫コンベヤ26を乗り継ぎコンベヤ
27により接続し、倉庫用クレーン6により出庫コンベ
ヤ26に出庫した荷24を図17の矢印に示すごとく出
庫コンベヤ26から乗り継ぎコンベヤ27へ送り、例え
ば、乗り継ぎコンベヤ27の部分で、作業者28が荷2
4の種類や個数を確認し、確認後、荷24を入庫コンベ
ヤ25に送り、倉庫用クレーン6により再度荷24を同
じ棚に格納する方法がある。
【0012】棚おろしの第3の方法としては、倉庫用ク
レーン6の荷台13に作業者が乗り、倉庫用クレーン6
を運転して、走行及び荷台13の昇降を行い、各棚内の
荷24の種類、個数を確認する方法がある。
レーン6の荷台13に作業者が乗り、倉庫用クレーン6
を運転して、走行及び荷台13の昇降を行い、各棚内の
荷24の種類、個数を確認する方法がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】棚おろしを行う場合の
上述の第1,第2の方法では、 i)荷24を一度棚から出庫しなければならないため、
荷崩れ発生の機会が多くなり、従ってその後の荷崩れに
よるアラームの回数が増加する虞れがある、 ii)全棚の荷24を一度出庫したうえ再入庫する確実
な棚おろし行うには数日を必要とし、その間通常の入出
庫作業に倉庫用クレーン6を全く使用することができな
いため、全棚の棚おろしではなく、抜き取りで棚おろし
を行う必要が生じ、中途半端な棚おろしになってしま
う、 等の問題があり、又第3の方法では、暗い場所で確認作
業を行わなければならないため、作業がやりにくく能率
も悪いという問題がある。
上述の第1,第2の方法では、 i)荷24を一度棚から出庫しなければならないため、
荷崩れ発生の機会が多くなり、従ってその後の荷崩れに
よるアラームの回数が増加する虞れがある、 ii)全棚の荷24を一度出庫したうえ再入庫する確実
な棚おろし行うには数日を必要とし、その間通常の入出
庫作業に倉庫用クレーン6を全く使用することができな
いため、全棚の棚おろしではなく、抜き取りで棚おろし
を行う必要が生じ、中途半端な棚おろしになってしま
う、 等の問題があり、又第3の方法では、暗い場所で確認作
業を行わなければならないため、作業がやりにくく能率
も悪いという問題がある。
【0014】本発明は上述の実情に鑑み、棚おろしを荷
崩れが生じることなく、迅速に能率良く行い得るように
することを目的としてなしたものである。
崩れが生じることなく、迅速に能率良く行い得るように
することを目的としてなしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、棚列に沿
って走行し得るようにしたフレーム枠に昇降自在に荷台
を配設し、該荷台に、棚列に設けた棚に対して進退動し
て荷を授受し得るようにした移載装置が搭載された倉庫
用クレーンを備えた倉庫設備において、棚に格納された
荷を撮影し得るよう前記荷台に設置されたカメラと、該
カメラにより撮影した映像を録画するための録画装置
と、を設けたものである。
って走行し得るようにしたフレーム枠に昇降自在に荷台
を配設し、該荷台に、棚列に設けた棚に対して進退動し
て荷を授受し得るようにした移載装置が搭載された倉庫
用クレーンを備えた倉庫設備において、棚に格納された
荷を撮影し得るよう前記荷台に設置されたカメラと、該
カメラにより撮影した映像を録画するための録画装置
と、を設けたものである。
【0016】第2の発明は、棚列に沿って走行し得るよ
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して進退動して荷を授受し得る
ようにした移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備え
た倉庫設備において、棚に格納された荷を撮影し得るよ
う前記荷台に設置されたカメラと、該カメラにより撮影
した映像を録画するために倉庫用クレーンに設置された
録画装置と、前記倉庫用クレーンを所定の位置まで走行
させる指令を走行用アクチュエータに与えると共に荷台
を所定位置まで昇降させる指令を昇降用アクチュエータ
に与え、且つカメラ撮影の起動停止指令をカメラの切替
手段に与え、録画の起動停止指令を録画装置に与えるよ
うにした制御装置と、を設けたものである。
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して進退動して荷を授受し得る
ようにした移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備え
た倉庫設備において、棚に格納された荷を撮影し得るよ
う前記荷台に設置されたカメラと、該カメラにより撮影
した映像を録画するために倉庫用クレーンに設置された
録画装置と、前記倉庫用クレーンを所定の位置まで走行
させる指令を走行用アクチュエータに与えると共に荷台
を所定位置まで昇降させる指令を昇降用アクチュエータ
に与え、且つカメラ撮影の起動停止指令をカメラの切替
手段に与え、録画の起動停止指令を録画装置に与えるよ
うにした制御装置と、を設けたものである。
【0017】第3の発明は、棚列に沿って走行し得るよ
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して進退動して荷を授受し得る
ようにした移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備え
た倉庫設備において、棚に格納された荷を撮影し得るよ
う前記荷台に設置されたカメラと、該カメラにより撮影
した映像を録画するために倉庫用クレーンに設置された
録画装置と、前記倉庫用クレーンを所定位置まで走行さ
せる指令及び荷台を所定位置まで昇降させる指令を出力
し得るよう地上側に設置された光受信装置と、該光受信
装置からの、倉庫用クレーンを所定位置まで走行させる
指令及び荷台を所定位置まで昇降させる指令を受信し得
るよう倉庫用クレーンに設置された光受信装置と、光受
信装置から与えられた、倉庫用クレーンを所定位置まで
走行させる指令を走行用アクチュエータに与えると共に
荷台を所定位置まで昇降させる指令を昇降用アクチュエ
ータに与え、且つカメラ撮影の起動停止指令をカメラの
切替手段に与え、録画の起動停止指令を録画装置に与え
るようにした制御装置と、を設けたものである。
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して進退動して荷を授受し得る
ようにした移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備え
た倉庫設備において、棚に格納された荷を撮影し得るよ
う前記荷台に設置されたカメラと、該カメラにより撮影
した映像を録画するために倉庫用クレーンに設置された
録画装置と、前記倉庫用クレーンを所定位置まで走行さ
せる指令及び荷台を所定位置まで昇降させる指令を出力
し得るよう地上側に設置された光受信装置と、該光受信
装置からの、倉庫用クレーンを所定位置まで走行させる
指令及び荷台を所定位置まで昇降させる指令を受信し得
るよう倉庫用クレーンに設置された光受信装置と、光受
信装置から与えられた、倉庫用クレーンを所定位置まで
走行させる指令を走行用アクチュエータに与えると共に
荷台を所定位置まで昇降させる指令を昇降用アクチュエ
ータに与え、且つカメラ撮影の起動停止指令をカメラの
切替手段に与え、録画の起動停止指令を録画装置に与え
るようにした制御装置と、を設けたものである。
【0018】第4の発明においては、第3の発明を変形
し、倉庫用クレーン側に設置した録画装置を地上側に設
け、カメラで撮影した映像の信号を送信するため倉庫用
クレーンに設置された無線送信装置を倉庫用クレーンに
設置された制御装置に接続し、地上側に該無線送信装置
から送信された映像の信号を受信して録画装置に与える
無線受信装置を設けるようにすることもできる。
し、倉庫用クレーン側に設置した録画装置を地上側に設
け、カメラで撮影した映像の信号を送信するため倉庫用
クレーンに設置された無線送信装置を倉庫用クレーンに
設置された制御装置に接続し、地上側に該無線送信装置
から送信された映像の信号を受信して録画装置に与える
無線受信装置を設けるようにすることもできる。
【0019】第5の発明は、棚列に沿って走行し得るよ
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して荷を授受し得るようにした
移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備
において、棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台
に設置されたカメラと、該カメラにより撮影した映像を
録画するために地上側に設置された録画装置と、前記倉
庫用クレーンを所定位置まで走行させる指令及び荷台を
所定位置まで昇降させる指令を送信すると共に録画装置
の起動停止指令及びカメラにより撮影した映像の信号を
受信し前記録画装置に与える第1の無線送受信装置と、
該第1の無線送受信装置からの、前記倉庫用クレーンを
所定位置まで走行させる指令及び荷台を所定位置まで昇
降させる指令を受信すると共に録画装置の起動停止指令
及び前記カメラにより撮影した映像の信号を前記第1の
無線送受信装置へ送信し得るようにした第2の無線送受
信装置と、第2の無線送受信装置から与えられた、倉庫
用クレーンを所定位置まで走行させる指令を走行用アク
チュエータに与えると共に荷台を所定位置まで昇降させ
る指令を昇降用アクチュエータに与え、且つカメラ撮影
の起動停止指令をカメラの切替手段に与え、カメラによ
り撮影した映像を第2の無線送受信装置から第1の無線
送受信装置へ送信し得るようにした制御装置と、を設け
たものである。
うにしたフレーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台
に、棚列に設けた棚に対して荷を授受し得るようにした
移載装置が搭載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備
において、棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台
に設置されたカメラと、該カメラにより撮影した映像を
録画するために地上側に設置された録画装置と、前記倉
庫用クレーンを所定位置まで走行させる指令及び荷台を
所定位置まで昇降させる指令を送信すると共に録画装置
の起動停止指令及びカメラにより撮影した映像の信号を
受信し前記録画装置に与える第1の無線送受信装置と、
該第1の無線送受信装置からの、前記倉庫用クレーンを
所定位置まで走行させる指令及び荷台を所定位置まで昇
降させる指令を受信すると共に録画装置の起動停止指令
及び前記カメラにより撮影した映像の信号を前記第1の
無線送受信装置へ送信し得るようにした第2の無線送受
信装置と、第2の無線送受信装置から与えられた、倉庫
用クレーンを所定位置まで走行させる指令を走行用アク
チュエータに与えると共に荷台を所定位置まで昇降させ
る指令を昇降用アクチュエータに与え、且つカメラ撮影
の起動停止指令をカメラの切替手段に与え、カメラによ
り撮影した映像を第2の無線送受信装置から第1の無線
送受信装置へ送信し得るようにした制御装置と、を設け
たものである。
【0020】第6の発明においては、倉庫用クレーンの
荷台を予め定めた撮影経路で移動させるための手段を設
けるようにしても良い。
荷台を予め定めた撮影経路で移動させるための手段を設
けるようにしても良い。
【0021】第7の発明においては、カメラからの映像
を受信機を経由して録画装置に与えるようにしても良
い。
を受信機を経由して録画装置に与えるようにしても良
い。
【0022】第8の発明においては、棚の画面と共に撮
影された当該棚の列、連、段といった棚情報も一緒に録
画装置に録画させる手段を設けるようにしても良い。
影された当該棚の列、連、段といった棚情報も一緒に録
画装置に録画させる手段を設けるようにしても良い。
【0023】本発明では、何れの発明においても棚おろ
しを荷崩れが生じることなく、迅速に能率良く行うこと
が可能となる。
しを荷崩れが生じることなく、迅速に能率良く行うこと
が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜12を参照しつつ説明する。
〜12を参照しつつ説明する。
【0025】なお、図1〜12中、図13〜16に示す
ものと同一のものには同一の符号を付し、説明は省略す
るものとする。
ものと同一のものには同一の符号を付し、説明は省略す
るものとする。
【0026】図1〜6は請求項1、2に対応する本発明
の実施の形態の第1例を示し、使用する倉庫用クレーン
自体は図13〜16に示すものと全く同じである。
の実施の形態の第1例を示し、使用する倉庫用クレーン
自体は図13〜16に示すものと全く同じである。
【0027】図2、3、4に示すように、荷台13上に
は移載装置14及び荷24を跨ぐようにして正面形状が
門形のフレーム29が立設され、フレーム29上には、
棚列1a,1bの棚30a,30b内に格納された荷2
4を撮影するためのカメラ31a,31bが設置されて
いる。而して、カメラ31a,31bは方向を変えるこ
とのない固定タイプであって、荷台13が対向した棚3
0a,30b内の荷24を撮影し得るよう、カメラ31
a,31bの光軸32a,32bは、荷台13側から棚
列1a,1b側へ向けて下り勾配に向いている(図5参
照)。又、カメラ31a,31bの撮影範囲33a,3
3bは棚30a,30b内の荷24を撮影し得るよう調
節されている。
は移載装置14及び荷24を跨ぐようにして正面形状が
門形のフレーム29が立設され、フレーム29上には、
棚列1a,1bの棚30a,30b内に格納された荷2
4を撮影するためのカメラ31a,31bが設置されて
いる。而して、カメラ31a,31bは方向を変えるこ
とのない固定タイプであって、荷台13が対向した棚3
0a,30b内の荷24を撮影し得るよう、カメラ31
a,31bの光軸32a,32bは、荷台13側から棚
列1a,1b側へ向けて下り勾配に向いている(図5参
照)。又、カメラ31a,31bの撮影範囲33a,3
3bは棚30a,30b内の荷24を撮影し得るよう調
節されている。
【0028】図1に示すごとく、カメラ31a又は31
bにより撮影された映像信号34a,34bは、ケーブ
ル35a,35bを介して荷台13上に配置した切替接
続箱36へ送信され、切替接続箱36から、ケーブル3
7を介して、下部フレーム7に搭載した制御装置20へ
送信されるようになっている。
bにより撮影された映像信号34a,34bは、ケーブ
ル35a,35bを介して荷台13上に配置した切替接
続箱36へ送信され、切替接続箱36から、ケーブル3
7を介して、下部フレーム7に搭載した制御装置20へ
送信されるようになっている。
【0029】制御装置20には、左右どちらの棚列の、
入出庫台側から何連目で何段目の棚の棚おろしをする
か、列指令38、連指令39、段指令40を設定し得る
ようになっている。
入出庫台側から何連目で何段目の棚の棚おろしをする
か、列指令38、連指令39、段指令40を設定し得る
ようになっている。
【0030】又制御装置20からは、切替接続箱36の
切替駆動装置41にケーブル42を介し、起動停止指令
として切替指令43を与え得るようになっていると共に
アクチュエータ11,15(図2参照)へ起動停止指令
44,45を与え得るようになっている。
切替駆動装置41にケーブル42を介し、起動停止指令
として切替指令43を与え得るようになっていると共に
アクチュエータ11,15(図2参照)へ起動停止指令
44,45を与え得るようになっている。
【0031】制御装置20には、制御装置20と共に下
部フレーム7上に搭載した録画装置46が接続され、制
御装置20からの起動停止指令47を与えられると録画
装置46は起動して制御装置20からの映像信号34a
又は34bを録画すると共に録画後には駆動を停止し得
るようになっている。
部フレーム7上に搭載した録画装置46が接続され、制
御装置20からの起動停止指令47を与えられると録画
装置46は起動して制御装置20からの映像信号34a
又は34bを録画すると共に録画後には駆動を停止し得
るようになっている。
【0032】ケーブル37,42は図1では直線的に描
かれているが、実際には図6に示すごとく、給電ケーブ
ル21内に他のケーブルと一緒に収納されて図2に示す
ごとく留め金22,23間で下方にU字状に垂下してお
り、荷台13が昇降してもケーブル37,42には、何
等大きな張力が作用しないようになっている。
かれているが、実際には図6に示すごとく、給電ケーブ
ル21内に他のケーブルと一緒に収納されて図2に示す
ごとく留め金22,23間で下方にU字状に垂下してお
り、荷台13が昇降してもケーブル37,42には、何
等大きな張力が作用しないようになっている。
【0033】なお、図2〜4中、48は荷24の幅寸法
のチェックを行うためにフレーム29の内側に取り付け
た荷幅検出装置である。
のチェックを行うためにフレーム29の内側に取り付け
た荷幅検出装置である。
【0034】例えば、倉庫用クレーン6が基準位置に停
止している時に、作業員は、棚おろしすべき棚の列、
連、段を列指令38、連指令39、段指令40として制
御装置20に設定する。
止している時に、作業員は、棚おろしすべき棚の列、
連、段を列指令38、連指令39、段指令40として制
御装置20に設定する。
【0035】列、連、段の設定が終了した後、制御装置
20のスタート釦をオンにすると、制御装置20からの
起動停止指令44,45がアクチュエータ11,15に
与えられ、アクチュエータ11,15が起動する。この
ためアクチュエータ15により倉庫用クレーン6は、走
行レール3上を所定の棚連まで移動すると共に、荷台1
3はアクチュエータ11により所定の棚段まで昇降す
る。
20のスタート釦をオンにすると、制御装置20からの
起動停止指令44,45がアクチュエータ11,15に
与えられ、アクチュエータ11,15が起動する。この
ためアクチュエータ15により倉庫用クレーン6は、走
行レール3上を所定の棚連まで移動すると共に、荷台1
3はアクチュエータ11により所定の棚段まで昇降す
る。
【0036】而して、荷台13が所定の棚30a,30
bの前で停止すると、制御装置20からは切替指令43
が出力されて切替接続箱36の切替駆動装置41に与え
られ、切替接続箱36は、例えば図1に示すごとく、ケ
ーブル35aと37を接続するよう切替って棚30aが
選択され、又同時に制御装置20からは、起動停止指令
47が録画装置46に与えられ、録画装置46の電源が
オンになって録画装置46が起動される。
bの前で停止すると、制御装置20からは切替指令43
が出力されて切替接続箱36の切替駆動装置41に与え
られ、切替接続箱36は、例えば図1に示すごとく、ケ
ーブル35aと37を接続するよう切替って棚30aが
選択され、又同時に制御装置20からは、起動停止指令
47が録画装置46に与えられ、録画装置46の電源が
オンになって録画装置46が起動される。
【0037】このため、カメラ31aにより撮影された
所定の棚の映像信号34aは、ケーブル35a、切替接
続箱36、ケーブル37を介して制御装置20へ与えら
れ、制御装置20から録画装置46へ与えられてテープ
等に録画されることになる。
所定の棚の映像信号34aは、ケーブル35a、切替接
続箱36、ケーブル37を介して制御装置20へ与えら
れ、制御装置20から録画装置46へ与えられてテープ
等に録画されることになる。
【0038】所定の録画が終了して録画装置46が停止
したら、倉庫用クレーン6は基準位置まで戻るため録画
装置46内のテープ等を録画装置46から取出し再生装
置により再生することにより、荷24の格納位置、種
類、個数を確認することができる。
したら、倉庫用クレーン6は基準位置まで戻るため録画
装置46内のテープ等を録画装置46から取出し再生装
置により再生することにより、荷24の格納位置、種
類、個数を確認することができる。
【0039】倉庫用クレーン6及び荷台13を停止させ
た状態で撮影しても、荷24の種類が分らないような場
合には、荷台13の高さ方向位置は固定したまま、倉庫
用クレーン6を1棚分程度走行レール3に沿い走行さ
せ、録画を行う。この場合には、荷24の側面をより一
層広い範囲に亘り撮影することができる。
た状態で撮影しても、荷24の種類が分らないような場
合には、荷台13の高さ方向位置は固定したまま、倉庫
用クレーン6を1棚分程度走行レール3に沿い走行さ
せ、録画を行う。この場合には、荷24の側面をより一
層広い範囲に亘り撮影することができる。
【0040】本形態例では、棚30a又は30b内の荷
24をカメラ31a又は31bにより撮影して録画装置
46に録画するとにより棚おろしを行うようにしている
ため、棚おろしを迅速且つ能率良く、しかも荷崩れが生
じることなく、行うことができる。
24をカメラ31a又は31bにより撮影して録画装置
46に録画するとにより棚おろしを行うようにしている
ため、棚おろしを迅速且つ能率良く、しかも荷崩れが生
じることなく、行うことができる。
【0041】図7、8は請求項1、3に対応する本発明
の実施の形態の第2例を示す。而して、本形態例では、
倉庫用クレーン6の棚情報である列指令38、連指令3
9、段指令40を倉庫用クレーン6の下部フレーム7に
搭載した制御装置20に対し直接設定するのではなく、
地上側に設置した地上盤49により行うようにしてい
る。図中、50は地上盤49内に収納した光送信装置、
51は制御装置20に接続した光受信装置である。
の実施の形態の第2例を示す。而して、本形態例では、
倉庫用クレーン6の棚情報である列指令38、連指令3
9、段指令40を倉庫用クレーン6の下部フレーム7に
搭載した制御装置20に対し直接設定するのではなく、
地上側に設置した地上盤49により行うようにしてい
る。図中、50は地上盤49内に収納した光送信装置、
51は制御装置20に接続した光受信装置である。
【0042】撮影すべき棚の列指令38、連指令39、
段指令40を地上盤49に設定すると、その情報は光送
信装置50によって倉庫用クレーン6側の光受信装置5
1に伝送され、光受信装置51から制御装置20へ伝送
される。又、列指令38、連指令39、段指令40が制
御装置20へ与えられた後の作動は、本発明の実施の形
態の第1例と略同じである。
段指令40を地上盤49に設定すると、その情報は光送
信装置50によって倉庫用クレーン6側の光受信装置5
1に伝送され、光受信装置51から制御装置20へ伝送
される。又、列指令38、連指令39、段指令40が制
御装置20へ与えられた後の作動は、本発明の実施の形
態の第1例と略同じである。
【0043】このように、光送信装置50と光受信装置
51を設けることにより、作業員が倉庫用クレーン6ま
で行かなくても、棚おろしすべき棚30a,30bの
列、連、段を設定することができると共に録画させるこ
とができるため、前述の形態例よりも一層便利である。
51を設けることにより、作業員が倉庫用クレーン6ま
で行かなくても、棚おろしすべき棚30a,30bの
列、連、段を設定することができると共に録画させるこ
とができるため、前述の形態例よりも一層便利である。
【0044】なお、図7の場合には、録画装置46を地
上盤49側に設け、制御装置20に無線送信装置を接続
し、地上盤に無線受信装置を配設し、カメラ31a又は
31bで撮影した映像を無線送信装置により無線受信装
置へ送信し、録画装置46に録画するようにすることも
できる。この場合、録画装置46の起動停止指令は無線
送信装置から無線受信装置を介して録画装置46へ与え
られる。これは請求項1、4に対応している。
上盤49側に設け、制御装置20に無線送信装置を接続
し、地上盤に無線受信装置を配設し、カメラ31a又は
31bで撮影した映像を無線送信装置により無線受信装
置へ送信し、録画装置46に録画するようにすることも
できる。この場合、録画装置46の起動停止指令は無線
送信装置から無線受信装置を介して録画装置46へ与え
られる。これは請求項1、4に対応している。
【0045】図9、10は請求項1、5に対応した本発
明の実施の形態の第3例を示す。而して、本形態例で
は、倉庫用クレーン6の棚情報である列指令38、連指
令39、段指令40を倉庫用クレーン6の下部フレーム
7に搭載した制御装置20に対し直接設定するのではな
く、地上側に設置した地上盤52により無線で行うよう
にすると共に録画も地上盤52内に設けた録画装置53
により無線で行うようにしている。図中、54は地上盤
52に設けた無線送受信装置、55は制御装置20に設
けた無線送受信装置である。
明の実施の形態の第3例を示す。而して、本形態例で
は、倉庫用クレーン6の棚情報である列指令38、連指
令39、段指令40を倉庫用クレーン6の下部フレーム
7に搭載した制御装置20に対し直接設定するのではな
く、地上側に設置した地上盤52により無線で行うよう
にすると共に録画も地上盤52内に設けた録画装置53
により無線で行うようにしている。図中、54は地上盤
52に設けた無線送受信装置、55は制御装置20に設
けた無線送受信装置である。
【0046】撮影すべき棚の列指令38、連指令39、
段指令40を地上盤52に設定すると、その情報は無線
送受信装置54によって制御装置20側の無線送受信装
置55に伝送される。
段指令40を地上盤52に設定すると、その情報は無線
送受信装置54によって制御装置20側の無線送受信装
置55に伝送される。
【0047】又列指令38、連指令39、段指令40が
制御装置20へ与えられた後、カメラ31a又は31b
により撮影された映像信号34a,34bが制御装置2
0へ送信されるまでの作動は、前述の各形態例と略同じ
である。しかし、制御装置20へ送信された映像信号3
4a,34bは、倉庫用クレーン6側では録画されず、
無線送受信装置55から無線送受信装置54へ伝送され
て地上盤52側で録画装置53に録画される。
制御装置20へ与えられた後、カメラ31a又は31b
により撮影された映像信号34a,34bが制御装置2
0へ送信されるまでの作動は、前述の各形態例と略同じ
である。しかし、制御装置20へ送信された映像信号3
4a,34bは、倉庫用クレーン6側では録画されず、
無線送受信装置55から無線送受信装置54へ伝送され
て地上盤52側で録画装置53に録画される。
【0048】このように、無線送受信装置54,55を
設けることにより、作業員が倉庫用クレーン6まで行か
なくとも、棚おろしすべき棚30a,30bの列、連、
段を設定することができると共に映像信号34a,34
bを無線送受信装置54に接続した録画装置53により
録画させることができるため、前述の2つの形態例より
も一層便利となり、しかも倉庫用クレーン6が複数で地
上盤52が1台の場合でも運転可能となるため、コスト
の低減を図ることもできる。
設けることにより、作業員が倉庫用クレーン6まで行か
なくとも、棚おろしすべき棚30a,30bの列、連、
段を設定することができると共に映像信号34a,34
bを無線送受信装置54に接続した録画装置53により
録画させることができるため、前述の2つの形態例より
も一層便利となり、しかも倉庫用クレーン6が複数で地
上盤52が1台の場合でも運転可能となるため、コスト
の低減を図ることもできる。
【0049】図11、12は請求項6に対応する本発明
の実施の形態の第4例を示す。而して、本形態例では、
前述の各形態例のごとく、棚おろしする棚30a,30
bの列、連、段を夫々設定するのではなく、制御装置2
0内のメモリ59に荷台13の撮影経路57を記憶させ
ておき、制御装置20の押釦56を押すことにより、荷
台が記憶されている撮影経路57に沿い移動しつつ各棚
30a,30b内の撮影を行うようにした例である。た
だし、この場合にも、列指令38は設定する必要があ
る。
の実施の形態の第4例を示す。而して、本形態例では、
前述の各形態例のごとく、棚おろしする棚30a,30
bの列、連、段を夫々設定するのではなく、制御装置2
0内のメモリ59に荷台13の撮影経路57を記憶させ
ておき、制御装置20の押釦56を押すことにより、荷
台が記憶されている撮影経路57に沿い移動しつつ各棚
30a,30b内の撮影を行うようにした例である。た
だし、この場合にも、列指令38は設定する必要があ
る。
【0050】このようにすることにより、図12に示す
ごとく、原点位置58からスタートした倉庫用クレーン
6は荷台を棚30a,30bの1段目に停止させて低速
で前進走行しながら、1段目の各棚30a又は30bの
撮影を行い、最奥段で荷台を2段目に上昇させ、後進走
行しながら2段目の各棚30a,30bの撮影を行う。
ごとく、原点位置58からスタートした倉庫用クレーン
6は荷台を棚30a,30bの1段目に停止させて低速
で前進走行しながら、1段目の各棚30a又は30bの
撮影を行い、最奥段で荷台を2段目に上昇させ、後進走
行しながら2段目の各棚30a,30bの撮影を行う。
【0051】このように、撮影経路57を決めて制御装
置20のメモリ59に記憶させておけば、撮影された画
面がどの棚のものであるかも明確になる。
置20のメモリ59に記憶させておけば、撮影された画
面がどの棚のものであるかも明確になる。
【0052】又、制御装置20から棚情報である列、
連、段を録画装置46,53に送り、映像と一緒に録画
すれば、後日再生時に映像がどの棚のものか明確にな
り、間違いも少なくなる。
連、段を録画装置46,53に送り、映像と一緒に録画
すれば、後日再生時に映像がどの棚のものか明確にな
り、間違いも少なくなる。
【0053】上述の各実施の形態例のように、各棚30
a,30bを撮影し、録画することにより、その時点で
の棚情報を保存することができ棚おろし作業も事務所等
でゆっくりとしかも何度も再生しながら確認できるの
で、作業者の安全及び良好な作業環境を確保することが
できる。
a,30bを撮影し、録画することにより、その時点で
の棚情報を保存することができ棚おろし作業も事務所等
でゆっくりとしかも何度も再生しながら確認できるの
で、作業者の安全及び良好な作業環境を確保することが
できる。
【0054】又、全ての棚30a,30bを撮影録画す
る場合でも、数時間で作業を完了することができるた
め、倉庫用クレーン6は直ちに次の作業を行うことがで
き、自動倉庫の稼働率が向上する。
る場合でも、数時間で作業を完了することができるた
め、倉庫用クレーン6は直ちに次の作業を行うことがで
き、自動倉庫の稼働率が向上する。
【0055】更に、従来のように荷24の出し入れを行
う必要がないため、荷崩れが減少し、荷崩れによるアラ
ーム回数も削減することができる。
う必要がないため、荷崩れが減少し、荷崩れによるアラ
ーム回数も削減することができる。
【0056】なお、本発明の実施の形態の第1例から第
4例において、同一のものは同一の符号が付してある。
4例において、同一のものは同一の符号が付してある。
【0057】又、上述の各形態例においては、全て録画
装置46又は53に映像信号34a,34bを入力し、
録画する場合について説明したが、テレビ受像機経由で
録画することも可能であり、テレビ受像機と録画装置が
一体に構成されたものであっても使用することが可能な
のは当然のことである。
装置46又は53に映像信号34a,34bを入力し、
録画する場合について説明したが、テレビ受像機経由で
録画することも可能であり、テレビ受像機と録画装置が
一体に構成されたものであっても使用することが可能な
のは当然のことである。
【0058】
【発明の効果】本発明の倉庫設備の棚おろし装置によれ
ば、何れの請求項においても I)荷の出し入れが不要となるため、作業時間が短縮で
きると共に荷崩れの虞れがない、 II)再生を繰り返すことができるので何度でも確認を
行うことができ、又テープで保管すれば後日に確認する
ことができ便利である、 III)録画装置に録画するので、確認に時間的、場所
的制約がなく、事務所で確認することも可能である、 等種々の優れた効果を奏し得る。
ば、何れの請求項においても I)荷の出し入れが不要となるため、作業時間が短縮で
きると共に荷崩れの虞れがない、 II)再生を繰り返すことができるので何度でも確認を
行うことができ、又テープで保管すれば後日に確認する
ことができ便利である、 III)録画装置に録画するので、確認に時間的、場所
的制約がなく、事務所で確認することも可能である、 等種々の優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の倉庫設備の棚おろし装置の実施の形態
の第1例を示すブロック図である。
の第1例を示すブロック図である。
【図2】図1の倉庫設備の棚おろし装置が適用される倉
庫用クレーンの正面図である。
庫用クレーンの正面図である。
【図3】図2に示す倉庫用クレーンの荷台の部分の拡大
正面図である。
正面図である。
【図4】図3のIV−IV方向矢視図である。
【図5】図3のV−V方向矢視図である。
【図6】図2に示す倉庫用クレーンの給電ケーブルの水
平断面図である。
平断面図である。
【図7】本発明の倉庫設備の棚おろし装置の実施の形態
の第2例を示すブロック図である。
の第2例を示すブロック図である。
【図8】図7の倉庫設備の棚おろし装置が適用される倉
庫用クレーン及び地上盤を示す正面図である。
庫用クレーン及び地上盤を示す正面図である。
【図9】本発明の倉庫設備の棚おろし装置の実施の形態
の第3例を示すブロック図である。
の第3例を示すブロック図である。
【図10】図9の倉庫設備の棚おろし装置が適用される
倉庫用クレーン及び地上盤を示す正面図である。
倉庫用クレーン及び地上盤を示す正面図である。
【図11】本発明の倉庫設備の棚おろし装置の実施の形
態の第4例を示すブロック図である。
態の第4例を示すブロック図である。
【図12】図11の倉庫設備の棚おろし装置により各棚
の荷を撮影する場合の撮影経路を示す正面図である。
の荷を撮影する場合の撮影経路を示す正面図である。
【図13】一般的な倉庫用クレーン及び棚を示す正面図
である。
である。
【図14】図13のXIV−XIV方向矢視図である。
【図15】図13のXV−XV方向矢視図である。
【図16】図13に示す倉庫用クレーンの拡大正面図で
ある。
ある。
【図17】入庫及び出庫用にコンベヤを設置した場合の
倉庫用クレーン及び棚列の平面図である。
倉庫用クレーン及び棚列の平面図である。
1a,1b 棚列 10 フレーム枠 11 アクチュエータ(昇降用アクチュエータ) 13 荷台 14 移載装置 15 アクチュエータ(走行用アクチュエータ) 20 制御装置 24 荷 30a,30b 棚 31a,31b カメラ 36 切替接続箱(切替手段) 43 切替指令(起動停止指令) 44,45 起動停止指令(指令) 46,53 録画装置 47 起動停止指令 50 光送信装置 51 光受信装置 54,55 無線送受信装置 57 撮影経路 59 メモリ(手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台に、棚列に設
けた棚に対して進退動して荷を授受し得るようにした移
載装置が搭載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備に
おいて、 棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台に設置され
たカメラと、 該カメラにより撮影した映像を録画するための録画装置
と、を設けたことを特徴とする倉庫設備の棚おろし装
置。 - 【請求項2】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台に、棚列に設
けた棚に対して進退動して荷を授受し得るようにした移
載装置が搭載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備に
おいて、 棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台に設置され
たカメラと、 該カメラにより撮影した映像を録画するために倉庫用ク
レーンに設置された録画装置と、 前記倉庫用クレーンを所定の位置まで走行させる指令を
走行用アクチュエータに与えると共に荷台を所定位置ま
で昇降させる指令を昇降用アクチュエータに与え、且つ
カメラ撮影の起動停止指令をカメラの切替手段に与え、
録画の起動停止指令を録画装置に与えるようにした制御
装置と、を設けたことを特徴とする倉庫設備の棚おろし
装置。 - 【請求項3】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台に、棚列に設
けた棚に対して進退動して荷を授受し得るようにした移
載装置が搭載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備に
おいて、 棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台に設置され
たカメラと、 該カメラにより撮影した映像を録画するために倉庫用ク
レーンに設置された録画装置と、 前記倉庫用クレーンを所定位置まで走行させる指令及び
荷台を所定位置まで昇降させる指令を出力し得るよう地
上側に設置された光受信装置と、 該光受信装置からの、倉庫用クレーンを所定位置まで走
行させる指令及び荷台を所定位置まで昇降させる指令を
受信し得るよう倉庫用クレーンに設置された光受信装置
と、 光受信装置から与えられた、倉庫用クレーンを所定位置
まで走行させる指令を走行用アクチュエータに与えると
共に荷台を所定位置まで昇降させる指令を昇降用アクチ
ュエータに与え、且つカメラ撮影の起動停止指令をカメ
ラの切替手段に与え、録画の起動停止指令を録画装置に
与えるようにした制御装置と、を設けたことを特徴とす
る倉庫設備の棚おろし装置。 - 【請求項4】 倉庫用クレーン側に設置した録画装置を
地上側に設け、カメラで撮影した映像の信号を送信する
ため倉庫用クレーンに設置された無線送信装置を倉庫用
クレーンに設置された制御装置に接続し、地上側に該無
線送信装置から送信された映像の信号を受信して録画装
置に与える無線受信装置を設けた請求項3に記載の倉庫
設備の棚おろし装置。 - 【請求項5】 棚列に沿って走行し得るようにしたフレ
ーム枠に昇降自在に荷台を配設し、該荷台に、棚列に設
けた棚に対して荷を授受し得るようにした移載装置が搭
載された倉庫用クレーンを備えた倉庫設備において、 棚に格納された荷を撮影し得るよう前記荷台に設置され
たカメラと、 該カメラにより撮影した映像を録画するために地上側に
設置された録画装置と、 前記倉庫用クレーンを所定位置まで走行させる指令及び
荷台を所定位置まで昇降させる指令を送信すると共に録
画装置の起動停止指令及びカメラにより撮影した映像の
信号を受信し前記録画装置に与える第1の無線送受信装
置と、 該第1の無線送受信装置からの、前記倉庫用クレーンを
所定位置まで走行させる指令及び荷台を所定位置まで昇
降させる指令を受信すると共に録画装置の起動停止指令
及び前記カメラにより撮影した映像の信号を前記第1の
無線送受信装置へ送信し得るようにした第2の無線送受
信装置と、 第2の無線送受信装置から与えられた、倉庫用クレーン
を所定位置まで走行させる指令を走行用アクチュエータ
に与えると共に荷台を所定位置まで昇降させる指令を昇
降用アクチュエータに与え、且つカメラ撮影の起動停止
指令をカメラの切替手段に与え、カメラにより撮影した
映像を第2の無線送受信装置から第1の無線送受信装置
へ送信し得るようにした制御装置と、を設けたことを特
徴とする倉庫設備の棚おろし装置。 - 【請求項6】 倉庫用クレーンの荷台を予め定めた撮影
経路で移動させるための手段を設けた請求項1、2、
3、4又は5に記載の倉庫設備の棚おろし装置。 - 【請求項7】 カメラからの映像を受信機を経由して録
画装置に与える請求項1、2、3、4、5又は6に記載
の倉庫設備の棚おろし装置。 - 【請求項8】 棚の画面と共に撮影された当該棚の列、
連、段といった棚情報も一緒に録画装置に録画させる手
段を設けた請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載
の倉庫設備の棚おろし装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7026596A JPH09263307A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 倉庫設備の棚おろし装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7026596A JPH09263307A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 倉庫設備の棚おろし装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263307A true JPH09263307A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13426534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7026596A Pending JPH09263307A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 倉庫設備の棚おろし装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09263307A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308262A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Yamaha Corp | 棚監視装置および棚監視システム |
JP2014210657A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 株式会社ダイフク | 物品収納棚撮像装置 |
JP2016052919A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | 村田機械株式会社 | 搬送車システム |
WO2023022214A1 (ja) * | 2021-08-20 | 2023-02-23 | Telexistence株式会社 | 商品移動装置、商品移動システムおよび商品移動装置の制御方法 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP7026596A patent/JPH09263307A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308262A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Yamaha Corp | 棚監視装置および棚監視システム |
JP2014210657A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 株式会社ダイフク | 物品収納棚撮像装置 |
JP2016052919A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | 村田機械株式会社 | 搬送車システム |
WO2023022214A1 (ja) * | 2021-08-20 | 2023-02-23 | Telexistence株式会社 | 商品移動装置、商品移動システムおよび商品移動装置の制御方法 |
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