JPH0417983A - 電極チップのドレッシング工具 - Google Patents

電極チップのドレッシング工具

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JPH0417983A
JPH0417983A JP12334890A JP12334890A JPH0417983A JP H0417983 A JPH0417983 A JP H0417983A JP 12334890 A JP12334890 A JP 12334890A JP 12334890 A JP12334890 A JP 12334890A JP H0417983 A JPH0417983 A JP H0417983A
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JP
Japan
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cutter
chip
tip
electrode tip
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP12334890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kishi
岸 友三
Tsunaharu Umeda
梅田 綱治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0417983A publication Critical patent/JPH0417983A/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抵抗溶接などに用いられる電極チップの表面を
研削して再生する電極チップのドレッシング工具に関す
る。
〔従来の技術〕
抵抗溶接などに用いられる電極チップには、溶接をくり
返すにしたがってピックアップ分が付着する。このピッ
クアップ分によって溶接時の電流密度が変化し、ナゲツ
ト径にばらつきが生ずるなどして溶接不良の原因となる
。このため適当な溶接回数毎に電極チップの研削を行な
い、ピンクアンプ分を除去して先端表面をトレッシング
しなければならない。
このトレッシング作業は従来は下記のようにして行なっ
ていた。
第1の方法は電極チップを溶接ガンより取り外し、治具
に固定してチップカッタにより表面を研削加工すること
により、電極チップの所定の形状を再現し、かつ表面を
清浄化する。
第2の方法は電極チップを溶接機の溶接ガンに取り付け
たままの状態で、作業者がチップカッタを備えた手持ち
型のドレッシング工具により、手で押し当てながら電極
チップの表面の研削加工を行なう。
また、この種の工具としては特開昭56−39182号
公報に記載されたように、チップドレッサの両面にそれ
ぞれクツション材を介してエメリー紙を置き、上下電極
チップ間に挾持して回転させるようにしたものや、実開
昭63−53381号公報に記載されたように、チップ
ドレッサ本体の先端に回転自在にロータを設け、このロ
ータの両面に研削バイトを取り付け、上下電極間に挾持
してロータを回転させるようにしたものなどが知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術のうち第1の方法によると
、ドレッシング作業のたびに電極チップを溶接ガンに対
し着脱しなければならず、例えば1個の着脱に10分以
上かかり、多大な工数が必要となる。また電極チップを
溶接ガンに取り付けるときにたたき込みを行なうため、
その都合多少の変形が発生する。従って電極チップの着
脱回数が多いことは好ましくない。またトレッシングの
ために電極チップを固定する治具や定置式のチップカッ
タが必要となり、コスト高になる。
さらに、電極チップの表面の加工は第3図に示すように
チップカッタ1の回転運動による研削加工であるため、
その回転中心の周速はゼロに近くなる。この結果第4図
に示すように電極チップ2の先端中心部には加工残り3
が発生する。この加工残り3は溶接時にワークに対して
チップ溶着や孔あきを発生させる原因となるため、従来
はサンドペーパなどを用いて手作業により研磨して除去
していた。
一方、第2の方法は電極チップを溶接ガンに取り付けた
まま研削ができるので、一般に広く用いられているが、
作業者がドレッシング工具を手で持って電極チップに押
し当てて研削を行なうため、電極チップに対するチップ
カッタの接触角度が安定しない。この結果正常なチップ
形状を復元することが困難であり、チップ研削を行なう
作業者の熟練に頼らざるを得ない現状である。
そして、このチップ先端形状が正常でないと、溶接ガン
により電極チップをワークに対して加圧したときに、片
当りしたり上下電極の中心がずれたりして、接触面積が
過小になるおそれがある。
この結果通電時に溶着や爆飛を起すことがある。
また接触面積が過大となると逆に電流密度が低下するた
め、溶接ナゲツトの形成が不足したり、溶着部か剥離し
たりすることがある。すなわち、電極チップの先端形状
が溶接品質に及ぼす影響は重大なものがある。
さらに、この第2の方法においても、第1の方法におけ
る加工残りの問題がある。
また、前述した2つの公報に記載された従来技術によっ
ても、電極チップに対するチップカッタの接触角度が安
定しないという問題や、加工残りが発生するという問題
は解決されない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、加工残り
を発生させずに正常なチップ形状を容易に復元すること
のできる電極チップのドレッシング工具を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、工具本体の一端
近傍に原動源によって回転駆動されるほぼ円筒状のカッ
タケースを板厚方向に貫通して回転自在に装着し、該カ
ッタケースの一方の端面に電極チップの先端が摺接する
凹部を有するチップカッタを嵌合固定し、他方の端面に
研磨シートを固着し、前記工具本体のカッタケースの両
端面にそれぞれ対向する位置に、前記電極チップを挿入
保持する保持部材を前記カンタケースの回転軸に平行に
設けるとともに、前記チップカッタ側の保持部材を前記
カッタケースと同心上に配設し、方前記研磨シート側の
保持部材を前記カッタケースに対して偏心して配設して
電極チップのドレッシング工具を構成したものである。
〔作用〕
上記の構成によると、電極チップを保持部材に挿入保持
することにより、電極チップのチップカッタ及び研磨シ
ートに対する接触角度を常に直角に保つことができ、正
常なチップ形状を容易に復元することができる。また、
溶接ガンに取り付けられた電極チップにドレッシング工
具のチップカッタ側の保持部材を挿入し、カッタケース
を回転駆動することでチップカッタにより電極チップ先
端の研削が行なわれる。次に研削が終った電極チップに
研磨シート側の保持部材を挿入し、カッタケースを回転
駆動することで研削シートにより電極チップ先端中心の
加工残りを研磨除去する。
このとき電極チップの先端は研磨シートの回転中心に対
して偏心しているので、適正な周速によって十分な研磨
を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図である。
図において、第3図に示す従来例の部分と同一または同
等部分には同一符号を付して示す。
第1図において、ドレッシング工具本体4の先端近傍に
は貫通孔4aが板厚方向に形成されており、貫通孔4a
内にはほぼ円筒状のカッタケース5が回転自在に支持さ
れている。カッタケース5の外周にはギア6が設けられ
ており、ギア6を介してカッタケース5は、工具本体4
に内蔵されている図示しないモータにより回転駆動され
るようになっている。
カッタケース5の一方の端面にはチップカッタ1が嵌合
固定されており、チップカッタ1の外側の端面には電極
チップ2の先端と整合する形状の凹部が形成されており
、この凹部が切削刃となっている。またカッタケース5
の他方の端面には接着シートである弾性を有する両面接
着テープ7を介して研磨シートであるサンドペーパー8
が接着されている。
一方、工具本体4に形成された貫通孔4aの両端を被覆
するように、工具本体4の両面にそれぞれ保持部材であ
る固定チップガイド9.10が取り付けられている。固
定チップガイド9,10はそれぞれフランジ部9a、1
0aと管状の保持部9b、10bとからなっており、フ
ランジ部9a。
10aを介して工具本体4にねし止めされている。
また、保持部9b、10bの内径は電極チップ2の外径
に等しくなっており、電極チップ2が先端から挿入され
て電極チップ2が取り付けられたシャンク11が保持部
9b、10bに保持され。
先端がそれぞれチップカッタ1及びサンドペーパー8に
面直に当接するようになっている。
そして、チップカッタ1側の固定チップガイド9はカッ
タケース5と同心上に配設され、サンドペーパー8側の
固定チップガイド10はカッタケース5に対して偏心し
て配設されている。
なお、上記接着テープは通称マジックテープを用いても
良い。
次に、本実施例の作用を説明する。第2図に示すように
作業者12は工具本体4を手で持ち、溶接機13に設置
された溶接ガン14のシャンク11の先端にある電極2
を工具本体4に設けられた固定チップガイド9内に挿入
する。このときシャンク11は固定チップガイド9の管
状部9bによって保持され、電極チップ2はチップカッ
タ1に面直に当接する。従って作業者12は工具本体4
を持ち電極チップ2に押し当てるだけでよく、角度合わ
せを行なう必要はない。
次に、工具本体4に内蔵されたモータによりカッタケー
ス5を回転させると、カッタケース5に固定されている
チップカッタ1が回転し、電極チップ2の先端の研削が
行なわれる。
このとき前述したようにチップカッタ1の回転中心に当
接している部分の電極チップ2には研削されない部分が
凸状となって残る。この研削残りを研磨するため、工具
本体4の固定チップガイド9を電極チップ2から抜き、
反対側にある固定チップガイド10内に電極チップ2を
挿入し、同様にモータを回転させてサンドペーパー8に
よす研削残りの研磨を行なう。このとき固定チップガイ
ド10はカッタケース5の中心線5aに対して偏心して
設けられているので、サンドペーパー8による研磨は十
分に行なわれ、電極チップ2の表面全体を平滑にし、か
つ研削切り粉を除去することができる。また、このサン
ドペーパー8は弾性を有する両面接着テープ7によりカ
ッタケース5に接着されているので5着脱が容易であり
、しかも接着テープ7のクツション効果により電極チッ
プ2の先端表面全域を均一に研磨することができる。
本実施例によれば、電極チップ2の研削時に電極チップ
2をチップカッタ1及びサンドペーパー8に対し容易に
面直に保持することができるので、接触角度を常に直角
に保ち、正常なチップ形状を容品に復元することができ
る。
また、サンドペーパー8は電極チップ2に対して偏心し
て回転するので、電極チップ2の先端中心の加工残りを
確実に研磨除去することができる。
さらに、作業者12は工具本体4を電極チップ2に押し
付けるだけでよく、電極チップ2は工具本体4から外れ
るおそれがないので、研磨作業を安全かつ容易に行なう
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ドレッシング工具
本体の一端に回転自在に設けられたカッタケースの両面
に、それぞれチップカッタと研磨シートとを設け、これ
らに対向して電極チップを挿入保持する保持部材を設け
、かつ研磨シート側の保持部材をカッタケースに対して
偏心して配設したので、電極チップをチップカッタ及び
研磨シートに対して面直に保持することができ、研削時
に正常なチップ形状を容易に復元することができ、かつ
電極チップの先端中心の加工残りを確実に研削除去する
ことができる。しかも電極チップから工具本体が外れる
おそれがないので、研磨作業を安全かつ容易に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部縦断面図、第2図
は同じく作業状態を説明する概略側面図、第3図及び第
4図は従来の電極チンプトレッシンク時の問題点を示す
説明図である。 1・・・チップカッタ、  2・・・電極チップ、4・
・・工具本体、  4a・・・貫通孔、5・・・カッタ
ケース、 7・・・両面接着テープ(接着シート)、8・・・サン
ドペーパー(研磨シート)。 9.10・・・固定チップガイド(保持部材)。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工具本体の一端近傍に駆動源によって回転駆動さ
    れるほぼ円筒状のカッタケースを板厚方向に貫通して回
    転自在に装着し、該カッタケースの一方の端面に電極チ
    ップの先端が摺接する凹部を有するチップカッタを嵌合
    固定し、他方の端面に研磨シートを固着し、前記工具本
    体のカッタケースの両端面にそれぞれ対向する位置に、
    前記電極チップを挿入保持する保持部材を前記カッタケ
    ースの回転軸に平行に設けるとともに、前記チップカッ
    タ側の保持部材を前記カッタケースと同心上に配設し、
    前記研磨シート側の保持部材を前記カッタケースに対し
    て偏心して配設したことを特徴とする電極チップのドレ
    ッシング工具。
JP12334890A 1990-05-14 1990-05-14 電極チップのドレッシング工具 Pending JPH0417983A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5288185A (en) * 1990-01-10 1994-02-22 Ab Volvo Process and device for forming electrodes in a spot welding gun or the like
JPH079576U (ja) * 1993-07-16 1995-02-10 ナストーア株式会社 チップガイド付電極クリーナ
US6796754B2 (en) * 2001-06-27 2004-09-28 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Chip collecting apparatus for tip dresser
CN103464391A (zh) * 2013-08-14 2013-12-25 大豪信息技术(威海)有限公司 电极棒清洁工具
JP2019150838A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社村田製作所 電極研磨装置、電極研磨装置を備えた溶接装置、および、電極研磨方法

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