JPS595536A - 有極型電磁継電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野） 本発明は、アマチャとヨークとで構成される磁気回路中
に永久磁石を介在させ、この永久磁石の磁束にコイルの
起磁力を重畳させることによってアマチャを移動させる
所謂、有極型ｉ！磁縦継電器　　　　′関し、特にアマ
チャを水平往復移行させる形式に於て、常にコイルの消
磁後は一方向にアマチャが位置する単安定型の有極型１
１磁継１区器に関する。

（背景技術） 一般的に有機型ｍｍ継砲器はアマチャが左右いずれの方
向にても停止する双安定型と、本発明に係る単安定型と
が存在する。

この場合、双安定は左右対称形状にすればコイル、永久
磁石の磁束も当然左右同一となるから、いずれの方向で
もその永久磁石の磁束でアマチャが停止する。

従って、この双安定の形状をそのまま用いてアマチャと
ヨークとに通る永久磁石の磁束を左右非対称とすれば強
い磁束の方に復帰又は停止する所謂単安定が得られる。

さて、従来はその具体的手段として先ず第１にアマチャ
と離合するヨークの接極面を左右非対称即ちヨークの一
方接極而を他方接極面より広くすることが考えられる。

反面これは、狭い方はその分感度を恕くしておや、有効
ではない。

第２の手段は、アマチャとヨ〜りとの接極面にしシマア
ルプレートという非磁性板を介在サセ、一方に比し他方
の磁気抵抗を大とする。これも感度が患くなる。

第３の手段は一部に漏洩磁路を作る。

これも同様である。

（目　　的） 本発明は上記の点に鑑みてなしたものであって即ち水平
移行型アマチャに第２の永久磁石を介してアマチャの側
片とは別々に第２の側片を連結し常に第１の永久磁石と
第２の永久磁石との磁束が一方に於て重畳してアマチャ
とヨークとに作用するようにして単安定が磁気ロスを伴
うことなく簡単になし得ることを目的としたものである
。

実施例 以下本発明を一実施例として掲げた図面に基いて説明す
ると、第１ｅｉ−り１は左右側片２，３と、この左右側
片２，３を連らねる水平片４とでＵ字型に形成されてお
り、且つ左右側片２，３は互いの内側面を接極面２ａ、
３ｉとしている。第２のヨーク５は第１ヨーク１の左右
側片２．３間より短い長さで、水平片４と対面する。こ
の第２ヨーク５の左右外側面を接極：ｊ５＠、５ｂとし
ている。

第１の永久磁石６は第１ヨーク１と第２ヨーク５との間
に介在し、その磁化軸方間が垂直となる〇この第１．第
２ヨーク１，５、永久磁石６を１ブロツクとして上下に
配置する。アマチャ７は水平移行型となり、左右側片８
，９と、左右側片８゜９を連らねる水平棒ｌＯとでＨ型
に形成されており、且つその左右側片８，９の内外両側
面を接極面８ａ、Ｂｂ、９ａ、９１）としている。この
左右側片８，９の内外接極面８ａ、８ｂ、９ａ、９ｂが
前記第１、第２ヨーク１，５の内外接極面２ａ。

３１．５に、ｓｂに対峙Ｌ、エヤーギャップａ。

ｂ、ｃ、ｄを各々なす。コイル１１にはアマチャ７の水
平棒１０がＪＩａしている。

而して、この第１の永久磁石６とフィル１１との磁気回
路は基本ＩｊＡ理図としての第１図Ｑこ示し、実線Ｘが
第１の永久磁石６の磁束であり、点線Ｙがコイル１１の
起磁束である。

第２の永久磁石１２がアマチャ７の一方惧ＩＩ片９と第
２の側片１３とを連結する。ｒＡｉしてその一点破糾Ｚ
が磁束である。

第１図に於て、第１の永久磁石６の磁束Ｘは次のように
流れる。

永久磁石６のＮｌｉ→第１ヨーク１の水平片４→左右側
片２．３→エヤーギヤツプλ及びｄ→アマチャ１０の左
右側片８．９→エヤーギヤ゛ンプｂ及びＣ−＋第２ＣＩ
−り５→Ｓ極となる。

コイル１１の磁束Ｙは次のように流れる。

コイル１１→アマチヤ７の水平棒１０→右側片９→エヤ
ーギャップＣ→第２のヨーク５→エヤーギヤツプｂ→ア
マチヤ１０のへ側片８と、更にこれとは別にアマチャ１
０の右側片９→エヤーギヤツプｄ→第１ヨーク１の右側
片３→水平片４→左側片２→エヤーギャップλ→アマチ
ャ１０の左側片Ｂとも流れる。

又、一方第２の永久磁石１２の磁束ｌｆ″！次のように
流れる。

永久磁石１２のＮ極→第２の側片１３→エヤーギャップ
ｅ−＋第１ヨーク１の右側片３→エヤーギヤツプｄ→ア
マチヤ１０の右側片９とｆｉＥれる。

そこで、エヤーギャップａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅを観察する
と、第１の永久磁石６とコイル１１との磁束Ｘ、Ｙの方
向はエヤーギヤ・ンブλ、Ｃでは１司一方向、エヤーギ
ヤ゛シブｂ、ｄｉｄ互に反対方向となっている。

従って、第１．第２ヨーク１．５とアマチャ７とは磁束
Ｘ、Ｙの同一方向で重畳して吸弓１カカ；作用し、反対
方向では互に打消して反発力妙り４ＩＰ−１月するから
、第１図ではアマチャ７が矢印Ａで示す左方向に水平＃
ｂしてアマチャ７の左側片８の外接極面８λと第１ヨー
ク１の左側片２の内接極面２ａとが吸着し、更にアマチ
ャ７の右側片９の内接極面９づと第２ヨーク５の外接面
５ｂとがＶ＆着する。

この時、当然第２の永久磁石１２の磁束２を考慮しなけ
ればならないのがエヤーギャップｄでは磁束Ｘ、Ｙにつ
いての反発に、更にこの第２の永久磁石１２の磁束Ｚが
第１の永久磁石６の磁束に重畳するが、コイル１０の磁
束Ｙによって相殺されアマチャ１０の矢印Ａの方向にさ
ほど支障はない。

この第１図からアマチャ１０か矢印Ａの方向に移行した
状態での磁束ｘ、ｙ、ｚが第２図である。

而して、コイル１１０遥流を断てば、磁束Ｙが無くなる
から、エヤーギャップｄのみに第１．第２永久磁石６，
１２の磁束Ｘ、Ｚが存在し、他のギャップλ、ｂ、ｃ、
ｅには第１の永久磁石６の磁束Ｘのみとなる。従って、
第２図から、エヤーギャップｄをなすアマチャ１０の右
側片９と第１ヨーク１の右側片３とが互に吸引作用し、
アマチチャ１０は第３図の如く矢印Ｂ方向に逆移行する
。

続いて第３図の如く、第２図とは逆にコイル１１の電流
を流せば、前述のとおりのエヤーギャップｄで第１．第
２の永久磁石６，１２の磁束ｘ、ｚにフィル１１の磁束
Ｙが重畳し、変化はない。

勿論、コイル１１の電流を断っても第３図の状態を維持
する。

即ち、コイル１１の電流方向によってはアマチャ１０が
右、又は左に移行するが、電流を断てば第２の永久磁石
１２０磁束Ｚにて常に同方向に位置する所Ｎ単安定とな
る０ （効　果） 本発明は上記の如く、水平移行型アマチャ１０に第２の
永久磁石１２を介してアマチャ１０の側片９とは別々に
第２の側片１３を連結し、第１の永久磁石６と第２の永
久磁石１２との磁束ｘ、ｚが一方に於て當に重畳してア
マチャ１０とヨークとに作用するようにしたから、単安
定の有極型電磁継電器が磁気ロスなしで簡単に得られる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明有極型車磁継亀器の一実施例を示し、第１
図は基本原理図、第２図及び第３図は動作図である。 １・・・第１ヨーク、２，３・・・左右片、４・・・水
平片、５・・・第２日−り、６・・・第１の永久磁石、
７・・・アマチャ、８，９・・・左右片、１０・・・水
平体、１１・・・コイル、１２・・・嫡２の永久磁石、
１３・・・＠２の側片、ｘ、ｙ、ｚ・・・磁束。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　竹　元　敏　丸 （ほか２名） 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内側面を接極面とした左右側片とこの左右側片を連らね
   る水平片とでなるＵ字型の第１ヨークと、この左右側片
   間より短い長さで水平片と対面すると共に左右外側面を
   接極面とした第２のヨークと、この第１ヨークの水平片
   と第２ヨークとの間には磁化軸方向が垂直となって介在
   する第１の永久磁石と兄に第１ヨーク、第２ヨークの各
   接極面と離合する水平移行をのアマチャであって、この
   アマチャは第１ヨークの左右側片の接触面と第２ヨーク
   の接触面とに対面する内外両側面を接触面とした左右側
   片と、この左右側片を連らねる水平棒とでなし、このア
   マチャのへ平棒か水平移行自在に挿通したフィルと、更
   にアマチャの水平移行方向と平行する磁化軸方向の第２
   の永久磁石であってこの第２の永久磁石を介してアマチ
   ャの一方側片と連結されると共に、而も第１ヨークの一
   方９ＩＩＰｒの外接極面と離合する第２の側片とでなし
   たことを特徴とした有極型電磁継ｘｉ。