JPH0291901A - 有極電磁石装置 - Google Patents
有極電磁石装置Info
- Publication number
- JPH0291901A JPH0291901A JP63245000A JP24500088A JPH0291901A JP H0291901 A JPH0291901 A JP H0291901A JP 63245000 A JP63245000 A JP 63245000A JP 24500088 A JP24500088 A JP 24500088A JP H0291901 A JPH0291901 A JP H0291901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- magnetic pole
- plate
- movable
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 66
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1638—Armatures not entering the winding
- H01F7/1646—Armatures or stationary parts of magnetic circuit having permanent magnet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H51/00—Electromagnetic relays
- H01H51/22—Polarised relays
- H01H51/2209—Polarised relays with rectilinearly movable armature
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば永久磁石と電磁コイルとの合成吸引
力により可動鉄心部分を駆動する有極電磁石装置、特に
その可動鉄心部分の構成に関するものである。
力により可動鉄心部分を駆動する有極電磁石装置、特に
その可動鉄心部分の構成に関するものである。
(従来の技術)
第2図(A)、(B)は例えば特開昭63−79304
号公報に示された従来の有極電磁石装置の構成を示す断
面図で、同図(A)は可動鉄心部分の復帰状態を示し、
同図(B)は可動鉄心部分の吸引状態を示す。なお、図
中に示す矢印は磁束の流れを示している。
号公報に示された従来の有極電磁石装置の構成を示す断
面図で、同図(A)は可動鉄心部分の復帰状態を示し、
同図(B)は可動鉄心部分の吸引状態を示す。なお、図
中に示す矢印は磁束の流れを示している。
図において(1g)はコの字形の固定鉄心で、(2)は
L字形の磁極板である。
L字形の磁極板である。
(4a)は可動鉄心棒で、両端面に第1の可動鉄心板(
5)と第2の可動鉄心板(5a)を固着して、可動鉄心
部分を構成している。
5)と第2の可動鉄心板(5a)を固着して、可動鉄心
部分を構成している。
(6) ハ電磁コイル、(7)は永久磁石で、この永久
磁石の一方の磁極面に、コの字形の固定鉄心(1a)の
中央片を当接し、他方の磁極面にL字形の磁極板(2)
の中央片を当接している。
磁石の一方の磁極面に、コの字形の固定鉄心(1a)の
中央片を当接し、他方の磁極面にL字形の磁極板(2)
の中央片を当接している。
(P)は第1の磁気ギャップで、コの字形の固定鉄心(
la)の脚片と第1の可動鉄心板(5)との間に形成さ
れる。(Q)は第2の磁気ギャップで、第1の可動鉄心
板(5)とL字形の磁極板(2)の脚片との間に形成さ
れる。(R1)は第3の磁気ギャップで、第2の可動鉄
心板(5a)と前記コの字形の固定鉄心(1a)の脚片
に対向している脚片との間に形成される。
la)の脚片と第1の可動鉄心板(5)との間に形成さ
れる。(Q)は第2の磁気ギャップで、第1の可動鉄心
板(5)とL字形の磁極板(2)の脚片との間に形成さ
れる。(R1)は第3の磁気ギャップで、第2の可動鉄
心板(5a)と前記コの字形の固定鉄心(1a)の脚片
に対向している脚片との間に形成される。
従来の有極電磁石装置は上記のように構成され、例えば
電磁コイル(6)が励磁されていない場合は、第2図(
A)に破線矢印で示す永久磁石(7)の磁束により、第
1の磁気ギャップ(P)に吸引力が最も強く働く。この
ため、可動鉄心部分は、Y方向に力を受けてコの字形の
固定鉄心(1a)の脚片に吸着し、復帰状態を維持して
いる。
電磁コイル(6)が励磁されていない場合は、第2図(
A)に破線矢印で示す永久磁石(7)の磁束により、第
1の磁気ギャップ(P)に吸引力が最も強く働く。この
ため、可動鉄心部分は、Y方向に力を受けてコの字形の
固定鉄心(1a)の脚片に吸着し、復帰状態を維持して
いる。
この時、電磁コイル(6)が励磁されると、第2図(A
)に実線矢印で示す磁束が発生し、前記第1の磁気ギャ
ップ(P)では、前記永久磁石(ア)の磁束(破線矢印
)と電磁コイル(6)による磁束(実線矢印)とが、お
互いに打ち消し合って吸弓力が小さくなる。一方、第2
の磁気ギャップ(Q)と第3の磁気ギャップ(R1)に
は、永久磁石(7)と電磁コイル(6)とによる合成吸
引力が、第1の磁気ギャップ(P)の吸引力より太き(
働いて、可動鉄心部分をX方向に駆動させ、コの字形の
固定鉄心(1a)の脚片に吸着する。そして、第2図(
B)に実線矢印と破線矢印で示す磁束により吸引状態を
維持する。
)に実線矢印で示す磁束が発生し、前記第1の磁気ギャ
ップ(P)では、前記永久磁石(ア)の磁束(破線矢印
)と電磁コイル(6)による磁束(実線矢印)とが、お
互いに打ち消し合って吸弓力が小さくなる。一方、第2
の磁気ギャップ(Q)と第3の磁気ギャップ(R1)に
は、永久磁石(7)と電磁コイル(6)とによる合成吸
引力が、第1の磁気ギャップ(P)の吸引力より太き(
働いて、可動鉄心部分をX方向に駆動させ、コの字形の
固定鉄心(1a)の脚片に吸着する。そして、第2図(
B)に実線矢印と破線矢印で示す磁束により吸引状態を
維持する。
コンタクタを例にとれば、図示を省略するが、引き外し
バネや接触圧力を出す押しバネの荷重が反抗力としてY
方向に加わっており、吸引状態で電磁コイル(6)の励
磁を解くと、この反抗力は、永久磁石(7)により発生
する磁束で生じる吸引力より大きく設定しであるため、
可動鉄心部分はY方向に駆動して復帰状態となる。
バネや接触圧力を出す押しバネの荷重が反抗力としてY
方向に加わっており、吸引状態で電磁コイル(6)の励
磁を解くと、この反抗力は、永久磁石(7)により発生
する磁束で生じる吸引力より大きく設定しであるため、
可動鉄心部分はY方向に駆動して復帰状態となる。
(発明が解決しようとする課題)
上記のような従来の有極電磁石装置では、可動鉄心部分
は第1の可動鉄心板(5)と第2の可動鉄心板(5a)
を、可動鉄心棒(4a)の両端面に夫々間るして構成し
ているため、可動鉄心部分を組立てた後、電磁コイル(
6)に組込むことができない。
は第1の可動鉄心板(5)と第2の可動鉄心板(5a)
を、可動鉄心棒(4a)の両端面に夫々間るして構成し
ているため、可動鉄心部分を組立てた後、電磁コイル(
6)に組込むことができない。
このため、電磁コイル(6)に可動鉄心棒(4a)を通
してから第1の可動鉄心板(5)または第2の可動鉄心
板(5a)のいずれかを可動鉄心棒(4a)に固着する
必要があり、組立てが難しくなるという問題点があった
。
してから第1の可動鉄心板(5)または第2の可動鉄心
板(5a)のいずれかを可動鉄心棒(4a)に固着する
必要があり、組立てが難しくなるという問題点があった
。
この発明は、かかる問題点を解決するためになすしたも
ので、吸引特性を悪くすることなく、組立てが容易な有
極電磁石装置を得ることを目的とする。
ので、吸引特性を悪くすることなく、組立てが容易な有
極電磁石装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明に係る有極電磁石装置は、略コの字形の固定鉄
心の中央片に、永久磁石の一方の磁極面を当接させ、他
方の磁極面をL字形の磁極板の中央片に当接させると共
に、前記固定鉄心の第1の脚片にリング磁極片を設けて
固定側の鉄心部分を構成している。
心の中央片に、永久磁石の一方の磁極面を当接させ、他
方の磁極面をL字形の磁極板の中央片に当接させると共
に、前記固定鉄心の第1の脚片にリング磁極片を設けて
固定側の鉄心部分を構成している。
また、前記り字形の磁極板の内側に配置された電磁コイ
、ルの孔部に貫通した可動鉄心棒の一方の端面に、前記
固定鉄心の第2の脚片とL字形の磁極板の脚片との間に
配置された可動鉄心板を固着し、他方の端面を前記リン
グ磁極片に挿入して可動側の鉄心部分を構成している。
、ルの孔部に貫通した可動鉄心棒の一方の端面に、前記
固定鉄心の第2の脚片とL字形の磁極板の脚片との間に
配置された可動鉄心板を固着し、他方の端面を前記リン
グ磁極片に挿入して可動側の鉄心部分を構成している。
そして、前記固定鉄心の第2の脚片と可動鉄心板との間
、可動鉄心板とL字形の磁極板の脚片との間及び可動鉄
心棒の端面と固定鉄心の第1の脚片との間に対応する第
1、第2及び第3の磁気ギャップが復帰側から吸引側に
向かって順次形成されている。
、可動鉄心板とL字形の磁極板の脚片との間及び可動鉄
心棒の端面と固定鉄心の第1の脚片との間に対応する第
1、第2及び第3の磁気ギャップが復帰側から吸引側に
向かって順次形成されている。
(作用)
この発明においては、固定鉄心の中央片とL字形の磁極
板の中央片とに挟装された永久磁石の磁束により、第1
の磁気ギャップに吸引力が働いて、固定鉄心の第2の脚
片と可動鉄心板は、お互いに吸着し、復帰状態を維持し
ている。
板の中央片とに挟装された永久磁石の磁束により、第1
の磁気ギャップに吸引力が働いて、固定鉄心の第2の脚
片と可動鉄心板は、お互いに吸着し、復帰状態を維持し
ている。
この時、電磁コイルに電圧が印加されると、電磁コイル
による磁束が発生し、前記第1の磁気ギャップでは、前
記永久磁石の磁束と電磁コイルによる磁束とは、お互い
に打ち消し合って吸引力が小さくなる。一方、第2の磁
気ギャップと第3の磁気ギャップには、永久磁石と電磁
コイルとによる合成吸引力が、第1の磁気ギャップCP
)の吸引力より大きく働いて、可動鉄心板とL字形の磁
極板の脚片、可動鉄心棒の端面と固定鉄心の第1の脚片
等がお互いに吸着し、吸引状態を維持する。
による磁束が発生し、前記第1の磁気ギャップでは、前
記永久磁石の磁束と電磁コイルによる磁束とは、お互い
に打ち消し合って吸引力が小さくなる。一方、第2の磁
気ギャップと第3の磁気ギャップには、永久磁石と電磁
コイルとによる合成吸引力が、第1の磁気ギャップCP
)の吸引力より大きく働いて、可動鉄心板とL字形の磁
極板の脚片、可動鉄心棒の端面と固定鉄心の第1の脚片
等がお互いに吸着し、吸引状態を維持する。
(実施例)
第1図(A)、(B)はこの発明の一実施例の構成を示
す断面図であり、同図(A)は可動鉄心部分の復帰状態
を示し、同図(B)は可動鉄心部分の吸引状態を示す。
す断面図であり、同図(A)は可動鉄心部分の復帰状態
を示し、同図(B)は可動鉄心部分の吸引状態を示す。
なお、図中に示す矢印は磁束の流れを示している。
図において(1)はフの字形の固定鉄心で、第1の脚片
は中央部分まで伸びている。(2)はL字形の磁極板、
(3)はリング磁極片で、コの字形の固定鉄心(1)を
対向に配置してなる前記固定鉄心の第1の脚片の接合部
を中心として設けられている。
は中央部分まで伸びている。(2)はL字形の磁極板、
(3)はリング磁極片で、コの字形の固定鉄心(1)を
対向に配置してなる前記固定鉄心の第1の脚片の接合部
を中心として設けられている。
(4)は可動鉄心棒で、一方の端面に第1の可動鉄心板
(5)を固着し、他方の端面はリング磁極片(3)に挿
入して可動鉄心部分を構成している。第1の可動鉄心板
(5)は、コの字形の固定鉄心(1)の第2の脚片とL
字形の磁極板(2)の脚片との間に位置している。
(5)を固着し、他方の端面はリング磁極片(3)に挿
入して可動鉄心部分を構成している。第1の可動鉄心板
(5)は、コの字形の固定鉄心(1)の第2の脚片とL
字形の磁極板(2)の脚片との間に位置している。
(8)は電磁コイル、(7)は永久磁石で、コの字形の
固定鉄心(1)とL字形の磁極板(2)との間に位置し
、前記コの字形の固定鉄心(1)の中央片と前記り字形
の磁極板(2)の中央片に夫々の磁極面が当接している
。
固定鉄心(1)とL字形の磁極板(2)との間に位置し
、前記コの字形の固定鉄心(1)の中央片と前記り字形
の磁極板(2)の中央片に夫々の磁極面が当接している
。
(P)は第1の磁気ギャップで、コの字形の固定鉄心(
1)の第2の脚片と第1の可動鉄心板(5)との間に形
成される。(Q)は第2の磁気ギャップで、第1の可動
鉄心板(5)とL字形の磁極板(2)の脚片との間に形
成される。(R)は第3の磁気ギヤツブで、可動鉄心棒
(4)の端面とコの字形の固定鉄心(1)の第1の脚片
との間に形成される。(S)は第4の磁気ギャップで、
リング磁極片(3)とそのリング磁極片(3)に挿入し
た可動鉄心棒(4)の外周との間に形成される。
1)の第2の脚片と第1の可動鉄心板(5)との間に形
成される。(Q)は第2の磁気ギャップで、第1の可動
鉄心板(5)とL字形の磁極板(2)の脚片との間に形
成される。(R)は第3の磁気ギヤツブで、可動鉄心棒
(4)の端面とコの字形の固定鉄心(1)の第1の脚片
との間に形成される。(S)は第4の磁気ギャップで、
リング磁極片(3)とそのリング磁極片(3)に挿入し
た可動鉄心棒(4)の外周との間に形成される。
上記のように構成された有極電磁石装置において、電磁
コイル(8)が励磁されていない場合は、第1図(A)
に破線矢印で示す永久磁石(7)の磁束により、第1の
磁気ギャップ(P)に吸引力が最も強く働く。このため
、可動鉄心部分は、Y方向に力を受けてコの字形の固定
鉄心(1)の第2の脚片に吸着し、復帰状態を維持して
いる。
コイル(8)が励磁されていない場合は、第1図(A)
に破線矢印で示す永久磁石(7)の磁束により、第1の
磁気ギャップ(P)に吸引力が最も強く働く。このため
、可動鉄心部分は、Y方向に力を受けてコの字形の固定
鉄心(1)の第2の脚片に吸着し、復帰状態を維持して
いる。
この時、電磁コイル(6)が励磁されると、第1図(A
)に実線矢印で示す磁束が発生し、前記第1の磁気ギャ
ップ(P)では、前記永久磁石(7)の磁束(破線矢印
)と電磁コイル(6)による磁束(実線矢印)とが、お
互いに打ち消し合って吸引力が小さくなる。一方、第2
の磁気ギャップ(Q)、第3の磁気ギャップ(R)、第
4の磁気ギャップ(S)等には、永久磁石(7)と電磁
コイル(8)とによる合成吸引力が、第1の磁気ギャッ
プ(P)の吸引力より太き(働いて、可動鉄心部分をX
方向に駆動させ、コの字形の固定鉄心(1)の第1の脚
片に吸着する。そして、第1図(B)に実線矢印と破線
矢印で示す磁束により吸引状態を維持する。
)に実線矢印で示す磁束が発生し、前記第1の磁気ギャ
ップ(P)では、前記永久磁石(7)の磁束(破線矢印
)と電磁コイル(6)による磁束(実線矢印)とが、お
互いに打ち消し合って吸引力が小さくなる。一方、第2
の磁気ギャップ(Q)、第3の磁気ギャップ(R)、第
4の磁気ギャップ(S)等には、永久磁石(7)と電磁
コイル(8)とによる合成吸引力が、第1の磁気ギャッ
プ(P)の吸引力より太き(働いて、可動鉄心部分をX
方向に駆動させ、コの字形の固定鉄心(1)の第1の脚
片に吸着する。そして、第1図(B)に実線矢印と破線
矢印で示す磁束により吸引状態を維持する。
ところで、第3の磁気ギャップ(R)に働く吸引力は、
可動鉄心棒(4)の端面の対向面積が小さいため従来例
より小さくなるが、第4の磁気ギャップ(S)に流れる
磁束で、リング磁極片(3)に挿入された可動鉄心棒(
4)の端部を、中に引き込む吸引力が加わる。このため
可動鉄心部分をX方向へ駆動する力は従来以上の効果を
奏する。
可動鉄心棒(4)の端面の対向面積が小さいため従来例
より小さくなるが、第4の磁気ギャップ(S)に流れる
磁束で、リング磁極片(3)に挿入された可動鉄心棒(
4)の端部を、中に引き込む吸引力が加わる。このため
可動鉄心部分をX方向へ駆動する力は従来以上の効果を
奏する。
コンタクタを例にとれば、図示は省略するが、引き外し
バネや接触圧力を出す押しバネの荷重が反抗力としてY
方向に加わっており、吸引状態で電磁コイル(6)の励
磁を解くと、この反抗力は、永久磁石(7)により発生
する磁束で生じる吸引力より大きく設定しであるため、
可動鉄心部分はY方向に駆動して復帰状態となる。
バネや接触圧力を出す押しバネの荷重が反抗力としてY
方向に加わっており、吸引状態で電磁コイル(6)の励
磁を解くと、この反抗力は、永久磁石(7)により発生
する磁束で生じる吸引力より大きく設定しであるため、
可動鉄心部分はY方向に駆動して復帰状態となる。
(発明の効果)
以上のようにこの発明によれば、可動鉄心棒の一方の端
面にのみ可動鉄心板を固着して可動鉄心部分を形成した
ので、可動鉄心部分を組立てた後、電磁コイルに組込む
ことができ、組立てが容易なものとなっている。さらに
、可動鉄心棒の他方の端面を固定側の鉄心部分に設けた
リング磁極片に挿入するようにしたので、従来以上の吸
引特性が得られている。
面にのみ可動鉄心板を固着して可動鉄心部分を形成した
ので、可動鉄心部分を組立てた後、電磁コイルに組込む
ことができ、組立てが容易なものとなっている。さらに
、可動鉄心棒の他方の端面を固定側の鉄心部分に設けた
リング磁極片に挿入するようにしたので、従来以上の吸
引特性が得られている。
また、前記可動鉄心棒の他方の端面には、可動鉄心板が
固着されていないので、従来例に比べて電磁コイルの巻
線スペースを大きくとれる。このため、電磁コイルのア
ンペア・ターン(起磁力)を大きくすることができるの
で、この点からも吸引力を大きくできるという効果が得
られている。
固着されていないので、従来例に比べて電磁コイルの巻
線スペースを大きくとれる。このため、電磁コイルのア
ンペア・ターン(起磁力)を大きくすることができるの
で、この点からも吸引力を大きくできるという効果が得
られている。
第1図(A)、(B)は夫々この発明の一実施例の構成
を示す断面図、第2図(A)、(B)は夫々従来の有極
電磁石装置の構成を示す断面図である。 図において、(1)は固定鉄心、(2)はLの字形の磁
極板、(3)はリング磁極片、(4)は可動鉄心棒、(
5)は第1の可動鉄心板、(5a)は第2の可動鉄心板
、(6)は電磁コイル、(7)は永久磁石である。また
、(P)は第1の磁気ギャップ、(Q)は第2の磁気ギ
ャップ、(R)は第3の磁気ギャップ、(S)は第4の
磁気ギャップである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐々木 宗 冶 第 図 手続補正書印類 平成 眸11月 1日
を示す断面図、第2図(A)、(B)は夫々従来の有極
電磁石装置の構成を示す断面図である。 図において、(1)は固定鉄心、(2)はLの字形の磁
極板、(3)はリング磁極片、(4)は可動鉄心棒、(
5)は第1の可動鉄心板、(5a)は第2の可動鉄心板
、(6)は電磁コイル、(7)は永久磁石である。また
、(P)は第1の磁気ギャップ、(Q)は第2の磁気ギ
ャップ、(R)は第3の磁気ギャップ、(S)は第4の
磁気ギャップである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐々木 宗 冶 第 図 手続補正書印類 平成 眸11月 1日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 永久磁石の吸引力と電磁コイルによる吸引力との合成吸
引力により、可動鉄心部分をバネの復帰力に抗して駆動
し、電磁コイルの励磁を解いたとき、可動鉄心部分をバ
ネの復帰力で復帰させる有極電磁石装置において、 略コの字形の固定鉄心の中央片に、永久磁石の一方の磁
極面を当接させ、他方の磁極面をL字形の磁極板の中央
片に当接させると共に、前記固定鉄心の第1の脚片にリ
ング磁極片を設けて固定側の鉄心部分を構成し、 前記L字形の磁極板の内側に配置された電磁コイルの孔
部に貫通した可動鉄心棒の一方の端面に、前記固定鉄心
の第2の脚片とL字形の磁極板の脚片との間に配置され
た可動鉄心板を固着し、他方の端面を前記リング磁極片
に挿入して可動側の鉄心部分を構成し、 前記固定鉄心の第2の脚片と可動鉄心板との間、可動鉄
心板とL字形の磁極板の脚片との間及び可動鉄心棒の端
面と固定鉄心の第1の脚片との間に対応する第1、第2
及び第3の磁気ギャップが復帰側から吸引側に向かって
順次形成されていることを特徴とする有極電磁石装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63245000A JP2552179B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 有極電磁石装置 |
US07/413,002 US4940958A (en) | 1988-09-29 | 1989-09-26 | Polarized electromagnetic apparatus |
DE3932274A DE3932274C2 (de) | 1988-09-29 | 1989-09-27 | Polarisierte elektromagnetische Vorrichtung |
KR9204299U KR920003075Y1 (ko) | 1988-09-29 | 1992-03-18 | 유극전자석장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63245000A JP2552179B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 有極電磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291901A true JPH0291901A (ja) | 1990-03-30 |
JP2552179B2 JP2552179B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17127092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63245000A Expired - Lifetime JP2552179B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 有極電磁石装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4940958A (ja) |
JP (1) | JP2552179B2 (ja) |
DE (1) | DE3932274C2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009060508A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Fuji Electric Systems Co., Ltd. | 電磁石装置 |
WO2011021330A1 (ja) * | 2009-08-20 | 2011-02-24 | 富士電機機器制御株式会社 | 有極電磁石 |
WO2012157170A1 (ja) | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
WO2012157215A1 (ja) | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 富士電機株式会社 | 接点機構及びこれを使用した電磁接触器 |
WO2013136713A1 (ja) | 2012-03-12 | 2013-09-19 | 富士電機機器制御株式会社 | 開閉器 |
WO2013153817A1 (ja) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
WO2013183224A1 (ja) | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2644634A1 (en) * | 1989-03-07 | 1990-09-21 | Matsushita Electric Works Ltd | Electromagnetic contactor |
DE4128983C2 (de) * | 1991-08-31 | 1996-02-29 | Harting Elektronik Gmbh | Polarisierter Hubmagnet |
US5522255A (en) * | 1993-08-31 | 1996-06-04 | Boehringer Mannheim Corporation | Fluid dose, flow and coagulation sensor for medical instrument |
US5841023A (en) * | 1993-08-31 | 1998-11-24 | Boehringer Mannheim Corporation | Magnet for medical instrument |
DE19509195B4 (de) * | 1995-03-14 | 2004-07-22 | Siemens Ag | Gleichstrom-Magnetsystem mit Dauermagnetunterstützung |
DE19608729C1 (de) * | 1996-03-06 | 1997-07-03 | Siemens Ag | Elektromagnetisches Schaltgerät |
DE102009037808B4 (de) * | 2009-08-18 | 2011-07-28 | Diehl Aerospace GmbH, 88662 | Induktiver Abstandssensor |
US20130137921A1 (en) * | 2011-11-28 | 2013-05-30 | Industrial Technology Research Institute | Propelling system and capsule applying the same |
EP2907146B1 (de) | 2012-10-12 | 2020-05-27 | Rhefor GbR | Skalierbarer hochdynamischer elektromagnetischer linearantrieb mit begrenztem hub und geringen querkräften |
CN113396019B (zh) * | 2019-03-12 | 2022-06-28 | 阿尔卑斯阿尔派株式会社 | 电磁驱动装置以及操作装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1417292A (fr) * | 1964-09-30 | 1965-11-12 | Moteur électrique à circuit magnétique en pont | |
JPS57180832A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Polarized relay |
US4509026A (en) * | 1981-04-30 | 1985-04-02 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Polarized electromagnetic relay |
FR2520152B1 (fr) * | 1982-01-20 | 1986-02-28 | Telemecanique Electrique | Electro-aimant a equipage mobile a aimant permanent a fonctionnement monostable |
FR2554960B1 (fr) * | 1983-11-16 | 1987-06-26 | Telemecanique Electrique | Electro-aimant comprenant des culasses et une armature comportant un aimant permanent muni sur ses faces polaires, de pieces polaires debordant de l'axe de l'aimant, cet axe etant perpendiculaire a la direction du mouvement |
FR2573567B1 (fr) * | 1984-11-19 | 1987-01-09 | Telemecanique Electrique | Electroaimant polarise presentant une disposition symetrique |
FR2569298B1 (fr) * | 1984-08-20 | 1986-12-05 | Telemecanique Electrique | Electro-aimant polarise a fonctionnement bi- ou mono-stable |
FR2569299B1 (fr) * | 1984-08-20 | 1986-12-05 | Telemecanique Electrique | Electro-aimant polarise presentant une disposition symetrique |
DE3505377C2 (de) * | 1985-02-16 | 1994-07-07 | Bosch Gmbh Robert | Druckregler |
JPS6379304A (ja) * | 1986-06-02 | 1988-04-09 | Fuji Electric Co Ltd | 有極電磁石装置 |
JPS63133604A (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 有極電磁石 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP63245000A patent/JP2552179B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-09-26 US US07/413,002 patent/US4940958A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-27 DE DE3932274A patent/DE3932274C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009060508A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Fuji Electric Systems Co., Ltd. | 電磁石装置 |
JP5016680B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2012-09-05 | 富士電機株式会社 | 電磁石装置 |
WO2011021330A1 (ja) * | 2009-08-20 | 2011-02-24 | 富士電機機器制御株式会社 | 有極電磁石 |
JP2011044279A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-03 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 有極電磁石 |
US8466761B2 (en) | 2009-08-20 | 2013-06-18 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. | Polarized electromagnet |
WO2012157170A1 (ja) | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
WO2012157215A1 (ja) | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 富士電機株式会社 | 接点機構及びこれを使用した電磁接触器 |
WO2013136713A1 (ja) | 2012-03-12 | 2013-09-19 | 富士電機機器制御株式会社 | 開閉器 |
WO2013153817A1 (ja) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
WO2013183224A1 (ja) | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
US9514896B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-12-06 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. | Electromagnetic contactor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3932274A1 (de) | 1990-04-05 |
US4940958A (en) | 1990-07-10 |
JP2552179B2 (ja) | 1996-11-06 |
DE3932274C2 (de) | 1999-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0291901A (ja) | 有極電磁石装置 | |
US4321570A (en) | Release electromagnet | |
JPH0140162Y2 (ja) | ||
JP2613904B2 (ja) | 有極電磁石 | |
JPH0221606A (ja) | 電磁石装置 | |
JPS60123005A (ja) | 有極型双安定ソレノイド | |
JP2004172516A (ja) | 有極電磁石装置 | |
KR920003075Y1 (ko) | 유극전자석장치 | |
JPH0226004A (ja) | 有極電磁石装置 | |
JPH01140607A (ja) | 電磁石装置 | |
JPH0117797Y2 (ja) | ||
JPH01140606A (ja) | 電磁石装置 | |
JPS63133605A (ja) | 有極電磁石装置 | |
JPH0322837Y2 (ja) | ||
JPH0260020A (ja) | 有極電磁石装置 | |
JPS6350819Y2 (ja) | ||
JPH04170008A (ja) | 電磁石 | |
JPH0316191Y2 (ja) | ||
JPH05251227A (ja) | 有極電磁石 | |
JPH01140608A (ja) | 電磁石装置 | |
JPS6084805A (ja) | 3安定型電磁石装置 | |
JPH071731B2 (ja) | 有極電磁石 | |
JPS58148408A (ja) | 有極型電磁石装置 | |
JPH0228903A (ja) | 電磁石装置 | |
JPH0228902A (ja) | 電磁石装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070822 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 13 |