JP2504479B2 - 有極電磁石 - Google Patents
有極電磁石Info
- Publication number
- JP2504479B2 JP2504479B2 JP62216088A JP21608887A JP2504479B2 JP 2504479 B2 JP2504479 B2 JP 2504479B2 JP 62216088 A JP62216088 A JP 62216088A JP 21608887 A JP21608887 A JP 21608887A JP 2504479 B2 JP2504479 B2 JP 2504479B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- yoke
- armature
- coil
- pole portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H51/00—Electromagnetic relays
- H01H51/22—Polarised relays
- H01H51/2209—Polarised relays with rectilinearly movable armature
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、リレー等の電磁開閉装置に適用される有
極電磁石に関するものである。
極電磁石に関するものである。
第8図および第10図に示すように、コイル30と、この
コイル30を貫通するとともにコイル30の両端側にそれぞ
れ接極子31を設けたプランジャ32と、コイル30の外側に
配置されて接極子31の内側に対向する第1の磁極部33を
形成した第1のヨーク34と、コイル30の外側に配置され
て接極子31の外側に対向する第2の磁極部35を形成した
第2のヨーク36と、第1のヨーク34の中間部と第2のヨ
ーク36の中間部との間に介在された永久磁石37とを備え
た有極電磁石がある。
コイル30を貫通するとともにコイル30の両端側にそれぞ
れ接極子31を設けたプランジャ32と、コイル30の外側に
配置されて接極子31の内側に対向する第1の磁極部33を
形成した第1のヨーク34と、コイル30の外側に配置され
て接極子31の外側に対向する第2の磁極部35を形成した
第2のヨーク36と、第1のヨーク34の中間部と第2のヨ
ーク36の中間部との間に介在された永久磁石37とを備え
た有極電磁石がある。
この有極電磁石は、接極子31と第2の磁極部35との間
の空隙の磁気抵抗R1,R2および接極子31と第1の磁極部3
3との間の空隙の磁気抵抗R3,R4とすると第9図の等価磁
気回路のようになる。この場合、コイル30の無励磁状態
で、接極子31が第1の磁極部33と第2の磁極部35の間の
略中央に位置するとき、R1+R4とR2+R3がほぼ等しいと
第8図のような高感度の双安定型の有極電磁石を実現で
きる。一方R1+R4とR2+R3に差を設けると第10図のシン
グル型の有極電磁石を実現でき、しかもこのシングル型
は第8図と比較して一方の第1の磁極部33を切断する等
して接極子31に対向する対向面積を他方よりも小さくす
ることにより簡単に達成することができる。
の空隙の磁気抵抗R1,R2および接極子31と第1の磁極部3
3との間の空隙の磁気抵抗R3,R4とすると第9図の等価磁
気回路のようになる。この場合、コイル30の無励磁状態
で、接極子31が第1の磁極部33と第2の磁極部35の間の
略中央に位置するとき、R1+R4とR2+R3がほぼ等しいと
第8図のような高感度の双安定型の有極電磁石を実現で
きる。一方R1+R4とR2+R3に差を設けると第10図のシン
グル型の有極電磁石を実現でき、しかもこのシングル型
は第8図と比較して一方の第1の磁極部33を切断する等
して接極子31に対向する対向面積を他方よりも小さくす
ることにより簡単に達成することができる。
第10図において、38はレシジュアルプレート、39は接
点圧ばね、40は可動接触子、41は可動接点、42は固定接
点である。
点圧ばね、40は可動接触子、41は可動接点、42は固定接
点である。
また第11図において、Q1は双安定型の無励磁吸引力曲
線、Q2は同じく励磁吸引力曲線であり、Q3はシングル型
の無励磁吸引曲線、Q4は励磁吸引力曲線、Q5はばね荷重
である。
線、Q2は同じく励磁吸引力曲線であり、Q3はシングル型
の無励磁吸引曲線、Q4は励磁吸引力曲線、Q5はばね荷重
である。
しかしながら、このシングル型の有極電磁石は、励磁
状態で第10図のように対向面積の小さい第1の磁極部33
と接極子31とが接近し磁気抵抗R3が大きいためプランジ
ャ32を保持する吸引力が小さく、第11図のように励磁吸
引力曲線Q4とばね荷重Q5との差が小さくなるという欠点
があった。
状態で第10図のように対向面積の小さい第1の磁極部33
と接極子31とが接近し磁気抵抗R3が大きいためプランジ
ャ32を保持する吸引力が小さく、第11図のように励磁吸
引力曲線Q4とばね荷重Q5との差が小さくなるという欠点
があった。
この発明の目的は、励磁した場合のプランジャの吸引
力を大きくすることができる有極電磁石を提供すること
である。
力を大きくすることができる有極電磁石を提供すること
である。
この発明の有極電磁石は、コイルと、このコイルを貫
通するとともに前記コイルの両端側にそれぞれ接極子を
設けたプランジャと、前記コイルの外側に位置されて前
記接極子の内側に対向する第1の磁極部を形成した第1
のヨークと、前記コイルの外側に配置されて前記接極子
の外側に対向する第2の磁極部を形成した第2のヨーク
と、前記第1のヨークの中間部と第2のヨークの中間部
との間に介在された永久磁石とを備えた有極電磁石にお
いて、前記コイルの外側に配置されて一方の前記接極子
の内側に対向する磁極部を有するとともに他方の前記接
極子の外側に対向する磁極部を有する第3のヨークを設
け、前記コイルの無励磁状態で、前記プランジャの前記
接極子が前記第1の磁極部と前記第2の磁極部との間の
略中央位置のとき、前記一方の接極子と前記第2の磁極
部の間の磁気抵抗と前記他方の接極子と前記第1の磁極
部との間の磁気抵抗との和よりも、前記一方の接極子と
前記第1の磁極部の間の磁気抵抗と前記他方の接極子と
前記第2の磁極部との間の磁気抵抗との和を大としたも
のである。
通するとともに前記コイルの両端側にそれぞれ接極子を
設けたプランジャと、前記コイルの外側に位置されて前
記接極子の内側に対向する第1の磁極部を形成した第1
のヨークと、前記コイルの外側に配置されて前記接極子
の外側に対向する第2の磁極部を形成した第2のヨーク
と、前記第1のヨークの中間部と第2のヨークの中間部
との間に介在された永久磁石とを備えた有極電磁石にお
いて、前記コイルの外側に配置されて一方の前記接極子
の内側に対向する磁極部を有するとともに他方の前記接
極子の外側に対向する磁極部を有する第3のヨークを設
け、前記コイルの無励磁状態で、前記プランジャの前記
接極子が前記第1の磁極部と前記第2の磁極部との間の
略中央位置のとき、前記一方の接極子と前記第2の磁極
部の間の磁気抵抗と前記他方の接極子と前記第1の磁極
部との間の磁気抵抗との和よりも、前記一方の接極子と
前記第1の磁極部の間の磁気抵抗と前記他方の接極子と
前記第2の磁極部との間の磁気抵抗との和を大としたも
のである。
この発明の構成によれば、コイルを励磁した場合に接
極子と第3のヨークとの間に吸引力が働くため、接極子
が励磁により吸引された位置において第1のヨークおよ
び第2のヨークと接極子との間の磁気抵抗が増大して
も、プランジャの吸引力を増大することができるシング
ル型の有極電磁石を提供することができる。
極子と第3のヨークとの間に吸引力が働くため、接極子
が励磁により吸引された位置において第1のヨークおよ
び第2のヨークと接極子との間の磁気抵抗が増大して
も、プランジャの吸引力を増大することができるシング
ル型の有極電磁石を提供することができる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図ないし第5図に基づ
いて説明する。すなわち、この有極電磁石は、コイル1
と,プランジャ2と,第1のヨーク3と,第2のヨーク
4と,永久磁石5と,第3のヨーク6からなる。
いて説明する。すなわち、この有極電磁石は、コイル1
と,プランジャ2と,第1のヨーク3と,第2のヨーク
4と,永久磁石5と,第3のヨーク6からなる。
コイル1は、コイル枠7に巻装されている。コイル枠
7は中間に貫通孔8を形成し、両端に第1のヨーク3,第
2のヨーク4および第3のヨーク6を保持する支持部9
〜11を有するフランジ12を設けている。
7は中間に貫通孔8を形成し、両端に第1のヨーク3,第
2のヨーク4および第3のヨーク6を保持する支持部9
〜11を有するフランジ12を設けている。
プランジャ2は、コイル1を貫通するとともにコイル
1の両端側にそれぞれ接極子13,14を設けている。すな
わち、プランジャ2は矩形の板状体がコイル枠7の貫通
孔8を貫通し、また板状体の両端に細幅部15を形成し、
接極子13,14の取付孔16を細幅部15に嵌着している。
1の両端側にそれぞれ接極子13,14を設けている。すな
わち、プランジャ2は矩形の板状体がコイル枠7の貫通
孔8を貫通し、また板状体の両端に細幅部15を形成し、
接極子13,14の取付孔16を細幅部15に嵌着している。
第1のヨーク3は、コイル1の外側に配置されて接極
子13,14の内側に対向する第1の磁極部17,18を形成して
いる。一方の第1の磁極部17は磁気抵抗が大きくなるよ
うに接極子13に対向する表面積を小さくしている。また
第1の磁極部17,18が支持部9に嵌着して、第1のヨー
ク3がコイル枠7に保持される。
子13,14の内側に対向する第1の磁極部17,18を形成して
いる。一方の第1の磁極部17は磁気抵抗が大きくなるよ
うに接極子13に対向する表面積を小さくしている。また
第1の磁極部17,18が支持部9に嵌着して、第1のヨー
ク3がコイル枠7に保持される。
第2のヨーク4はコイル1の外側に配置されて接極子
13,14の外側に対向する第2の磁極部19を形成してい
る。第2のヨーク4は第1のヨーク3の外側に位置し、
第2の磁極部19が支持部10に嵌着して第2のヨーク4が
コイル枠7に保持されている。
13,14の外側に対向する第2の磁極部19を形成してい
る。第2のヨーク4は第1のヨーク3の外側に位置し、
第2の磁極部19が支持部10に嵌着して第2のヨーク4が
コイル枠7に保持されている。
永久磁石5は、第1のヨーク3の中間部と第2のヨー
ク4の中間部との間に介在されている。永久磁石5は板
厚方向に着磁され、磁極N,Sで表示している。このた
め、第1の磁極部17,18に磁極Sが現れ、第2の磁極部1
9に磁極Nが現れる。
ク4の中間部との間に介在されている。永久磁石5は板
厚方向に着磁され、磁極N,Sで表示している。このた
め、第1の磁極部17,18に磁極Sが現れ、第2の磁極部1
9に磁極Nが現れる。
第3のヨーク6は、コイル1の外側に配置されて一方
の接極子13の内側に対向する磁極部21を有するとともに
他方の接極子14の外側に対向する磁極部22を有する。第
3のヨーク6の磁極部21,22も支持部11に嵌着されてコ
イル枠7に保持されている。
の接極子13の内側に対向する磁極部21を有するとともに
他方の接極子14の外側に対向する磁極部22を有する。第
3のヨーク6の磁極部21,22も支持部11に嵌着されてコ
イル枠7に保持されている。
23はレシジュアルプレート、24はばね荷重となる接点
圧ばねである。
圧ばねである。
第1図は励磁状態、第2図は無励磁状態である。無励
磁状態では永久磁石5の磁束Φ1が矢印のように、磁極
N→第2のヨーク4→第2の磁極部19→接極子13→プラ
ンジャ2→接極子14→第1の磁極部18→第1のヨーク3
→磁極Sを流れ、プランジャ2は接極子13が第2の磁極
部19に吸引され、接極子14が第1の磁極部18に吸引され
て安定状態となる。
磁状態では永久磁石5の磁束Φ1が矢印のように、磁極
N→第2のヨーク4→第2の磁極部19→接極子13→プラ
ンジャ2→接極子14→第1の磁極部18→第1のヨーク3
→磁極Sを流れ、プランジャ2は接極子13が第2の磁極
部19に吸引され、接極子14が第1の磁極部18に吸引され
て安定状態となる。
第4図はこの有極電磁石の等価回路を示し、Rg1,Rg2
は接極子13,14と第2の磁極部19との間の磁気抵抗、R
g3,Rg4は接極子13,14と第2の磁極部17,18との間の磁気
抵抗である。コイル1の無励磁状態で、プランジャ2の
接極子13,14がそれぞれ第1の磁極部17,18と第2の磁極
部19の略中央位置のとき、第1のヨーク3の構成によ
り、一方の接極子13と第2の磁極部19の間の磁気抵抗Rg
1と他方の接極子14と第1の磁極部18との間の磁気抵抗R
g4との和(Rg1+Rg4)よりも、一方の接極子13と第1の
磁極部17の間の磁気抵抗Rg3と他方の接極子14と第2の
磁極部19との間の磁気抵抗Rg2との和(Rg2+Rg3)が大
となっている。
は接極子13,14と第2の磁極部19との間の磁気抵抗、R
g3,Rg4は接極子13,14と第2の磁極部17,18との間の磁気
抵抗である。コイル1の無励磁状態で、プランジャ2の
接極子13,14がそれぞれ第1の磁極部17,18と第2の磁極
部19の略中央位置のとき、第1のヨーク3の構成によ
り、一方の接極子13と第2の磁極部19の間の磁気抵抗Rg
1と他方の接極子14と第1の磁極部18との間の磁気抵抗R
g4との和(Rg1+Rg4)よりも、一方の接極子13と第1の
磁極部17の間の磁気抵抗Rg3と他方の接極子14と第2の
磁極部19との間の磁気抵抗Rg2との和(Rg2+Rg3)が大
となっている。
また、第5図は吸引力特性曲線を示し、P1は無励磁吸
引力曲線、P2はばね荷重、P3は励磁吸引力曲線である。
引力曲線、P2はばね荷重、P3は励磁吸引力曲線である。
第1図に示す励磁状態は、第2図の無励磁状態のプラ
ンジャ2を通過する磁束Φ1と反対向きに励磁するよう
にコイル1に電流を流すと、接極子13,14に第1の磁極
部18および第2の磁極部19に現れている磁極N,Sと同極
の磁極が現れるので反発力を生じ、離れた側の第1の磁
極部17および第2の磁極部19に吸引される。この場合、
第4図のように磁束Φ2が第1のヨーク3および第2の
ヨーク4を流れ、第3のヨーク6を考慮しない場合のプ
ランジャ2の吸引力は第5図のように第11図と同じ励磁
吸引力曲線Q4を示す。一方、励磁状態では第3のヨーク
6の磁極部21,22と接極子13,14との間の磁気抵抗Rg5,Rg
6を通じて磁束Φ3が流れ、接極子13,14と磁極部21,22
間に吸引力が発生するため、全体の励磁吸引力曲線P3と
なり、励磁吸引力曲線Q4よりもばね荷重P2から大きく離
れ、プランジャ2の吸引力は大きくなる。
ンジャ2を通過する磁束Φ1と反対向きに励磁するよう
にコイル1に電流を流すと、接極子13,14に第1の磁極
部18および第2の磁極部19に現れている磁極N,Sと同極
の磁極が現れるので反発力を生じ、離れた側の第1の磁
極部17および第2の磁極部19に吸引される。この場合、
第4図のように磁束Φ2が第1のヨーク3および第2の
ヨーク4を流れ、第3のヨーク6を考慮しない場合のプ
ランジャ2の吸引力は第5図のように第11図と同じ励磁
吸引力曲線Q4を示す。一方、励磁状態では第3のヨーク
6の磁極部21,22と接極子13,14との間の磁気抵抗Rg5,Rg
6を通じて磁束Φ3が流れ、接極子13,14と磁極部21,22
間に吸引力が発生するため、全体の励磁吸引力曲線P3と
なり、励磁吸引力曲線Q4よりもばね荷重P2から大きく離
れ、プランジャ2の吸引力は大きくなる。
励磁を解くとばね荷重P2によりプランジャ2は第2図
の状態に復帰する。
の状態に復帰する。
この実施例によれば、コイル1を励磁した場合に接極
子13,14と第3のヨーク6との間に吸引力が働くため、
プランジャ2の吸引力を増大することができる。
子13,14と第3のヨーク6との間に吸引力が働くため、
プランジャ2の吸引力を増大することができる。
特に磁気抵抗(Rg1+Rg4)よりも磁気抵抗(Rg2+R
g3)を大としたシングル型の電磁開閉装置に適用すると
効果が高くなり、小型で高効率な特性が得られる。
g3)を大としたシングル型の電磁開閉装置に適用すると
効果が高くなり、小型で高効率な特性が得られる。
この発明の第2の実施例を第6図に示す。すなわち、
この有極電磁石は、第1のヨーク3の磁極部17の接極子
13に対する表面積および第2のヨーク4の一方の磁極部
19の接極子14に対する表面積を極端に小さくして磁気抵
抗Rg2,Rg3をより大きくしたものである。この場合の吸
引力特性は第7図のようになる。すなわち、P4は無励磁
吸引力曲線、P5は第3のヨーク6がない場合の励磁吸引
力曲線、P6は第3のヨーク6がある場合の励磁吸引力曲
線である。
この有極電磁石は、第1のヨーク3の磁極部17の接極子
13に対する表面積および第2のヨーク4の一方の磁極部
19の接極子14に対する表面積を極端に小さくして磁気抵
抗Rg2,Rg3をより大きくしたものである。この場合の吸
引力特性は第7図のようになる。すなわち、P4は無励磁
吸引力曲線、P5は第3のヨーク6がない場合の励磁吸引
力曲線、P6は第3のヨーク6がある場合の励磁吸引力曲
線である。
この発明の有極電磁石によれば、コイルを励磁した場
合に接極子と第3のヨークとの間に吸引力が働くため、
接極子が励磁により吸引された位置において第1のヨー
クおよび第2のヨークと接極子との間の磁気抵抗が増大
しても、プランジャの吸引力を増大することができるシ
ングル型の有極電磁石を提供することができる。
合に接極子と第3のヨークとの間に吸引力が働くため、
接極子が励磁により吸引された位置において第1のヨー
クおよび第2のヨークと接極子との間の磁気抵抗が増大
しても、プランジャの吸引力を増大することができるシ
ングル型の有極電磁石を提供することができる。
第1図はこの発明の第1の実施例の励磁状態の断面図、
第2図は無励磁状態の断面図、第3図は分解斜視図、第
4図は等価磁気回路図、第5図は吸引力特性図、第6図
は第2の実施例の断面図、第7図はその吸引力特性図、
第8図は双安定型の従来例の断面図、第9図はその等価
磁気回路図、第10図はシングル型の従来例の断面図、第
11図は吸引力特性図である。 1……コイル、2……プランジャ、3……第1のヨー
ク、4……第2のヨーク、5……永久磁石、6……第3
のヨーク、13,14……接極子、17,18……第1の磁極部、
19……第2の磁極部、21,22……磁極部
第2図は無励磁状態の断面図、第3図は分解斜視図、第
4図は等価磁気回路図、第5図は吸引力特性図、第6図
は第2の実施例の断面図、第7図はその吸引力特性図、
第8図は双安定型の従来例の断面図、第9図はその等価
磁気回路図、第10図はシングル型の従来例の断面図、第
11図は吸引力特性図である。 1……コイル、2……プランジャ、3……第1のヨー
ク、4……第2のヨーク、5……永久磁石、6……第3
のヨーク、13,14……接極子、17,18……第1の磁極部、
19……第2の磁極部、21,22……磁極部
Claims (1)
- 【請求項1】コイルと、このコイルを貫通するとともに
前記コイルの両端側にそれぞれ接極子を設けたプランジ
ャと、前記コイルの外側に位置されて前記接極子の内側
に対向する第1の磁極部を形成した第1のヨークと、前
記コイルの外側に配置されて前記接極子の外側に対向す
る第2の磁極部を形成した第2のヨークと、前記第1の
ヨークの中間部と第2のヨークの中間部との間に介在さ
れた永久磁石とを備えた有極電磁石において、前記コイ
ルの外側に配置されて一方の前記接極子の内側に対向す
る磁極部を有するとともに他方の前記接極子の外側に対
向する磁極部を有する第3のヨークを設け、前記コイル
の無励磁状態で、前記プランジャの前記接極子が前記第
1の磁極部と前記第2の磁極部との間の略中央位置のと
き、前記一方の接極子と前記第2の磁極部の間の磁気抵
抗と前記他方の接極子と前記第1の磁極部との間の磁気
抵抗との和よりも、前記一方の接極子と前記第1の磁極
部の間の磁気抵抗と前記他方の接極子と前記第2の磁極
部との間の磁気抵抗との和を大とした有極電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62216088A JP2504479B2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 有極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62216088A JP2504479B2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 有極電磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6457544A JPS6457544A (en) | 1989-03-03 |
JP2504479B2 true JP2504479B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=16683058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62216088A Expired - Lifetime JP2504479B2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 有極電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504479B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4754975B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2011-08-24 | 三菱電機株式会社 | 有極電磁石 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59148304A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁石装置 |
-
1987
- 1987-08-26 JP JP62216088A patent/JP2504479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6457544A (en) | 1989-03-03 |