JPH0292156A - ファクシミリ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ通信のファクシミリ受信機に利
用する。特に、熱定着器を有する電子写真式画像記録部
を使用するファクシミリ受信機に関するものである。

〔概要〕

本発明はファクシミリ受信機において、画像記録部およ
び熱定着部の電源を必要に応じて「オン」　「オフ」し
受信した電文は一時的にメモリに格納し画像記録部およ
び熱定着部が動作可能状態になったときにメモリの内容
を読出して与えることにより、 夜間などの無人時間帯の電力消費量を削減でき、かつ常
時ファクシミリ受信ができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来例のファクシミリ受信機のプロッり構成図
である。

従来、ファクシミリ受信機は、第２図に示すように画像
記録部５の熱定着器６の予熱時間がある程度必要なこと
、また電文受信の時刻が不定であり受信側では時刻指定
などの制御が事実上不可能なことなどにより、画像記録
部５の熱定着器６を常に動作可能状態にしておくために
熱定着器６に対して常時電源を供給していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来例のファクシミリ受信機では、
熱定着器６への電源供給を常時行っており、夜間などの
無人の場合でも電力を消費している欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、夜間などの無人
時間帯の電力消費量を削減でき、かつ常時ファクシミリ
受信が可能なファクシミリ受信機を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ファクシミリ受信機において、受信電文を格
納するメモリと、画像記録部および熱定着部に電源を供
給する手操作による電源スイッチと、通信制御回路の受
信電文を一時的に上記メモリに格納し上記画像記録部お
よび上記熱定着部が動作可能状態になったときに上記メ
モリに格納された受信電文を読出して上記画像記録部に
与える制御手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

制御手段は電源回路から常時電源が供給されていて相手
先から受信した電文を一時的にメモリに格納する。操作
者が必要に応じて電源スイッチを操作することにより画
像記録部および熱定着部に電源が供給される。制御手段
は画像記録部および熱定着部が動作可能状態になったと
きにメモリに格納された受信電文を読出して画像記録部
に与える。以上の動作により夜間などの無人時間帯の電
力消費量を削減でき、かつ常時ファクシミリ受信ができ
る。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例ファクシミリ受信機のブロック構成
図である。第１図において、ファクシミリ受信機は、交
換機から入力端子１１を介して人力する呼出信号を検出
する呼出検出回路１と、入力端子１１を介して、相手先
から受信電文を受信する通信制御回路２と、通信制御回
路２に電源を供給する電源回路８と、受信電文を電子写
真方式により記録紙上に画像記録する画像記録部５と、
この画像記録された受信電文を加熱定着する熱定着部６
と、呼出検出回路１の検出出力に基づいて電源回路８を
起動し画像記録終了後に停止する制御回路３と、呼出検
出回路１および制御回路３に連続的に供給する電源回路
７とを備える。

ここで本発明の特徴とするところは、受信電文を格納す
るメモリ４と、電源スイッチ９と、電源スイッチ９を操
作することにより画像記録部５および熱定着部６に電源
を供給する電源回路１０とを備え、制御回路３は、電源
回路７に接続され通信制御回路２の受信電文を一時的に
メモリ４に格納し画像記録部５および熱定着部６が動作
可能状態になったときにメモリ４に格納された受信電文
を読出して画像記録部５に与える制御手段とを含むこと
にある。

このような構成のファクシミリ受信機の動作について説
明する。第１図において、電源回路７は、常時呼出検出
回路１、制御回路３およびメモリ４に電源を供給してい
る。電源回路８は、制御回路３の制御信号により通信制
御回路２への電源供給を「オン」　「オフ」する。電源
スイッチ９は、操作者によって操作され、電源回路１０
の電源供給を「オン」　「オフ」する。

ファクシミリ受信器が待機状態にある場合には、制御回
路３は電源回路８の出力を「オフ」にするように制御し
ている。交換機よりの呼出信号が入力端子１１を介して
呼出検出回路１に入力される。

呼出検出回路１は、常にこの呼出信号を監視し、その結
果を制御回路３に与える。制御回路３は、呼出検出回路
１を介して交換機からの呼出しを検出すると、電源回路
８の出力が「オン」になるように制御する。電源回路８
の出力が「オン」になると、通信制御回路２への電源供
給が開始し、通信制御回路２は動作状態となる。通信制
御回路２は、動作状態になると、入力端子１１を介して
相手先から受信電文の受信制御を行い、受信電文を制御
回路３に与える。制御回路３は、通信制御回路２より受
取った受信電文をメモリ４に格納する。

相手先からの受信電文が終了すると制御回路３は電源回
路８の出力を再び「オフ」する。

電源回路１０の電源供給は操作者が操作する電源スイッ
チ９により「オン」　「オフ」される。したがって、画
像記録部５および熱定着器６今の電源供給は操作者によ
って「オン」、「オフ」される。

制御回路３は、メモリ４に受信電文が格納されている場
合に、画像記録部５および熱定着器６が動作可能状態に
あるか否か監視している。操作者によって電源スイッチ
９が「オフ」にされ、画像記録部５が動作可能状態でな
い場合には、制御回路３は記録出力に関して何もしない
。操作者によってスイッチ９が「オン」になり画像記録
部５および熱定着器６が動作可能状態になるので、制御
回路３はメモリ４から受信電文を読出し画像記録部５に
与える。画像記録部５によって記録紙上に受信電文が記
録され、熱定着器６によって画像が定着される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、夜間などの無人時間帯
における電力消費量を削減でき、かつ常時ファクシミリ
受信ができる優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例ファクシミリ受信機のブロック
構成図。 第２図は従来例のファクシミリ受信機のブロック構成図
。 １・・・呼出検出回路、２・・・通信制御回路、３・・
・制御回路、４・・・メモリ、５・・・画像記録部、６
・・・熱定着器、７．８．１０・・・電源回路、９・・
・電源スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、相手先から電文を受信する通信制御回路と、受信電
   文を記録紙上に画像記録する画像記録部と、 この画像記録された受信電文を加熱定着する熱定着部と
   を備えたファクシミリ受信機において、 受信電文を一時格納するメモリと、 上記画像記録部および上記熱定着部に電源を供給する手
   操作による電源スイッチと、 上記通信制御回路の受信電文を一時的に上記メモリに格
   納し上記画像記録部および上記熱定着部が動作可能状態
   になったときに上記メモリに格納された受信電文を読出
   して上記画像記録部に与える制御手段と を備えたことを特徴とするファクシミリ受信機。