JP3035109B2 - 帯材溶接部の異物除去装置 - Google Patents

帯材溶接部の異物除去装置

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JP3035109B2
JP3035109B2 JP8245293A JP8245293A JP3035109B2 JP 3035109 B2 JP3035109 B2 JP 3035109B2 JP 8245293 A JP8245293 A JP 8245293A JP 8245293 A JP8245293 A JP 8245293A JP 3035109 B2 JP3035109 B2 JP 3035109B2
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一彦 堀江
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯材を連続し
て酸洗、冷間圧延、焼鈍、メッキ等の処理をするため
に、先行帯材と後行帯材とを溶接して接続する際に発生
付着する溶接異物を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯材を連続して処理するため従来は、例
えば、処理中の先行帯鋼の後端部とコイルから巻戻した
後行帯鋼の先端部とを溶接して接続し、連続して酸洗、
冷間圧延、焼鈍、メッキ等の処理を行っている。
【0003】図8はこのような従来の設備の一例であ
る、連続冷間圧延設備の圧延機群以前の概念を示す側面
図である。
【0004】図8に示すように、No.1ペイオフリー
ル51aによってコイル50aから巻戻した帯鋼50を
デフレクタロール52によって水平方向に進行させ、ブ
ライドルロール56aによつて張力を付与しながら溶接
機53、ブラシロール54、及びエアノズル55を通過
させ、さらにブライドルロール56bによって張力を付
与しながらデフレクタロール52、ステアリングロール
57、ルーパ58、及びデフレクタロール52を通過さ
せ、冷間圧延機群59によって圧延する。
【0005】このN0.1ぺイオフリール51aによる
コイル50aの巻戻しの間にNo.2ぺイオフリール5
1bに次のコイル50aを装着しておき、No.1ぺイ
オフリール51aによる巻戻しが完了した先行の帯鋼5
0の後端部をルーパ58によって溶接機53で停止さ
せ、No.2ぺイオフリール51bで巻戻した後行の帯
鋼50の先端部と溶接機53によって溶接して接続す
る。
【0006】そして、ブラシロール54及びエアノズル
55によってこの溶接部近傍に付着した溶接異物を除去
して冷間圧延機群59に連続して送給する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した設備の溶接機
53には、フラッシュバット溶接機が多く用いられる。
このフラッシュバット溶接では、溶接部の近傍に溶融飛
散物(以下スパッタと称する)である溶接異物が付着す
る。
【0008】ところが前述のような従来の装置では、こ
のスパッタをブラシロール54及びエアノズル55では
完全に除去することができなくて帯鋼50の上面及び下
面に残留する。
【0009】このスパッタは溶接機53以後のブライド
ルロール56a、デフレクタロール52、ステアリング
ロール57、ルーパ58、ブライドルロール56b等の
ロール類の表面のライニングを傷付け、また、このライ
ニングに埋まり込み、後行の帯鋼50の表面を傷付ける
ことになる。
【0010】従って、帯鋼50の品質が低下し、各々の
ロール類の寿命が短くなる不具合があった。
【0011】本発明は、上記不具合を解決するために提
案されたものであり、帯材の上面及び下面に付着した溶
接異物を完全に除去する装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明の帯材溶接部の異物除去装置は、帯
材を搬送させて連続して処理するために先行帯材の後端
部と後行帯材の先端部とを溶接機によって溶接して接続
し、この溶接部及びその近傍に付着した溶接異物を除去
する装置において、前記溶接機の出側に帯材を挟んで上
下に対向して配設した帯材の幅方向に帯材の幅よりも長
い回転可能な上砥石及び下砥石と、前記上砥石と下砥石
とのギャップを検出するギャップ検出手段と、 前記ギャ
ップ検出手段の検出信号に基づいて上砥石と下砥石との
ギャップを前記帯材の厚さに一致するように自動的に調
節するギャップ調節手段とを具備したものである。
【0013】また、前記上砥石と下砥石を配設する位置
として、前記溶接機の出側で回転する上砥石と下砥石と
を帯材進行方向に間隔を置いて離して配設するととも
に、さらに、前記帯材を挟んで前記上砥石及び下砥石の
下方及び上方で回転する下ブラシロール及び上ブラシロ
ールをそれぞれ配設することも効果的である。
【0014】
【作用】上記のように構成された帯材溶接部の異物除去
装置の作動に際しては、先づ先行帯材の後端分と後行帯
材の先端分とを溶接して接続し、この連続接続された帯
材は各種ロール等によって処理装置に連続して送給され
る。
【0015】この溶接の際に溶接部及びその近傍の上面
及び下面に飛散して付着した溶接異物を、上下に対向し
て配置され帯材の板厚寸法と同一のギャップに調節した
上砥石及び下砥石によって研削して完全に除去し、前記
各種ロールのライニングの傷発生や溶接異物埋まり込を
防止する。
【0016】また溶接の際に、溶接部及びその近傍の上
面及び下面に飛散して付着した溶接異物を、帯材進行方
向に離して配設した上砥石と下ブラシロール及び下砥石
と上ブラシロール間のギャップを通板させることによっ
て研削及びブラッシングして完全に除去し、前記各種ロ
ールのライニングの傷発生や溶接異物埋まり込みを防止
する。
【0017】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。 (第1実施例) 図1は本発明の第1実施例である連続冷間圧延設備の圧
延機群の概念を示す側面図、図2は図1の研削機を示す
縦断面側面図、図3は図2のIII−III視であってハウジ
ング出側を破断した正面図、図4は図2及び図3の制御
盤の構成を示すブロック図、図5、図6は本装置の作用
の要約を示すフロー図である。
【0018】なお、従来の装置と同一の部材には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0019】図1において、30は研削機であり、溶接
機53の出側に配設され帯材の進行角度を変える双方の
アイドルロール31の間に配設され、上下に対向配置さ
れた上砥石1及び下砥石2を具備している。
【0020】図2及び図3において、1は上砥石、2は
下砥石であり、その軸3,4は、ハウジング7内でそれ
ぞれ昇降する駆動側上軸受箱5d及び作業側上軸受箱5
wと、駆動側下軸受箱6d及び作業側下チヨック6wと
によって支持され、その駆動側Dは図示しない駆動装置
に連結されている。
【0021】8dは駆動側上油圧シリンダ、8wは作業
側上油圧シリンダであり、ハウジング7の上部の駆動側
D及び作業側Wに装着され、そのロッド部はハウジング
7を貫通して駆動側上軸受箱5d及び作業側上軸受箱5
wを懸吊している。
【0022】9dは駆動側下油圧シリンダ、9wは作業
側下油圧シリンダであり、ハウジング7の下部の駆動側
D及び作業側Wに埋設され、駆動側下軸受箱6d及び作
業側下軸受箱6wを支持している。
【0023】10は架台であり、傾斜したハウジング7
を支持している。
【0024】16,17は例えば超音波センサを用いた
上、下距離検出器であり、ハウジング7の出側に架設さ
れた上下のビーム11の板幅方向中央部にそれぞれ装設
され、制御盤21にそれぞれ連結されている。
【0025】18dは駆動側ギャップ検出器、18wは
作業側ギャップ検出器であり、駆動側上、下軸受箱5
d,6d及び作業側上、下軸受箱5w,6wの間にそれ
ぞれ装着され、制御盤21にそれぞれ連結されている。
【0026】19dは駆動側上ロッド位置検出器、19
wは作業側上ロッド位置検出器、20dは駆動側下ロッ
ド位置検出器、20wは作業側下ロッド位置検出器であ
り、駆動側上油圧シリンダ8d、作業側上油圧シリンダ
8w.駆動側下油圧シリンダ9d、作業側下油圧シリン
ダ9wのロッド側にそれぞれ装着され、制御盤20にそ
れぞれ連結されている。
【0027】13は集塵機であり、粉塵カバ−12の出
側下部に装着されている。
【0028】以上の部材によって、研削機30が構成さ
れている。
【0029】14dは駆動側上サーボバルブ、14wは
作業側上サーボバルブ、15dは駆動側下サーボバル
ブ、15wは作業側下サーボバルブであり、各々の油圧
シリンダ8d,8w,9d,9w及び図示しない油圧源
と、制御盤21にそれぞれ連結されている。
【0030】図3に示すように、溶接機53の出側に帯
材50を挟んで上下に対向して配設した回転可能な上砥
石1及び下砥石2は、帯材の幅方向に帯材の幅よりも長
くする。
【0031】図4に示すように、制御盤21は上距離検
出器16が連結された上検出距離比較演算部22と、上
基準距離記憶部22aと、作業側ギャップ検出器18d
及び駆動側ギャップ検出器18wが連結されたギャップ
量比較演算部23と、基準ギャップ量記憶部23aと、
駆動側上サーボバルブ14d及び作業側上サーボバルブ
14wが連結された上サーボバルブ作動指示部24と、
駆動側上ロッド位置検出器19d及び作業側上ロッド位
置検出器19wが連結された上ロッド位置比較演算部2
5と、下距離検出器17が連結された下検出距離比較演
算部26と、下基準距離記憶部26aと、駆動側下サー
ボバルブ15d及び作業側下サーボバルブ15wか連結
された下サーボバルブ作動指示部27と、駆動側下ロッ
ド位置検出器20d及び作業側下ロッド位置検出器20
wが連結された下ロッド位置比較演算部28とを具備し
ている。
【0032】次に、本装置の作用について説明する。
【0033】従来の技術と同様に、No.1ぺイオフリ
ール51aによって巻戻して冷間圧延中の先行の帯鋼5
0の後端部と、No.2ぺイオフリール51bによって
巻戻した後行の帯鋼50の先端部とを溶接機53によっ
て溶接して接続し、冷間圧延機群59に連続して送給す
る。
【0034】この溶接中に、下砥石2を駆動側下油圧シ
リンダ9d及び作業側下油圧シリンダ9wによって上昇
させて所定の高さに設定すると共に、上砥石1を駆動側
上油圧シリンダ8d及び作業側上油圧シリンダ8wによ
って下降させ、帯鋼5Oの板厚寸法である駆動側ギャッ
プGd及び作業側ギャップGwを設定する。
【0035】帯鋼50の前記溶接が完了すると、上砥石
1及び下砥石2を回転させながらこの帯鋼50を進行さ
せてその溶接部5Ob及び前後を研削し、付着したスパ
ッタ等の溶接異物を完全に除去する。
【0036】また、この研削によつて発生し、粉塵カバ
−12内に捕捉した粉塵を集塵機13によって吸引して
除去する。
【0037】この研削が完了すると上砥石1及び下砥石
2を上昇及び下降して元の位置に戻し、帯鋼50を通板
させる。
【0038】この研削の際に、上砥石1及び下砥石2は
摩耗して双方のギャップGd,Gwは変動する。また、
このギャップGd,Gwの設定が不正確であったり、駆
動側ギャップGdと作業側ギャップGwとに差がある
と、帯鋼50の板厚を減少させたり溶接異物を完全に除
去できない。
【0039】そこで、このギャップGd,Gwを次のよ
うに制御する。
【0040】まず、所定の高さに設定した下砥石2の外
側面迄の距離を下距離検出器17によって計測し、下検
出距離比較演算部26によって、下砥石2の交換装着時
に下距離検出器エ7によって予め検出して下基準距離記
憶部26aに記憶させていた基準距離と比較演算し、そ
の距離増加値すなわち半径減少量を検出する。
【0041】この距離増加値か許容値を超えていれば双
方の下サーボバルブ15d,15wを下サーボバルブ作
動指示部27によって作動させて下砥石2を距離増加値
分だけ上昇させ、再度比較演算する。
【0042】許容値以下であれば駆動側下ロッド位置検
出器20d及び作業側下ロッド位置検出器20wによっ
て駆動側下油圧シリンダ9d及び作業側下油圧シリンダ
9wの各々のロッド位置を検出し、下ロッド位置比較演
算部28によって双方の移動量を比較演算する。
【0043】移動量差が許容値を超えていれば下サーボ
バルブ作動指示部27によって双方の下サーボバルブ1
5d,15wを作動させ、双方の下油圧シリンダ9d,
9wをこの移動量差の±1/2づつ上昇及び下降して均
等化し、再度比較演算する。
【0044】許容値以下であれば双方のサーボバルブ1
5d,15wをブロックし、下砥石2の上面を帯鋼50
のパスラインと一致させる。
【0045】次に、基準ギャップ量記憶部23aに予め
入力された帯鋼50の板厚寸法、すなわち、基準ギャッ
プ量によって上砥石1を下降して下砥石2と所定のギャ
ップに設定し、駆動側ギャップ検出器18d及び作業側
ギャップ検出器18wによって駆動側上軸受箱5dと駆
動側下軸受箱6d及び作業側上軸受箱5wと作業側下軸
受箱6wとの各々の間隔、すなわち、下砥石2とのギャ
ップ量を検出し、前記基準ギャップ量と比較演算する。
【0046】この誤差が許容値を超えていれば、双方の
上サーボバルブ14d,14wを上サーボバルブ作動指
示部24によって作動させて駆動側ギャップGd及び作
業側ギャップGwを調整し、再度比較演算する。
【0047】許容値以下であれば、上砥石1の外側面迄
の距離を上距離検出器16によって計測し、上検出距離
比較演算部22によって、上砥石1の交換装着時に予め
上距離検出器16によって検出して上基準距離記憶部2
2aに記憶させていた基準距離と比較演算してその距離
増加値すなわち半径滅少量を検出する。
【0048】この距離増加値が許容値を超えていれば、
双方の上サーボバルブ14d,14wを上サーボバルブ
作動指示部24によって作動させて上砥石1を距離増加
値分だけ下降させ、再度比較演算する。
【0049】許容値以下であれば、駆動側上ロッド位置
検出器19d及び作業側上ロッド位置検出器19wによ
って駆動側上油圧シリンダ8d及び作業側上油圧シリン
ダ8wの各々のロッド位置を検出し、上ロッド位置比較
演算部25によって双方の移動量を比較演算する。
【0050】移動量差が許容値を超えていれば、上サー
ボバルブ作動指示部24によって双方の上サーボバルブ
14d,14wを作動させ、双方の上油圧シリンダ8
d,8wをこの移動量差の±1/2づつ上昇及び下降し
て均等化し、再度比較演算する。 許容値以下であれ
ば、双方のサーボバルブ15d,15wをブロックし、
駆動側ギャップGdと作業側ギャップGwとを同等にす
る。以上の作用の要約を、図5及び図6のフロー図に示
す。
【0051】前述のように、第1実施例の装置によれ
ば、板厚寸法と同等のギャップに正確に調整して溶接機
の出側に帯材を挟んで上下に対向して配設した、帯材の
幅方向に帯材の幅よりも長い回転可能な上砥石及び下砥
石によって溶接部及びその近傍を研削することにより、
帯材の板厚を減少すること無く、溶接部近傍に飛散して
付着した溶接異物を一度に研削し、完全に除去すること
ができる。 (第2実施例) つぎに本発明の別の実施例について説明すると、図7は
本発明の第2実施例である連続冷間圧延設備の圧延機群
以前の概念を示す側面図であり、第1実施例の研削機3
0及びアイドルロール31の代りに、溶接機53の出側
で回転する上砥石41と下砥石42を帯材進行方向に離
して配設し、上砥石41と対向して下ブラシロール44
を、また下砥石42と対向して上ブラシロール43をそ
れぞれ帯材を挟んで配置すると共に、上下3組のエアノ
ズル45をそれらの中間位置及び前後位置に配置した研
削機40を配設したものである。
【0052】そして第1実施例と同様に、帯鋼50の溶
接中に下砥石42及び下ブラシロール44を所定の高さ
に上昇させると共に上砥石41及び上ブラシロール43
を下降させてギャップを設定し、帯鋼50の溶接終了後
に通板させながらそれぞれ回転して溶接部及びその近傍
の上面及び下面を研削及びブラッシングし、さらにエア
ノズル45によって、付着した粉体等を吹き飛ばす。
【0053】また、第1実施例と同様に、上砥石41及
び下砥石42の摩耗による外径減少の補正制御を行う
が、上、下ブラシロール43,44は弾性があるので、
ギャップの精密な制御は不要である。
【0054】以上本発明の実施例について縷々説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明技術思想の範囲内において種々設計変更し得るもので
あり、それらは何れも本発明の技術的範囲に属するもの
である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明の帯材溶接部の
異物除去装置によれば次に示す効果を奏する。 (1)請求項1の帯材溶接部の異物除去装置において
は、板厚寸法と同等のギャップに正確に調整して溶接機
の出側に帯材を挟んで上下に対向して配設した、帯材の
幅方向に帯材の幅よりも長い回転可能な上砥石及び下砥
石によって溶接部及びその近傍を研削することにより、
帯材の板厚を減少すること無く、溶接部近傍に飛散して
付着した溶接異物を一度に研削し、完全に除去すること
ができる。
【0056】従って、溶接機以後のロール類のライニン
グを傷付けたり、前記溶接異物がこのライニングに埋ま
り込んで帯材に傷を付けたりすることが無くなるので、
前記ロール類の寿命を永くして設備の維持管理費を節減
することが可能になり、帯材の品質を向上することがで
きる。 (2)請求項2の帯材溶接部の異物除去装置において
は、溶接機の出側の帯材通板面の上下でそれぞれギャッ
プを設定し帯材進行方向に離して配設した上砥石と下ブ
ラシロール、及び下砥石と上ブラシロールを回転して溶
接部及びその近傍を研削及びブラッシングすることによ
り、前記ギャップを精密に制御しなくても、帯材の板厚
を減少すること無く溶接部近傍に飛散して付着した溶接
異物を完全に除去することができる。
【0057】従って、溶接機以後のロール類のライニン
グを傷付けたり、前記溶接異物がこのライニングに埋ま
り込んで帯材に傷を付けたりすることが無くなるので、
前記ロ一ル類の寿命を永くして設備の維持管理費を節減
することが可能になり、帯材の品質を向上することかで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である連続冷間圧延設備の
圧延機群の概念を示す側面図。
【図2】図1における研削機を拡大して示す縦断面側面
図。
【図3】図2のIII−III矢視図であってハウジング出側
を破断した正面図。
【図4】図2及び図3の制御盤の構成を示すブロック
図。
【図5】第1実施例装置の作用の要約を示すフロー図
(その1)。
【図6】第1実施例装置の作用の要約を示すフロー図
(その2)。
【図7】本発明の第2実施例である連続冷間圧延設備の
圧延機群以前の概念を示す側面図。
【図8】従来の連続冷間圧延設備の圧延機群以前の概念
を示す側面図。
【符号の説明】
1 上砥石 2 下砥石 8d 駆動側上油圧シリンダ 8w 作業側上油圧シリンダ 9d 駆動側下油圧シリンダ 9w 作業側下油圧シリンダ 14d 駆動側上サーボバルブ 14w 作業側上サーボバルブ 15d 駆動側下サーボバルブ 15w 作業側下サーボバルブ 16 上距離検出器 17 下距離検出器 18d 駆動側ギャップ検出器 18w 作業側ギャップ検出器 19d 駆動側上ロッド位置検出器 19w 作業側上ロッド位置検出器 20d 駆動側下ロッド位置検出器 20w 作業側下ロッド位置検出器 21 制御盤 30 研削機 40 研削機 41 上砥石 42 下砥石 43 上ブラシロール 44 下ブラシロール 50 帯鋼 50a コイル 50b 溶接部 51a No.1ぺイオフリール 51b No.2ぺイオフリール 53 溶接機 58 ルーパ 59 冷間圧延機群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B23K 11/04 102 B23K 11/04 102 (56)参考文献 特開 平4−351298(JP,A) 特開 昭61−270067(JP,A) 特開 平5−277916(JP,A) 特開 平1−104408(JP,A) 特開 昭61−17384(JP,A) 特開 昭63−180457(JP,A) 実開 昭53−92788(JP,U) 実開 平4−86156(JP,U) 実開 平5−203(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/08 B23K 11/36 320 B23K 11/04 102 B24B 7/13 B24B 27/033

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯材を搬送させて連続して処理するため
    に先行帯材の後端部と後行帯材の先端部とを溶接機によ
    って溶接して接続し、この溶接部及びその近傍に付着し
    た溶接異物を除去する装置において、 前記溶接機の出側に帯材を挟んで上下に対向して配設し
    た帯材の幅方向に帯材の幅よりも長い回転可能な上砥石
    及び下砥石と、前記上砥石と下砥石とのギャップを検出するギャップ検
    出手段と、 前記ギャップ検出手段の検出信号に基づいて上砥石と下
    砥石とのギャップを前記帯材の厚さに一致するように自
    動的に調節する ギャップ調節手段とを具備したことを特
    徴とする帯材溶接部の異物除去装置。
  2. 【請求項2】 帯材を連続して処理するために先行帯材
    の後端部と後行帯材の先端部とを溶接機によって溶接し
    て接続し、この溶接部及びその近傍に付着した溶接異物
    を除去する装置において、 前記溶接機の出側で回転する上砥石と下砥石とを帯材進
    行方向に離して配設し、 前記帯材を挟んで前記上砥石及び下砥石の下方及び上方
    で回転する下ブラシロール及び上ブラシロールをそれぞ
    れ配設したことを特徴とする帯材溶接部の異物除去装
    置。
JP8245293A 1993-03-18 1993-03-18 帯材溶接部の異物除去装置 Expired - Lifetime JP3035109B2 (ja)

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