JPH07164293A - バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ - Google Patents
バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシInfo
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- JPH07164293A JPH07164293A JP5315418A JP31541893A JPH07164293A JP H07164293 A JPH07164293 A JP H07164293A JP 5315418 A JP5315418 A JP 5315418A JP 31541893 A JP31541893 A JP 31541893A JP H07164293 A JPH07164293 A JP H07164293A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B13/00—Brushes with driven brush bodies or carriers
- A46B13/008—Disc-shaped brush bodies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/30—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
- B08B1/32—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
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- B08B1/36—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members rotating about an axis orthogonal to the surface
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D31/00—Cutting-off surplus material, e.g. gates; Cleaning and working on castings
- B22D31/002—Cleaning, working on castings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B27/00—Other grinding machines or devices
- B24B27/033—Other grinding machines or devices for grinding a surface for cleaning purposes, e.g. for descaling or for grinding off flaws in the surface
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- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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- B24D13/14—Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリ取りブラシの初期セット位置のばらつき
や使用に伴うブラシ長の経時変化を自動調整して、バリ
取り荷重のばらつきをなくすことによってバリ取りブラ
シが通過するワーク加工面の粗度のばらつきをなくする
とともに、ブラシのワーク食込み時のブラシの引き込み
によりワークの傷の発生を防止する。 【構成】 先端に着脱自在のブラシ１を取り付けたバリ
取りブラシ支持部を支持する第１ホルダ部材５を第２ホ
ルダ部材６の中にスプリング６3 を介して挿入して支持
する一方、第１ホルダ部材５を保持した工具ホルダ４を
複数個マシニングセンタに装着し、相隣るバリ取りブラ
シ１s1と１s2、或いは１s2と１s3を互いに異なる方向に
回転させて、進行してくるワークＷの加工面を一方側だ
けでなく、複数の方向から磨き上げることによってバリ
取りを行う。
や使用に伴うブラシ長の経時変化を自動調整して、バリ
取り荷重のばらつきをなくすことによってバリ取りブラ
シが通過するワーク加工面の粗度のばらつきをなくする
とともに、ブラシのワーク食込み時のブラシの引き込み
によりワークの傷の発生を防止する。 【構成】 先端に着脱自在のブラシ１を取り付けたバリ
取りブラシ支持部を支持する第１ホルダ部材５を第２ホ
ルダ部材６の中にスプリング６3 を介して挿入して支持
する一方、第１ホルダ部材５を保持した工具ホルダ４を
複数個マシニングセンタに装着し、相隣るバリ取りブラ
シ１s1と１s2、或いは１s2と１s3を互いに異なる方向に
回転させて、進行してくるワークＷの加工面を一方側だ
けでなく、複数の方向から磨き上げることによってバリ
取りを行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バリ取り装置及びマシ
ニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシに関
する。
ニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来から存在するバリ取りブラシは工具
ホルダに対して固定的に取り付けられていて、電動モー
タでバリ取りブラシの回転を駆動するもので、そのバリ
取りブラシのブラシ部分を、フライスカッタ等で加工さ
れた加工面に当接し、加工面の端などに生ずるバリをバ
リ取りブラシを回転させて擦り除いていた。その場合に
は、ワークはローラコンベヤで搬送され、その側面、上
面等に設置されたバリ取りブラシの位置でワークのバリ
取りを行っていた。
ホルダに対して固定的に取り付けられていて、電動モー
タでバリ取りブラシの回転を駆動するもので、そのバリ
取りブラシのブラシ部分を、フライスカッタ等で加工さ
れた加工面に当接し、加工面の端などに生ずるバリをバ
リ取りブラシを回転させて擦り除いていた。その場合に
は、ワークはローラコンベヤで搬送され、その側面、上
面等に設置されたバリ取りブラシの位置でワークのバリ
取りを行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバリ取り
ブラシ装置はブラシのセット位置のばらつきや使用に伴
いブラシ長が経時的に変化してワークのバリ取り当接面
に接触するときのバリ取り荷重のばらつきが生じ、必ず
しも一様にバリ取りが行われず、バリ取りブラシが通過
する面粗度のばらつきがみられた。本発明は、上記の欠
点を解消するために創案されたものであり、バリ取りブ
ラシの初期セット位置のばらつきや使用に伴うブラシ長
の経時変化を自動調整して、バリ取り荷重のばらつきを
なくすことによってバリ取りが通過するワーク加工面の
粗度のばらつきをなくするとともに、ブラシのワーク食
い込み時のブラシの引き込みによりワークの傷の発生を
防止することを目的とする。
ブラシ装置はブラシのセット位置のばらつきや使用に伴
いブラシ長が経時的に変化してワークのバリ取り当接面
に接触するときのバリ取り荷重のばらつきが生じ、必ず
しも一様にバリ取りが行われず、バリ取りブラシが通過
する面粗度のばらつきがみられた。本発明は、上記の欠
点を解消するために創案されたものであり、バリ取りブ
ラシの初期セット位置のばらつきや使用に伴うブラシ長
の経時変化を自動調整して、バリ取り荷重のばらつきを
なくすことによってバリ取りが通過するワーク加工面の
粗度のばらつきをなくするとともに、ブラシのワーク食
い込み時のブラシの引き込みによりワークの傷の発生を
防止することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複数個の軸心周りに回転自在のバリ取りブ
ラシを並列して配置し、該バリ取りブラシのブラシ部分
を進行するワークの加工面に当接し、相隣るバリ取りブ
ラシを逆方向に回転させ、バリ取りを行うようにしてな
ることを特徴とするものが提供され、さらに、本発明の
マシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ
は先端に着脱自在のブラシを取着したバリ取りブラシ支
持部を保持する第１ホルダ部材を底付きスリーブよりな
る第２ホルダ部材にスプリングを介して出入自在に一体
的に嵌め込み、その一体化された第１ホルダ部材と第２
ホルダ部材をマシニングセンタ装着用取付部と嵌込筒部
からなる工具ホルダの嵌込筒部に嵌め込み固定してなる
ことを特徴とするものである。
に、本発明の複数個の軸心周りに回転自在のバリ取りブ
ラシを並列して配置し、該バリ取りブラシのブラシ部分
を進行するワークの加工面に当接し、相隣るバリ取りブ
ラシを逆方向に回転させ、バリ取りを行うようにしてな
ることを特徴とするものが提供され、さらに、本発明の
マシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ
は先端に着脱自在のブラシを取着したバリ取りブラシ支
持部を保持する第１ホルダ部材を底付きスリーブよりな
る第２ホルダ部材にスプリングを介して出入自在に一体
的に嵌め込み、その一体化された第１ホルダ部材と第２
ホルダ部材をマシニングセンタ装着用取付部と嵌込筒部
からなる工具ホルダの嵌込筒部に嵌め込み固定してなる
ことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】上記のバリ取り装置を使用してバリ取りを行う
には、進行してくるワークの加工された面の縁等に生じ
たバリをバリ取りブラシが加工部の内側に入り込まない
ようにして相隣る互いに逆方向に軸心周りに回転する複
数個のブラシで磨くことにより一方向だけでなくあらゆ
る方向のバリ取りを行うことができる。また、バリ取り
ブラシは、後端にマシニングセンタに装着するための工
具ホルダを有しているので、それをマシニングセンタの
主軸の孔に引き込んで装着する。さらにその工具ホルダ
には、バリ取りブラシ支持部を保持する第１ホルダ部材
を底付スリーブよりなる第２ホルダ部材にスプリングを
介して出入自在に一体的に嵌め込んだものが一体的に挿
入されており、それらのものの第１ホルダ部材にバリ取
り部材を取り付けて構成されているので、ワークの移動
にしたがってワークの加工面の端に生じたバリの部分に
バリ取りブラシを当接して回転させるとバリが磨き取ら
れ、加工面が綺麗になる。また第１ホルダ部材と第２ホ
ルダ部材間にスプリングが介在しているので、バリ取り
面にかかるブラシの圧力をほぼ一定にその面を一様に磨
き上げることができる。
には、進行してくるワークの加工された面の縁等に生じ
たバリをバリ取りブラシが加工部の内側に入り込まない
ようにして相隣る互いに逆方向に軸心周りに回転する複
数個のブラシで磨くことにより一方向だけでなくあらゆ
る方向のバリ取りを行うことができる。また、バリ取り
ブラシは、後端にマシニングセンタに装着するための工
具ホルダを有しているので、それをマシニングセンタの
主軸の孔に引き込んで装着する。さらにその工具ホルダ
には、バリ取りブラシ支持部を保持する第１ホルダ部材
を底付スリーブよりなる第２ホルダ部材にスプリングを
介して出入自在に一体的に嵌め込んだものが一体的に挿
入されており、それらのものの第１ホルダ部材にバリ取
り部材を取り付けて構成されているので、ワークの移動
にしたがってワークの加工面の端に生じたバリの部分に
バリ取りブラシを当接して回転させるとバリが磨き取ら
れ、加工面が綺麗になる。また第１ホルダ部材と第２ホ
ルダ部材間にスプリングが介在しているので、バリ取り
面にかかるブラシの圧力をほぼ一定にその面を一様に磨
き上げることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１（ａ），（ｂ）はシリンダヘッドの側面のバ
リ取りを行う装置の概略図で、図２は回転するターンテ
ーブル上に裏返したシリンダヘッドを配置し、シリンダ
ヘッド下面に上面よりバリ取りブラシを当接してバリ取
りを行うバリ取りブラシの配置構造を示した図である。
図３（ａ），（ｂ），（ｃ）はシリンダヘッドの上面に
バリ取りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブラ
シの配置構造を示した側面図、平面図、及びシリンダヘ
ッドの側面図で、図４は本発明の実施例のマシニングセ
ンタ装着用工具ホルダを有するバリ取りブラシの概略構
造図である。
する。図１（ａ），（ｂ）はシリンダヘッドの側面のバ
リ取りを行う装置の概略図で、図２は回転するターンテ
ーブル上に裏返したシリンダヘッドを配置し、シリンダ
ヘッド下面に上面よりバリ取りブラシを当接してバリ取
りを行うバリ取りブラシの配置構造を示した図である。
図３（ａ），（ｂ），（ｃ）はシリンダヘッドの上面に
バリ取りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブラ
シの配置構造を示した側面図、平面図、及びシリンダヘ
ッドの側面図で、図４は本発明の実施例のマシニングセ
ンタ装着用工具ホルダを有するバリ取りブラシの概略構
造図である。
【０００７】まず、本発明のバリ取り装置を使用してシ
リンダヘッドのバリ取りを行う場合の実施例について説
明する。 （i)ワーク（シリンダヘッド）の両側のバリ取りを行う
実施例（図１(a),(b）参照) バリ取り機１１は図１（ａ）のように構成されており、
電動モータＭで駆動されるようになっていて、その駆動
力はタイミングベルト１２を介して左右対称に配置され
たギヤボックス１３のギヤを回転させることにより、バ
リ取りブラシ１s ，１s を前方から進行してくるシリン
ダヘッドＷの側面に当接して吸気ポート及び排気ポート
部分をフライスカッタ等で加工した部分に残るバリ取り
を行うようになっている。その場合のバリ取りブラシ１
s の片側の配置は図１（ｂ）のようになっており、ギヤ
ボックス１３の駆動ギヤ１３1 の駆動により伝導ギヤ１
３2 ，１３3 が回転し、バリ取りブラシ１s1，１s3が同
方向に回転し、バリ取りブラシ１s2が逆方向に回転して
シリリダヘッドＷの加工された吸気ポートＩ1 〜Ｉ6 の
内部周辺にあるバリを磨き上げることによって殆ど除去
して綺麗な平面にしている。この場合のフライスカッタ
等の回転方向はバリ取りブラシ１s1，１s3の回転方向と
逆方向であり、バリ取りブラシ１s2の回転方向と同じで
あるから、バリはシリンダヘッドＷ進行方向後ろ側に生
ずるので、上記のようにバリ取りブラシを回転するとバ
リ取りが効果的に行える。なお、図１（ａ）の上方には
シリンダヘッドＷのカム室周りのバリ取りを行うバリ取
りブラシ装置１u が設けられている。
リンダヘッドのバリ取りを行う場合の実施例について説
明する。 （i)ワーク（シリンダヘッド）の両側のバリ取りを行う
実施例（図１(a),(b）参照) バリ取り機１１は図１（ａ）のように構成されており、
電動モータＭで駆動されるようになっていて、その駆動
力はタイミングベルト１２を介して左右対称に配置され
たギヤボックス１３のギヤを回転させることにより、バ
リ取りブラシ１s ，１s を前方から進行してくるシリン
ダヘッドＷの側面に当接して吸気ポート及び排気ポート
部分をフライスカッタ等で加工した部分に残るバリ取り
を行うようになっている。その場合のバリ取りブラシ１
s の片側の配置は図１（ｂ）のようになっており、ギヤ
ボックス１３の駆動ギヤ１３1 の駆動により伝導ギヤ１
３2 ，１３3 が回転し、バリ取りブラシ１s1，１s3が同
方向に回転し、バリ取りブラシ１s2が逆方向に回転して
シリリダヘッドＷの加工された吸気ポートＩ1 〜Ｉ6 の
内部周辺にあるバリを磨き上げることによって殆ど除去
して綺麗な平面にしている。この場合のフライスカッタ
等の回転方向はバリ取りブラシ１s1，１s3の回転方向と
逆方向であり、バリ取りブラシ１s2の回転方向と同じで
あるから、バリはシリンダヘッドＷ進行方向後ろ側に生
ずるので、上記のようにバリ取りブラシを回転するとバ
リ取りが効果的に行える。なお、図１（ａ）の上方には
シリンダヘッドＷのカム室周りのバリ取りを行うバリ取
りブラシ装置１u が設けられている。
【０００８】（ii) ワーク（シリンダヘッド）の下面の
バリ取りを行う実施例（図２参照） 図２のターンテーブルＴ上にシリンダヘッドＷの下面の
バリ取りを行うためにシリンダヘッドＷが裏返しして配
置されており、燃焼室の吸気バルブ及び排気バルブの孔
や燃焼室の周囲をフライスカッタ等で加工した後、その
加工面に生じたバリを効果的に除去するために、シリン
ダヘッドＷが通る軸線ｌに対して左右に互いに逆転する
２個づつのバリ取りブラシ１u1，１u2，及び１u3，１u4
が配置される構成を採っており、それらからのバリ取り
ブラシ１u1〜１u4を電動モータＭによって駆動される駆
動軸１４に伝導装置１５を介して駆動してシリンダヘッ
ドＷの吸気バルブ及び排気バルブの孔１６ｉ，１６ｅと
その周囲及び燃焼室周囲１６ｃやシール部分のバリを除
去する。 （iii)ワーク（シリンダ）の上面のバリ取りを行う実施
例（図３（ａ），（ｂ）参照） 図３（ａ）に示すように中央に駆動軸１８が配置されて
おり、その駆動力が歯車１７2 を回転させ、その歯車１
７2 と噛合する１７1 ，１７3 を回転させ、バリ取りブ
ラシ１5 、１6 を回転させるようになっており、さらに
駆動軸１８の歯車１７2 に噛み合うバリ取りブラシ
１1 ，１2 ，１3 ，１4 を駆動する別の歯車があり、そ
のバリ取りブラシブラシ１1 ，１2 ，１3 ，１4 は図３
（ｂ）のように配置されており、電動モータの駆動軸１
８の矢印方向の回転によりシリンダヘッドＷの上面のカ
ム室周りの加工面に当接されているバリ取りブラシ１1
〜１6が矢印の方向にそれぞれ回転して→方向から進行
してくるシリンダヘッドＷの加工面に生じたバリ取りを
行うようになっている。このような方法でバリ取りを行
うとカム軸受部分等の細かな部分のバリ取りが効果的に
行われる。
バリ取りを行う実施例（図２参照） 図２のターンテーブルＴ上にシリンダヘッドＷの下面の
バリ取りを行うためにシリンダヘッドＷが裏返しして配
置されており、燃焼室の吸気バルブ及び排気バルブの孔
や燃焼室の周囲をフライスカッタ等で加工した後、その
加工面に生じたバリを効果的に除去するために、シリン
ダヘッドＷが通る軸線ｌに対して左右に互いに逆転する
２個づつのバリ取りブラシ１u1，１u2，及び１u3，１u4
が配置される構成を採っており、それらからのバリ取り
ブラシ１u1〜１u4を電動モータＭによって駆動される駆
動軸１４に伝導装置１５を介して駆動してシリンダヘッ
ドＷの吸気バルブ及び排気バルブの孔１６ｉ，１６ｅと
その周囲及び燃焼室周囲１６ｃやシール部分のバリを除
去する。 （iii)ワーク（シリンダ）の上面のバリ取りを行う実施
例（図３（ａ），（ｂ）参照） 図３（ａ）に示すように中央に駆動軸１８が配置されて
おり、その駆動力が歯車１７2 を回転させ、その歯車１
７2 と噛合する１７1 ，１７3 を回転させ、バリ取りブ
ラシ１5 、１6 を回転させるようになっており、さらに
駆動軸１８の歯車１７2 に噛み合うバリ取りブラシ
１1 ，１2 ，１3 ，１4 を駆動する別の歯車があり、そ
のバリ取りブラシブラシ１1 ，１2 ，１3 ，１4 は図３
（ｂ）のように配置されており、電動モータの駆動軸１
８の矢印方向の回転によりシリンダヘッドＷの上面のカ
ム室周りの加工面に当接されているバリ取りブラシ１1
〜１6が矢印の方向にそれぞれ回転して→方向から進行
してくるシリンダヘッドＷの加工面に生じたバリ取りを
行うようになっている。このような方法でバリ取りを行
うとカム軸受部分等の細かな部分のバリ取りが効果的に
行われる。
【０００９】次に、バリ取り装置のうち、その中のマシ
ニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシにつ
いて説明する。マシニングセンタ装着用ホルダを有する
バリ取りブラシ１はホルダ部２とバリ取りブラシ部３か
ら構成されている。ホルダ部２は、工具ホルダ４は図４
に示すように一方側は取付部４1 が円錐台形状をしてお
り、上端にはマシニングセンタの主軸の孔に引き込んで
装着するための係合具７が設けられている。他方側は嵌
込筒部４2 が開口を有する中空円筒体になっていて、一
側がテーパ状になっている開口付中空円筒体の第１ホル
ダ部材５が挿入され、外側よりそのテーパ部分５1 をボ
ルト５2 で締め付けて固定されている。第１ホルダ部材
５は開口側が肉厚の鍔状に形成された底付きスリーブに
よって形成され、その底付きスリーブの内部に、一方側
にバリ取りブラシ部３の軸８取付用取付孔６1 を有する
段付円筒状の第２ホルダー部材６がスプリング６3 を介
して挿入され、ピン６2 で留められている。そして第２
ホルダー部材６は線１１の位置までスプリング６3 に抗
して昇降可能になっている。バリ取りブラシ部３は中心
に軸８を有する板９にブラシ部分１０が装着されて構成
され、軸８を第２ホルダ部材６の取付孔６1 に挿入して
ボルトで留められている。また、このバリ取りブラシ部
３のブラシ部分１０は砥粒入りのナイロンでできてお
り、中心の周りに渦巻状に巻いて作製されているので、
円周方向外側ではブラシ部分１０は密であり、内側に向
かうにしたがって粗くなり、中心部では孔が開いている
構造になっていて、外周部分では上記のようにブラシ部
分１０は密であり、かつ角速度が速いので、バリ取りが
よく行われ、その結果、よく磨き上げられる。またこの
ようなバリ取りブラシを使用すれば、例えば、図２のよ
うな場合のバリ取りのときに、燃焼室の外縁が丁度バリ
取りブラシの渦巻きの外縁に当たるようになっている。
それ故、燃焼室のその部分のバリが確実に取られる。さ
らに、上記のようにバリ取りブラシ１は構成されている
ので、ブラシの最初のセット位置のばらつきや使用して
いるうちにブラシ長が変化してもスプリング６3 によっ
てバリ取り荷重が調整され、ほぼ一定に保たれる。
ニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシにつ
いて説明する。マシニングセンタ装着用ホルダを有する
バリ取りブラシ１はホルダ部２とバリ取りブラシ部３か
ら構成されている。ホルダ部２は、工具ホルダ４は図４
に示すように一方側は取付部４1 が円錐台形状をしてお
り、上端にはマシニングセンタの主軸の孔に引き込んで
装着するための係合具７が設けられている。他方側は嵌
込筒部４2 が開口を有する中空円筒体になっていて、一
側がテーパ状になっている開口付中空円筒体の第１ホル
ダ部材５が挿入され、外側よりそのテーパ部分５1 をボ
ルト５2 で締め付けて固定されている。第１ホルダ部材
５は開口側が肉厚の鍔状に形成された底付きスリーブに
よって形成され、その底付きスリーブの内部に、一方側
にバリ取りブラシ部３の軸８取付用取付孔６1 を有する
段付円筒状の第２ホルダー部材６がスプリング６3 を介
して挿入され、ピン６2 で留められている。そして第２
ホルダー部材６は線１１の位置までスプリング６3 に抗
して昇降可能になっている。バリ取りブラシ部３は中心
に軸８を有する板９にブラシ部分１０が装着されて構成
され、軸８を第２ホルダ部材６の取付孔６1 に挿入して
ボルトで留められている。また、このバリ取りブラシ部
３のブラシ部分１０は砥粒入りのナイロンでできてお
り、中心の周りに渦巻状に巻いて作製されているので、
円周方向外側ではブラシ部分１０は密であり、内側に向
かうにしたがって粗くなり、中心部では孔が開いている
構造になっていて、外周部分では上記のようにブラシ部
分１０は密であり、かつ角速度が速いので、バリ取りが
よく行われ、その結果、よく磨き上げられる。またこの
ようなバリ取りブラシを使用すれば、例えば、図２のよ
うな場合のバリ取りのときに、燃焼室の外縁が丁度バリ
取りブラシの渦巻きの外縁に当たるようになっている。
それ故、燃焼室のその部分のバリが確実に取られる。さ
らに、上記のようにバリ取りブラシ１は構成されている
ので、ブラシの最初のセット位置のばらつきや使用して
いるうちにブラシ長が変化してもスプリング６3 によっ
てバリ取り荷重が調整され、ほぼ一定に保たれる。
【００１０】以上本発明のバリ取り装置を使用してシリ
ンダヘッドのバリ取りを行う場合の実施例及びバリ取り
装置のうち、その中のマシニングセンタ装着用ホルダを
有するバリ取りブラシの実施例について説明したが、本
発明は上記実施例に限定されるものでなく、特にバリ取
り装置については以下に述べるようなものも含まれるも
のであることはいうまでもない。即ち、軸心周りに回転
自在のバリ取りブラシの個数を奇数個とし、バリ取りブ
ラシのブラシ部分を進行するワークの対向する両側の加
工面に当接するようにしたものであってもよい。また回
転するターンテーブル上に配置されたワークの上面の加
工面に対してバリ取りブラシのブラシ部分を当接し、か
つワーク長手方向軸線に対して対向して配置したものも
好適である。さらに中心に設けられた駆動手段により駆
動される同型のバリ取りブラシのブラシ部分を該駆動手
段の周りにほぼ接するように配置してもよい。また先端
に着脱自在のブラシを取着したバリ取りブラシ支持部を
保持する第１ホルダ部材を底付きスリーブよりなる第２
ホルダ部材にスプリングを介して出入自在に一体的に嵌
め込み、その一体化された第１ホルダ部材と第２ホルダ
部材をマシニングセンタ装着用取付部と嵌込筒部からな
る工具ホルダの嵌込筒部に嵌め込み固定してなるもので
あってもよいことは勿論である。
ンダヘッドのバリ取りを行う場合の実施例及びバリ取り
装置のうち、その中のマシニングセンタ装着用ホルダを
有するバリ取りブラシの実施例について説明したが、本
発明は上記実施例に限定されるものでなく、特にバリ取
り装置については以下に述べるようなものも含まれるも
のであることはいうまでもない。即ち、軸心周りに回転
自在のバリ取りブラシの個数を奇数個とし、バリ取りブ
ラシのブラシ部分を進行するワークの対向する両側の加
工面に当接するようにしたものであってもよい。また回
転するターンテーブル上に配置されたワークの上面の加
工面に対してバリ取りブラシのブラシ部分を当接し、か
つワーク長手方向軸線に対して対向して配置したものも
好適である。さらに中心に設けられた駆動手段により駆
動される同型のバリ取りブラシのブラシ部分を該駆動手
段の周りにほぼ接するように配置してもよい。また先端
に着脱自在のブラシを取着したバリ取りブラシ支持部を
保持する第１ホルダ部材を底付きスリーブよりなる第２
ホルダ部材にスプリングを介して出入自在に一体的に嵌
め込み、その一体化された第１ホルダ部材と第２ホルダ
部材をマシニングセンタ装着用取付部と嵌込筒部からな
る工具ホルダの嵌込筒部に嵌め込み固定してなるもので
あってもよいことは勿論である。
【００１１】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は構成されて
いるので、バリ取り装置を複数個の軸心周りに回転自在
のバリ取りブラシを並列して配置し、該バリ取りブラシ
のブラシ部分を進行するワークの加工面に当接し、相隣
るバリ取りブラシを逆方向に回転させ、バリ取りを行う
ようにしたことによって、ワークの加工面の端等に生じ
バリが磨き取られ、加工面が綺麗に仕上げられ、またバ
リ取りブラシをマシニングセンタに装着できるように構
成することによって、ツール交換機能をもつ工具と同様
にマシニングセンタに装着することによって従来のもの
に比べて加工面が綺麗に仕上がる等の効果を奏するもの
でる。
いるので、バリ取り装置を複数個の軸心周りに回転自在
のバリ取りブラシを並列して配置し、該バリ取りブラシ
のブラシ部分を進行するワークの加工面に当接し、相隣
るバリ取りブラシを逆方向に回転させ、バリ取りを行う
ようにしたことによって、ワークの加工面の端等に生じ
バリが磨き取られ、加工面が綺麗に仕上げられ、またバ
リ取りブラシをマシニングセンタに装着できるように構
成することによって、ツール交換機能をもつ工具と同様
にマシニングセンタに装着することによって従来のもの
に比べて加工面が綺麗に仕上がる等の効果を奏するもの
でる。
【図１】（ａ）はシリンダヘッドの側面のバリ取りを行
う装置の概略立面図である。（ｂ）はシリンダヘッドの
側面のバリ取りを行う装置の概略側面図ある。
う装置の概略立面図である。（ｂ）はシリンダヘッドの
側面のバリ取りを行う装置の概略側面図ある。
【図２】回転するターンテーブル上に裏返したシリンダ
ヘッドを配置し、シリンダヘッド下面に上面よりバリ取
りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブラシの配
置構造を示した平面図である。
ヘッドを配置し、シリンダヘッド下面に上面よりバリ取
りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブラシの配
置構造を示した平面図である。
【図３】（ａ）はシリンダヘッドの上面にバリ取りブラ
シを当接してバリ取りを行うバリ取りブラシの配置構造
を示した側面図である。（ｂ）はシリンダヘッドの上面
にバリ取りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブ
ラシの配置構造を示した模式的平面図である。（ｃ）は
シリンダヘッドの側面図である。
シを当接してバリ取りを行うバリ取りブラシの配置構造
を示した側面図である。（ｂ）はシリンダヘッドの上面
にバリ取りブラシを当接してバリ取りを行うバリ取りブ
ラシの配置構造を示した模式的平面図である。（ｃ）は
シリンダヘッドの側面図である。
【図４】本発明の実施例のマシニングセンタ装着用工具
ホルダを有するバリ取りブラシの概略構造図である。
ホルダを有するバリ取りブラシの概略構造図である。
１ バリ取りブラシ ２ ホルダ部 ３ バリ取りブラシ部 ４ 工具ホルダ ４1 取付部 ４2 嵌込筒部 ５ 第１ホルダ ６ 第２ホルダ ７ 係合具 Ｗ ワーク
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個の軸心周りに回転自在のバリ取り
ブラシを並列して配置し、該バリ取りブラシのブラシ部
分を進行するワークの加工面に当接し、相隣るバリ取り
ブラシを逆方向に回転させ、バリ取りを行うようにして
なることを特徴とするバリ取り装置。 - 【請求項２】 先端に着脱自在のブラシを取着したバリ
取りブラシ支持部を保持する第１ホルダ部材を底付きス
リーブよりなる第２ホルダ部材にスプリングを介して出
入自在に一体的に嵌め込み、その一体化された第１ホル
ダ部材と第２ホルダ部材をマシニングセンタ装着用取付
部と嵌込筒部からなる工具ホルダの嵌込筒部に嵌め込み
固定してなることを特徴とするマシニングセンタ装着用
ホルダ有するバリ取りブラシ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5315418A JPH07164293A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ |
| US08/356,661 US5600861A (en) | 1993-12-15 | 1994-12-15 | Casting finishing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5315418A JPH07164293A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164293A true JPH07164293A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18065148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5315418A Pending JPH07164293A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5600861A (ja) |
| JP (1) | JPH07164293A (ja) |
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1993
- 1993-12-15 JP JP5315418A patent/JPH07164293A/ja active Pending
-
1994
- 1994-12-15 US US08/356,661 patent/US5600861A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5600861A (en) | 1997-02-11 |
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