JPH0288161A - シーム溶接における自動研摩方法及び装置 - Google Patents

シーム溶接における自動研摩方法及び装置

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JPH0288161A
JPH0288161A JP23731988A JP23731988A JPH0288161A JP H0288161 A JPH0288161 A JP H0288161A JP 23731988 A JP23731988 A JP 23731988A JP 23731988 A JP23731988 A JP 23731988A JP H0288161 A JPH0288161 A JP H0288161A
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JP
Japan
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welding
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seam welding
paper
polishing
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JP23731988A
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Yutaka Murakami
豊 村上
Koichi Taya
田谷 耕一
Ichiro Yamamoto
一郎 山本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、先行金属ストリップの後端部と後行金属ス
トリップの先端部とを重ね合わせてシーム溶接する前に
、被溶接部を自動的に研摩する方法およびその装置に関
するものである。
〔従来技術とこの発明が解決しようとする課題〕ストリ
ップの連続処理ラインにおいては、巻取られる先行スト
リップの後端部と巻戻される後行ストリップの先端部を
重ね合わせ、この重ね合わせ部を一対の電極ローラで上
下から挟持してストリップ幅方向にシーム溶接を行なう
ことにより、先行ストリップと後行ストリップを接続し
ている。
このようなシーム溶接において、被溶接部におけるスト
リップ表・裏面に薄酸化膜や錆などがあると、溶接電流
通過時の全体の電気抵抗が増大するため、接合部におけ
る抵抗熱が減少し、溶接強度の低下の原因となる。
そのため、従来においては、重ね合わせ部における先行
ストリップ、後行ストリップの上下両面をシーム溶接機
外において、ハンドグラインダーにより研摩していた。
しかしながら、このようなハンドリングによる手研摩の
場合、手作業のため例えば3分程度のロス・タイムが生
じ、このロス・タイムを確保するため操業速度が低下し
、作業者を複数確保する必要があるなどの問題点がある
なお、シーム溶接機において、最近実用化されているも
のとして、溶接部に発生するノロ。
パリ取りを行なう研摩方法がある。これは、第7図に示
すように、一対の電極ローラ50、−対のスェージング
ローラー51の溶接進行方向の後段側に、ブラシタイプ
の研摩ローラ52を上下一対で配設したものであり、そ
の目的は、溶接部にノロ、パリ等の発生があった場合、
通板時にライン内にて脱落することにより、ストリップ
に対して回廊を生じせしめる要因となるため、溶接直後
にブラッシングにより除去を行なうものである。
しかしながら、このようなブラシタイプの研摩ローラ5
2を溶接前の研摩に使用すると、薄酸化膜等を除去でき
るものの、ストリップ表面が削られて粗くなり、逆に電
気抵抗が増加する問題がある。
また、溶接前に円板状砥石により被溶接部を研削する装
置が特開昭61−284371号で提案されているが、
これは鋼板上の多数の被溶接部を同時に研削できるよう
にしたものであり、端部どうしを重ね合わせたシーム溶
接に適用できない。
この発明は、前述のような事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、ストリップのシーム溶接において、溶接
前に被溶接部を自動的にかつ適正に研摩できる自動研摩
方法およびその装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る自動研摩方法は、第1図、第2図に示すよ
うに、先行金属ストリップS、の後端部と後行金属スト
リップS2の先端部とを重ね合わせ、この重ね合わせ部
りを一対の電極ワラ1.スエージングローラ2により挟
持してストリップ幅方向にシーム溶接を行なうに際して
、電極ローラ1の溶接進行方向の手前側に、重ね合わせ
部りを上下から挟持し得る一対のローラ状のペーパー砥
石3を設置し、このペーパー砥石3により重ね合わせ部
りの上下両面を、シーム溶接前に研摩するようにしたも
のである。
本発明に係る自動研摩装置は、第1図に示すように、先
行金属ストリップS、と後行金属ストリップS2の重ね
合わせ部りを挟持し得る一対のロール状のペーパー砥石
3を、一対の電極ローラlの溶接進行方向の手前側に、
シーム溶接機4と共に移動可能に設置し、第3図に示す
ように、この一対のペーパー砥石3を位置決めジヤツキ
5Aあるいはエアシリンダ5Bなどの圧下機構5により
重ね合わせ部りの上下両面に対して進退可能とすると共
に、ペーパー砥石3に砥石を円周方向に複数分割する割
り6を入れて構成する。
〔作 用〕
ペーパー砥石3により、重ね合わせ部りの表面に疵を付
けることなく薄酸化膜や錆等を除去することができる。
これにより通電抵抗の軽減が図られ、シーム溶接強度の
安定化を図れる。
ここで、ペーパー砥石3の回転方向は、電極ローラlと
は逆にし、溶接進行方向に研摩するのが好ましい。
また、重ね合わせ部りの端部において、研摩によるダレ
を生じさせないためには、圧下刃のコントロールが必要
であり、実験的には5kg程度であるため、圧下機構5
によりペーパー砥石加圧力が5kg相当となるように調
整する。
さらに、重ね合わせ部りの端部にダレを生じると、通電
抵抗にバラツキが生じるため、割り6を入れて重ね合わ
せ部りに対応する部分を変形できるようにして、端部の
ブレを防止する。
なお、重ね合わせ部りの接合面については、研摩を行わ
ないがこの部分の酸化膜、錆等については、溶接熱に伴
う熱破壊が行われると共に、溶接加圧力により溶接面よ
り外部に押し出されるため、重ね合わせ部りの上下両面
のみを研摩するだけで、充分、溶接強度の確保が可能で
ある。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、一対のロール状のペーパー砥石3
を、重ね合わせ部りを上下から挟持し得るように、電極
ローラ1の手前側に配設し、駆動用モータ7、動力伝達
機構8により回転させる。このようなペーパー砥石3等
を第3図に示すようにガイドポスト9により上下動自在
に支持させ、下部位置決めジヤツキ5A、圧下用エアシ
リンダ5Bによりペーパー砥石3の加圧力を調整できる
ようにする。
ペーパー゛砥石3は、第4図、第5図に示すように、厚
みTに対して重ね合わせ部りに対応する273Tの部分
に、円周方向に複数分割の割り6を放射状に、湾曲させ
て設ける。
また、研摩粉が研摩直後の溶接時に被溶接部に介在する
ことを防止するために、ペーパー砥石3の電極ローラ側
に粉除去用としてエアプローノズル10を設置する。
ペーパー砥石は、例えば ホイールタイプ φ125 x t 19(T)  xφ12.7#60
 (荒さ)とし、駆動モータは、 フランジ・フラットモータ 出力0.75W 回転数 2800〜2900RI’?1を使用し、研摩
速度を確保し、かつ溶接速度に対応できるようにする。
第6図に示すのは、1.0(厚)X5Q(幅)X2Q0
(長さ)の強度試験サンプルを用いて、従来方式のハン
ドリング手研摩によるストリップの上下の表・裏面の研
摩1本発明による上下両面の研摩、無研摩の後、シーム
溶接して溶接部強度を試験した例であり、本発明は従来
に比べて溶接部強度がほとんど劣らず、また安定してい
ることがわかる。
なお2本発明は、再処理鋼板に生じる酸化膜発生コイル
、長期保管等による錆発生コイル。
塗装鋼板、メツキ鋼板、ステンレス鋼板、高張力w4+
反などのシーム溶接に適用できることはいうまでもない
〔発明の効果〕
前述の通り、本発明によれば、電極ローラの直前におい
て一対のロール状ベーパー砥石により被溶接部の研摩を
行なうようにしたため、次のような効果を奏する。
(i)  疵を付けることなく適正な研摩を行えるため
、シーム溶接強度の劣らない、安定した溶接部を得るこ
とができる。
(ii)  溶接の前段で自動的に研摩を行なうことが
でき、溶接サイクル内での研摩によるロス・タイムの減
少、操業速度低下の防止を図れる。
(ji)  ペーパー砥石に割りを入れることにより被
研摩面になじみ易くなり、端部のブレを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の装置を示す概略正面図、概略
断面図、第3図は砥石の駆動機構を示す概略図、第4図
、第5図はペーパー砥石の詳細を示す正面図、側面図、
第6図は種々の研摩方式に対する溶接部強度を示すグラ
フ、第7図はブラシタイプの研摩装置を示す概略正面図
である。 1・・電極ローラ、2・・スェージングローラ、3・・
ペーパー砥石、4・・シーム溶接機、5・・圧下機構、
5A・・位置決めジヤツキ、5B・・エアシリンダ、6
・・割り、7・・駆動用モータ、8・・動力伝達機構、
9・・ガイドポスト、10・・エアブロ−ノズル。 ] 電極ローラ 第 図 第 図 嬉 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先行金属ストリップの後端部と後行金属ストリッ
    プの先端部とを重ね合わせ、この重ね合わせ部を一対の
    電極ローラで挟持してシーム溶接を行なうに際して、 前記電極ローラの溶接進行方向の手前側に、前記重ね合
    わせ部を挟持し得る一対のローラ状のペーパー砥石を設
    置し、このペーパー砥石により前記重ね合わせ部の両面
    を、シーム溶接前に研摩することを特徴すとるシーム溶
    接における研摩方法。
  2. (2)先行金属ストリップと後行金属ストリップの重ね
    合わせ部を挟持し得る一対のロール状のペーパー砥石を
    、一対の電極ローラの溶接進行方向の手前側に、シーム
    溶接機と共に移動可能に設置し、この一対のペーパー砥
    石を圧下機構により重ね合わせ部面に対して進退可能と
    すると共に、ペーパー砥石に砥石を円周方向に複数分割
    する割りを入れてなることを特徴とするシーム溶接にお
    ける自動研摩装置。
JP23731988A 1988-09-21 1988-09-21 シーム溶接における自動研摩方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0611465B2 (ja)

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