JPH0635104B2 - ロッカ−ア−ムのスリッパ−面のア−ル加工方法およびその装置 - Google Patents

ロッカ−ア−ムのスリッパ−面のア−ル加工方法およびその装置

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JPH0635104B2
JPH0635104B2 JP62167355A JP16735587A JPH0635104B2 JP H0635104 B2 JPH0635104 B2 JP H0635104B2 JP 62167355 A JP62167355 A JP 62167355A JP 16735587 A JP16735587 A JP 16735587A JP H0635104 B2 JPH0635104 B2 JP H0635104B2
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    • Y10T29/5124Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling with means to feed work intermittently from one tool station to another

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロッカーアームのスリッパー面のアール加工方
法およびその装置に関し、主として、自動車エンジンの
吸排気バルブを作動するロッカーアームの加工に用いら
れる。
(従来の技術) 従来、ロッカーアームのスリッパー面をアール形状に研
磨する加工は、第10図に示す如く、周側面にスリッパ
ー面のアール形状と同形の研磨面aが形成された円板状
の砥石bを平面研削盤に取り付け、砥石bの回転軸と直
角な方向の軸に保持されて位置決めされたロッカーアー
ムのスリッパー面を砥石の回転研磨面aに対して往復移
動させることにより行なわれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のように、円板状の砥石の周側面にスリッパー面と
同形状の研磨面を形成する場合には、次のような不都合
があった。
(1)砥石の幅はスリッパー面の幅より広くしなければな
らないから、スリッパー面と接触する部分の砥石の研磨
面のみが磨耗して減り、砥石の研磨面の幅方向の形状は
スリッパー面のアール形状と異なった形状となる。この
ため、磨耗されずに残った砥石の研磨面は、ツルーイン
グ加工によりスリッパー面と同形状のアール面に形成し
直す必要がある。
(2)砥石のスリッパー面より幅の広い部分は、スリッパ
ー面のアール加工に寄与しない上にツルーイング加工を
施すときに研磨されるだけであるから、砥石材料が無駄
に消費されるほか、ツルーイング加工を施すのに手数と
費用とを要する。
(3)スリッパー面のアール寸法が変化する場合、ロッカ
ーアームの加工は、変化したアール形状と同形状の研磨
面を有する砥石に交換して行なうか、砥石の研磨面を新
しいアール形状になるようツルーイングをやり直す必要
がある。このうち、交換する予備の砥石を加工するアー
ルの数だけ用意する場合には、砥石に要する費用が多額
になる。さりとて、砥石のアール面をツルーイングによ
って形成し直す場合には、手数と費用がかかるだけでな
く砥石の寿命は短くなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決すべくなされたもので、第1
の方法発明では、円環状研磨面を有する砥石を、前記
円環の中心点を回転軸にして回転させた状態で、治具
に保持されたロッカーアームのスリッパー面を、前記円
環状研磨面に押圧すると共に、このスリッパー面を、
前記治具の揺動中心を枢軸として、前記円環状研磨面の
回転方向と直交する向きに揺動させて、前記スリッパー
面をアール加工するようにしている。
また、第2の発明に係るロッカーアームのスリッパー面
のアール加工装置は、ロッカーアームを所定位置で保
持する治具と、円環状研磨面を有すると共に、前記円
環の中心点を回転軸にして、前記ロッカーアームのスリ
ッパー面に対向して回転する砥石と、前記治具の揺動
中心を枢軸として、前記スリッパー面を前記円環状の研
磨面の回転方向と直交する向きに揺動させる揺動手段
と、前記枢軸と前記スリッパー面との距離を調整し得
る間隔調整手段とを特徴的に備えている。
いずれの発明においても、砥石の研磨面が円環状に形成
される点と、この研磨面の回転方向に直交する向きにス
リッパー面が揺動される点に特徴がある。
(作用) スリッパー面が円環状研磨面に対して押圧されると共
に、このスリッパー面は、円環状研磨面の回転方向と直
交する向きに揺動させるので、スリッパー面は、所定の
アール寸法に精密に形成される。
(実施例) 第1図ないし第4図は本発明装置の一実施例を示したも
ので、ロッカーアームのスリッパー面のアール加工装置
は、円板状の砥石1を回転させる砥石側ユニットAと、
ロッカーアーム2を保持する治具3を揺動させる治具側
ユニットBとから構成されている。
円板状の砥石1は、一方の端面中心から回転軸4が直角
方向に突出するように取り付けられており、回転軸4と
直角な方向の他方の端面には、研磨面1aが形成されて
いる。砥石1の回転軸4は、適当な間隔をおいて装着さ
れた玉軸受5,5により、摺動ベース6に水平に保持さ
れている。7は摺動ベース6から突出している回転軸4
の一端に取り付けられたプーリーで、このプーリー7と
摺動ベース6に据え付けられたモータ8のプーリー9と
の間には、ベルト10が掛け渡されている。それ故、砥
石1はモータ8によりベルト10を介して回転軸4とと
もに回転,停止される。
治具3の上面には軸部材11が突設され、この軸部材1
1は、ロッカーアーム2の中間部に設けられた軸穴12
に嵌合されて、ロッカーアーム2を回転自在に保持して
いる。ロッカーアーム2は、一端側にスリッパー面2a
が形成され、他端側に貫通するねじ穴13が設けられて
いる。
砥石1に対し、ロッカーアーム2の背面側の治具3の上
面には、ねじ穴13側に治具3から突出された枢軸14
に中間軸穴16が枢着された押圧レバー15が設けられ
ており、スリッパー面2a側の背面には、押圧レバー1
5により軸部材11の回りに回転されるロッカーアーム
2を所定の位置に係止する位置決め部材17が複数個の
ねじ18により取り付けられている。19は押圧レバー
15をロッカーアーム2側に付勢するばねで、このばね
19は一端が治具3の上面に保持され、他端は押圧レバ
ー15に係止されている。位置決め部材17に当接する
ロッカーアーム2の位置調節は、位置決め部材17に螺
合してスリッパー面2aの背面側に突出する調節ねじ2
0の進退により行なう。この調節ねじ20はスリッパー
面2aの位置調節を行なった後、これに螺合する止めナ
ット21により、その位置に確実に保持される。
治具3の下面には、調節ねじ20の軸線方向でスリッパ
ー面2aから設定された距離だけ離れた位置に、軸取り
付け穴22が設けられている。治具3は、その下側に位
置し揺動軸24を保持する治具取り付けブロック23と
複数個のねじ25により一体に結合されている。揺動軸
24は、治具取り付けブロック23より上方に突出して
いる部分が治具3の下面の軸取り付け穴22に嵌合さ
れ、治具取り付けブロック23より下方に突出している
部分は、玉軸受26,26を介して軸保持部材27に回
転自在に保持されている。揺動軸24は、油圧駆動手段
または正逆方向に回転可能なモータと結合されていて、
治具3に保持されたロッカーアーム2のスリッパー面2
aを前記揺動軸24の中心軸線X−Xを中心として、設
定された角度範囲で往復回動させるように構成されてい
る(第2図参照)。
砥石側ユニットAは、摺動ベース6が固定台28に対し
て回転軸4の軸線方向に摺動可能に装着されていて、治
具側ユニットBとの間隔が調節される。摺動ベース6の
摺動は、例えば、摺動ベース6の下面または側面に固着
された一組のめねじ形成片29,29に、両端部が軸受
30,30によって固定台28に回転自在に保持された
ねじ棒31を螺合させ、このねじ棒31の一端に取り付
けられたハンドル32を左右方向に回転させることによ
り行なわれるが、摺動ベース6に当接するカムと摺動ベ
ース6をこのカムの方に押圧するばねなどの手段を用い
て行なってもよい。33はねじ棒31に螺合する止めナ
ットで、この止めナット33は、所定の位置に移動され
た摺動ベース6をその位置に保持する。砥石側ユニット
Aを移動させる代りに、治具側ユニットBを砥石側ユニ
ットAの方に移動させるようにしてもよいことは勿論で
ある。
次に、上記構成の装置によるロッカーアームのスリッパ
ー面のアール加工について説明する。
第3図の二点鎖線で示す位置まで回転されている治具3
の軸部材11にロッカーアーム2の軸穴12を嵌合し
て、ねじ穴13側を押圧する押圧レバー15によりスリ
ッパー面2aの背面側を位置決め部材17またはこれよ
り突出する調節ねじ20に当接させる。ロッカーアーム
2が治具3に取り付けられると、ハンドル32の回転に
より摺動ベース6を進退させ、砥石1の研磨面1aが揺
動軸24の中心Oから設定された距離Rの位置に来るよ
うに調節してその位置にセットする。
この状態でモータ8を起動して砥石1を回転し、治具3
に取り付けられたロッカーアーム2を揺動軸24に結合
された油圧駆動手段またはモータにより砥石1の方に一
定速度で回転すると、揺動軸24の中心Oの回りに回転
されるロッカーアームのスリッパー面2aは、揺動軸2
4の中心Oから距離Rだけ離れた砥石1の研磨面1aに
より、距離Rを半径としたアール面に粗仕上げされる。
粗仕上げが完了されたスリッパー面2aは、砥石1の研
磨面1aから離れるから、この時点でハンドル32をわ
ずかに回転して砥石1を仕上げ代、例えば、0.02m/m だ
け治具3の方に移動させる。一方、スリッパー面2aが
研磨面1aから離れた状態になると、予め設定された条
件により揺動軸24は、油圧駆動手段またはモータによ
り反対方向に回転を切り替えられるから、ロッカーアー
ム2のスリッパー面2aは、治具3の復動時に研磨面1
aによって仕上げ代だけ研磨されて所定のアール寸法R
に仕上げられる。治具3は元の位置に戻った所で自動
的に回転を停止されるので、押圧レバー15を手動また
は自動によりばね19の付勢力に抗してロッカーアーム
2を押圧しない位置まで回転させると、ロッカーアーム
2を治具3の軸部材11から容易に取り外すことができ
る。
それ故、この実施例の場合には、回転する砥石1の端面
側の研磨平面に対し、ロッカーアーム2を揺動軸24を
中心として揺動させることにより、ロッカーアーム2の
スリッパー面2aにその揺動中心Oから砥石1の研磨面
1aまでの距離Rを半径とするアール面をきわめて容
易に形成することができる。
しかも、ロッカーアーム2のスリッパー面2aに形成す
るアール寸法が変化する場合にも、砥石側ユニットAと
治具側ユニットBの少なくともいずれか一方を移動し
て、ロッカーアーム2の揺動中心Oと砥石1の研磨面1
aとの距離を新しいアール寸法に設定するだけで、同一
の砥石1を用いてスリッパー面2aに各種寸法のアール
面を自由に形成することができる。このため、周側面に
新しいアール寸法の研磨面が形成されている予備の砥石
に取り替えたり、使用中の砥石の周側面に新しいアール
寸法の研磨面をツルーイングし直したりしなくてもよく
なる。
また、砥石1の研磨面1aが磨耗した場合には、治具3
の揺動中心Oを砥石1の半径方向に少し移動してロッカ
ーアーム2のスリッパー面2aを磨耗していない新しい
研磨面1aに当接させたり、砥石1の反対側の端面がロ
ッカーアーム2の側に向くように砥石1を取り付け直す
だけで、同一の砥石1を使ってスリッパー面2aにアー
ル加工を施すことができるから、砥石の周側面にアール
形状の研磨面を形成していた従来の場合に比べて、砥石
1の寿命を著しく長くし、スリッパー面2aの加工コス
トを割安にすることができる。
第5図は本発明の他の実施例を示したもので、前記実施
例における円板状の砥石1の一側端面に円柱形または円
錐台形の凹部1cを設け、端面周辺部に設定された砥石
幅hの環状研磨面1bを形成した場合である。
この場合の砥石幅hは、スリッパー面2aの幅方向全体
が直線に研磨されるようにする条件から次のように定め
られる。
第6図において、Sはスリッパー面2aの幅寸法で、直
線X−Xは揺動軸24の中心軸線を示す。スリッパー面
2aが幅方向全体に直線に研磨されるためには、環状研
磨面1bの外径線がスリッパー面2aの幅方向の輪郭線
と交る点をそれぞれC,D、内径線が揺動軸24の中心
軸線X−Xに接する点をEとすれば、点C,Dが中心軸
線X−X上に位置すればよい。
この条件を満たすときの砥石幅hは、砥石1の回転中心
をO′、環状研磨面1bの外径を2r、内径を2r′、
∠COD=θとすると、 直角△CEO′より r′=rcosθ/2 h=r−r′=r(1−cosθ/2) また、cosθ/2=cos2θ/4−sin2θ/4 より h=2rsin2θ/4 したがって、rとθが決まると、砥石幅hは上記のいず
れかの式を使って計算で求めることができる。
通常、砥石幅hは、砥石1とスリッパー面2aとが押圧
面で弾性変形してわずかの幅で面接触することを考慮し
て、第6図に示す条件より、rは若干大きく、r′は若
干小さく(例えば、0.5m/m位)して、2.5m/m前後に決め
られる。
砥石1をこの実施例のように構成した場合、砥石1の環
状研磨面1bは、スリッパー面2aの幅方向全体と揺動
軸24の中心軸線X−Xにおいて接触するから、スリッ
パー面2aには、幅方向全体に直線を保ちながら(第7
図の右側図面参照)、揺動軸24の回転中心Oを中心と
する半径Rのアール面を加工することができる。
しかも、このような環状研磨面1bの砥石幅hは2.5m/m
前後に決められ、スリッパー面2aの回転方向の長さに
比べて十分に小さいから、環状研磨面1bはスリッパー
面2aのアール形状と同形状に磨耗される。それ故、砥
石1の環状研磨面1bが磨耗された場合にもツルーイン
グをし直すことなくスリッパー面2aにアール加工を施
すことができる。
また、環状研磨面1bの砥石幅hは、揺動軸24の回転
中心Oと環状研磨面1bとの距離Rに比べても十分に小
さく、磨耗後もほぼ平面形状に保たれるから、スリッパ
ー面2aに形成するアール寸法が変化する場合にも、砥
石1を取り替えることなく、前記距離Rを変えるだけ
でスリッパー面2aに各種寸法のアール加工を施すこと
ができる。
その上、砥石1の砥石幅hを適当に選ぶと砥石1に使用
される材料量が少なくなって経済的になる。しかも、砥
石1の環状研磨面1bにはツルーイングを施す必要がな
いから、砥石1のボラゾン砥石の使用を可能にし、砥石
1の寿命を長くすることができる。
さらに、この構成の砥石の場合、環状研磨面1bの砥石
幅hと揺動軸24の中心軸線X−Xの関係を第8図,第
9図に示すように変えると、スリッパー面2aの幅方向
断面形状は、各図の右側にハッチングを付して示したよ
うになる。このことは、第8図では、スリッパー面2a
は環状研磨面1bとX−X線上のFG間で接触して研磨
されるがFC間とGD間では接触しないで研磨されず、
第9図では、CH間とJD間で接触して研磨されるが、
HJ間では接触せずに研磨されないことによる。
なお、上記各実施例では、ロッカーアームのスリッパー
面のアール加工は、中間軸穴部分が回動自在に保持さ
れ、押圧レバーと位置決め部材によって治具の所要位置
に固定される場合について説明したが、ロッカーアーム
に中間軸穴部分を設けずにその他の手段によって治具に
保持した場合にも、全く同様にスリッパー面にアール加
工を施すことができる。
(発明の効果) 本発明では、円板状の砥石は回転軸と直角な方向に研磨
面が形成され、スリッパー面が前記研磨面と対向するよ
うに配設されたロッカーアームは治具の所定位置に保持
され、治具に設けられた揺動軸は治具を設定された角度
で往復回動させる揺動手段と結合され、砥石を回転させ
る砥石側ユニットと治具を揺動させる治具側ユニットの
いずれか一方には、両者の間隔を調節し得る間隔調節手
段が設けられて、ロッカーアームのスリッパー面のアー
ル加工方法およびその装置を構成したものであるから、
次のようなすぐれた作用効果を奏する。
(1)本発明の加工方法では、ロッカーアームのスリッパ
ー面は砥石の回転軸線と直角な方向に形成された研磨面
に押圧されながら、治具の揺動軸の中心軸線の回りに揺
動されるから、研磨面によって研磨されるスリッパー面
は、揺動軸の中心軸線から一定の距離に保たれる。それ
故、研磨面にアール形状を形成することなく、ロッカー
アームのスリッパー面にアール加工を施すことができ
る。
(2)本発明の装置では、治具の揺動中心と砥石の研磨面
との距離を変えるだけでロッカーアームのスリッパー面
に各種寸法のアール面を自由に形成することができるか
ら、スリッパー面のアール寸法を変えるときにも、砥石
を取り替えたり、砥石の研磨面をツルーイングし直した
りしなくてもよい。
(3)本発明の装置では、ロッカーアームは、治具に取り
付けられると自動的に位置決めされるため、装置の自動
化が実施し易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の一実施例を
示す一部断面平面図、第2図は一部を断面で示した第1
図の正面図、第3図はロッカーアームのスリッパー面に
粗仕上げのアール加工を施す状態を示す要部平面図、第
4図はスリッパー面に最終仕上げのアール加工を施す状
態を示す要部平面図、第5図は本発明における砥石の他
の実施例を示す縦断面図、第6図は第5図に示す構成の
環状研磨面を有する砥石の砥石幅を求める要件を示した
図面、第7図ないし第9図は第5図の構成の砥石の環状
研磨面とスリッパー面との関係がスリッパー面の幅方向
の断面形状に及ぼす影響を示した図面、第10図は従来
例の砥石を示す要部断面図である。 1……円板状の砥石、1a……研磨面、1b……環状研
磨面、2……ロッカーアーム、2a……スリッパー面、
3……治具、4……回転軸、11……軸部材、12……
軸穴、15……押圧レバー、17……位置決め部材、2
4……揺動軸、A……砥石側ユニット、B……治具側ユ
ニット 6……摺動ベース(間隔調節手段)、28……固定台
(間隔調節手段) 29……めねじ形成片(間隔調節手段) 30……軸受(間隔調節手段)、31……ねじ棒(間隔
調節手段) 32……ハンドル(間隔調節手段)、33……止めナッ
ト(間隔調節手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円環状研磨面を有する砥石を、前記円環の
    中心点を回転軸にして回転させた状態で、 治具に保持されたロッカーアームのスリッパー面を、前
    記円環状研磨面に押圧すると共に、 このスリッパー面を、前記治具の揺動中心を枢軸とし
    て、前記円環状研磨面の回転方向と直交する向きに揺動
    させて、前記スリッパー面をアール加工することを特徴
    とするロッカーアームのスリッパー面のアール加工方
    法。
  2. 【請求項2】前記円環状研磨面は、円板状砥石の外周部
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のロッカーアームのスリッパー面のアール加工方
    法。
  3. 【請求項3】前記スリッパー面は、粗仕上げ加工が施さ
    れた後に、前記研磨面との距離を縮められて、所定の精
    度に仕上げ加工されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のロッカーアームのスリッパー面のアール加
    工方法。
  4. 【請求項4】ロッカーアームを所定位置で保持する治具
    と、 円環状研磨面を有すると共に、前記円環の中心点を回転
    軸にして、前記ロッカーアームのスリッパー面に対向し
    て回転する砥石と、 前記治具の揺動中心を枢軸として、前記スリッパー面を
    前記円環状の研磨面の回転方向と直交する向きに揺動さ
    せる揺動手段と、 前記枢軸と前記スリッパー面との距離を調整し得る間隔
    調整手段と を備えることを特徴とするロッカーアームのスリッパー
    面のアール加工装置。
  5. 【請求項5】前記円環状研磨面は、円板状砥石の外周部
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載のロッカーアームのスリッパー面のアール加工装
    置。
JP62167355A 1987-07-03 1987-07-03 ロッカ−ア−ムのスリッパ−面のア−ル加工方法およびその装置 Expired - Fee Related JPH0635104B2 (ja)

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CA000559582A CA1317767C (en) 1987-07-03 1988-02-23 Roundness processing method and its device for slipper surface of rocker arm
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