JPH0412337A

JPH0412337A - 電子ファインダ付きカメラ

Info

Publication number: JPH0412337A
Application number: JP11561190A
Authority: JP
Inventors: Minoru Ishiguro; 石黒　稔; Hideo Yoshida; 秀夫吉田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd; Fuji Photo Optical Co Ltd
Current assignee: Fujinon Corp; Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1990-05-01
Filing date: 1990-05-01
Publication date: 1992-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は銀塩式カメラ、電子スチルカメラ等のカメラに
係り、特にセルフ撮影に好適な電子ファインダ付きカメ
ラに関する。

〔従来の技術〕

一般に、セルフ撮影を行う場合には、シャツタレリーズ
ボタンを押してから、実際にシャックが動作するまでに
所定の時差（例えば１０秒）を与えるセルフタイマを利
用しているが、最近ではリモコンによってセルフ撮影を
行うことができるカメラもある。

このリモコンによるセルフ撮影を行う場合には、所定の
撮影位置に移動したのちリモコンを操作する。カメラは
リモコンからの信号を受信すると、セルフ撮影を起動し
、例えばセルフＬＥＤを３秒間点滅したのちシャッタを
動作させる。

更に、カメラ側から被写体像を示す画像信号をリモコン
に送出するとともに、リモコンに電子ファイグを設け、
リモコンの電子ファインダに撮影しようとする画像を表
示できるようにしたものも提案されている。かかる電子
ファインダを有するリモコンによれば、遠隔地で撮影を
行う場合には、撮影範囲を確認することができるという
利点がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、電子ファインダを有するリモコンによっ
て撮影を行う場合でも、予め自分の立つ位置を考えなが
ら構図を決め、その後、自分の立つべき位置に移動する
必要があるため煩雑であり、また、予め設定した像倍率
あるいは構図と異なる像倍率あるいは構図で２枚目以降
の撮影を行う場合には、再度カメラのところまで行き、
調整を行わなければならなかった。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カメ
ラ本体から離れた位置で撮影範囲を確認することができ
るとともに、リモコン側からカメラの撮影範囲を任意に
調整することができ、特にセルフ撮影に好適な電子ファ
インダ付きカメラを提供することを目的とする。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は、前記目的を達成する為に、ズームレンズを有
するカメラ本体と、該カメラ本体を搭載し電動でカメラ
本体をパン又はチルトさせる電動雲台と、前記カメラ本
体に着脱自在であってカメラのセルフ撮影を起動させる
スイッチ、前記ズームレンズをズーム動作させるスイッ
チ及び前記電動雲台を操作するスイッチを含むリモコン
とから成り、前記カメラ本体は被写体像を示す画像信号
を生成し、これを前記リモコンに送出する手段を有し、
前記リモコンは電子ファインダを有し前記カメラ本体か
ら送出される画像信号を受入し、電子ファインダの表示
画面に再生するとともに、前記各種スイッチによりカメ
ラ本体及び電動雲台を遠隔操作することを特徴とする。

〔作用〕

本発明によれば、セルフ撮影を行うことができ且つズー
ムレンズのズーム操作及び電動雲台の操作ができるリモ
コンをカメラ本体に対して着脱自在とし、このリモコン
上に電子ファインダを装備するようにしている。カメラ
本体からは有線又は無線によって被写体像を示す画像信
号をリモコンに伝送し、リモコンはカメラ本体に装着さ
れた状態及び離脱された状態のいずれの状態でも画像信
号を受入することができるとともに、ズームレンズのズ
ーム操作及び電動雲台の操作ができるようになっている
。これによりカメラ本体から離れた位置で被写体像をリ
モコンの電子ファインダに表示することができ、且つこ
のファイダ像を見ながらズームレンズをズーム動作させ
或いはカメラをパン、チルト動作させて適宜撮影範囲を
調整してシャッタを切ることができる。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係る電子ファインダ付き
カメラの好ましい実施例を詳説する。

第１図は本発明に係る電子ファインダ付きカメラの一実
施例を示す概略図で、カメラ本体１０と、電動雲台２０
と、リモコン３０とから構成されている。

カメラ本体１０はズームレンズ１１を有しており、セル
フ撮影等を行う場合には、電動雲台２０を介して三脚４
０に固定される。

電動雲台２０はカメラを水平方向に旋回（パン）させ、
あるいは上下方向に傾動（チルト）させるもので、三脚
４０上に取り付けられる円筒体２１にウオームホイール
２２及びＬ型部材２３が回転自在に配設され、またＬ型
部材２３の側部にはカメラ支台２４Ａを有する円筒体２
４及びウオームホイール２５が回転自在に配設されてい
る。

前記ウオームホイール２２及び２５には、図示しないパ
ンモータ及びチルトモータによって回転するウオーム２
２Ａ及び２５Ａが噛合しており、ウオーム２２Ａを回転
させることによりＬ型部材２３　（カメラ）をパンさせ
、ウオーム２５Ａを回転させることによりカメラ支台２
４’Ａを有する円筒体２４　（カメラ）をチルトさせる
ことができるようになっている。

リモコン３０は、カメラ本体１０の裏面に着脱自在で、
縦位置及び横位置のどちらにも使用可能なように９０度
回転して装着できるようになっている。このリモコン３
０はカメラ本体１０によるセルフ撮影を遠隔地よりスタ
ートさせるもので、セルフ撮影スタートボタン３１、ズ
ームレンズ１１のズーム操作を行うためのテレボタン３
２、ワイドボタン３３、電動雲台２０のパン／チルト操
作を行うためのパン操作ボタン３４、チルト操作ボタン
３５が設けられるとともに、液晶ファインダ３６が設け
られている。

第２図は第１図の内部構成を示す要部ブロック図で、１
コマ分の映像信号を磁気ディスクの１トラツクに順次記
録する電子スチルカメラに関して示している。

カメラ本体ＩＯのズームレンズ１１を通っテ入射した光
は、撮像デバイス（ＣＣＤ撮像素子）１２の受光面に結
像され、各センサで光の強さに応じた量の信号電荷に変
換される。この信号電荷は、順次読み出され、映像信号
処理部１３に出力される。

映像信号処理部１３は、例えばホワイトバランス回路、
ｒ補正回路、マトリクス回路、エンコーダ回路等を含み
、これらの回路により人力する信号電荷に対して所定の
信号処理を行ったのち、ＮＴＳＣ方式の映像信号に出力
する。

この映像信号は送信部１４に加えられ、ここでＦＭ信号
に変換されて送信アンテナ１４Ａより放射される。また
、映像信号は記録部１５に加えられ、記録部１５はカメ
ラ制御部１７からシャツタレリーズに同期した記録指令
信号が加えられると、１コマ分の映像信号を磁気ディス
クに記録する。

また、カメラ本体１０には、赤外リモコン信号を受光す
る受光部１６、カメラ制御部１７からの信号によってズ
ームレンズ１１のズーミングヲ行うドライブ回路１８Ａ
及びズームモータ１８Ｂが設けられている。

一方、電動雲台２０には、カメラ本体１０の受光部１６
から制御信号が加えられる雲台制御部２６と、この雲台
制御部２６からの信号によってパン動作及びチルト動作
を行わせるドライブ回路２７Ａ、パンモータ２７Ｂ及び
ドライブ回路２８Ａ及びチルトモータ２８Ｂとが設けら
れている。尚、パンモータ２７Ｂは第１図におけるウオ
ーム２２Ａを回転させ、チルトモータ２８Ｂはウオーム
２５Ａを回転させる。

リモコン３０には、前述したセルフ撮影スタートボタン
３１等のボタン群及び液晶ファインダ３６の他に、受信
部３７、発光制御部３８及び赤外発光ダイオード３９が
設けられている。

受信部３７は、カメラ本体ｌＯの送信アンテナ１４Ａか
ら送信されるＦＭ信号を受信アンテナ３７Ａを介して受
信し、これをＮＴＳＣ方式の映像信号に後間して液晶フ
ァインダ３６に出力する。

これにより、液晶ファインダ３６にはファインダ像が液
晶表示される。尚、リモコン３０をカメラ本体１０に装
着して使用する場合には、送受信部を経由せずに、映像
信号をビデオ出力端子等より直接入力するようにしても
よい。

発光制御部３８は、各種ボタン群でのボタン操作が行わ
れると、そのボタンの指令を示す所定のフォーマ７）の
信号を生成し、これにより赤外発光ダイオード３９を駆
動して赤外リモコン信号を送信する。

次に、リモコン３０をカメラ本体１０から離脱してカメ
ラ本体１０及び電動雲台２０を遠隔操作する場合につい
て説明する。

この場合、第１図に示すようにカメラ本体１０は電動雲
台２０を介して三脚４０に固定する。尚、このとき被写
体が液晶ファインダ３６内に入るようにズームレンズ１
１や電動雲台２０を予め調整してもよいし、後述するよ
うにリモコン３０によって調整できるため、未調整でも
よい。

次に、カメラをセルフ撮影モードにしてシャツタレリー
ズボタンを押す。この時、リモコン３０の液晶ファイン
ダ３６にはファインダ像が表示されるため、液晶ファイ
ンダ３６を見ながら遠隔地よりズームレンズ１１のズー
ム調整やカメラのパン／チルト操作を行い、その後、撮
影をスタートさせることができる。

即ち、リモコン３０のパン操作ボタン３２又はチルト操
作ボタン３３を押すと、発光制御部３８からパン動作又
はチルト動作を指示する赤外リモコン信号が赤外発光ダ
イオード３９を介して送信される。この赤外リモコン信
号はカメラ本体１０の受光部１６で受光され、電動雲台
２０の雲台制御部２６に加えられる。これにより、パン
モータ２７Ｂは又はチルトモータ２８Ｂが駆動制御され
、カメラ本体１０のパン又はチルト調整が行われる。

同様に、リモコン３０のテレボタン３４又はワイドボタ
ン３５を押すと、発光制御部３８からテレ方向又はワイ
ド方向へのズーム動作を指示する赤外リモコン信号が赤
外発光ダイオード３９を介して送信される。この赤外リ
モコン信号はカメラ本体１０の受光部１６で受光され、
カメラ制御部１７に加えられる。これにより、ズームモ
ータ１８Ｂが駆動制御され、ズームレンズ１１がテレ方
向又はワイド方向にズーム動作する。

そして、上記カメラ本体１０のパン又はチルト調整及び
ズームレンズ１１のズーム調整により、液晶ファインダ
３６が示す撮影範囲に被写体を入れたのち、リモコン３
０のセルフ撮影スタートボタン３１を押すと、発光制御
部３８から撮影スタートを指示する赤外リモコン信号が
赤外発光ダイオード３９を介して送信される。この赤外
リモコン信号はカメラ本体１０の受光部１６で受光され
、カメラ制御部１７に加えられる。これにより、セルフ
撮影がスタートし、例えばセルフＬＥＤを３秒間点滅さ
せたのちシャッタを切り、１コマ分の映像信号を記録部
１５にて記録する。

以上によりセルフ撮影モードは終了するが、複数枚のセ
ルフ撮影が可能なモードの場合には、再度セルフ撮影ス
タートボタン３１を押すことにより２枚目以降のセルフ
撮影を行うことができる。

このとき、リモコン３０によりズームレンズ１１のズー
ム調整を行い、或いはカメラ本体１０をパン又はチルト
動作させ、１枚目とは像倍率或いは構図を変えてセルフ
撮影を行うことができる。

尚、セルフ撮影スタートボタン３１を押すと、直ちにシ
ャッタが切れるようにしてもよい。また、本実施例では
、カメラ本体とリモコンとは無線によって交信可能にし
たが、有線によってビデオ信号を直結するようにしても
よい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る電子ファインダ付きカ
メラによれば、セルフ撮影を起動させるリモコンに電子
ファインダを設け、リモコン上でファインダ像を表示す
るようにしたため、撮影する映像を確認することができ
、更にリモコン側からカメラ本体のズーム調整及び電動
雲台の制御ができ、これにより、遠隔地でカメラの撮影
範囲を任意に調整しながら撮影を行うことができるとい
う利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電子ファインダ付きカメラの一実
施例を示す概略図、第２図は第１図の内部構成を示す要
部ブロック図である。１０・・・カメラ本体、　　　１１・・・ズームレンズ
、１２・・・撮像デバイス、　１３・・・映像信号処理
部、１４・・・送信部、　　　　１６・・・受光部、１
８Ｂ・・・ズームモータ、２０・・・電動雲台、２７Ｂ
・・・パンモータ、　２８Ｂ・・・チルトモータ、３０
・・・リモコン、３１・・・セルフ撮影スタートボタン
、２・・・テレボタン、４・・・パン操作ボタン、６・・・液晶ファインダ、８・・・発光制御部、

Claims

【特許請求の範囲】ズームレンズを有するカメラ本体と、該カメラ本体を搭
載し電動でカメラ本体をパン又はチルトさせる電動雲台
と、前記カメラ本体に着脱自在であってカメラのセルフ
撮影を起動させるスイッチ、前記ズームレンズをズーム
動作させるスイッチ及び前記電動雲台を操作するスイッ
チを含むリモコンとから成り、前記カメラ本体は被写体像を示す画像信号を生成し、こ
れを前記リモコンに送出する手段を有し、前記リモコン
は電子ファインダを有し前記カメラ本体から送出される
画像信号を受入し、電子ファインダの表示画面に再生す
るとともに、前記各種スイッチによりカメラ本体及び電
動雲台を遠隔操作することを特徴とする電子ファインダ
付きカメラ。