JPH0284432A - 液晶性ポリマー及びその製造に用いられるエポキシ化合物 - Google Patents

液晶性ポリマー及びその製造に用いられるエポキシ化合物

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JPH0284432A
JPH0284432A JP10578889A JP10578889A JPH0284432A JP H0284432 A JPH0284432 A JP H0284432A JP 10578889 A JP10578889 A JP 10578889A JP 10578889 A JP10578889 A JP 10578889A JP H0284432 A JPH0284432 A JP H0284432A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な液晶性ポリマー及びその製造に用いら
れるモノマーであるエポキシ化合物に関するものである
。さらに詳しくいえば、本発明はオプトエレクトロニク
ス分野、特に電卓、時計などの表示素子、電子光学シャ
ッター、電子光学絞り、光変調器、光通信光路切換スイ
ッチ、メモリー、液晶プリンターヘッド、焦点距離可変
レンズなどの種々の電子光学デバイスとして有用な、室
温付近でも強誘電性を示す上に、外的因子に対する応答
速度が速くて動画表示が可能であり、かつ大画面や屈曲
画面の表示素子として有利に使用しうる液晶性ポリマー
及びその製造に用いられるモノマーであるエポキシ化合
物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、低分子液晶を用いた表示素子は、電卓、時計など
のデジタル表示に広く使用されている。
これらの利用分野では、通常、従来の低分子液晶は、間
隔をミクロンオーダーで制御した2枚のガラス基板の間
に挾んで使用されている。しかしながら、このような間
隙の調整は大型画面及び曲面画面では実現が不可能であ
った。この難点を解決する1つの手段として、液晶を高
分子化し、それ自体を成形可能ならしめることが試みら
れている(J、Polym、Sci、、Polym、L
ett、、Ed、上3,243 (1975)、P。
lym、Bull、、6,309 (1982)、特開
昭55−21479号公報など)。
しかしながら、これらの液晶性ポリマーは、ポリマー自
体は室温では液晶としての性質を示さず、ガラス転移温
度以上で透明化温度未満の温度範囲で加熱して液晶化し
なければならないという欠点を有している。
また、特開昭63−99204号公報において、ポリア
クリレート系強誘電性液晶性ポリマーの合成が報告され
ており、上記の液晶性ポリマーよりも優れた性能を示す
ことが明らかとなっている。
しかしながら、これらの液晶性ポリマーにおいても、な
お、応答速度、使用可能な温度範囲に問題が残っている
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、室温域を含む広い温度範囲で強誘電性を示す
上に、広い温度範囲で外的因子、特に電界に対し高速に
応答する液晶性ポリマーを提供することを目的とするも
のである。すなわち、本発明は、表示素子として用いた
場合、動画表示ならびに大画面及び屈曲画面の作製を可
能ならしめる新規な液晶性ポリマーを提供しようとする
ものである。
本発明の第二の目的は、このような液晶性ポリマーの製
造に用いられるモノマーであるエポキシ化合物を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、特定の構造を有
するポリエーテル型ポリマーが室温付近で強誘電性を示
すことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記−数式からなる繰り返し単位
を有する液晶性ポリマーを提供するものである。
(式中、kは2〜30の整数であり、 Xは−COO−又は −0CO−であり、R2は−CO
OR’  −0COR’  又は−OR’であり、R4
及び2%はそれぞれ−CL 、ハロゲン原子、又は−C
N  であり、 m及びnはそれぞれO〜10の整数であり、ただしR4
が=CH1である場合にはnは0ではなく、pは0又は
1であり、 *のついたCは不斉炭素原子である。)本発明の液晶性
ポリマーの数平均分子量は、好ましくは1,000〜4
00,000である。1゜000未満であると、液晶性
ポリマーのフィルム、塗膜としての成形性に支障を生じ
る場合があり、一方、400,000を超えると応答速
度が遅いなどの好ましくない効果の現れることがある。
そして、数平均分子量の特に好ましい範囲はR1の種類
、kの値、R3の光学純度などに依存するので一環に規
定できないが、通常1,000〜200゜000である
kは2〜30の整数であり、より好ましくは4〜20の
整数である。m及びnはそれぞれO〜10の整数であり
、より好ましくはそれぞれ0〜6の整数である。
以下に、本発明の液晶性ポリマーの一般的な合成方法を
示す。
例えば、本発明の液晶性ポリマーは、請求項2に記載さ
れた発明に係るエポキシ化合物を用いて合成することが
できる。すなわち、本発明の液晶性ポリマーは、下記−
数式 (式中、kSXXR’、R2、R3、R4、R’Sm、
n、及びp・は、先に規定したと同じ意味を有する。)
で示されるエポキシ化合物であるモノマーを公知の方法
で重合することにより得ることができる。
また、上記のモノマーであるエポキシ化合物は、例えば
次のようにして得ることができる。
下記の反応式で示されるように、アリルアルコールとα
、ω−ジハロアルカン(I)をヘキサン等の溶媒に溶解
させ、50%水酸化ナトリウム水溶液、テトラブチルア
ンモニウムプロミド等の相間移動触媒を加え、エーテル
化を行い、ω−ハロアルキルアリルエーテル(II)を
得る。または、アリルアルコール、α、ω−ジハロアル
カン(I)をテトラヒドロフラン(THF)等の溶媒に
溶解させ水素化ナトリウムを加えてエーテル化を行いω
−ハロアルキルアリルエーテル(II)t−得る。得ら
れたω−ハロアルキルアリルエーテル(n)と化合物(
III)とを炭酸カリウム等のアルカリの存在下、2−
ブタノン等の適当な溶媒中で反応させてアリルエーテル
体(IV)を得る。次いで、このアリルエーテル体(I
V)をジクロロメタン等の適当な溶媒中で、m−クロロ
過安息香酸等の過酸でエポキシ化することにより、目的
とするエポキシ化合物(V)を得る。
11zC==CHC)IzO(CHz) w’1(II
) (II) (II[) (■) (V) (式中、Yはハロゲンである。) α、ω−ジハロアルカンN)としては、例えば1.4−
ジブロモブタン、1.6−ジブロモヘキサン、1,8−
ジブロモオクタン、1.10−ジョードデカン、1,1
2〜ジブロモドデカン、1.14−ジブロモテトラデカ
ンなどが好適に用いられる。
HzC=CHCHzOH+  Y(CFlz)kY(I
) 下記の如くして合成することができる。
(HO@)−@r−COOR’の合成]下記反応式に示
す如く、4′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸
と光学活性アルコール(VI)とを、適当な溶媒、例え
ばベンゼンなどの溶媒中において、エステル化触媒、例
えば濃硫酸やp−トルエンスルホン酸などの存在下に、
所望の温度で反応させることにより、このエステル化合
物(■)を得る。
(■)       (■) 光学活性アルコール(VI)としては、例えば(+)−
2−メチルオクタツール、(−)−2−メチルブタノー
ル、(+)−2−クロロブタノール、(−)−2−クロ
ロブタノール、(+)−2−メチルペンタノール、(−
)−2−メチルペンタノール、(+)−3−メチルペン
タノール、(−)=3−メチルペンタノール、(+) 
−4−メチルヘキサノール、(−)−4−メチルヘキサ
ノール、(+)−2−クロロプロパツール、(−)−2
−クロロプロパツール、(+)−1−メチルへフタノー
ル、(−)−1−メチルヘプタツール、(+)−6−メ
チルオクタツール、(−)=6−メチルオクタツール、
(+)−2−シアノブタノール、(−)−2−シアノブ
タノール、(+) −2−ブタノール、(−)−2−ブ
タノール、(+)−2−ペンタノール、(−)−2−ペ
ンタノール、(+)−2−オクタツール、(−)−2−
オクタツール、(−1−)−2−フルオロオクタツール
、(−)−2−フルオロオクタツール、(+)−2−フ
ルオロヘキサノール、(−)−2−フルオロヘキサノー
ル、(+)−2−フルオロノナノール、(−)−2−フ
ルオロノナノール、(+)−2−クロロ−3−メチルペ
ンタノール、(−)−2−クロロ−3−メチルペンタノ
ールなどが用いられる。
好ましくは、(−)−2−メチルブタノール、(+)二
2−フ゛タノール、(−)−2−ペンタノール、(−)
−2−オクタツール、(−)−2−フルオロオクタツー
ル、(−)−2−フルオロヘキサノール、及び(−)−
2−クロロ−3−メチルペンタノールが用いられる。
下記反応式に示す如く、ビフェニル−4,4′−ジオー
ルと光学活性カルボン酸(■)を反応させることにより
、このエステル化合物(IX)が得られる。
(■)         (■) 光学活性カルボン酸(■)としては、例えば、(+)−
2−メチルブタン酸、(−)−2−メチルブタン酸、(
+)−2−クロロブタン酸、(−)−2−クロロブタン
酸、(+)−2−メチルペンタン酸、(−)−2−メチ
ルペンタン酸、(+)−3−メチルペンタン酸、(−)
−3−メチルペンタン酸、(+)−4−メチルヘキサン
酸、(−)−4−メチルヘキサン酸、(+) −2−ク
ロロプロパン酸、(−)−2−クロロプロパン酸、(+
ツー6−メチルオクタン酸、 (−)−6−メチルオク
タン酸、(+)−2−シアノブタン酸、(−)−2−シ
アノブタン酸、(+)−2−フルオロオクタン酸、(−
)−2〜フルオロオクタン酸、(+)−2〜クロロ〜3
−メチルペンタン酸、(−)−2−クロロ−3−メチル
ペンタン酸などが用いられる。
下記の反応式で示されるように、前記光学活性アルコー
ル(Vl)をトシル化し、これにビフェニ)Li−4,
4’−ジオールを反応させてこのエーテル体(X)を得
る。
Fl’OH→R’OzS@CH2 (Vl) (2)  R’が@coo@@)−Rz  である場合
下記反応式で示す如く、ω−ハロアルキルアリルエーテ
ル(II)とp−ヒドロキシ安息香酸エチルエステルと
を、アセトン等の適当な溶媒中で炭酸カリウム等のアル
カリの存在下で反応させ、エーテル体を得る。次いで、
このエーテル体におけるカルボキシル基の保護基を水酸
化カリウム水溶液、塩酸等により脱離させ、カルボン酸
体とする。
このカルボン酸体に塩化チオニル等のハロゲン化剤を加
え、トルエン等の溶媒中で加熱し、酸ハライドとする。
次いで、この酸ハライドと前記化合物(1)とをトルエ
ン等の溶媒中でピリジンの存在下に反応させ、アリルエ
ーテル体(XI)を得た後、ジクロロメタン等の適当な
溶媒中でm−クロロ過安息香酸等の過酸を用いてエポキ
シ化することにより、目的とするエポキシ化合物(X 
II )を得る。
)1zC1=CHCHzO(CH出y  + no@c
ooc山(n) −+ HzC−CHCHzO(CHz)*O@COCl
1bC=CHCHzO(CHz)kO@COCl + 
FIO@@R”(I[I) HtC=CHCHzO(CHz)wO@C00@@R”
(XI) (3)  R’が@o CO−@@+ R”  である
場合下記反応式で示す如く、ω−ハロアルキルアリルエ
ーテル(I[)とハイドロキノンとを炭酸カリウム等の
アルカリの存在下で反応させ、エーテル体(XII[)
を得る。
下記化合物(XIV)を塩化チオニル等により酸クロリ
ド化する。得られた酸クロリドとエーテル体(XI[l
)とをピリジンの存在下反応させ、アリルエーテル体(
XV)を得る。以後は(すの場合と同様にエポキシ化を
行い、目的とするエポキシ化合物(XVI)を得る。
HtC=CHCHzO(CHz)kY  +  HO@
DH(I[) −HzC=CHCHzO(CHz)*0@−0H(XI
II) R”OH+ HOOC@■−COOH (Vl) HooC−@)@)−coOR” (X■) (XIV) 光学活性カルボン酸(■)を塩化チオニル等により酸ク
ロリド化した後、4′−ヒドロキシビフェニル−4−カ
ルボン酸とピリジンの存在下反応させ、上記エステル体
(X■)を得る。
(XVI) R’COCl   + HOOC金X羽OH (I(OOC%GOOR3の合成〕 光学活性アルコール(Vr)とビフェニル−4゜4′−
ジカルボン酸をトルエン等の溶媒中でエステル化触媒の
存在下反応させ、上記エステル体(X■)を得る。
4′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸エチルエ
ステルと光学活性アルコール(Vl)をトシル化して得
たR 03 S−@)−C)13  とを炭酸カリウム
等の存在下反応させ、エーテル体を得る。このエーテル
体をアルカリ水溶液等と反応させ、保護基のエステルを
加水分解し、上記化合物(XIX)を得る。
ポキシ化合物の合成法において、化合物(III)下記
の目的とするエポキシ化合物(XX I )を得る。
二こで、上記化合物(XX)は下記の如くして得られる
(HO@ C00R’の合成〕 上記(1)における化合物(■)の合成において、4′
−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸の代わりにp
−ヒドロキシ安息香酸を用いて、同様の反応を行い、上
記エステル体(XXIr)を得る。
〔HO00COR3の合成〕 上記(1)における化合物(■)の合成において、ビフ
ェニル−4,4′−ジオールの代わりにハイドロキノン
を用いて、同様の反応を行い、上記エステル体(Xχ■
)を得る。
(HO@OR”の合成〕 上記(1)における化合物(X)の合成において、ビフ
ェニル−4,4′−ジオールの代わりにハイドロキノン
を用いて、同様の反応を行い、上記エーテル体(XXI
V)を得る。
(5)  R’が@o c o @R”  である場合
下記反応式で示す如く、上記(3)のR1がステル体(
XX■)を得る。
様の反応を行い、目的とする下記−数式のエポキシ化合
物(XXVI)を得る。
(XXV) 上記(3)における化合物(X■)の合成において、4
′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸の代わりに
P−ヒドロキシ安息香酸を用いて同様の反応を行い、上
記エステル体(XX■)を得る。
ここで、上記化合物(XXV)は下記の如くして得られ
る。
上記(3)における化合物(X■)の合成において、ビ
フェニル−4,4′−ジカルボン酸の代わりにテレフタ
ル酸を用いて同様の反応を行い、上記工(XX■) 上記(3)における化合物(XIV)の合成において、
4′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸エチルエ
ステルの代わりにP−ヒドロキシ安息香酸エチルエステ
ルを用いて同様の反応を行い、上記エーテル体(XXI
X)を得る。
かわりにビフェニル−4゜ 4′ 一ジオールを用い、 応を行い、 目的とする下記−数式のエポキシ化合 物( XXX ■) を得る。
ポキン化合物の合成において、 p−ヒドロキシ安 息香酸エチルエステルの代わりに4 −ヒドロキ タビフェニル−4−カルボン酸エチルエステルを本発明
に係るモノマーであるエポキシ化合物の具体例としては
、 例えば、 下記の構造式で表され を行い、 目的とする下記−数式のエポキシ化合物るものが挙げら
れる。
(XXX を得る。
■ (XXX ポキシ化合物の合成において、 ハイ ドロキノンの 次に、このようにして得られた1種又は2種以上のモノ
マーを重合して、本発明の液晶性ポリマーを合成するが
、この際重合方法として公知のカチオン重合方などを採
用することができる。
カチオン重合の触媒として、各種のものが知られている
が、硫酸、リン酸、過塩素酸のようなプロトン酸、三フ
ッ化ホウ素、塩化アルミニウム、四塩化チタン、塩化第
二スズのようなルイス酸、三フッ化ホウ素エーテラート
などが挙げられ、この中で塩化第二スズが好適に用いら
れる。
また、有機アルミニウム錯体等を用いた配位重合を行う
ことも可能である。この場合には、数平均分子量30,
000以上の液晶性ポリマーが得られる。
重合方法としては、塊状重合、スラリー重合、溶液重合
などの種々の方式が知られており、これらのいずれの方
式を用いてもよいが、溶液重合が好ましい。
重合温度は、触媒の種類に依存し、−様ではないが、通
常、0〜30°Cが適当である。
重合時間は重合温度など他の要因によって異なるが、通
常数時間〜6日間である。
分子量の調節は、公知の分子量調節剤の添加及び/又は
モノマーに対する触媒の濃度の調節によって行うことが
できる。
塊状重合方式においては、前記モノマーと開始剤とを十
分に混合し、その混合物を十分に脱気し、2枚の基板、
例えばガラス基板の間に導入し、加熱することによって
、液晶性ポリマーを基板間に密着した状態で直接に固定
化することもできる。
スラリー重合、溶液重合方式の場合の溶媒としては、公
知の不活性溶媒を用いることができ、なかでもヘキサン
、ジクロロメタン、゛又はベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族系の溶媒が好適に用いられる。
また、重合反応及び前記エポキシ化の反応においては、
必須ではないが、アルゴン、窒素等の不活性ガスで系を
置換して行うことが好ましい。
このようにして得られた液晶性ポリマーは、公知の製膜
法、例えばキャスティング法、Tダイ用、インフレーシ
ョン法、カレンダー法、延伸法などによってフィルムに
成形して用いることができる。
フィルム状の液晶性ポリマーは、2枚の通常のガラス基
板はもとより、大型のガラス基板、曲面状のガラス基板
、ポリエステルフィルムなどの間に挟んで、液晶デイス
プレー、電子光学シャッター電子光学絞りなどの種々の
オプトエレクトロニクスの分野に利用することができる
また、適当な溶媒に熔解したポリマー溶液をガラス基板
などの基板面に塗布し、溶媒を薫発させることによって
、直接基板面上に密着した状態でフィルム化することも
できる。
本発明の液晶性ポリマーは、その相転移温度の測定から
、カイラルスメクチックC相液晶状態が、常温付近を含
む広い温度領域で実現することが確認された。また、常
温付近における電界に対する応答時間も、数ミリ秒と極
めて速いことが確認された。このことは、本発明の液晶
性ポリマーが室温を含む広い温度範囲での使用可能性を
有する極めて有用な素材であることを示している。
また、本発明の液晶性ポリマーにおいては、スメクチッ
ク相液晶の性質と、成形容易であるという典型的なポリ
マーの性質とが結合しているので、インテグレーテッド
オプティクス、オプトエレクトロニクス、情報記憶の分
野に数多くの応用可能性がある。例えば、種々の形状の
ディジタル表示デイスプレィなどの液晶デイスプレィ、
電子光学シャック−1光通信用光路切換スイッチなどの
電子光学スイッチ、電子光学絞り、メモリー素子、光変
調器、液晶プリンターヘッド、焦点距離可変レンズなど
の種々の電子光学デバイスとして使用することができる
なお、必要に応じて、本発明の液晶ポリマー同士の混合
、他のポリマーとの混合、低分子液晶との混合、安定剤
、可塑剤などを含めた種々の無機、有機、及び金属類等
の添加物の添加など、当業界においてよく知られている
数多くの処理方法により、改善することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明の範囲
はこれら実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、得られたポリマー及びエポキシ化合物の構造は、
NMR,IR,元素分析により確認し、また相転移温度
の測定及び相の確認は、それぞれDSC及び偏光顕微鏡
により行った。(g I a sSニガラス状態、Cr
y:結晶状態、S:未同定のスメクチック相、SmC”
  :カイラルスメクチックC相、SmA:スメクチッ
クA相、N:ネマチック相、Ch:コレステリック相、
Iso:等吉相、相転移挙動の数字は、相変化温度を℃
で表したものである。) 電界応答速度及び自発分極値は次のようにして測定した
・1′ の′1 20X10WのITO基板2枚の間にポリマーを挟み、
スペーサーで厚さを25μmに調整し、交流電場E=2
X10bV/mをかけ、その際の透過光量の変化(0→
90%)の応答時間を測定した。
11D■1位Ω」すL 面積0.2dのIT○円形透明電極付ガラス基板でポリ
マーを挟持し、スペーサーで厚さを10μmに調整した
。波高値200Vの三角波状に変化する電圧を印加し、
この時観測される分極反転電流の信号から、自発分極値
を求めた。
を集め、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。次
いで、溶媒を減圧留去し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、目的とするω−ハロアルキルアリル
エーテル体12.6 gを得た。
(収率 66%) 実施例1 〔七ツマ−の合成〕 アリルアルコール5.0g及び1.6−ジブロモヘキサ
ン65gをヘキサン80IINに溶解させた。
そこへ、50%水酸化ナトリウム水溶液110g及びテ
トラブチルアンモニウムプロミド1.5gを加えて17
時間還流させた。反応後、ヘキサン層1、■で得た6−
ブロモヘキシルアリルエーテル6.0g、ρ−ヒドロキ
シ安息香酸メチルエステル4.4g、及び水酸化カリウ
ム2.0gをエタノール501dに溶解させ、12時間
還流した。次いで、水酸化カリウム水溶液(水酸化カリ
ウム6.0gを含む)150dを加え、さらに12時間
還流した。
反応後、塩酸を滴下し、pH=2とし、生じた沈殿を集
めた。得られた沈殿を十分に水で洗浄し、次いで減圧下
で加熱して乾燥させ、目的とするカルボン酸体6.5g
を得た。(収率 87%)1、■ 4−6−ア1ルオキ
シへキシルオキシ内”4’−2−メチルブチルオキシカ
ルボ1、■で得られたカルボン酸体2.8gにピリジン
2滴を触媒として加えた。そこへ、大過剰の塩化チオニ
ル、すなわち塩化チオニル20−を溶媒を兼ねて加え、
80°Cにて4時間攪拌した。反応後、過剰の塩化チオ
ニルを減圧留去し、酸クロリド体を得た。
p−ヒドロキシ安息香酸2−メチルブチルエステル2.
2g及びピリジン1.0gを含むトルエン溶液を、上記
の酸クロリドのトルエン溶液に滴下した。次いで、室温
にて1日反応を行った。反応後、水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させ、次いで溶媒を減圧留去した。残渣を
カラムクロマトグラフィーにより精製し、目的とするフ
ェニルベンゾエート体2.5gを得た。(収率 53%
)このフェニルベンゾエート体は室温で液晶状態を呈し
た。
l,■ 孟J甜ジ乙化 !.■で得られたフェニルベンゾエート体2.5gをジ
クロロメタンに溶解させ、系をアルゴン置換した。m−
クロロ過安息香酸1.Ogを加えて室温で1日反応させ
た。反応後、炭酸カリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥させ、溶媒を減圧留去し、上記の構造式
で表されるエポキシ化合物であるモノマー2.6gを得
た。得られた生成物につき、これ以上の精製は行わずに
、次の反応に用いた。
このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第1図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
五」しH尼修 C (%)    H(%) 計算値  69,40   7.49 実測値  70.9    7.6 〔重合〕 1、■で得られたモノマー2.6gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ、塩化第二ス
ズ20uE (モノマーの3モル%)を加えた。室温で
3日間重合させた。反応後、反応液をf4縮し、カラム
クロマトグラフィーにより精製し、目的とする下記式で
表される繰り返し単位を有するポリマー1.0gを得た
。(収率 38%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
2図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及び
電界応答速度を第1表に示す。
実施例2 〔七ツマ−の合成〕 シ ビフェニル−4−カルボン 2−メチルブチ四lノ
jソヒ久伍戊 実施例1の1.■で得られた6−ブロモヘキシルアリル
エーテル6.6g、4−ヒドロキシビフェニル−4−カ
ルボン酸2−メチルブチルエステル8゜5g、及び炭酸
カリウム4.2gを、2−ブタノン中で80°Cで12
時間加熱攪拌した。反応後、無機物を濾過により除き、
次いで溶媒を減圧留去した。残渣をメタノールから再結
晶し、目的とするビフェニル誘導体4.6gを得た。(
収率 36%) 2、■ 王Jり一4化 λ■で得られたビフェニル誘導体2.5gをジクロロメ
タンに溶解させ、系をアルゴン置換した。
次いでm−クロロ過安息香酸1.2gを加え、室温で2
日間撹拌した0反応後、反応液を炭酸カリウム2.5g
を含む水溶液で洗浄した。次いで、硫酸マグネシウム上
で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目的とする上記
構造式で表されるエポキシ化合物であるモノマー2.0
gを得た。(収率 77%) 得られたモノマーは、室温で粘度の高い液体であった。
得られたモノマーにつき、これ以上の精製は行わずに、
次の反応に用いた。
このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第3図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
元」じ■亀催 C(%)    H(%) 計算値  7161  8.24 実測値  73.8   8.35 〔重合] 2、■で得られたモノマー2.0gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ、塩化第二ス
ズ16μ!(モノマーの3モル%)を加えた。室温で4
日間重合させた。反応後、反応液を濃縮してから、メタ
ノールへ再沈殿させた。
沈殿物を集め、カラムクロマトグラフィーにより精製し
、目的とする下記式で表される繰り返し単位を有するポ
リマー0.5gを得た。(収率 25%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
4図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及び
電界応答速度を第1表に示す。
実施例3 〔モノマーの合成〕 P−アセトキシ安息香酸7.6gをナスフラスコにとり
、塩化チオニル20dを加えた。次いで、80°Cにて
4時間加熱攪拌した。反応後、過剰の塩化チオニルを減
圧留去し、酸クロリド体を得た。
(−)−2−フルオロ−1−オクタツール6.4g及び
ピリジン3.5gを含むトルエン溶液を上記の酸クロリ
ド体のトルエン溶液に滴下した。得られた混合物を室温
で1日攪拌した。次いで反応液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去した。残渣を
エーテルに熔解させ、ベンジルアミン15dを滴下した
。次いで、室温で3時間攪拌した。得られた反応液を希
塩酸で洗浄し、次いで水洗した後、硫酸マグネシウム上
で乾燥させた。溶媒を減圧留去し、残渣をカラムクロマ
トグラフィーにより精製し、目的とするエステル体8.
0gを得た。(収率 71%)4−(6−アリルオキシ
へキシルオキシ)安息香酸1.Ogをナスフラスコにと
り、塩化チオニル5dを加え、80°Cに加熱し、3時
間反応させた。
反応後、過剰の塩化チオニルを減圧留去し、酸クロリド
体を得た。
p−ヒドロキシ安息香酸2−フルオロオクチルエステル
1.0g及びピリジン0.4gのトルエン溶液を上記酸
クロリド体のトルエン溶液に滴下した。
得られた混合物を室温で1日攪拌した。反応後、反応液
を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、次いで溶媒を
減圧留去した。残渣をカラムクロマトグラフィーにより
精製し、目的とするフェニルベンゾエート体0.8gを
得た。(収率 42%)3、■ 孟」−5乙化 λ■で得られたフェニルベンゾエート体0.8gをジク
ロロメタンに溶解させ、系をアルゴン置換した。次いで
m−クロロ過安息香酸0.3gを加え、室温で1日間攪
拌した。゛反応後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄
した。次いで、硫酸マグネシウム上で乾燥させてから、
溶媒を減圧留去し、目的とする上記構造式で表されるエ
ポキシ化合物である七ツマ−0,6gを得た。(収率 
75%)このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素
の帰属を第5図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
元」し目眉位 C(%)    H(%)     F(%)計算値 
 68.36  7.59   3.49実測値  6
9.17゜73,5 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
6図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及び
電界応答速度を第1表に示す。
実施例4 〔モノマーの合成〕 〔重合〕 3、■で得られたモノマー0.6gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ塩化第二スズ
4μlを加え、室温にて2日間重合させた。反応後、反
応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより精
製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位を有す
るポリマー0.4gを得た。(収率 67%) アリルアルコール3゜5gt−THF50mに溶解させ
た。そこへ 60%水素化ナトリウム(水素化ナトリウ
ムと鉱油との混合物であり、水素化ナトリウムの含有量
が60重重量のもの)2.5gを少しずつ加えた。室温
で30分間攪拌してから、1.8−ジブロモオクタン3
3g及びTHFloodからなる溶液を滴下した。滴下
終了後、昇温し、12時間還流した。反応後、少量の水
を加えて残存する水素化ナトリウムを分解させた。次い
で、THFを減圧留去してから、ジクロロメタンと水を
加え、振り混ぜた。ジクロロメタン層を集め、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させた。減圧濃縮を行った後、残渣を
カラムクロマトグラフィーにより精製し、目的とするω
−ハロアルキルアリルエーテル8.6gを得た。(収率
 57%)4、■で得られた8−ブロモオクチルアリル
エーテル7.7gを実施例1の1.■で用いた6−ブロ
モヘキシルアリルエーテルの代わりに用い、実施例1の
1.■と同様の操作を行い、目的とするカルボン酸体7
.3gを得た。(収率 80%)実施例3の3.■で用
いた(−)−2−フルオロ−1−オクタツールの代わり
に(−)−2−フルオロ−ニーヘキサノール4.0gを
用い、実施例3の3.■と同様の操作を行い、目的生成
物5.4gを得た。(収率 74%) 4、■で得たカルボン酸体4.4g及び4.■で得た化
合物3.6gを用いて、実施例3の3.■と同様の操作
を行い、目的とするフェニルベンゾエート体4.2gを
得た。(収率 58%) 4、■ 工、(4−1ジと化 4、■で得られたフェニルベンゾエート体4.1gをジ
クロロメタンに溶解させ、系をアルゴン置換した0次い
でm−クロロ過安息香酸2.0gを加え、室温で1日間
攪拌した。反応後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄
した。次いで、硫酸マグネシウム上で乾燥させてから、
溶媒を減圧留去し、目的とする上記構造式で表されるエ
ポキシ化合物であるモノマー4.1gを得た。(収率 
97%)このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素
の帰属を第7図に示し、元素分析の結果及び相転移挙動
を下記に示す。
元1分五皿 C(%)  H(%)   F(%) 計算値  68.36  7,59   3.49実測
値  68.2   7.6    3.45損j」ト
4軌 記式で表される繰り返し単位ををするポリマー1゜5g
を得た。(収率 75%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
8図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及び
電界応答速度を第1表に示す。
実施例5 〔モノマーの合成〕 〔重合〕 4、■で得られたモノマー2.0gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ、塩化第二ス
ズ13μ2を加え、室温にて3日間重合させた。反応後
、反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、目的とする下実施例4の4.■と同様にして
得た8−ブロモオクチルアリルエーテル5.0g、4.
4’−ジフェノール12g、及び水酸化カリウム9.0
gをエタノール中で20時間還流した。反応後、無機物
を熱濾過により除いた。エタノールを減圧留去してから
、残留物を水:アセトン混合溶媒に溶解させた。得られ
た溶液に希塩酸を加え、pH=2とした。
次いでこの溶液を加熱してアセトンを蒸発させ、不溶物
を熱時濾過して集め、次いでエタノールから再結晶し、
目的とするビフェニル誘導体3.5gを得た。(収率 
49%) 5、■で得たビフェニル誘導体1.5g及び2−クロロ
−3−メチルペンタン酸1.0gをジクロロメタンに溶
解させた。得られた溶液にジシクロへキシルカルボジイ
ミド1.3g及び4−ピロリジノピリジン0.1gを加
え、室温で1日攪拌した。反応後、不溶物を濾過によっ
て除いてから水洗した。
硫酸マグネシウム上で乾燥させてから溶媒を減圧留去し
た。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製し、
目的とするビフェニル誘導体1.0gを得た。(収率 
48%) 5、■ エJ■ヨと化 5、■で得られたビフェニル誘導体1.0gをジクロロ
メタンに溶解させ、系をアルゴン置換した。
次いでm−クロロ過安息香酸0.5gを加え、室温で1
日間攪拌した。反応後、反応液を炭酸カリウム水溶液で
洗浄し、さらに水洗した。次いで、硫酸マグネシウム上
で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目的とする上記
構造式で表されるエポキシ化合物であるモノマー0.8
gを得た。(収率77%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第9図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
五」UHL仇 C(%)    H(%) 計算値  69.24  7.81 実測値  70.2   7.7 (、i、(%) 7.05 6.6 〔重合〕 5、■で得られたモノマー0.8gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ、塩化第二ス
ズ6μ2を加え、室温にて2日間重合させた。反応後、
反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより
精製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位を存
するポリマー0.5gを得た。(収率 63%) 実施例6 〔七ツマ−の合成〕 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
10図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第1表に示す。
実施例4の4.■で得られたカルボン酸体2.8g及び
4′−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸2−メチ
ルブチルエステル2.6gを用いて実施例3の3.■と
同様の操作を行い、目的とするビフェニルベンゾエート
体3.0gを得た。(収率 58%) 6、■ 孟」臼ジ乙化 6、■で得られたビフェニルベンゾエート体1.5gを
ジクロロメタンに溶解させ、系を窒素置換した0m−ク
ロロ過安息香酸0.6gを加え、室温で7時間攪拌した
0反応後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄した。硫
酸マグネシウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し
、目的とする上記の構造式で表されるエポキシ化合物で
ある七ツマ−1,5gを得た。(収率97%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第11図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
云」し月り位 C(%)    H(%) 計算値  73,44  7.53 実測値  73.6   7.5 式で表される繰り返し単位を有するポリマー0.9gを
得た。(収率 60%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
12図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第2表に示す。
実施例7 〔モノマーの合成〕 〔重合〕 6、■で得られたモノマー1.5gをジクロロメタンに
溶解させ、系を窒素置換した。そこへ、塩化第二スズ1
5μlを加え、室温にて30時間重合させた。反応後、
反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより
精製し、目的とする下記アリルアルコール2.0g、6
0%水素化ナトリウム1.5g、1.10−ジョードデ
カン33.0 gを用いて実施例4の4.■と同様の反
応、操作を行ない、目的とするω−ハロアルキルアリル
エーテル7、■ 4’−  10−アリルオキシ−゛シ
ルオキ7、■で得られた10−ヨードデシルオキシアリ
ルエーテル8.2g,4’−ヒドロキシビフェニル−4
−カルボン酸4.8g、水酸化カリウム3.3g及び水
5.0gをメタノール50d中で24時間還流して反応
させた後、500mlの水を加えてから塩酸を滴下し、
pH=2とした.沈澱物を集め、減圧乾燥した。粗生成
物を酢酸から再結晶し、目的とするカルボン酸体483
gを得た。(収率 53%) (R)− (−) −2−ペンタノール2.5g及びト
リエチルアミン364gを含むトルエン溶液に上記の酸
クロリド体のトルエン溶液を滴下し、室温で5時間攪拌
した。反応後、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
、溶媒を減圧留去してエステル体を得た。
上記エステル体をエーテルに溶解させ、ベンジルアミン
4.0gを加えた.室温で3時間攪拌して反応させた後
、希塩酸で洗い、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、溶媒を減圧留去した.残渣をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、目的とするエステル体4.8gを得
た.(収率 73%) 4−アセトキシ安息香酸5.7gにピリジン3滴を触媒
として加えた。そこへ、トルエン5〇−及び塩化チオニ
ル10M1からなる溶液を加え、80°Cにて3時間攪
拌した。反応後、トルエン及び過剰の塩化チオニルを減
圧留去し、酸クロリド体を得た。
底 7、■で得られたカルボン酸体4.3gにピリジン3滴
及び塩化チオニル5.0gを加え、90°Cにて4時間
攪拌した6反応後、過剰の塩化チオニルを減圧留去し、
酸クロリド体を得た。7.■で得たエステル体12g及
びピリジン0.9gを含むトルエン溶液に上記酸クロリ
ド体のトルエン溶液を滴下し、室温で1日攪拌した0反
応後、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減
圧留去した。
残渣をメタノールから再結晶し、目的とするフェニルビ
フェニルカルボキシレート体5.4gを得た。
(収率 86%) 7、■ 工jリシと但 7、■で得、られたフェニルビフェニルカルボキシレー
ト体2.1gをジクロロメタンに溶解させ、系をアルゴ
ン置換した。m〜クロロ遇安息香酸1. Ogを加え、
室温で7時間撹拌した0反応後、反応液を炭酸カリウム
水溶液で洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥させてか
ら、溶媒を減圧留去し、目的とする上記の構造式で表さ
れるエポキシ化合物であるモノマー2.5gを得た。(
収率 90%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第13図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
云」υυL侭 C(%)    H(%) 計算値  74.00  7.84 実測値  74.2   7.8 〔重合〕 7、■で得られたモノマー2.5gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ塩化第二スズ
24μ2を加え、室温にて30時間重合させた。反応後
、反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位を
有するポリマー2.1gを得た。(収率 84%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
14図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第2表に示す。
実施例8 〔モノマーの合成〕 8−ブロモオクチルアリルエーテル7.0g、4゜4′
−ジフェノール11.0g及び水酸化カリウム8.0g
をメタノール中で20時間還流した。メタノールを減圧
留去してからアセトンを加え、塩酸を滴下した。不溶物
を濾過によって除いてから、溶媒を減圧留去した。残渣
をエタノールから再結晶し、目的とするフェノール体7
.2gを得た。
(収率 72%) 坐豆底 S−(−)−2−メチルブタノールl O,Ogをピリ
ジン100dに溶解させ水冷した。そこへ、p−)ルエ
ンスルホニルクロリド26.0 g ヲ加工、室温で6
時間攪拌した。エーテルを加え、水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、溶媒を減圧留去して、トシル体を得た
上記トシル体に、4−ヒドロキシ安息香酸17゜0g及
び水酸化カリウム7.4gを加え、メタノール50Id
中で14時間還流した。水酸化カリウム水溶液(水酸化
カリウム18.0 gを含む)を加えてさらに5時間還
流した。水lI2を加え、次いで塩酸を滴下してpH=
2とした。生じた沈澱を集め加熱乾燥し、目的とするカ
ルボン酸体13.3 gを得た。(収率 56%) 8、■ 4−2−メチルフ゛チルオキシ  自8、■で
得られたカルボン酸体2.4gに塩化チオニル8.0g
を加え、80°Cにて3時間加熱攪拌した。反応後、過
剰の塩化チオニルを減圧留去し、酸クロリド体を得た。
8、■で得たフェノール体4.0g及びトリエチルアミ
ン1.3gのTHF溶液に上記酸クロリド体のTHF溶
液を滴下し、室温で1日攪拌した0次いでエーテルを加
え水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減圧留
去した。残渣をメタノールから再結晶し、目的とするエ
ステル体5.0gを得た。(収率 80%) 8、■ 工jリー乙化 8、■で得られたエステル体1.2gをジクロロメタン
に溶解させ、系をアルゴン置換した。次いでm−クロロ
過安息香酸0.5gを加え、室温で7時間攪拌した。反
応後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄した。硫酸マ
グネシウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目
的とする上記の構造式で表されるエポキシ化合物である
七ツマ−1,0gを得た。(収率 81%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第15図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
λ」υH尼侭 C(%)    H(%) 計算値  74.97  7.91 実測値  75.0   7.9 (重合〕 8、■で得られたモノマー1.0gをジクロロメタンに
溶解させ、系をアルゴン置換した。そこへ、塩化第二ス
ズ10μlを加え、室温にて30時間重合させた0反応
後、反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーに
より精製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位
を有するポリマー0.6gを得た。(収率 60%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
16図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第2表に示す。
実施例9 〔七ツマ−の合成〕 渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的とす
るフェノール体7.6gを得た。(収率 72%) 2−フルオロヘキサノール6.0gをピリジンにilJ
 M サセ、そこへ、p−)ルエンスルホニルクロリド
10.0 gを加え、室温で10時間攪拌した。
エーテルを加え、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、溶媒を減圧留去してトシル体を得た。
上記トシル体に、ヒドロキノン16.5 g及び水酸化
カリウム10.0 gを加え、メタノール中アルゴン雰
囲気で16時間還流した。塩酸を加え、不溶物を濾過に
より除き、溶媒を減圧留去した。残4−(8−アリルオ
キシオクチルオキシ)安息香酸3.3g、ピリジン3滴
及び塩化チオニル8gを、80°Cにて3時間加熱攪拌
した0反応後、過剰の塩化チオニルを減圧留去し、酸ク
ロリド体を得た。
9、■で得たフェノール体1.9g及びトリエチルアミ
ン1.2gを含むトルエン溶液に上記酸クロリド体のト
ルエン溶液を滴下し、室温で8時間撹拌した0次いで水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、目
的とするエステル体2.7gを得た。(収率 60%) 9、■ 孟j響シと化 9.■で得られたエステル体2.7gをジクロロメタン
に溶解させ、系を窒素置換した0次いでm−クロロ過安
息香酸1.2gを加え、室温で7時間攪拌した0反応後
、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグネ
シウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目的と
する上記の構造式で表されるエポキシ化合物であるモノ
マー2.4gを得た。(収率 86%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第17図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
元」しHL価 C(%)   H(%)   F(%)計算値  69
.74  8.00  3.6B実測値  69.8 
  7.9   3.6第二スズ23μlを加え、室温
にて30時間重合させた0反応後、反応液を濃縮してか
らカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的とする
下記式で表される繰り返し単位を有するポリマー1.8
gを得た。(収率 90%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
19図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第2表に示す。
実施例10 〔モノマーの合成〕 〔重合〕 9、■で得られたモノマー2.0gをジクロロメタンに
溶解させ、系を窒素置換した。そこへ、塩化2−フルオ
ロオクタツール7.4gをピリジンに溶解させ、そこへ
、P−トルエンスルホニルクロリド10.0 gを加え
、室温で10時間攪拌した。
エーテルを加え、水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、溶媒を減圧留去してトシル体を得た。
上記トシル体と、ヒドロキノン16.5 g及び水酸化
カリウム10.0 gをメタノール中アルゴン雰囲気で
16時間還流した。塩酸を加え、不溶物を濾過により除
き、溶媒を減圧留去した。残渣をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、目的とするフェノール体6.5gを
得た。(収率 54%)4−(8−アリルオキシオクチ
ルオキシ)安息香酸5.5g、ピリジン3滴、及び塩化
チオニル7gを、80°Cにて3時間加熱攪拌した0反
応後、過剰の塩化チオニルを減圧留去し、酸クロリド体
を得た。
10、■で得たフェノール体3.0g及びトリエチルア
ミン2.0gを含むトルエン溶液に上記酸クロリド体の
トルエン溶液を滴下し、室温で8時間攪拌した6次いで
水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を減圧留去
した。残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、
目的とするエステル体3.4gを得た。(収率 51%
) 10、■ 孟jIし3化 10、■で得られたエステル体3.4gをジクロロメタ
ンに溶解させ、系を窒素置換した。次いでm−クロロ過
安息香酸166gを加え、室温で7時間攪拌した0反応
後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目的
とする上記の構造式で表されるエポキシ化合物であるモ
ノマー3.0gを得た。(収率 86%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第19図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
j」υ■乳仇 C(%)    H(%)   F(%)計算値  7
0.56   B、33  3.49実測値  70.
7   8.2   3.4実施例11 〔モノマーの合成〕 【重合〕 lO0■で得られたモノマー3.0gをジクロロメタン
に溶解させ、系を窒素置換した。そこへ、塩化第二スズ
30μlを加え、室温にて30時間重合させた。反応後
、反応液をfi縮してからカラムクロマトグラフィーに
より精製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位
を有するポリマー1゜9gを得た。(収率 63%) アリルアルコール2.0g、60%水素化ナトリウム1
.7g、1.14−ジブロモテトラデカン30gを用い
て、実施例4の4.■と同様の反応、操作を行い、目的
とするω−ハロアルキルアリルエーテル7.9gを得た
。(収率 69%)得られたポリマーのNMRチャート
及び水素の帰属を第20図に、数平均分子量、相転移挙
動、自発分極値、及び電界応答速度を第2表に示す。
11、■で得たアリルエーテル体7.9g、p−ヒドロ
キシ安息香酸メチルエステル3.6g及び水M化カリウ
ム1.6gを用いて実施例1の1.■と同様の反応、操
作を行い、目的とするカルボン酸体6゜8gを得た。(
収率 74%) 4−(14−アリルオキシテトラデシルルオキシ)安息
香酸3.9g、ピリジン3滴及び塩化チオニル5.0g
を、80°Cにて3時間加熱攪拌した。
反応後、過剰の塩化チオニルを減圧留去し、酸クロリド
体を得た。
4−(2−フルオロへキシルオキシ)フェノール2.4
g及びトリエチルアミン1.1gを含むトルエン溶液に
上記酸クロリド体のトルエン溶液を滴下し、室温で8時
間攪拌した。次いで水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、溶媒を減圧留去した。
残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的と
するエステル体3.5gを得た。(収率 58%) 11、■ 孟j」ヨと化 11、■で得られたエステル体3.5gをジクロロメタ
ンに溶解させ、系を窒素置換した。次いでm−クロロ過
安息香酸1.2gを加え、室温で7時間攪拌した0反応
後、反応液を炭酸カリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させてから、溶媒を減圧留去し、目的
とする上記の構造式で表されるエポキシ化合物であるモ
ノマー3.4gを得た。(収率 95%) このエポキシ化合物のNMRチャート及び水素の帰属を
第21図に示し、元素分析の結果を下記に示す。
五XBJL債 C(%)    H(%)   F(%)計算値  7
3.97   B、89  3.16実測値  74.
0    B、9   3.0〔重合〕 11、■で得られたモノマー3.4gをジクロロメタン
に溶解させ、系を窒素置換した。そこへ、塩化第二スズ
30ttlを加え、室温にて30時間重合させた。反応
後、反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィーに
より精製し、目的とする下記式で表される繰り返し単位
を有するポリマー1゜8gを得た。(収率 54%) 得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を第
22図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、及
び電界応答速度を第2表に示す。
実施例12 実施例1で合成した七ツマ−2,0gと実施例6で合成
したモノマー3.6gとをジクロロエタンに溶解させ、
系をアルゴン置換した。そこへ、3フツ化ホウ素(モノ
マーの1モル%)を加え、室温にて8時間重合させた。
反応後、反応液を濃縮してからカラムクロマトグラフィ
ーにより精製し、目的とする下記式で表される繰り返し
単位を有する共重合体4.2gを得た。(収率 75%
)得られたポリマーのNMRチャート及び水素の帰属を
第23図に、数平均分子量、相転移挙動、自発分極値、
及び電界応答速度を第2表に示す。
〔発明の効果〕
本発明によると、室温域を含む幅広い温度範囲でカイラ
ルスメクチックC相液晶状態を有し、しかも、光学表示
素子とした場合、外的因子に対する応答速度が著しく速
く、かつコントラスト比も高く、動画表示素子、大画面
、屈曲画面等にも好適に用いることができるなど、実用
上著しく優れた利点を有する液晶性ポリマーを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られたエポキシ化合物のNMRチ
ャートであり、第2図は実施例1で得られた液晶性ポリ
マーのNMRチャートである。 第3図は実施例2で得られたエポキシ化合物のNMRチ
ャートであり、第4図は実施例2で得られた液晶性ポリ
マーのNMRチャートである。 第5図は実施例3で得られたエポキシ化合物のNMRチ
ャートであり、第6図は実施例3で得られた液晶性ポリ
マーのNMRチャートである。 第7図は実施例4で得られたエポキシ化合物のNMRチ
ャートであり、第8図は実施例4で得られた液晶性ポリ
マーのNMRチャートである。 第9図は実施例5で得られたエポキシ化合物のNMRチ
ャートであり、第10図は実施例5で得られた液晶性ポ
リマーのNMRチャートである。 第11図は実施例6で得られたエポキシ化合物のNMR
チャートであり、第12図は実施例6で得られた液晶性
ポリマーのNMRチャートである。 第13図は実施例7で得られたエポキシ化合物のNMR
チャートであり、第14図は実施例7で゛得られた液晶
性ポリマーのNMRチャートである。 第15図は実施例8で得られたエポキシ化合物のNMR
チャートであり、第16図は実施例8で得られた液晶性
ポリマーのNMRチャートである。 第17図は実施例9で得られたエポキシ化合物のNMR
チャートであり、第18図は実施例9で得られた液晶性
ポリマーのNMRチャートである。 第19図は実施例10で得られたエポキシ化合物のNM
Rチャートであり、第20図は実施例10で得られた液
晶性ポリマーのNMRチャートである。 第21図は実施例11で得られたエポキシ化合物のNM
Rチャートであり、第22図は実施例11で得られた液
晶性ポリマーのNMRチャートである。 第23図は実施例12で得られた液晶性ポリマーのNM
Rチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式からなる繰り返し単位を有する液晶性ポ
    リマー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中kは2〜30の整数であり、 R^1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼であり、 Xは−COO−又は−OCO−であり、 R^2は−COOR^3、−OCOR^3又は−OR^
    3であり、R^3は▲数式、化学式、表等があります▼
    であり R^4及びR^5はそれぞれ−CH_3、ハロゲン原子
    又は−CNであり、 m及びnはそれぞれ0〜10の整数であり、ただしR^
    4が−CH_3である場合にはnは0ではなく、 pは0又は1であり、 *のついたCは不斉炭素原子である。) 2、下記一般式からなる構造を有するエポキシ化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中kは2〜30の整数であり、 R^1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼であり、 Xは−COO−又は−OCO−であり、 R^2は−COOR^3、−OCOR^3又は−OR^
    3であり、R^3は▲数式、化学式、表等があります▼
    であり、 R^4及びR^5はそれぞれ−CH_3、ハロゲン原子
    又は−CNであり、 m及びnはそれぞれ0〜10の整数であり、ただしR^
    4が−CH_3である場合にはnは0ではなく、 pは0又は1であり、 *のついたCは不斉炭素原子である。)
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179081A (ja) * 1989-08-08 1991-08-05 Canon Inc 高分子液晶組成物及び高分子液晶素子
WO1992015631A1 (fr) * 1991-03-05 1992-09-17 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Cristal liquide polymere de type a chaine laterale
JP2006117564A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Chisso Corp 光重合性化合物およびそれを含む組成物
WO2011118368A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 住友化学株式会社 ジエポキシ化合物、その製造方法および該ジエポキシ化合物を含む組成物

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