JPS643330B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643330B2 JPS643330B2 JP57134067A JP13406782A JPS643330B2 JP S643330 B2 JPS643330 B2 JP S643330B2 JP 57134067 A JP57134067 A JP 57134067A JP 13406782 A JP13406782 A JP 13406782A JP S643330 B2 JPS643330 B2 JP S643330B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- armature
- permanent magnet
- pieces
- piece
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
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- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(利用分野)
本発明は磁気回路中に永久磁石を介在させ、こ
の永久磁石の磁束にコイルの起磁力を重畳、減衰
することによつて4箇所の接触面を有するアマチ
ヤを反転動作する有極型電磁石装置に関し、常に
コイルの消磁後は一方向にアマチヤが位置する単
安定型式が、両方向に位置する双安定型式より容
易に選択できるものに関する。
の永久磁石の磁束にコイルの起磁力を重畳、減衰
することによつて4箇所の接触面を有するアマチ
ヤを反転動作する有極型電磁石装置に関し、常に
コイルの消磁後は一方向にアマチヤが位置する単
安定型式が、両方向に位置する双安定型式より容
易に選択できるものに関する。
(背景技術)
一般的に有極型電磁継電器はアマチヤが左右い
ずれの方向にても停止する双安定型と、一方向に
のみ復帰位置する単安定型とが存在する。
ずれの方向にても停止する双安定型と、一方向に
のみ復帰位置する単安定型とが存在する。
この場合、双安定は上下対称形状にすればコイ
ル、永久磁石の磁束も当然上下同一となるから、
いずれの方向でもその永久磁石に磁束でアマチヤ
が停止する。
ル、永久磁石の磁束も当然上下同一となるから、
いずれの方向でもその永久磁石に磁束でアマチヤ
が停止する。
従つて、この双安定の形状をそのまま用いてア
マチヤとヨークとに通る永久磁石の磁束を上下非
対称とすれば強い磁束の方に復帰又は停止する所
謂単安定が得られる。
マチヤとヨークとに通る永久磁石の磁束を上下非
対称とすれば強い磁束の方に復帰又は停止する所
謂単安定が得られる。
さて、従来はその具体的手段として先ず第1に
アマチヤと離合するヨークの接極面を上下非対称
即ちヨークの一方接極面を他方接極面より広くす
ることが考えられる。
アマチヤと離合するヨークの接極面を上下非対称
即ちヨークの一方接極面を他方接極面より広くす
ることが考えられる。
反面これは、狭い方はその分感度を悪くしてお
り、有効ではない。
り、有効ではない。
第2の手段は、アマチヤとヨークとの接極面に
しジマアルプレートという非磁性板を分在させ、
一方に比し他方の磁気抵抗を大とする。これも感
度が悪くなる。
しジマアルプレートという非磁性板を分在させ、
一方に比し他方の磁気抵抗を大とする。これも感
度が悪くなる。
第3の手段は一部に漏洩磁路を作る。
これも同様である。
(目 的)
本発明は上記の点に鑑みてなしたものであつて
即ち4空隙型有極電磁石装置を双安定、単安定に
基本構成を変えずして容易に変換し得ることを目
的としたものである。
即ち4空隙型有極電磁石装置を双安定、単安定に
基本構成を変えずして容易に変換し得ることを目
的としたものである。
(実施例)
以下本発明を一実施例として掲げた図面に基づ
いて説明すると、Aはアマチヤブロツク部で、軸
1にて枢支された第1の永久磁石2と、この永久
磁石2の磁化軸方向に装備された上下のアマチヤ
片3,4とでなしている。尚、実施例の図面に於
ては軸1の左右に永久磁石2を位置させている
が、中央に1個でもよい。5は第1のヨークであ
つて、左右ヨーク片6,7と、これを連らねる下
ヨーク片8とでコ字型に形成している。而してこ
の左右ヨーク片6,7の左右外側片6a,7aが
前記上下のアマチヤ片3,4の左右内側面3a,
4aと上下で対面し、この各々がエヤーギヤツプ
a,b,c,dの4箇所をなす。9はコイルであ
つて、第1ヨーク5に装備され、且つ第2図に於
て、点線Yがその磁束、実線Xが永久磁石2の磁
束である。10は第2の永久磁石であつて、第2
のヨーク11、を第1のヨーク5に磁気吸着結合
し、且つ上下アマチヤ片3,4の一方片の外側面
3bと対面している。この両者間には更にエヤー
ギヤツプeが形成される。従つて、第2の永久磁
石10及び第2のヨーク11は第1のヨーク5か
ら容易に外せる。1点鎖線Zはこの第2永久磁石
10に磁束である。
いて説明すると、Aはアマチヤブロツク部で、軸
1にて枢支された第1の永久磁石2と、この永久
磁石2の磁化軸方向に装備された上下のアマチヤ
片3,4とでなしている。尚、実施例の図面に於
ては軸1の左右に永久磁石2を位置させている
が、中央に1個でもよい。5は第1のヨークであ
つて、左右ヨーク片6,7と、これを連らねる下
ヨーク片8とでコ字型に形成している。而してこ
の左右ヨーク片6,7の左右外側片6a,7aが
前記上下のアマチヤ片3,4の左右内側面3a,
4aと上下で対面し、この各々がエヤーギヤツプ
a,b,c,dの4箇所をなす。9はコイルであ
つて、第1ヨーク5に装備され、且つ第2図に於
て、点線Yがその磁束、実線Xが永久磁石2の磁
束である。10は第2の永久磁石であつて、第2
のヨーク11、を第1のヨーク5に磁気吸着結合
し、且つ上下アマチヤ片3,4の一方片の外側面
3bと対面している。この両者間には更にエヤー
ギヤツプeが形成される。従つて、第2の永久磁
石10及び第2のヨーク11は第1のヨーク5か
ら容易に外せる。1点鎖線Zはこの第2永久磁石
10に磁束である。
(動 作)
次に本発明4空隙型有極電磁石装置の動作を説
明すると、第2図に於て、永久磁石2の磁束Xは
N極→上下アマチヤ片3の左右内側面3a,3a
→エヤーギヤツプa,b→第1のヨーク5の左右
ヨーク片6→エヤーギヤツプc,d→下アマチヤ
片4の左右内側面4a,4a→S極となる。
明すると、第2図に於て、永久磁石2の磁束Xは
N極→上下アマチヤ片3の左右内側面3a,3a
→エヤーギヤツプa,b→第1のヨーク5の左右
ヨーク片6→エヤーギヤツプc,d→下アマチヤ
片4の左右内側面4a,4a→S極となる。
コイル9の磁束Yは次のように流れる。
コイル9→第1ヨーク5の下ヨーク片8→右側
片7→エヤーギヤツプb→上アマチヤ片3→エヤ
ーギヤツプa→左ヨーク片6と、更に右側片7→
エヤーギヤツプd→下アマチヤ片4→エヤーギヤ
ツプc→左ヨーク片6とに流れる。
片7→エヤーギヤツプb→上アマチヤ片3→エヤ
ーギヤツプa→左ヨーク片6と、更に右側片7→
エヤーギヤツプd→下アマチヤ片4→エヤーギヤ
ツプc→左ヨーク片6とに流れる。
而して、永久磁石2の磁束Xとコイル9の磁束
Yとが対角位置のエヤーギヤツプa,bで同一方
向の重畳し、エヤーギヤツプb,cで反対方向の
反発しているから、アマチヤブロツクAは時計方
向に反転する。
Yとが対角位置のエヤーギヤツプa,bで同一方
向の重畳し、エヤーギヤツプb,cで反対方向の
反発しているから、アマチヤブロツクAは時計方
向に反転する。
従つて、上記状態でコイル9の磁束を反対にす
れば、エヤーギヤツプa,dで反発し、エヤーギ
ヤツプb,cで反発し、反時計方向にアマチヤブ
ロツク部Aが反転する。
れば、エヤーギヤツプa,dで反発し、エヤーギ
ヤツプb,cで反発し、反時計方向にアマチヤブ
ロツク部Aが反転する。
上記状態のみで、後程述べる第2の永久磁石1
0、第2のヨーク11を考慮しないで、コイル9
の電流を断つことによつて第1の永久磁石2の磁
束で現状を維持する。これは双安定である。
0、第2のヨーク11を考慮しないで、コイル9
の電流を断つことによつて第1の永久磁石2の磁
束で現状を維持する。これは双安定である。
而して、第2図に於て、第2の永久磁石10の
磁束ZはN極→第2のヨーク11→エヤーギヤツ
プe→上アマチヤ片3→エヤーギヤツプa→第1
ヨーク5の左ヨーク片6→S極となし、このエヤ
ーギヤツプaだけ第1、第2の永久磁石2,10
の磁束X,Zが作用する。
磁束ZはN極→第2のヨーク11→エヤーギヤツ
プe→上アマチヤ片3→エヤーギヤツプa→第1
ヨーク5の左ヨーク片6→S極となし、このエヤ
ーギヤツプaだけ第1、第2の永久磁石2,10
の磁束X,Zが作用する。
従つて、他のエヤーギヤツプb,c,dとは不
均一となり、このエヤーギヤツプaが勝つて吸引
し、アマチヤブロツク部Aはコイル9の消磁後常
に時計方向に反転する。即ち単安定となる。
均一となり、このエヤーギヤツプaが勝つて吸引
し、アマチヤブロツク部Aはコイル9の消磁後常
に時計方向に反転する。即ち単安定となる。
従つて、第2のヨーク11と第2の永久磁石1
0とを脱着させることによつて、双安定、単安定
型式が自在に得られる。尚、第1図は単安定型
式、第3図は双安定型式である。
0とを脱着させることによつて、双安定、単安定
型式が自在に得られる。尚、第1図は単安定型
式、第3図は双安定型式である。
(効 果)
本発明は上記の如く、上下アマチヤ片3,4の
一方片の外側面と第2ヨーク11とを対面し、且
つこの第2ヨーク11と第1ヨーク5とを第2の
永久磁石10にて磁気吸着結合させたから、この
第2ヨーク11と第2永久磁石10とを装着すれ
ば単安定型式が、又外せば双安定型式が自由に得
られると共に、而も従来に比し磁気ロスが極めて
小さくなる効果がある。
一方片の外側面と第2ヨーク11とを対面し、且
つこの第2ヨーク11と第1ヨーク5とを第2の
永久磁石10にて磁気吸着結合させたから、この
第2ヨーク11と第2永久磁石10とを装着すれ
ば単安定型式が、又外せば双安定型式が自由に得
られると共に、而も従来に比し磁気ロスが極めて
小さくなる効果がある。
図面は本発明4空隙型有極電磁継電器の一実施
例を示し、第1図は単安定型式の斜面図、第2図
は磁気回路を示す正面図、第3図は双安定型式の
斜面図である。 1……軸、2……第1の永久磁石、3,4……
アマチヤ片、5……第1のヨーク、6,7……左
右ヨーク片、8……下ヨーク片、9……コイル、
10……第2の永久磁石、11……第2のヨー
ク。
例を示し、第1図は単安定型式の斜面図、第2図
は磁気回路を示す正面図、第3図は双安定型式の
斜面図である。 1……軸、2……第1の永久磁石、3,4……
アマチヤ片、5……第1のヨーク、6,7……左
右ヨーク片、8……下ヨーク片、9……コイル、
10……第2の永久磁石、11……第2のヨー
ク。
Claims (1)
- 1 中央の回転軸にて枢支された第1の永久磁石
及びこの永久磁石の磁化軸方向に装備された上下
のアマチヤ片とで構成したアマチヤブロツク部
と、この上下アマチヤ片間に介在してそのアマチ
ヤ片の左右内側面に夫々対面する外側面を有する
左右ヨーク片及びこの左右ヨーク片を連らねると
共にコイルを装備した下ヨーク片とで構成したコ
字型の第1ヨークと、更に前記上下アマチヤ片の
一方片の外側面と対面し、且つ第2の永久磁石に
て第1ヨークと磁気吸着結合された第2のヨーク
とでなした4空隙型有極電磁石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57134067A JPS5923427A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 4空隙型有極電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57134067A JPS5923427A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 4空隙型有極電磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5923427A JPS5923427A (ja) | 1984-02-06 |
JPS643330B2 true JPS643330B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=15119596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57134067A Granted JPS5923427A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 4空隙型有極電磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923427A (ja) |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP57134067A patent/JPS5923427A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5923427A (ja) | 1984-02-06 |
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