JP3984667B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低消費電力待機モードを有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境保護の観点から、事務機の低消費電力化が求められている。通常、待機時間の長いファクシミリ装置においては、この状態における消費電力を軽減することが強く求められている。
【0003】
図10は、従来の低消費電力待機モードを有するファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。同図において、8はファクシミリ装置で、第1システム8aと、第2システム8bとを有している。
【0004】
第1システム8aは、第1制御部810、読取部811、記録部812、後述する第2制御部801との通信部813、通信部814、ROM815、符号/復合化部816及びRAM817を有している。
【0005】
第2システム8bは、第2制御部801、呼び出し信号検出部802、原稿検出部803、操作部804、第1制御部810との通信部805、表示部806、各各種状態検出部807、電源部808、時計計測部809を有している。
【0006】
従来の低消費電力待機モードは、ファクシミリ装置全体に電力を供給する電源部、ファクシミリ装置のシステム(プリンタ、ディスプレイ等)を制御する第1制御部、キー入力や表示等の操作、交換機からの呼び出し信号を監視する第2制御部、第2制御部に電力を供給する2次電池から構成される。そして、待機時においては、第1制御部への電源供給を停止し、第2制御部で低消費電力待機モードを解除する起動要因を監視する。この起動要因を検出後、第1制御部に電力を供給して動作モードに移行するようになっている。
【0007】
また、従来、2次電池によるメモリのバック・アップ回路をもつCPUシステムでは、システムの立ち上げ時に、メモリ内のデータが保持されている保証がないため、システムの立ち上げ時にチェック・サム等によりメモリ・データの確認、または2次電池の電圧を検出する電圧検出手段を設けて、システムの立ち上げ時にメモリの保持電圧が確保されているか否かの確認のいずれかを行い、メモリ内のデータが正常か否かをユーザーへ知らせていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した方式を採用した従来のファクシミリ装置にあっては、システム全体を動作させるシステム制御部と、低消費電力待機モード解除の要因を監視するための監視制御部の計2つの制御部が必要であった。更に、後者の監視制御部には2次電池を使用しなければならず、低価格化を妨げていた。
【0009】
また、従来のファクシミリ装置の方式では、低消費電力待機モードと、動作モードの2態様しか制御できない。このため、起動要因に拘らず全ての構成要素を起動する。従って、構成要素が低消費電力待機モード解除後の動作モードに移行するためには、全ての構成要素の起動が終了するまで待たなくてはならない。逆に、各構成要素が低消費電力待機モードへの移行条件を満たしていなければ、同モードへ移行できない。従って、このモードへの移行及び復帰を困難にし、待機時の消費電力低減を拒んでいた。
【0013】
本発明は上述した従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低価格化を円滑に図ることができると共に、低消費電力待機モードへの移行及び復帰を迅速に行うことができ、しかも、さらなる低消費電力を図ることができるファクシミリ装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載のファクシミリ装置は、原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、前記制御手段は、自動受信において、呼び出し信号検出に応じた通信部の起動、記録部の起動の順に動作モード移行制御を行い、自動受信制御を行い、自動受信終了後、通信部の低消費電力待機モードへの移行、記録部の低消費電力待機モードへの移行の順に個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするものである。
【0016】
また、上記目的を達成するために請求項2記載のファクシミリ装置は、原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、前記制御手段は、自動送信において、宛先入力に応じた通信部の起動原稿セットに応じた読取部の起動の順に動作モード移行制御を行い、自動送信制御を行い、自動送信終了後、通信部読取部の個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするものである。
【0017】
また、上記目的を達成するために請求項3記載のファクシミリ装置は、原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、前記制御手段は、手動送受信において、オンフックキー押下に応じた通信部の起動送信又は受信を開始させるためのスタートキー押下に応じた読取部または記録部の起動の順に動作モード移行制御を行い、手動送受信制御を行い、手動送受信終了後、読取部または記録部の低消費電力待機モードへの移行、通信部の低消費電力待機モードへの移行の順に個別待機モード移行制御を行い、通信部の起動後、送信又は受信を開始させるためのスタートキーが押下されずオンフックを検出したことに応じて通信部を低消費電力待機モードへ移行する個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づき説明する。
【0030】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を図1〜図7に基づき説明する。
【0031】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図であり、同図中、1はファクシミリ装置で、制御部101、ROM(リードオンリーメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、各種状態検出部104、時計計測部105、読取部106、操作部107、記録部108、表示部109、通信部110、呼び出し信号検出部111及び電源部112を有し、以下、これらを必要に応じて構成要素と呼ぶ。
【0032】
制御部101は、ファクシミリ装置1全体を制御するもので、ROM102に格納されたプログラムに従って動作する。また、制御部101は、RAM103に各種のデータ(ユーザーデータ、画像データ等)を格納したり読み出したりする。ROM102は、ファクシミリ装置1全体を制御するための制御部101が実行するプログラムを格納している。RAM103は、各種のデータ(ユーザーデータ、画像データ等)を格納するものである。
【0033】
各種状態検出部104は、ファクシミリ装置1の状態を検出するもので、制御部101にファクシミリ装置1の状態データ(記録紙の有無、カートリッジの有無、インクやカートリッジの残量検出、電話機のオフフック、原稿のセット等)を送るものである。例えば、電話機のオフフックが検出されると、制御部101により通信部110を起動する。また、読取部106に原稿がセットされたことを検出すると、制御部101により記録部108を起動する。また、記録紙無し、カートリッジ未装着、カートリッジのインク無し、読取部106への原稿セット、電話機のオフフック状態を検出すると、制御部101により各システム(構成要素)を消費電力待機モードに移行しないように制御する。
【0034】
時計計測部105は、時間を計測するもので、その計測結果は、制御部101により表示部109に表示される。読取部106は、原稿の画像を読み取るもので、その読み取りデータはRAM103に格納される。また、読取部106は、制御部101により電源部112からの電力の供給及び停止をコントロールされる。
【0035】
操作部107は、各種の情報を入力するもので、画像の送/受信等を開始させるためのキー、各種操作モードを指定するキー、ダイヤル用キー等から構成される。操作部107のテンキーや相手先電話番号が登録されているワンタッチ/短縮キー、リダイヤルキー、ポーズキー、オンフックキー等の通信を行うためのキーや、時刻指定送信予約キーやポーリング送/受信キー、ITU−Tに準拠したサブアドレス/パスワード送信キー、RAM103に蓄積された原稿画像の画像指定送信キー等の送/受信予約キーが押下されると、制御部101により通信部110を起動させる。また、通信管理リストやユーザー登録のデータリストを出力するレポートキーが押下されると、制御部101により記録部108を起動させる。原稿がセットされた状態でコピーキーが押下されると、制御部101により読取部106と記録部108を起動させる。
【0036】
記録部108は、読取部106により読み取られた画像データ、或は通信部110より受信した画像データを記録するものである。記録部108は、制御部101により低消費電力待機モードに移行させることができる。表示部109は、制御部101から送られる日付、時間、或は文字等を表示するものである。通信部110は、制御部101の制御に基づいて読取部106から得られた画像データを変調し、回線を通して相手機へ電送するものである。また、同様に、通信部110は、相手機からの画像データを復調し、得られたデータをRAM103に格納する。この通信部110は、制御部101の制御により低消費電力待機モードへの移行及び電源部112からの電力供給及び停止をコントロールされる。
【0037】
呼び出し信号検出部111は、通信部110を介して到来する呼び出し信号を検出し、この出力制御部101へ送出する。呼び出し信号を検出すると、制御部101により通信部110と記録部108を起動させる。電源部112は、ファクシミリ装置1の駆動電力の供給源である。
【0038】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1における低消費電力待機モードから自動受信動作に移行した後、再び低消費電力待機モードに移行する場合の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0039】
なお、このフローチャートを実行するためのプログラムはROM102内に格納され、このプログラムが制御部101により読み出されて、図2のフローチャートに基づく処理が実行されるものである。
【0040】
まず、ステップS201で呼び出し信号検出部111により呼び出し信号を検出したか否かを、検出するまで判断する。そして、呼び出し信号を検出するとステップS202で制御部101の制御により通信部110に電力供給を開始する。次に、ステップS203で通信部110を起動させる。次に、ステップS204で受信画像記録のため、制御部101の制御により記録部108を低消費電力待機モードから起動させる。このとき、受信動作には不要な読取部106は、低消費電力待機モードのままとし、電力消費を抑制する。このようにして通信部110及び読取部106を起動させた後、ステップS205で受信動作を開始する。
【0041】
その後、ステップS206で受信画像データの記録を開始する。次に、ステップS207で受信が終了したか否かを、終了するまで判断する。そして、受信が終了した場合は、ステップS208で受信画像の出力が終了したか否かを、終了するまで判断する。そして、受信画像の出力が終了した場合は、ステップS209で通信部110を低消費電力待機モードへ移行させる。次に、ステップS210で通信部110への電源の供給を停止する。次に、ステップS211で記録部108を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS212で記録部108への電源の供給を停止し、次のステップS213でファクシミリ装置1が低消費電力待機モードへ移行した後、本処理動作を終了する。
【0042】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1における低消費電力待機モードから自動送信動作に移行した後、再び低消費電力待機モードに移行する場合の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0043】
なお、このフローチャートを実行するためのプログラムはROM102内に格納され、このプログラムが制御部101により読み出されて、図3のフローチャートに基づく処理が実行されるものである。
【0044】
まず、ステップS301で操作部107において0〜9、*、#のテンキーによる宛先入力があったか否かを判断する。そして、宛先入力がない場合は、ステップS302で操作部107において宛先登録されたワンタッチ/短縮キーが押下されたか否かを判断する。そして、ワンタッチ/短縮キーが押下されない場合は、前記ステップS301へ戻り、また、ワンタッチ/短縮キーが押下された場合は、ステップS303へ進む。また、前記ステップS301おいてテンキーによる宛先入力があった場合もステップS303へ進む。
【0045】
ステップS303では、制御部101の制御により通信部110に電源の供給を開始し、次のステップS304で通信部110を起動させる。次に、ステップS305で各種状態検出部104により原稿がセットされたことを検出したか否かを検出されるまで判断する。そして、原稿がセットされたことを検出した場合は、ステップS306で読取部106への電源の供給を開始する。次に、ステップS307で読取部106を起動させ、次のステップS308で送信動作を開始する。
【0046】
次に、ステップS309で送信動作が終了したか否かを、終了するまで判断し、終了した場合は、次のステップS310でRAM103に設定されている登録データに従い送信結果レポートを出力するか否かを判断する。そして、送信結果レポートを出力しない場合は、ステップS311で通信部110を低消費電力待機モードへ移行させる。次に、ステップS312で通信部110への電源の供給を停止し、次のステップS313で読取部106を低消費電力待機モードへ移行させる。次に、ステップS314で読取部106への電源の供給を停止し、次のステップS315でファクシミリ装置1が低消費電力待機モードへ移行した後、本処理動作を終了する。
【0047】
一方、前記ステップS310において送信結果レポートを出力する場合は、ステップS316で記録部108を起動させる。次に、ステップS317で送信結果レポートを記録し、次のステップS318で送信結果レポートの出力が終了したか否かを、終了するまで判断する。そして、送信結果レポートの出力が終了した場合は、次のステップS319で記録部108を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS320で記録部108への電源の供給を停止した後、前記ステップS311へ進み、通信部110を低消費電力待機モードへ移行させる。
【0048】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1における低消費電力待機モードから手動受信、または手動送信動作に移行した後、再び低消費電力待機モードに移行する場合の動作について、図4〜図6のフローチャートを用いて説明する。
【0049】
なお、このフローチャートを実行するためのプログラムはROM102内に格納され、このプログラムが制御部101により読み出されて、図4〜図6のフローチャートに基づく処理が実行されるものである。
【0050】
まず、図4において、ステップS401で各状態検出部104により小電話機のオフフックが検出されたか否かを判断する。そして、小電話機のオフフックが検出されない場合は、ステップS402で操作部107のオンフックキーが押下されたか否かを判断する。そして、オンフックキーが押下されない場合は、前記ステップS401へ戻り、また、オンフックキーが押下された場合、及び前記ステップS401において小電話機のオフフックが検出された場合は、いずれもステップS403へ進む。
【0051】
このステップS403では、通信部110への電源供給を開始し、次のステップS404で通信部110を起動させる。次に、ステップS405で操作部107のスタートキーが押下されたか否かを判断する。そして、スタートキーが押下されない場合は、ステップS406で操作部107のテンキー或はワンタッチ/短縮キーによる宛先入力がなされたか否かを判断する。そして、宛先入力がなされない場合は、前記ステップS405へ戻り、また、宛先入力がなされた場合は、ステップS407で発呼し、相手機が応答すると通話状態になる。
【0052】
次に、この通話状態でステップS408で操作部107のスタートキーが押下されたか否かを判断する。そして、スタートキーが押下されない場合は、ステップS409で各状態検出部104により小電話機のオンフックが検出されたか否かを判断する。そして、小電話機のオンフックが検出されない場合は、前記ステップS408へ戻り、検出された場合は、ステップS410で通信部110を低消費電力待機モードへ移行させる。次に、ステップS411で通信部110への電源の供給を停止し、次のステップS412でファクシミリ装置1が低消費電力待機モードへ移行し、その後、本処理動作を終了する。
【0053】
一方、前記ステップS405においてスタートキーが押下された場合は、図5におけるステップS426で記録部108を起動させ、次のステップS427で受信動作を開始し、次のステップS428で受信画像の記録を開始する。次に、ステップS429で受信動作が終了したか否かを、終了するまで判断し、終了した場合は、次のステップS430で全ての受信画像の出力が終了したか否かを、終了するまで判断し、終了した場合は、次のステップS431で記録部108を低消費電力待機モードへ移行させる。次に、ステップS432で記録部108への電源供給を停止し、その後、前記図4のステップS401へ戻る。
【0054】
一方、前記図4のステップS408においてスタートキーが押下された場合は、図6におけるステップS413で各状態検出部104により原稿がセットされたことが検出されたか否かを判断し、検出されない場合は、前記図5のステップS426へ進み、また、検出された場合は、図6におけるステップS414で読取部106への電源の供給を開始し、次のステップS415で読取部106を起動させ、次のステップS416で送信動作を開始する。次に、ステップS417で送信動作が終了したか否かを、終了するまで判断し、終了した場合は、次のステップS418でRAM103に設定されている登録データに従い送信結果レポートを出力するか否かを判断する。そして、送信結果レポートを出力しない場合は、ステップS419で読取部106を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS420で読取部106への電力の供給を停止し、その後、前記図4のステップS410へ進む。
【0055】
一方、前記図6のステップS418において送信結果レポートを出力する場合は、ステップS421で記録部108を起動させ、次のステップS422で送信結果レポートを記録する。次に、ステップS423で送信結果レポートの出力を終了したか否かを、終了するまで判断し、終了した場合は、ステップS424で記録部108を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS425で読取部106への電力の供給を停止し、その後、前記ステップS419へ進む。
【0056】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1における低消費電力待機モードからコピー動作に移行した後、再び低消費電力待機モードに移行する場合の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0057】
なお、このフローチャートを実行するためのプログラムはROM102内に格納され、このプログラムが制御部101により読み出されて、図7のフローチャートに基づく処理が実行されるものである。
【0058】
まず、ステップS501で各状態検出部104により原稿が読み取りのためにADF(自動原稿搬送装置)にセットされたことが検出されたか否かを、検出されるまで判断する。そして、セットされたことが検出された場合は、次のステップS502で操作部107のコピーキーが押下されたか否かを判断する。そして、コピーキーが押下されない場合は、前記ステップS501へ戻り、また、押下された場合は、次のステップS503で読取部106への電源の供給を開始する。次に、ステップS504で読取部106を起動させ、次のステップS505で記録部を起動させ、次のステップS506でコピー動作を開始する。次に、ステップS507でコピー動作が終了したか否かを、終了するまで判断する。そして、コピー動作が終了した場合は、次のステップS508で記録部108を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS509で記録部108への電力の供給を停止し、その後、次のステップS510へ進む。
【0059】
このステップS510では、読取部106を低消費電力待機モードへ移行させ、次のステップS511で読取部106への電力の供給を停止し、次のステップS512でファクシミリ装置1が低消費電力待機モードへ移行し、その後、本処理動作を終了する。
【0060】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図8及び図9に基づき説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態に係るメモリのバックアップ装置の構成を示すブロック図であり、同図において、601は、CPU(中央演算処理装置)で、システム・バス・ライン610を介してバックアップ対象であるメモリ602に接続されている。このメモリ602への電源は、2次電池605の電圧をメモリ602の電源電圧に交換するDC/DCコンバータ603を経由して供給される。2次電池605への充電は、電源オン(ON)時に抵抗607とダイオード606とからなる充電回路で電源電圧出力(Vcc)609により行われる。
【0061】
一方、2次電池605の電圧は、電圧検出回路604へも入力され、メモリ602のデータ保持電圧を保証するため基準電圧発生回路608と比較され、その比較結果がCPU601へ入力される。
【0062】
次に、上記構成になるメモリのバックアップ装置の動作を図9に基づき説明する。図9は、メモリのバックアップ装置の動作制御手順を示すフローチャートである。
【0063】
まず、電源オン(ON)によりCPU601の制御動作がスタートし、ステップS701で2次電池605の電圧を電圧検出回路604へ入力し、電源オフ(OFF)中に2次電池605の出力電圧がどこまで下がったかを検出する。次に、ステップS702で2次電池605の出力電圧が、基準電圧発生回路608により発生される基準電圧、即ちメモリ602のデータ保持電圧を保証するためのデータ保持電圧と比較され、2次電池605の出力電圧が前記データ保持電圧以上か否かを判断する。そして、2次電池605の出力電圧が前記データ保持電圧以上の場合は、メモリ602のデータは保持されているものと判断され、本装置が本来行う動作をスタートする。
【0064】
一方、前記ステップS702において2次電池605の出力電圧が前記データ保持電圧以下の場合は、ステップS703でCPU601は、メモリ602のデータ内容を公知のチェック・サム等の技術によりチェックし、ステップS704でCPU601は、データ・エラーか否かを判断する。そして、データ・エラーでない場合は、本装置が本来行う動作をスタートし、また、データ・エラーである場合は、ステップS705でメモリ602のイニシャライズやユーザーへの警告等のエラー処理を行った後、本装置が本来行う動作をスタートする。
【0065】
これにより、2次電池605の電圧を判断する基準電圧発生回路608は、判断処理が再度入るため、それ程精度の高いものを用いなくても良くなり、装置全体を安価にすることができる。
【0066】
また、2次電池605の電圧が基準電圧以下の場合のみ、CPU601によりメモリ602のデータ内容のチェックを行い、データ・エラーの判断を行うという制御を行うことにより、通常の短い電源オフによるバック・アップからのシステム立ち上げ時は、メモリ602の容量が大きくても2次電池605の電圧が基準電圧以上であれば素早く立ち上がるため、ユーザーを待たせることがない。また、通常より長い電源オフによるバック・アップからのシステム立ち上げ時も、たとえ、2次電池605の電圧が基準電圧以下でも、メモリ602のデータ内容のチェックが再度行われるため、システムの立ち上げに時間はかかるが、メモリのデータ内容が正常の場合、それを利用することができるため、ユーザーの被害は最小限にと止めることができる。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明のファクシミリ装置によれば、装置全体を制御する装置制御部は、常時動作状態を保ち、待機状態が所定時間以上経過した場合に各構成要素を低消費電力待機モードに移行させ、各動作モードへ移行する起動要因を検出後に低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行するので、低価格化を円滑に図ることができると共に、低消費電力待機モードヘの移行及び復帰を迅速に行うことができ、しかも、さらなる低消費電力を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同ファクシミリ装置における自動受信時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図3】同ファクシミリ装置における自動送信時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図4】同ファクシミリ装置における手動送信/受信時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図5】同ファクシミリ装置における手動送信/受信時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図6】同ファクシミリ装置における手動送信/受信時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図7】同ファクシミリ装置におけるコピー時における低消費電力待機モードからの復帰動作制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るメモリのバックアップ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】同実施の形態に係るメモリのバックアップ装置の動作制御手順を示すフローチャートである。
【図10】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
101 制御部
102 ROM
103 RAM
104 各種状態検出部
105 時計計測部
106 読取部
107 操作部
108 記録部
109 表示部
110 通信部
111 呼出信号検出部
112 電源部
601 CPU
602 メモリ
603 DC/DCコンバータ
604 電圧検出回路
605 2次電池
606 ダイオード
607 抵抗
608 基準電圧発生回路
609 電源電圧出力
610 システム・バス・ライン

Claims (3)

  1. 原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、
    前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、
    前記制御手段は、自動受信において、呼び出し信号検出に応じた通信部の起動、記録部の起動の順に動作モード移行制御を行い、自動受信制御を行い、自動受信終了後、通信部の低消費電力待機モードへの移行、記録部の低消費電力待機モードへの移行の順に個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、
    前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、
    前記制御手段は、自動送信において、宛先入力に応じた通信部の起動原稿セットに応じた読取部の起動の順に動作モード移行制御を行い、自動送信制御を行い、自動送信終了後、通信部読取部の個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 原稿を読み取る読取部、画像を記録する記録部及び画像データ等を送受信する通信部の各構成要素が低消費電力待機モードを有し、常時動作状態を保ちファクシミリ装置全体を制御する制御手段と、各動作モードへ移行する起動要因を検出する起動要因検出手段とを有するファクシミリ装置において、
    前記制御手段は、前記起動要因検出手段により起動要因を検出後低消費電力待機モードとなっていた前記各構成要素を起動して動作モードに移行する動作モード移行制御を実行し、動作後に前記各構成要素を個別に低消費電力待機モードに移行させる個別待機モード移行制御を実行し、
    前記制御手段は、手動送受信において、オンフックキー押下に応じた通信部の起動送信又は受信を開始させるためのスタートキー押下に応じた読取部または記録部の起動の順に動作モード移行制御を行い、手動送受信制御を行い、手動送受信終了後、読取部または記録部の低消費電力待機モードへの移行、通信部の低消費電力待機モードへの移行の順に個別待機モード移行制御を行い、通信部の起動後、送信又は受信を開始させるためのスタートキーが押下されずオンフックを検出したことに応じて通信部を低消費電力待機モードへ移行する個別待機モード移行制御を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
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