JPH0155563B2 - - Google Patents
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- JPH0155563B2 JPH0155563B2 JP58023515A JP2351583A JPH0155563B2 JP H0155563 B2 JPH0155563 B2 JP H0155563B2 JP 58023515 A JP58023515 A JP 58023515A JP 2351583 A JP2351583 A JP 2351583A JP H0155563 B2 JPH0155563 B2 JP H0155563B2
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- JP
- Japan
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- yoke
- armature
- coil
- air gap
- permanent magnet
- Prior art date
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- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 3
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- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1638—Armatures not entering the winding
- H01F7/1646—Armatures or stationary parts of magnetic circuit having permanent magnet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/121—Guiding or setting position of armatures, e.g. retaining armatures in their end position
- H01F7/122—Guiding or setting position of armatures, e.g. retaining armatures in their end position by permanent magnets
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、アマチヤとヨークとで構成される磁
気回路中に永久磁石を介在させ、その永久磁石の
磁束にコイルの起磁力を重畳させることによつて
アマチヤを移行させるいわゆる、有極型電磁石装
置に関する。
気回路中に永久磁石を介在させ、その永久磁石の
磁束にコイルの起磁力を重畳させることによつて
アマチヤを移行させるいわゆる、有極型電磁石装
置に関する。
従来技術
第1図は、先行技術における有極型電磁石装置
の基本構造図である。磁性材料から成るU字型の
ヨーク1は、内側面を接極面とした左側片2およ
び右側片3、ならびに左右側片2,3を連ねる水
平片4を有する。ヨーク5は、ヨーク1の左右側
片2,3より短い長さで、水平片4と対面する。
ヨーク5の左右外側面を接極面6,7としてい
る。永久磁石8はヨーク1とヨーク5との間に介
在し、その磁化軸方向が垂直となる。ヨーク1、
ヨーク5、および永久磁石8を1ブロツクとして
上下に配置する。アマチヤ9は、水平移行型とな
り、水平棒12とアマチヤプレート10,11と
から成る。アマチヤプレート10は、その内外両
側面を接極面13,14としている。アマチヤプ
レート11は、その内外両側面を接極面15,1
6としている。アマチヤプレート10の接極面1
3がヨーク5の接極面6に対峙し、アマチヤプレ
ート10の接極面14がヨーク1の左側片2の接
極面17に対峙する。アマチヤプレート11の接
極面15がヨーク5の接極面7に対峙し、アマチ
ヤプレート11の接極面16がヨーク1の接極面
18に対峙する。接極面6と接極面13との間は
エヤーギヤツプ19を有し、接極面14と接極面
17との間はエヤーギヤツプ20を有する。また
接極面7と接極面15との間はエヤーギヤツプ2
1を有し、接極面16と接極面18との間はエヤ
ーギヤツプ22を有する。コイル23にはアマチ
ヤ9の水平棒12が貫通している。
の基本構造図である。磁性材料から成るU字型の
ヨーク1は、内側面を接極面とした左側片2およ
び右側片3、ならびに左右側片2,3を連ねる水
平片4を有する。ヨーク5は、ヨーク1の左右側
片2,3より短い長さで、水平片4と対面する。
ヨーク5の左右外側面を接極面6,7としてい
る。永久磁石8はヨーク1とヨーク5との間に介
在し、その磁化軸方向が垂直となる。ヨーク1、
ヨーク5、および永久磁石8を1ブロツクとして
上下に配置する。アマチヤ9は、水平移行型とな
り、水平棒12とアマチヤプレート10,11と
から成る。アマチヤプレート10は、その内外両
側面を接極面13,14としている。アマチヤプ
レート11は、その内外両側面を接極面15,1
6としている。アマチヤプレート10の接極面1
3がヨーク5の接極面6に対峙し、アマチヤプレ
ート10の接極面14がヨーク1の左側片2の接
極面17に対峙する。アマチヤプレート11の接
極面15がヨーク5の接極面7に対峙し、アマチ
ヤプレート11の接極面16がヨーク1の接極面
18に対峙する。接極面6と接極面13との間は
エヤーギヤツプ19を有し、接極面14と接極面
17との間はエヤーギヤツプ20を有する。また
接極面7と接極面15との間はエヤーギヤツプ2
1を有し、接極面16と接極面18との間はエヤ
ーギヤツプ22を有する。コイル23にはアマチ
ヤ9の水平棒12が貫通している。
永久磁石8の磁束は実線xで、コイル23の磁
束は破線yで示す。永久磁石8の磁束xは次のよ
うに流れる。永久磁石8のN極→ヨーク1→エヤ
ーギヤツプ20および22→アマチヤプレート1
0および11→エヤーギヤツプ19および21→
ヨーク5→永久磁石8のS極となる。
束は破線yで示す。永久磁石8の磁束xは次のよ
うに流れる。永久磁石8のN極→ヨーク1→エヤ
ーギヤツプ20および22→アマチヤプレート1
0および11→エヤーギヤツプ19および21→
ヨーク5→永久磁石8のS極となる。
コイル23の磁束yは次のように流れる。コイ
ル23→水平棒12→アマチヤプレート10→エ
ヤーギヤツプ19→ヨーク5→エヤーギヤツプ2
1→アマチヤプレート11→水平棒12となる。
ル23→水平棒12→アマチヤプレート10→エ
ヤーギヤツプ19→ヨーク5→エヤーギヤツプ2
1→アマチヤプレート11→水平棒12となる。
また、アマチヤプレート10からエヤーギヤツ
プ20→ヨーク1→エヤーギヤツプ22→アマチ
ヤプレート11→水平棒12ともなる。
プ20→ヨーク1→エヤーギヤツプ22→アマチ
ヤプレート11→水平棒12ともなる。
したがつて磁束x,yによつてアマチヤ9は、
軸線25の方向にそつて第1図の右に移行する。
コイル23に流れる電流の向きを逆にすれば、ア
マチヤ9は第1図の左に移行する。
軸線25の方向にそつて第1図の右に移行する。
コイル23に流れる電流の向きを逆にすれば、ア
マチヤ9は第1図の左に移行する。
一般にこのような有極型電磁石装置は、外部に
取り付けられたばね負荷(図示せず)を駆動させ
ることに利用される。第1図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すと、第2図のようになる。第2図にお
いて、曲線Aはコイル23の定格励磁状態におけ
る吸引力特性を示し、曲線Bはコイル23の感動
励磁状態における吸引特性を示し、曲線Cはコイ
ル23の開放励磁状態における吸引力特性を示
し、曲線Dはコイル23の無励磁状態における吸
引力特性を示す。また曲線Eはばね負荷を示す。
さらに第2図において、左端のラインL1は、エ
ヤーギヤツプ20,21が閉じる位置を示し、右
端のラインL2はエヤーギヤツプ19,22が閉
じる位置を示す。
取り付けられたばね負荷(図示せず)を駆動させ
ることに利用される。第1図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すと、第2図のようになる。第2図にお
いて、曲線Aはコイル23の定格励磁状態におけ
る吸引力特性を示し、曲線Bはコイル23の感動
励磁状態における吸引特性を示し、曲線Cはコイ
ル23の開放励磁状態における吸引力特性を示
し、曲線Dはコイル23の無励磁状態における吸
引力特性を示す。また曲線Eはばね負荷を示す。
さらに第2図において、左端のラインL1は、エ
ヤーギヤツプ20,21が閉じる位置を示し、右
端のラインL2はエヤーギヤツプ19,22が閉
じる位置を示す。
第2図から明らかなように、コイル23が無励
磁状態では、エヤーギヤツプ20,21を閉じる
状態で安定し、コイル23に感動電圧を印加する
と、エヤーギヤツプ19,22を閉じる状態に移
行する。このばね負荷が第2図のようにアマチヤ
9の移動量の一部に片寄つている場合、第1図の
有極型電磁石装置では、磁気吸引力とばね負荷の
整合が容易ではない。たとえば第2図に示す点a
および点bで、アマチヤ9の吸引力がばね負荷に
負けて、アマチヤ9が途中で止まるという問題が
生じたり、アマチヤ9の保持力が不足し耐振およ
び耐衝性特性が劣るという問題がある。
磁状態では、エヤーギヤツプ20,21を閉じる
状態で安定し、コイル23に感動電圧を印加する
と、エヤーギヤツプ19,22を閉じる状態に移
行する。このばね負荷が第2図のようにアマチヤ
9の移動量の一部に片寄つている場合、第1図の
有極型電磁石装置では、磁気吸引力とばね負荷の
整合が容易ではない。たとえば第2図に示す点a
および点bで、アマチヤ9の吸引力がばね負荷に
負けて、アマチヤ9が途中で止まるという問題が
生じたり、アマチヤ9の保持力が不足し耐振およ
び耐衝性特性が劣るという問題がある。
目 的
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、
ばね負荷に負けて途中で止まらないようにアマチ
ヤを移行させる有極型電磁石装置を提供すること
である。
ばね負荷に負けて途中で止まらないようにアマチ
ヤを移行させる有極型電磁石装置を提供すること
である。
実施例
第3図は、本発明の一実施例の基本構造図を示
す。磁性材料から成るU字型の第1ヨーク30
は、左側片31および内側面を接極面とした右側
片2、ならびにこれらの左右側片31,32を連
らねる水平片33を有する。第2ヨーク34は、
第1ヨーク30の左右側片31,32間より短い
長さで、水平片33と対峙する。この第2ヨーク
34の右外側面を接極面35としている。永久磁
石36は第1ヨーク30と第2ヨーク34との間
に介在し、その磁化軸方向が垂直となる。第1ヨ
ーク30、第2ヨーク34、および永久磁石36
を1ブロツクとして上下に配置する。アマチヤ3
7は、水平移行型となり、水平棒38とアマチヤ
プレート39とから成る。アマチヤプレート39
は、その内外両側面を接極面40,41としてい
る。このアマチヤプレート39の接極面40が第
2ヨーク34の接極面35に対峙し、アマチヤプ
レート39の接極面41が第1ヨーク30の右側
片32の接極面42に対峙する。接極面35と接
極面40との間はエヤーギヤツプ43を有し、接
極面41と接極面42との間はエヤーギヤツプ4
4を有する。コイル45にはアマチヤ37の水平
棒38が貫通している。
す。磁性材料から成るU字型の第1ヨーク30
は、左側片31および内側面を接極面とした右側
片2、ならびにこれらの左右側片31,32を連
らねる水平片33を有する。第2ヨーク34は、
第1ヨーク30の左右側片31,32間より短い
長さで、水平片33と対峙する。この第2ヨーク
34の右外側面を接極面35としている。永久磁
石36は第1ヨーク30と第2ヨーク34との間
に介在し、その磁化軸方向が垂直となる。第1ヨ
ーク30、第2ヨーク34、および永久磁石36
を1ブロツクとして上下に配置する。アマチヤ3
7は、水平移行型となり、水平棒38とアマチヤ
プレート39とから成る。アマチヤプレート39
は、その内外両側面を接極面40,41としてい
る。このアマチヤプレート39の接極面40が第
2ヨーク34の接極面35に対峙し、アマチヤプ
レート39の接極面41が第1ヨーク30の右側
片32の接極面42に対峙する。接極面35と接
極面40との間はエヤーギヤツプ43を有し、接
極面41と接極面42との間はエヤーギヤツプ4
4を有する。コイル45にはアマチヤ37の水平
棒38が貫通している。
永久磁石36の磁束は実線Xで、コイル45の
磁束は破線Yで示す。永久磁石36の磁束Xは次
のように流れる。
磁束は破線Yで示す。永久磁石36の磁束Xは次
のように流れる。
永久磁石36のN極→第1ヨーク30の水平片
33→第1ヨーク30の右側片32→エヤーギヤ
ツプ44→アマチヤプレート39→エヤーギヤツ
プ43→第2ヨーク34→永久磁石36のS極と
なる。
33→第1ヨーク30の右側片32→エヤーギヤ
ツプ44→アマチヤプレート39→エヤーギヤツ
プ43→第2ヨーク34→永久磁石36のS極と
なる。
また、N極→水平片33→左側片31→エヤー
ギヤツプ46→水平棒38→アマチヤプレート3
9→エヤーギヤツプ43→第2ヨーク34→S極
ともなる。
ギヤツプ46→水平棒38→アマチヤプレート3
9→エヤーギヤツプ43→第2ヨーク34→S極
ともなる。
コイル45に矢符の方向の電流iを流すと、コ
イル45の磁束Yは次のように流れる。
イル45の磁束Yは次のように流れる。
コイル45→アマチヤ37の水平棒38→エヤ
ーギヤツプ46→第1ヨーク30→エヤーギヤツ
プ44→アマチヤプレート39→水平棒38とな
る。また、水平片33から永久磁石36→第2ヨ
ーク34→エヤーギヤツプ43→アマチヤプレー
ト39→水平棒38ともなる。
ーギヤツプ46→第1ヨーク30→エヤーギヤツ
プ44→アマチヤプレート39→水平棒38とな
る。また、水平片33から永久磁石36→第2ヨ
ーク34→エヤーギヤツプ43→アマチヤプレー
ト39→水平棒38ともなる。
そこで、エヤーギヤツプ43,44を観察する
と、永久磁石36とコイル45との磁束X,Yの
方向はエヤーギヤツプ43においては互に反対方
向、エヤーギヤツプ44においては同一方向とな
つている。
と、永久磁石36とコイル45との磁束X,Yの
方向はエヤーギヤツプ43においては互に反対方
向、エヤーギヤツプ44においては同一方向とな
つている。
したがつて、第1ヨーク30と第2ヨーク34
とアマチヤ37とは磁束X,Yの同一方向で重畳
して吸引力が作用し、反対方向では互に打消して
反発力が作用するから、第3図ではアマチヤ37
が矢符Wで示す方向に水平移行して、アマチヤ3
7のアマチヤプレート39と第1ヨーク30の右
側片32とが吸着する。
とアマチヤ37とは磁束X,Yの同一方向で重畳
して吸引力が作用し、反対方向では互に打消して
反発力が作用するから、第3図ではアマチヤ37
が矢符Wで示す方向に水平移行して、アマチヤ3
7のアマチヤプレート39と第1ヨーク30の右
側片32とが吸着する。
このときの磁束Yは次のように流れる。
水平棒38→エヤーギヤツプ46→第1ヨーク
30→アマチヤプレート39→水平棒38とな
る。この磁気回路の磁気抵抗は非常に小さいの
で、アマチヤ37の磁気吸引力は急激に大きいも
のとなる。
30→アマチヤプレート39→水平棒38とな
る。この磁気回路の磁気抵抗は非常に小さいの
で、アマチヤ37の磁気吸引力は急激に大きいも
のとなる。
この吸着状態の維持はコイル45に流れる電流
を遮断しても永久磁石36の磁束で行なわれる。
を遮断しても永久磁石36の磁束で行なわれる。
アマチヤ37を上記とは逆に左方向に水平移行
させるときは、コイル45に上記とは逆向の電流
を流し、起磁束Yを第3図とは逆に作用させる。
エヤーギヤツプ43,44は上記とは反転し、エ
ヤーギヤツプ43で同一方向、エヤーギヤツプ4
4で反対方向となり、アマチヤ37は矢符Wで示
す方向とは逆向きの左方向に水平移行する。吸着
状態の維持は上記と同様永久磁石36の磁束でな
される。
させるときは、コイル45に上記とは逆向の電流
を流し、起磁束Yを第3図とは逆に作用させる。
エヤーギヤツプ43,44は上記とは反転し、エ
ヤーギヤツプ43で同一方向、エヤーギヤツプ4
4で反対方向となり、アマチヤ37は矢符Wで示
す方向とは逆向きの左方向に水平移行する。吸着
状態の維持は上記と同様永久磁石36の磁束でな
される。
以上から観察すると、コイル45の起磁束Yが
磁気抵抗の大きい永久磁石36を通過しなくても
よい磁路を有するのでコイル45の吸引力は高感
度となる。また、アマチヤ37はコイル45およ
び永久磁石36を固定しない単独動作を行ない、
質量は最小限度となる。
磁気抵抗の大きい永久磁石36を通過しなくても
よい磁路を有するのでコイル45の吸引力は高感
度となる。また、アマチヤ37はコイル45およ
び永久磁石36を固定しない単独動作を行ない、
質量は最小限度となる。
一般にこのような有極型電磁石装置は、外部に
取り付けられたばね負荷(図示せず)を駆動させ
ることに利用される。第3図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すと、第4図のようになる。第4図にお
いて曲線Fはコイル45の定格励磁状態における
吸引力特性を示し、曲線Gはコイル45の感動励
磁状態における吸引力特性を示し、曲線Hはコイ
ル45の開放励磁状態における吸引力特性を示
し、曲線Jはコイル45の無励磁状態における吸
引力特性を示す。また曲線Kはばね負荷を示す。
さらに第4図において、左端のラインL1はエヤ
ーギヤツプ43が閉じる位置を示し、右端のライ
ンL2はエヤーギヤツプ44が閉じる位置を示
す。
取り付けられたばね負荷(図示せず)を駆動させ
ることに利用される。第3図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すと、第4図のようになる。第4図にお
いて曲線Fはコイル45の定格励磁状態における
吸引力特性を示し、曲線Gはコイル45の感動励
磁状態における吸引力特性を示し、曲線Hはコイ
ル45の開放励磁状態における吸引力特性を示
し、曲線Jはコイル45の無励磁状態における吸
引力特性を示す。また曲線Kはばね負荷を示す。
さらに第4図において、左端のラインL1はエヤ
ーギヤツプ43が閉じる位置を示し、右端のライ
ンL2はエヤーギヤツプ44が閉じる位置を示
す。
第4図から明らかなように、コイル45が無励
磁状態では、エヤーギヤツプ43を閉じる状態で
安定し、コイル45に感動電圧を印加すると、エ
ヤーギヤツプ44を閉じる状態に移行する。ばね
負荷が第4図のようにアマチヤ37の移動量の一
部に片寄つている場合、たとえば点lおよび点m
でもアマチヤ37の吸引力の方がばね負荷より大
きいため、アマチヤ37は途中で止まることなく
移行することができる。この有極型電磁石装置の
磁気吸引力特性は、アマチヤ37が矢符W方向に
移行するにつれて磁気吸引力が急激に増加する様
な特性である。
磁状態では、エヤーギヤツプ43を閉じる状態で
安定し、コイル45に感動電圧を印加すると、エ
ヤーギヤツプ44を閉じる状態に移行する。ばね
負荷が第4図のようにアマチヤ37の移動量の一
部に片寄つている場合、たとえば点lおよび点m
でもアマチヤ37の吸引力の方がばね負荷より大
きいため、アマチヤ37は途中で止まることなく
移行することができる。この有極型電磁石装置の
磁気吸引力特性は、アマチヤ37が矢符W方向に
移行するにつれて磁気吸引力が急激に増加する様
な特性である。
効 果
以上のように本発明によれば、第1ヨークおよ
び第2ヨークの各接極面と離合する水平移行型の
アマチヤの片面を第1ヨークおよび第2ヨークの
左右側片のうち一方と対峙するアマチヤプレート
を形成することによつて、アマチヤの移行に伴な
い磁気吸引力が急激に増加し、片寄つた外部のバ
ネ負荷に対しても容易に整合が可能となる。
び第2ヨークの各接極面と離合する水平移行型の
アマチヤの片面を第1ヨークおよび第2ヨークの
左右側片のうち一方と対峙するアマチヤプレート
を形成することによつて、アマチヤの移行に伴な
い磁気吸引力が急激に増加し、片寄つた外部のバ
ネ負荷に対しても容易に整合が可能となる。
第1図は先行技術における有極型電磁石装置の
基本構造図、第2図は第1図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すグラフ、第3図は本発明の一実施例の
基本構造図、第4図は第3図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すグラフである。 30……第1ヨーク、31……左側片、32…
…右側片、33……水平片、34……第2ヨー
ク、35……接極面、36……永久磁石、37…
…アマチヤ、39……アマチヤプレート、46…
…エヤーギヤツプ。
基本構造図、第2図は第1図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すグラフ、第3図は本発明の一実施例の
基本構造図、第4図は第3図に示した有極型電磁
石装置による磁気吸引力およびばね負荷との整合
状態を示すグラフである。 30……第1ヨーク、31……左側片、32…
…右側片、33……水平片、34……第2ヨー
ク、35……接極面、36……永久磁石、37…
…アマチヤ、39……アマチヤプレート、46…
…エヤーギヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内側面を接極面とした左右側片とこの左右側
片を連ねる水平片とでなるU字型の第1ヨーク
と、 この左右側片間より短い長さで水平片と対峙す
るとともに左右外側面のうち片面を接極面とした
第2ヨークと、 この第1ヨークの水平片と第2ヨークとの間に
は磁化軸方向が垂直となつて介在する永久磁石で
あつて、第1ヨーク、第2ヨーク、および永久磁
石を1ブロツクとして上下に配置し、 さらに上下の第1ヨーク、第2ヨークの各接極
面と離合する水平移行型のアマチヤであつて、こ
のアマチヤの一端は上下の第1ヨークおよび第2
ヨークの左右側片のうち一方と対峙するアマチヤ
プレートを有し、他端は上下の第1ヨークの左右
側片のうち他方との間にできるエヤギヤツプに挿
通したことを特徴とする電磁石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58023515A JPS59148303A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58023515A JPS59148303A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148303A JPS59148303A (ja) | 1984-08-25 |
JPH0155563B2 true JPH0155563B2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=12112580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58023515A Granted JPS59148303A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148303A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987007758A1 (en) * | 1986-06-12 | 1987-12-17 | Robert Bosch Gmbh | Electromagnetic regulator |
JPH01157505A (ja) * | 1987-09-16 | 1989-06-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁石装置 |
GB2229038B (en) * | 1989-03-07 | 1994-01-26 | Matsushita Electric Works Ltd | Electromagnetic contactor |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP58023515A patent/JPS59148303A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59148303A (ja) | 1984-08-25 |
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