JPH10224527A - 画像通信処理装置、画像通信処理システム、及び画像通信処理方法 - Google Patents

画像通信処理装置、画像通信処理システム、及び画像通信処理方法

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JPH10224527A
JPH10224527A JP9041419A JP4141997A JPH10224527A JP H10224527 A JPH10224527 A JP H10224527A JP 9041419 A JP9041419 A JP 9041419A JP 4141997 A JP4141997 A JP 4141997A JP H10224527 A JPH10224527 A JP H10224527A
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JP
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image communication
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communication processing
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JP9041419A
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English (en)
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Koji Okamura
孝二 岡村
Atsushi Ikeda
篤 池田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力待機機能と、外部情報処理端末の指示
によるメモリ受信モードとを効率的に併せ持った画像通
信処理装置を提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ60から外部i
/f部19を通してファクシミリ装置50への指示があ
ると、その指示が通常受信への切り替え指示であるかを
判断する(ステップS31)。通常受信への切り替え指
示であれば、通常受信を不揮発性RAM18の受信モー
ドを記憶する場所に保存する(ステップS32)。通常
受信への切り替え指示でなければ、メモリ受信への切り
替え指示であるかを判断する(ステップS33)。メモ
リ受信への切り替え指示であれば、メモリ受信を不揮発
性RAM18の受信モードを記憶する場所に保存する
(ステップS34)。通常受信、メモリ受信のどちらへ
の切り替え指示でもない場合は、ステップS35にてそ
の指示を揮発性RAM17に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省電力待機モード
を有するファクシミリ装置等の画像通信処理装置、この
画像通信処理装置を備えた画像通信処理システム、及び
前記画像通信処理装置を用いた画像通信処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置には、待機状態
において少ない電力で動作するシステムを備えたものが
知られている。このシステムは、主電源の起動、停止を
スタンバイ用の制御部が制御し、ファクシミリ装置への
電力供給は省電力待機時に二次電池が行い、非省電力待
機時には主電源が行うという構成である。省電力待機時
は読取り部や通信部等を制御するメイン制御部が停止し
て、前記スタンバイ用の制御部のみ動作しており、低消
費電力化が図れる。
【0003】また、主電源を立ち上げる条件として、二
次電池の充電状態やキー入力、オフフック状態などの他
に、呼び出し信号の検出で行っているが、呼び出し信号
を検出した場合、無条件にメイン制御部を起動するので
はなく、あらかじめ設定された条件を基に、主電源およ
びメイン制御部を起動することで、待機時の消費電力を
極力軽減し、操作性を向上させた提案がなされている。
【0004】さらに、もう一方の従来の技術として、フ
ァクシミリ装置と外部情報処理端末を接続可能にし、外
部情報処理端末からファクシミリ装置へ指示を与えるシ
ステムがある。外部情報処理端末からの指示には、ファ
クシミリ送信、ファクシミリ装置のスキャナ部分を使っ
たスキャン、ファクシミリ装置のプリンタ部分を使った
プリント指示の他に、ファクシミリ装置の受信モードを
切り替える指示がある。
【0005】受信モードには「通常受信」と「メモリ受
信」があり、「通常受信」が指示されると受信画像を紙
面に記録するように動作し、「メモリ受信」が指示され
ると受信画像をメモリに記憶するように動作する。メモ
リに受信画像を記憶した後、その画像を外部情報処理端
末に転送して、紙面への記録が必要な画像と不必要な画
像を外部情報処理端末上で取捨選択することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、次のような問題点があった。
【0007】上記従来例の2つの技術を単純に組み合わ
せた場合、「メモリ受信」時に省電力待機状態に移行す
ると、主電源が切られてRAMに記憶されている受信モ
ードが失われてしまう。そのため、外部情報処理端末が
「メモリ受信」を指示しても、オペレーションをし続け
ない限り省電力待機状態に切り替わってしまい、使用者
が意図しないにもかかわらずメモリ受信できなくなる、
という問題があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、省電力
待機機能と共に、外部情報処理端末の指示によるメモリ
受信モードを効率的に併せ持った画像通信処理装置、画
像通信処理システム及び画像通信処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、少ない電力で待機する省電力待機モ
ードと通常の電力で待機する非省電力待機モードとを有
し、予め定められた条件に基づいて前記省電力待機モー
ドまたは前記非省電力待機モードに設定されると共に、
外部情報処理端末からの指示に基づいて所定の画像通信
処理動作を行う画像通信処理装置において、前記外部情
報処理端末からの指示をバッテリバックアップされない
揮発性RAMに記憶する第1の記憶手段と、前記外部情
報処理端末からの指示をバッテリバックアップされた不
揮発性RAMに記憶する第2の記憶手段と、前記外部情
報処理端末からの指示の内容に応じて前記第1の記憶手
段と前記第2の記憶手段を選択する選択手段とを備え、
前記選択手段の選択結果による前記揮発性RAMまたは
前記不揮発性RAMの内容に基づいて前記画像通信処理
動作を行うものである。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明において、
前記外部情報処理端末からの指示は、受信した画像を逐
次紙面に記録する通常受信指示と、受信した画像を紙面
に記録せずにメモリに記憶するメモリ受信指示であると
し、前記選択手段は、前記外部情報処理端末から前記通
常受信指示または前記メモリ受信指示を受けた場合に、
前記第2の記憶手段を選択するものである。
【0011】第3の発明では、上記第1または第2の発
明において、前記画像通信処理動作に関する操作を行う
ための操作部の操作を受けて、前記不揮発性RAMに記
憶されている前記外部情報処理端末からの指示を変更す
る指示変更手段を備えたものである。
【0012】第4の発明では、少ない電力で待機する省
電力待機モードと通常の電力で待機する非省電力待機モ
ードとを有し、予め定められた条件に基づいて前記省電
力待機モードまたは前記非省電力待機モードに設定され
ると共に、外部からの指示に基づいて所定の画像通信処
理動作を行う画像通信処理装置と、前記指示を与える外
部情報処理端末とを備えた画像通信処理システムにおい
て、前記画像通信処理装置は、前記外部情報処理端末か
らの指示をバッテリバックアップされない揮発性RAM
に記憶する第1の記憶手段と、前記外部情報処理端末か
らの指示をバッテリバックアップされた不揮発性RAM
に記憶する第2の記憶手段と、前記外部情報処理端末か
らの指示の内容に応じて前記第1の記憶手段と前記第2
の記憶手段を選択する選択手段とを備え、前記選択手段
の選択結果による前記揮発性RAMまたは前記不揮発性
RAMの内容に基づいて前記画像通信処理動作を行うも
のである。
【0013】第5の発明では、上記第4の発明におい
て、前記外部情報処理端末の指示は、受信した画像を逐
次紙面に記録する通常受信指示と、受信した画像を紙面
に記録せずにメモリに記憶するメモリ受信指示であると
し、前記画像通信処理装置の前記選択手段は、前記外部
情報処理端末から前記通常受信指示または前記メモリ受
信指示を受けた場合に、前記第2の記憶手段を選択する
ものである。
【0014】第6の発明では、上記第4または第5の発
明において、前記画像通信処理装置は、前記画像通信処
理動作に関する操作を行うための操作部の操作を受け
て、前記不揮発性RAMに記憶されている前記外部情報
処理端末からの指示を変更する指示変更手段を備えたも
のである。
【0015】第7の発明では、少ない電力で待機する省
電力待機モードと通常の電力で待機する非省電力待機モ
ードとを有し、予め定められた条件に基づいて前記省電
力待機モードまたは前記非省電力待機モードに設定され
ると共に、外部情報処理端末からの指示に基づいて所定
の画像通信処理動作を行う画像通信処理装置を用い、前
記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアップ
されない揮発性RAMに記憶する第1の記憶処理と、前
記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアップ
された不揮発性RAMに記憶する第2の記憶処理と、前
記外部情報処理端末からの指示の内容に応じて前記第1
の記憶処理と前記第2の記憶処理を選択する選択処理と
を行い、前記選択処理の選択結果による前記揮発性RA
Mまたは前記不揮発性RAMの内容に基づいて前記画像
通信処理動作を行うものである。
【0016】第8の発明では、上記第7の発明におい
て、前記外部情報処理端末からの指示は、受信した画像
を逐次紙面に記録する通常受信指示と、受信した画像を
紙面に記録せずにメモリに記憶するメモリ受信指示であ
るとし、前記選択処理は、前記外部情報処理端末から前
記通常受信指示または前記メモリ受信指示を受けた場合
に、前記第2の記憶処理を選択するものである。
【0017】第9の発明では、上記第7または第8の発
明において、前記画像通信処理動作に関する操作を行う
ための操作部の操作を受けて、前記不揮発性RAMに記
憶されている前記外部情報処理端末からの指示を変更す
る指示変更処理を行うものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の一形態に係るファ
クシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0020】同図においてファクシミリ装置50は、第
1システム51と第2システム52の2つのシステムか
らなる構成になっている。
【0021】まず第1システム51について説明する。
10は第1システム51における第1制御部である。こ
の第1制御部10は、ROM15に記録されたプログラ
ムに従い、読み取り部11、記録部12、第2システム
52との通信部13、ファクシミリ通信制御などを行う
通信部14、および画像の符号、複号化を行う符号、復
号化部16を制御するとともに、これらの状態を基に電
源部9をオフして良いかを判断し、良い場合は第2制御
部に電源部9のオフ許可を通知する。
【0022】11は読取り部であり、DMAコントロー
ラ、画像処理IC、イメージセンサ、及びCMOSロジ
ックICなどから構成されている。読取り部11は、第
1制御部10の制御に基づいてコンタクトセンサ(C
S)などの読み取りデバイスを利用して読み取ったデー
タを2値化し、その2値化データを順次、揮発性RAM
モジュール(以下、単に揮発性RAMと記す)17に送
る。
【0023】12は記録部であり、DMAコントロー
ラ、インクジェット方式やレーザービーム方式などの記
録装置、及びCMOSロジックICなどから構成されて
いる。記録部12は、第1制御部10の制御によって、
格納されている記録データを取り出し、ハードコピーと
して記録出力する。
【0024】13は第2制御部21との通信部であり、
各種情報の送受を行うとともに、第2制御部21から第
1制御部10への起動信号も含まれており、この起動信
号に合わせて第1システム51の稼働を開始する。
【0025】14は通信部であり、G3、G2モデムと
これらのモデムに接続されたクロック発生回路などから
構成され、第1制御部10の制御に基づいて揮発性RA
M17に格納されている送信データを変調し、通信部1
4を介して送信する。また受信時アナログ信号を入力
し、その信号を変調した2値化データを揮発性RAM1
7に格納する。ここで、揮発性RAM17は、読取り部
11によって読み取られた2値化画像データ、記録部1
2で記録される2値化画像データ、あるいは通信部14
によって復調されて符号/復号化部16で復号された2
値化画像データ等を格納するものであり、バッテリバッ
クアップはなされない。
【0026】18は不揮発性RAMモジュール(以下、
単に不揮発性RAMと記す)であり、装置の電源が遮断
された状態にあっても、例えばワンタッチや短縮ダイヤ
ルに登録された番号などの保存しておくべきデータの他
に、外部i/f19を通して外部情報処理端末であるパ
ーソナルコンピュータ60から送られてくる受信モード
切り替え指示によって指定された受信モード等を格納す
るものである。
【0027】ここで、外部i/f部19は、パーソナル
コンピュータ60との接続のためのインターフェース部
分である。パーソナルコンピュータ60から送られてく
るコマンドやデータはこの外部i/f部19を通って揮
発性RAM17あるいは不揮発性RAM18に格納さ
れ、ファクシミリ装置50からパーソナルコンピュータ
60へのレスポンスやデータは、外部i/f部19を通
って送られる。
【0028】次に、第2システム52について説明す
る。
【0029】21は第2システム52における第2制御
部である。この第2制御部21は、プログラムや各種変
数、定数を読み書きするROM及びRAMを内蔵してい
る1チップマイクロコンピュータ、二次電池、及びタイ
マなどから構成され、この二次電池からの供給電力だけ
でも駆動することができる。
【0030】22は、呼び出し信号検出手段であり、通
信部14を介して到来する呼び出し信号を検出し、その
出力を第2制御部21に送出する。23は第1制御部1
0との通信部であり、各種情報の送受を行うとともに、
第2制御部21から第1制御部10への起動信号も含ん
でいる。
【0031】24は操作部であり、画像送信、受信など
をスタートさせるキーや、送受信時におけるファイン、
標準、自動受信などの操作モードを指定するモード選択
キーのほか、ダイヤリング用のテンキー及びワンタッチ
キーなどから構成されている。これらのキーが押下され
ると第2制御部21に入力され、それが起動要因である
かを判断し、起動要因であれば電源部9を起動する。
【0032】25は原稿検出部であり、原稿のセット状
態は、原稿の搬送路に設けられた原稿センサ(原稿検出
部25に含まれる)により検出できるようになってお
り、原稿検出信号は第2制御部21に入力される。
【0033】26は表示部であり、時計表示用の7セグ
及び各種モードを表示する絵文字LCDとドットマトリ
クスLCDとを組み合わせたLCDモジュールのほか、
LEDなどから構成されている。ここで、絵文字LCD
とドットマトリクスLCDとはそれぞれ独立している。
【0034】27は各種状態検出部であり、記録紙の有
無、カートリッジの有無、インクおよびトナー残量検出
手段、並びに受話器のフック検出手段などを持つ。28
は時刻計測部であり、第1システム51から送られてく
る時刻情報、および指定時刻を比較管理する手段であ
る。29はAC入力の電源であり、外部からON、OF
Fが制御可能で、第2制御部21からの起動信号、停止
信号によってそれぞれ電力の供給を制御する。
【0035】パーソナルコンピュータ60は、ファクシ
ミリ装置50へ各種コマンドを送り、また、ファクシミ
リ装置50からレスポンスやデータを受け取る。各種コ
マンドには、原稿送信要求や通信管理データ取得要求の
ほかに、メモリ受信指示等のデータの受信画像、及び通
信管理データ等がある。
【0036】以下に、上記構成のファクシミリ装置の動
作を説明する。
【0037】まず、電源の供給方法については、電源部
9が立ち上がっている時はその電力供給が最優位とな
り、第1、第2システム51,52に電力を供給する。
電源部9が動作していない場合は第2制御部21内部の
二次電池が第2システム52にのみ電力を供給する。
【0038】図2は、待機状態での電源部9の制御を示
すフローチャートである。
【0039】同図において、AC入力が開始されると、
まず電源部9が立ち上がり(ステップS21)、第2制
御部21(ステップS22)および第1制御部10を初
期化し(ステップS23)、同時に第2制御部21内部
の二次電池の充電を開始する(ステップS24)。第2
制御部21および第1制御部10の初期化が完了した時
点で、ファクシミリ装置50は待機状態となる。この待
機状態が続いている状態で二次電池を充電し続ける。
【0040】続くステップS25では、充電が完了また
は第2制御部21内のタイマが所定時間経過していれば
二次電池の準備が完了したと判断し、次のステップS2
6へ進む。ステップS26では、第1制御部10からの
指示による電源部9をオフする許可があれば電源部9を
オフし(ステップS27)、許可がなければそのまま次
のステップS28へ進む。
【0041】ステップS27で電源部9をオフした場合
には、その後、ステップS26、ステップS28、ステ
ップS29を繰返しながら電源部9の起動要因が発生す
るまで各種状態を監視する。主電源起動要因には、充電
要求、呼び出し信号の検出、キー入力、原稿の検出、装
置状態変化検出、及びタイマー処理の起動などがある。
ステップS27を通らなかった場合には、全ての条件
(ステップS25、ステップS26))が成立するまで
待機状態となる。
【0042】図3は、パーソナルコンピュータ60によ
る指示の保存を示すフローチャートであり、図4は、受
信モードの一覧表を示す図である。
【0043】図4に示すように受信モードには、トラブ
ルがない限り紙面に受信画像を記録する「通常受信」
と、無条件にメモリに受信画像を保存する「メモリ受
信」の2つがある。この受信モードの切り替えは、パー
ソナルコンピュータ60の指示によって行われる。
【0044】図3において、パーソナルコンピュータ6
0から外部i/f部19を通してファクシミリ装置50
への指示があると、その指示が「通常受信」への切り替
え指示であるかを判断する(ステップS31)。
【0045】「通常受信」への切り替え指示であれば、
「通常受信」を不揮発性RAM18の受信モードを記憶
する場所に保存する(ステップS32)。「通常受信」
への切り替え指示でなければ、「メモリ受信」への切り
替え指示であるかを判断する(ステップS33)。
【0046】「メモリ受信」への切り替え指示であれ
ば、「メモリ受信」を不揮発性RAM18の受信モード
を記憶する場所に保存する(ステップS34)。「通常
受信」、「メモリ受信」のどちらへの切り替え指示でも
ない場合は、ステップS35にてその指示を揮発性RA
M17に保存する。
【0047】図5は、操作部24による受信モードの変
更を示すフローチャートである。
【0048】前記ステップS32とステップS34で不
揮発性RAM18に保存された受信モードは、ここで説
明する変更手順によって操作部24の操作により変更す
ることができる。
【0049】変更手順は図5に示すように、現在の受信
モード(cur mode)を不揮発性RAM18から
読み出し(ステップS51)、表示部26に表示するこ
とから始まる(ステップS52)。
【0050】表示された現在の受信モードを見て、オペ
レータは新しい所望の受信モード(new mode)
を入力する(ステップS53)。そして、次のステップ
S54では、現在の受信モード(cur mode)と
新しい所望の受信モード(new mode)とを比較
し、同じであれば処理を終了し、異なっていればステッ
プS55へ処理を移す。
【0051】ステップS55では、受信モードの変更の
可否をオペレータに確認する。ステップS56ではオペ
レータが変更を認めたか否かを判定し、認めた場合はス
テップS57で新しい受信モードを現在の受信モードの
替わりに不揮発性RAM18に保存して処理を終了し、
認めなかった場合はそのまま処理を終了する。
【0052】以上の処理は、パーソナルコンピュータ6
0が故障した際に受信モードを変更することができない
ため、「メモリ受信」設定だった場合に「通常受信」に
戻せずメモリに受信した画像を出力できなくなるのを防
ぐためのものである。
【0053】このように本実施形態では、パーソナルコ
ンピュータ60からの指示が通常受信指示またはメモリ
受信指示であった場合に不揮発性RAM18を選択する
ことことにより、従来のように、「メモリ受信」時に省
電力待機状態に移行した際に主電源が切られて記憶され
ていた受信モードが失われ、使用者が意図しないにもか
かわらずメモリ受信できなくなってしまう、といったこ
とがなくなる。すなわち、省電力待機状態に移行するこ
とによって受信モードが失われることがなくなり、受信
モードが「メモリ受信」の場合であっても省電力待機状
態に移行することが可能となる。
【0054】さらに、パーソナルコンピュータ60から
の指示をバッテリバックアップされた揮発性RAM17
に記憶する場合、パーソナルコンピュータ60が機能し
ていない時に該パーソナルコンピュータ60からの指示
をキャンセルすることができなくなるが、本実施形態で
は、パーソナルコンピュータ60からの指示を変更する
手段を設けたので、これを回避できる。
【0055】また、本実施形態では、外部情報処理端末
60からの指示として、受信モード切り替え指示につい
て記述したが、たとえばファクシミリ送信指示の場合
は、送信が指示されている際に省電力待機状態に移行し
てしまうと送信画像やそれに付随する送信のための情報
が失われてしまう。その他にも後のファクシミリ装置5
0の動作が外部情報処理端末からの指示に依存するもの
については同様のことがいえる。このような場合にも本
発明を適用することができる。
【0056】上記図2、図3及び図5のフローチャート
に従ったプログラムを例えばROM15に格納し動作す
ることにより、上述の制御方法を実現させることが可能
となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、外部情報処理端末からの指示の内容に応じて第1の
記憶手段と第2の記憶手段を選択する選択手段とを備
え、選択手段の選択結果による揮発性RAMまたは不揮
発性RAMの内容に基づいて画像通信処理動作を行うよ
うにしたので、省電力待機モードに移行しても外部情報
処理端末からの指示が失われることがなく、外部情報処
理端末からの指示に基づいた画像通信処理動作を確実に
行うことが可能になる。
【0058】第2の発明によれば、上記第1の発明にお
いて、選択手段は、外部情報処理端末から通常受信指示
またはメモリ受信指示を受けた場合に、第2の記憶手段
を選択するので、従来のように、「メモリ受信」時に省
電力待機モードに移行した際に主電源が切られて記憶さ
れていた受信モードが失われ、使用者が意図しないにも
かかわらずメモリ受信できなくなってしまう、といった
不具合を防止することができる。
【0059】第3の発明によれば、上記第1または第2
の発明において、画像通信処理動作に関する操作を行う
ための操作部の操作を受けて、不揮発性RAMに記憶さ
れている外部情報処理端末からの指示を変更する指示変
更手段を備えたので、外部情報処理端末が機能していな
い時でも該外部情報処理端末からの指示を変更すること
ができる。これにより、省電力待機機能と、外部情報処
理端末の指示によるメモリ受信モードとを効率的に併せ
持つファクシミリ装置を実現することが可能になる。
【0060】第4の発明によれば、画像通信処理システ
ムにおいて上記第1の発明と同等の効果を奏する。
【0061】第5の発明によれば、上記第4の発明にお
いて、上記第2の発明と同等の効果を奏する。
【0062】第6の発明によれば、上記第4または第5
の発明において、上記第3の発明と同等の効果を奏す
る。
【0063】第7の発明によれば、画像通信処理方法に
おいて上記第1の発明と同等の効果を奏する。
【0064】第8の発明によれば、上記第7の発明にお
いて、上記第2の発明と同等の効果を奏する。
【0065】第9の発明によれば、上記第7または第8
の発明において、上記第2の発明と同等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】待機状態での電源部9の制御を示すフローチャ
ートである。
【図3】パーソナルコンピュータ60による指示の保存
を示すフローチャートである。
【図4】受信モードの一覧表を示す図である。
【図5】操作部24による受信モードの変更を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
9 電源部 10 第1制御部 11 読み取り部 12 記録部 13 第2制御部との通信部 14 通信部 15 ROM 16 符号/複号化部 17 揮発性RAM 18 不揮発性RAM 19 外部i/f部 21 第2制御部 22 呼び出し信号検出部 23 第1制御部との通信部 24 操作部 25 原稿検出部 26 表示部 27 各種状態検出部 28 時刻計測部 20 パーソナルコンピュータ 50 ファクシミリ装置 51 第1システム 52 第2システム 60 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少ない電力で待機する省電力待機モード
    と通常の電力で待機する非省電力待機モードとを有し、
    予め定められた条件に基づいて前記省電力待機モードま
    たは前記非省電力待機モードに設定されると共に、外部
    情報処理端末からの指示に基づいて所定の画像通信処理
    動作を行う画像通信処理装置において、 前記外部情報
    処理端末からの指示をバッテリバックアップされない揮
    発性RAMに記憶する第1の記憶手段と、 前記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアッ
    プされた不揮発性RAMに記憶する第2の記憶手段と、 前記外部情報処理端末からの指示の内容に応じて前記第
    1の記憶手段と前記第2の記憶手段を選択する選択手段
    とを備え、 前記選択手段の選択結果による前記揮発性RAMまたは
    前記不揮発性RAMの内容に基づいて前記画像通信処理
    動作を行うことを特徴とする画像通信処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部情報処理端末からの指示は、受
    信した画像を逐次紙面に記録する通常受信指示と、受信
    した画像を紙面に記録せずにメモリに記憶するメモリ受
    信指示であるとし、 前記選択手段は、前記外部情報処理端末から前記通常受
    信指示または前記メモリ受信指示を受けた場合に、前記
    第2の記憶手段を選択することを特徴とする請求項1記
    載の画像通信処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像通信処理動作に関する操作を行
    うための操作部の操作を受けて、前記不揮発性RAMに
    記憶されている前記外部情報処理端末からの指示を変更
    する指示変更手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の画像通信処理装置。
  4. 【請求項4】 少ない電力で待機する省電力待機モード
    と通常の電力で待機する非省電力待機モードとを有し、
    予め定められた条件に基づいて前記省電力待機モードま
    たは前記非省電力待機モードに設定されると共に、外部
    からの指示に基づいて所定の画像通信処理動作を行う画
    像通信処理装置と、前記指示を与える外部情報処理端末
    とを備えた画像通信処理システムにおいて、 前記画像通信処理装置は、 前記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアッ
    プされない揮発性RAMに記憶する第1の記憶手段と、 前記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアッ
    プされた不揮発性RAMに記憶する第2の記憶手段と、 前記外部情報処理端末からの指示の内容に応じて前記第
    1の記憶手段と前記第2の記憶手段を選択する選択手段
    とを備え、 前記選択手段の選択結果による前記揮発性RAMまたは
    前記不揮発性RAMの内容に基づいて前記画像通信処理
    動作を行うことを特徴とする画像通信処理システム。
  5. 【請求項5】 前記外部情報処理端末の指示は、受信し
    た画像を逐次紙面に記録する通常受信指示と、受信した
    画像を紙面に記録せずにメモリに記憶するメモリ受信指
    示であるとし、 前記画像通信処理装置の前記選択手段は、前記外部情報
    処理端末から前記通常受信指示または前記メモリ受信指
    示を受けた場合に、前記第2の記憶手段を選択すること
    を特徴とする請求項4記載の画像通信処理システム。
  6. 【請求項6】 前記画像通信処理装置は、 前記画像通信処理動作に関する操作を行うための操作部
    の操作を受けて、前記不揮発性RAMに記憶されている
    前記外部情報処理端末からの指示を変更する指示変更手
    段を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記
    載の画像通信処理システム。
  7. 【請求項7】 少ない電力で待機する省電力待機モード
    と通常の電力で待機する非省電力待機モードとを有し、
    予め定められた条件に基づいて前記省電力待機モードま
    たは前記非省電力待機モードに設定されると共に、外部
    情報処理端末からの指示に基づいて所定の画像通信処理
    動作を行う画像通信処理装置を用い、 前記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアッ
    プされない揮発性RAMに記憶する第1の記憶処理と、 前記外部情報処理端末からの指示をバッテリバックアッ
    プされた不揮発性RAMに記憶する第2の記憶処理と、 前記外部情報処理端末からの指示の内容に応じて前記第
    1の記憶処理と前記第2の記憶処理を選択する選択処理
    とを行い、 前記選択処理の選択結果による前記揮発性RAMまたは
    前記不揮発性RAMの内容に基づいて前記画像通信処理
    動作を行うことを特徴とする画像通信処理方法。
  8. 【請求項8】 前記外部情報処理端末からの指示は、受
    信した画像を逐次紙面に記録する通常受信指示と、受信
    した画像を紙面に記録せずにメモリに記憶するメモリ受
    信指示であるとし、 前記選択処理は、前記外部情報処理端末から前記通常受
    信指示または前記メモリ受信指示を受けた場合に、前記
    第2の記憶処理を選択することを特徴とする請求項7記
    載の画像通信処理方法。
  9. 【請求項9】 前記画像通信処理動作に関する操作を行
    うための操作部の操作を受けて、前記不揮発性RAMに
    記憶されている前記外部情報処理端末からの指示を変更
    する指示変更処理を行うことを特徴とする請求項7また
    は請求項8記載の画像通信処理方法。
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