JPH0752013A - パイプ継ぎ手研磨装置 - Google Patents

パイプ継ぎ手研磨装置

Info

Publication number
JPH0752013A
JPH0752013A JP21821493A JP21821493A JPH0752013A JP H0752013 A JPH0752013 A JP H0752013A JP 21821493 A JP21821493 A JP 21821493A JP 21821493 A JP21821493 A JP 21821493A JP H0752013 A JPH0752013 A JP H0752013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe joint
feed screw
grinder
slider
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21821493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kuwabara
利明 桑原
Tetsuo Harada
哲男 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUSO INDUSTRIAL WORKS
FUSO KOGYO KK
Original Assignee
FUSO INDUSTRIAL WORKS
FUSO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUSO INDUSTRIAL WORKS, FUSO KOGYO KK filed Critical FUSO INDUSTRIAL WORKS
Priority to JP21821493A priority Critical patent/JPH0752013A/ja
Publication of JPH0752013A publication Critical patent/JPH0752013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ継ぎ手を溶接する前工程としての、溶
接部面の清浄、酸化膜の除去を機械化させる。 【構成】 回転軸4に設けた支持盤5に径方向の送りね
じ8を設け、この送りねじ8に螺合して送りねじの回転
により径方向に移動するスライダー10と、このスライ
ダーに取り付けたグラインダー13と、グラインダーに
取り付けたペーパー砥石14をそなえる。前記ペーパー
砥石14を適当な接触圧で、回転軸の軸心に合わせて固
着支持されたパイプ継ぎ手20の研磨面に弾性的に接触
させ、支持盤4の回転によってペーパー砥石14がパイ
プ継ぎ手の研磨面に沿って遊星運動を行うようにしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短いパイプ、エルボ等
のパイプ継ぎ手を溶接する前工程として、溶接部の面を
研磨する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ端面の内外径や面取りの加
工は、バイトによる切削で行っているが、バイトによる
切削中心に対して、チャックで支持されたパイプが偏心
していたり、真円でない場合は、図3のように、パイプ
の外径Aが、バイトの切削中心Oからの外径切削半径R
より大きくなった膨らみ部分Bや、パイプ内径aが内径
切削半径より小さくなった部分bは、バイトの切削半径
に合わせて切削されるため、切削前に均等であったパイ
プの肉厚tが不均一になる欠点があった。
【0003】また、特公昭46−20439号に示され
ているように、回転面板上に摺動可能に支持され、ばね
を介して径方向に移動できるようにしたスライドを設
け、このスライド上にバイトを取り付けて面取りを行わ
せ、切削面の偏心による切削抵抗の変化でスライドを移
動させるようにして、周方向の面取り量を均一化するよ
うにしたものがある。
【0004】しかして本発明のように、溶接のために溶
接部の内外面を清浄にし、付着している酸化膜を除去す
るものでは、バイトによる切削加工を行うと過大な切削
になるため、グラインダーを用いた研磨を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のグライ
ンダーによる研磨作業は手作業であるため、作業者の振
動が大きく、衛生上の問題があるだけでなく、振動のた
めに仕上げ面が不安定になり、研磨面の状態が溶接の仕
上がりに大きく影響する。したがって、研磨作業に溶接
の経験から得られるノウハウを加えて、振れによる研磨
面の状態を調整しながら研磨をする必要があるが、溶接
作業者自身がグラインダー研磨を行うと、振動による手
の振れが残って溶接精度が低下するので溶接作業までに
時間をおかねばならず、作業効率が低下している。
【0006】また、バイトを単にグラインダーに置き換
えても、偏心などによる膨らみがバイトのときと同様に
削り取られるために、均一な肉厚の保持ができず、溶接
結果に影響を生じ、機械化ができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パイプ継ぎ手
の肉厚を均等に保持させて、溶接面を清浄にする研磨作
業を機械化して、確実、迅速に行い得るようにしたもの
で、回転する支持盤上に径方向の送りねじを設け、この
送りねじに螺合して移動するスライダーに、保持枠を介
してグラインダーを設け、このグラインダーにペーパー
砥石を取り付けて、加工するパイプ継ぎ手の研磨面に適
当な接触圧で接触させ、支持盤の回転にともなってペー
パー砥石を研磨面に沿って遊星回転させるようにしてい
る。また、保持枠によりペーパー砥石の軸心を、パイプ
継ぎ手の研磨面に対して平行に調整できるようにしてあ
る。
【0008】
【作用】したがって、パイプ継ぎ手が真円でなかった
り、偏心により回転軸中心からの寸法がグラインダーの
回転半径と差異を生じていても、ペーパー砥石の弾性に
よって研磨面を過剰に削り取ることがなく、肉厚を均等
に保ち、遊星運動により研磨の効率を良好にする。ま
た、ペーパー砥石を研磨面と平行にして片当たりをなく
し、研磨状態および砥石の摩耗を平均化させる。
【0009】
【実施例】これを図に示す実施例について説明する。1
はベッド、2は取付台、3は取付台2上に設けたハウジ
ング、4はハウジング3に支持された回転軸で、支持盤
5を取り付けている。6はチェーン7を介して回転軸4
を駆動するモータ、8は支持盤5の径方向にブラケット
81、82で支持された送りねじ、9はそのハンドル、
10は送りねじに螺合したスライダーで、送りねじ8の
回転により送りねじに沿って径方向に移動する。
【0010】11はスライダー10に締め付けねじ12
で固着した保持枠、13はグラインダーで、この実施例
ではエヤグラインダーを用いており、保持枠11に保持
させてある。14はエヤグラインダーに取り付けたペー
パー砥石、15は回転軸4の通気孔に接続され、グライ
ンダー13を駆動する送気管である。
【0011】20はパイプ継ぎ手で、この実施例では9
0°のエルボを示している。21はチャック、22はチ
ャック支持台で、調整ねじ23でチャック21を適当な
角度に調整できるように保持させている。24はチャッ
ク支持台22を支持するフレームで、縦方向送りねじ2
5に前記チャック支持台22を螺合させており、ハンド
ル26により上下位置を調整する。27はベッド1に設
けた横方向送りねじで、フレーム24を螺合させ、ハン
ドル28でフレーム24とともにチャック支持台22を
グラインダーに向けて前後移動させる。
【0012】パイプ継ぎ手たとえばエルボ20をチャッ
ク21に取り付け、調整ねじ23でエルボの研磨する端
面が回転軸4の軸心に対して直角方向になるように位置
決めして固定する。縦方向送りねじ25でチャック支持
台22を上下移動させ、エルボ20の中心を回転軸4の
軸心位置に合わせ、横方向送りねじ27でエルボ20の
研磨部にペーパー砥石14が接触する位置に前後移動さ
せる。
【0013】モータ6からチェーン7を介して回転軸4
を回転させるとともに、送気管15を介してエヤグライ
ンダー13を駆動させると、保持枠11が回転軸4を中
心にして回転すると同時に、ペーパー砥石14が回転し
て遊星運動を行い、ハンドル9で送りねじ8を回転させ
てスライダー10の位置を調整して、ペーパー砥石14
をエルボ20の研磨面に適当な接触圧で接触させると、
ぺーパー砥石14が研磨面を研磨する。
【0014】しかるに、エルボ20の中心を回転軸4の
軸心に合わせてチャック21の位置決めをしても、エル
ボ自体が許容誤差の範囲で真円でないために、回転軸4
の軸心から研磨面までの半径寸法が円周方向位置で差異
を生じているが、この寸法差をペーパー砥石14の径方
向の弾力性によって吸収し、研磨面を誤差があるままで
研磨し、エルボの外形寸法を変えないで全周面を研磨す
る。
【0015】エルボ20の内面を研磨するときも、同様
に行われる。また、端面に設けた開先などの傾斜した面
を研磨するときは、締め付けねじ12でグラインダー1
3を研磨面と同じ角度で傾斜させ、ペーパー砥石14の
軸心を研磨面と平行にして接触させる。
【0016】なお、送りねじ8を回転させるサーボモー
タ16を設け、ペーパー砥石14が研磨面に接触する接
触圧を検出してサーボモータを制御させ、偏心などによ
り接触圧が過大または過小になると、送りねじ8を回転
させてスライダー10を移動させ、接触圧を所定の範囲
に維持させるようにすることもできる。また、支持盤5
は必ずしも円盤にする必要はなく、たとえばアーム形状
のものでもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、回転軸に設けた
支持盤に、径方向の送りねじと、送りねじに螺合させた
スライダーをそなえ、このスライダーに支持されたグラ
インダーにペーパー砥石を取り付け、このペーパー砥石
をパイプ継ぎ手の研磨面に適当な接触圧で弾性的に接触
させ、支持盤の回転によってペーパー砥石が、パイプ継
ぎ手の研磨面に沿って遊星運動を行うようにしてあるの
で、確実な研磨を行うとともに、パイプ継ぎ手が真円で
ない場合や、偏心している場合やでも、ペーパー砥石の
弾力性により砥石の回転半径に合わせて、研磨面を削り
取ることなく研磨を行い、部分的な肉薄状態を生じさせ
ることなく所定の均一な肉厚を保持させ、溶接を良好な
状態で行うことができる。
【0018】また、研磨面の傾斜に応じて、グラインダ
ーの取付角度をスライダーとの締め付けねじによって調
整し、ペーパー砥石を研磨面と平行に保持することによ
り、ペーパー砥石の軸方向全面に均一な負荷がかかり、
ペーパー砥石の片減りをなくし寿命を長くする効果があ
り、また、ペーパー砥石に加わる接触圧を検出して、砥
石と研磨面との接触圧を均等に保つように制御すれば、
研磨面の仕上がりを良好にし、ペーパー砥石の摩耗を少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う拡大断面図である。
【図3】従来の切削によるパイプの仕上がり状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 取付台 3 ハウジング 4 回転軸 5 支持盤 6 モータ 7 チェーン 8 送りねじ 10 スライダー 11 保持枠 13 エヤグラインダー 14 ペーパー砥石 20 パイプ継ぎ手 21 チャック 22 チャック支持台 24 フレーム 25 縦方向送りねじ 27 横方向送りねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に設けた支持盤に径方向の送りね
    じを設け、この送りねじに螺合して送りねじの回転によ
    り径方向に移動するスライダーと、このスライダーに取
    り付けたグラインダーと、グラインダーに取り付けたペ
    ーパー砥石をそなえ、前記ペーパー砥石を適当な接触圧
    で、回転軸の軸心に合わせて固着支持されたパイプ継ぎ
    手の研磨面に弾性的に接触させ、支持盤の回転によって
    ペーパー砥石がパイプ継ぎ手の研磨面に沿って遊星運動
    を行うことを特徴とするパイプ継ぎ手研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記グラインダーがスライダーに締め付
    けねじによって取付角度を調整できるように支持され、
    ペーパー砥石の軸心を研磨面と平行に保持するようにし
    た請求項1のパイプ継ぎ手研磨装置。
JP21821493A 1993-08-09 1993-08-09 パイプ継ぎ手研磨装置 Pending JPH0752013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21821493A JPH0752013A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 パイプ継ぎ手研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21821493A JPH0752013A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 パイプ継ぎ手研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0752013A true JPH0752013A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16716410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21821493A Pending JPH0752013A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 パイプ継ぎ手研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0752013A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108655858A (zh) * 2018-04-28 2018-10-16 江苏新扬子造船有限公司 一种管道坡口一次成型加工装置及加工方法
CN110125798A (zh) * 2019-06-19 2019-08-16 北京石油化工学院 一种偏心行星轨迹多尺寸卡盘的自动磨印石机
CN112621546A (zh) * 2020-12-18 2021-04-09 傅章为 一种不锈钢产品的抛光装置及抛光方法
WO2022116186A1 (zh) * 2020-12-04 2022-06-09 南京溧水高新创业投资管理有限公司 一种墨盒削边设备
CN115157046A (zh) * 2022-07-22 2022-10-11 常州纺织服装职业技术学院 一种钢结构建筑焊接用打磨装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108655858A (zh) * 2018-04-28 2018-10-16 江苏新扬子造船有限公司 一种管道坡口一次成型加工装置及加工方法
CN108655858B (zh) * 2018-04-28 2023-08-04 江苏新扬子造船有限公司 一种管道坡口一次成型加工装置及加工方法
CN110125798A (zh) * 2019-06-19 2019-08-16 北京石油化工学院 一种偏心行星轨迹多尺寸卡盘的自动磨印石机
WO2022116186A1 (zh) * 2020-12-04 2022-06-09 南京溧水高新创业投资管理有限公司 一种墨盒削边设备
CN112621546A (zh) * 2020-12-18 2021-04-09 傅章为 一种不锈钢产品的抛光装置及抛光方法
CN115157046A (zh) * 2022-07-22 2022-10-11 常州纺织服装职业技术学院 一种钢结构建筑焊接用打磨装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07164293A (ja) バリ取りブラシ装置及びマシニングセンタ装着用ホルダを有するバリ取りブラシ
JP5034951B2 (ja) 砥石修正装置
JPH01252351A (ja) 光ファイバコネクタの端面加工装置
JPH0635104B2 (ja) ロッカ−ア−ムのスリッパ−面のア−ル加工方法およびその装置
JPH1058230A (ja) 平歯車の精密機械加工方法および装置
JPH0752013A (ja) パイプ継ぎ手研磨装置
JP3290235B2 (ja) 研摩方法及び研摩装置
JP2010042453A (ja) ダイシング装置及びブレード先端形状形成方法
JP2010069594A (ja) 研削研磨装置と研削研磨方法
JP2003291069A (ja) 研削盤用の砥石及びこの砥石を使用する研削方法
JP2001322064A (ja) 研削盤及び研削砥石
JP3630950B2 (ja) 球面レンズの製造方法
JP4090153B2 (ja) 円筒状工作物の外周面研削装置および研削方法
JPH05177524A (ja) 半導体円形ブランクのエッジを丸める装置および方法
KR100386907B1 (ko) 밸브 시이트의 연삭 수정 장치
JP3954861B2 (ja) センタレス研削盤の調整砥石用ロータリツルアの振れ取り方法及びセンタレス研削盤
JPH06262505A (ja) 面取り砥石車及びそれを用いた面取り加工装置
JP7158701B2 (ja) 面取り研削装置
JP2574278B2 (ja) ト−リツク面加工装置
JP2001001262A (ja) 総型工具のツルーイング方法およびツルアー
JP2628416B2 (ja) ワーク外周面の鏡面仕上げ装置
JPH04331058A (ja) 凹レンズ加工方法および装置
JPS6325088Y2 (ja)
JPH07195275A (ja) 砥石車、ガラス板の端縁部研削・研磨方法およびガラス板の端縁部研削・研磨装置
JPH06126618A (ja) 砥石成形用の研削盤