JPH0282168A - 交流電圧の電圧低下検出装置 - Google Patents

交流電圧の電圧低下検出装置

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JPH0282168A
JPH0282168A JP23380288A JP23380288A JPH0282168A JP H0282168 A JPH0282168 A JP H0282168A JP 23380288 A JP23380288 A JP 23380288A JP 23380288 A JP23380288 A JP 23380288A JP H0282168 A JPH0282168 A JP H0282168A
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JP23380288A
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Yoshihiro Konishi
義弘 小西
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、電力変換装置などにおいて問題となる交流
電源の電圧低下が生じた場合に、これを検出して検出信
号を出力する交流電圧の電圧低下検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の単相交流電圧の電圧低下検出装置として
、第3図に示す構成からなるものが知られている。第3
図において、参照符号10は交流を源の電圧を検出する
電圧検出器であり、この電圧検出器10の出力は単相全
波整流を行う整流器12を介してフィルタ14へ入力さ
れる。フィルタ14を通過した直流電圧は、所定の低電
圧検出レベルと共に比較器16に入力するよう構成され
る。
第4図は、第3図の従来回路における各部の電圧波形を
示すものである。第4図において、電圧検出器10から
検出された交流電圧波形Aは、整流器12により全波整
流電圧波形Bとなり、全波整流された電圧は抵抗とコン
デンサからなるフィルタ14を通ずことによって直流電
圧Cに平滑される。この直流電圧Cと所定の低電圧検出
レベルDとを比較器16において比較し、直流電圧Cが
所定の低電圧検出レベルDより低い場合に電圧低下検出
信号Eを出力する。
また、別の従来例として、第5図に示すように構成した
電圧低下検出装置が知られている。この装置は、交流電
圧を検出する電圧検出器20と、検出された交流電圧と
同期をとるPLL回路22と、この同期信号により所定
の低電圧検出レベルを有する正弦波の交流電圧を発生す
る正弦波発生器24と、検出された交流電圧と正弦波発
生器24の所定の電圧とを比較する比較器26とから構
成される。
この検出装置の各部の電圧波形を第6図に示す。第6図
において、電圧検出器20から検出された交流電圧波形
Aとの同期をPLL回R22にてとり、PLL回822
からの同期信号によって交流電圧波形Aと同期し、かつ
、所定の低電圧検出レベルを有する正弦波の交流電圧B
を正弦波発生器24にて発生する。
比較器26は、検出された交流電圧Aと正弦波発生器2
4の出力電圧Bとを同期した状態で比較し、電圧の低下
に対して瞬時に応答して低電圧検出信号Cを出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した2種類の従来の交流電圧の電圧
低下検出装置によれば、前者の整流器12、フィルタ1
4等からなる検出装置は構成が簡単であることからよく
用いられるが、単相全波整流電圧を直流に平滑するため
のフィルタ14が必要であり、このなめ第4図Eの波形
上で示すように交流電圧が実際に低下してから検出信号
が出力されるまでに時間遅れToが生じ、電圧低下を短
時間で行う用途には使えない欠点がある。
これに対して、後者のPLL回路22を使用する検出装
置は、低電圧検出を瞬時に行うことが可能であるが、但
し、この場合PLL回路22による同期が一致するまで
の時間が無効時間となり、検出装置の立上げ時に検出の
不可能な状態が生じるという問題点がある。
また、PLL回路22や正弦波発生器24等の複雑な回
路が必要となり、回路設計が難しく製造コストら高くつ
くなどの難点も有する。
そこで、本発明の目的は、単相交流の電圧低下を簡単な
回路構成で、しかも実用上問題のない半サイクルの時間
遅れだけで検出することができる交流電圧の電圧低下検
出装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る交流電圧の電圧低下検出装置は、交流電圧
を検出する電圧検出器と、検出された交流電圧を全波整
流する整流器と、全波整流電圧を積分する積分器と、該
積分器の出力電圧と所定の低電圧検出レベルとを比較す
る比較器と、検出された交流電圧のゼロクロスに同期す
るタイミングパルスを形成しこのタイミングパルスと前
記比較器の出力とにより電圧低下の検出の有無を判定し
て低電圧検出信号を出力する論理回路と、前記電圧低下
の検出の有無判定終了後に前記タイミングパルスに基づ
いて前記積分器に対するリセットパルスを発生ずるパル
ス発生器とから構成することを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る交流電圧の電圧低下検出装置によれば、積
分器は電圧検出器により検出された交流電圧の全波整流
電圧に対して半サイクル毎に積分動作を行い、比較器は
この積分した半サイクル毎の検出電圧と所定の低電圧検
出レベルとを比較して検出電圧が高い場合にローレベル
となる信号を出力する。また、電圧検出器により検出さ
れた交流電圧を波形整形して方形波とし、この方形波の
立上り・立下りのエツジでゼロクロスのタイミングパル
スを、遅延回路とEX−OR回路とによって形成する。
このタイミングパルスと前記比較器の出力との論理積を
とることによって、電圧低下検出の有無を判定し、電圧
低下と判定した際に低電圧検出信号を出力することがで
きる。更に、このタイミングパルスの立下りのエツジに
よって、パルス発生器は前記積分器に対する半サイクル
毎のリセットパルスを発生するよう動作する。従って、
検出電圧のゼロクロスのタイミングで電圧低下の判定を
行うことができるため、半サイクルの時間遅れだけで電
圧低下の検出が可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る交流電圧の電圧低下検出装置の実施
例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する
第1図は、本発明の一実施例を示す交流電圧の電圧低下
検出装置の回路図である。第1図において、参照符号3
0は交流電源の電圧を検出する電圧検出器であり、電圧
検出器30の出力は単相全波整流を行う整流器34に入
力すると共に波形整形器38にも入力する。整流器34
にて全波整流された電圧は、積分器34を介して比較器
36に入力する。
この比較器36には、さらに所定の低電圧検出レベルで
ある直流電圧が入力され、出力はAND回路46の一方
の入力に加えられる。
また、波形整形器38の出力を、EX−OR。
(排他的論理和)回路42の一方の入力に加えると共に
遅延口FI?140を介してEX−OR回路42の他方
の入力に加える、そして、EX−OR回路42の出力は
パルス発生器44を介して積分器34のリセット入力に
加えると共にAND回路46の他方の入力に加えるよう
構成する。
次に、このように構成された本実施例回路の動作につき
第2図を用いて説明する。第2図は、第1図に示す回路
の各部の動作電圧波形を示すものである。第2図におい
て、波形Aは、電圧検出器30により検出された交流電
圧(以下、検出電圧と称する)波形であり、これを整流
器32により全波整流電圧波形Bとし、積分器34へ入
力する。積分器34はパルス発生器44からのリセット
パルスHにより半サイクル毎に初期値0■にリセットさ
れるため、積分器34に入力された全波整流電圧波形B
はゼロクロス点から積分動作がスタートし、第2図Cに
示す電圧波形が得られる。この積分器34の出力電圧を
■3とすると、 Vs = 5KE、  Sin  ωt  d tKE
=11−cos  ωt)・・・(1)ω と表わせる。ここでKは係数、E、は検出電圧の波高値
、ωは角周波数である。
従って、半サイクル経過しリセットされる直前の積分器
34の出力電圧V□は、半サイクルがωt=πであるか
ら、(1)式より2KE。
■s、=           ・・・(2)ω となる、ここで、検出しない交流電圧の下限の電圧波高
値なEm’とすると、所定の低電圧検出レベルである直
流電圧vしは、(2)式%式% となり(第2図Fの電圧)、この直流電圧■、と積分器
34の出力電圧■3とを比較器36にて比較する。比較
器36は、積分器34の出力な圧■sが直流電圧vLよ
りも高い場合、すなわち、 V#>VL  ・・・(4) の場合にローレベルとなる信号りを出力する。
一方、波形整流器38に入力された検出電圧Aは、方形
波状に波形整形する(第2図Eの電圧波形)、この方形
波電圧EをEX−OR回路42の一方の入力に加えると
共に遅延回路40を介して他方の入力に加えることによ
って、EX−OR回路42の出力電圧は検出電圧Aと同
期したゼロクロスのタイミングパルスGとして得られる
。すなわち、方形波電圧Eの立」一つ・立下りのエツジ
でタイミングパルスGが発生する。なお、遅延回路40
はD−FFあるいは数段接続したインノく一夕等を用い
ても良く、公知の回路を用いることができる。:Lな、
このパルス幅は遅延回路40の遅延時間により自由に設
定可能である。
次に、この検出電圧Aのゼロクロスと同期したタイミン
グパルスGは、AND回路46の一方の入力に加えられ
、AND回路46の他方の入力には比較器36の出力電
圧りが加えられる。このタイミングパルスGと比較器3
6の出力電圧りとの論理和をとることによって、タイミ
ングパルスGは検出電圧Aの電圧低下の有無を判定する
ことができる。検出電圧Aのゼロクロスのタイミングで
、検出電圧Aの半サイクルを積分した電圧Cが所定の低
電圧検出レベルFを超えていない場合、すなわち、所定
の電圧低下がある場合には、比較器36の出力電圧りは
ハイレベルであるため、判定信号であるタイミングパル
スGとの論理和はパルス幅の期間ハイレベルとなり、低
電圧検出信号として出力される(第2図Iの電圧波形)
また、所定の低電圧検出レベルFを超えている場合、す
なわち、所定の電圧低下が無い場合には、比較器36の
出力電圧りはローレベルであるため、タイミングパルス
Gとの論理和はローレベルのままであり、低電圧検出信
号は出力されない(第2図■の電圧波形)。
次いで、最後にタイミングパルスGの立下りのエツジに
おいて、すなわち電圧低下の検出の有無の判定終了直後
に、パルス発生器44はリセットパルスHを発生する。
このリセットパルスHにより積分器34は初期状態にセ
ットされると同時に、次の半サイクルの検出電圧に対す
る積分動作を再び開始する。
このようにして、第1図の実施例回路は、検出電圧のゼ
ロクロス点を基準にして半サイクル毎に検出電圧の積分
を行い、この積分動作の終了時点で電圧低下の検出の有
無をタイミングパルスにより判定する。そして1.所定
の電圧低下が有る場合には、低電圧検出信号を出力する
回路として機能する。
′発明の効果〕 前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
積分器、比較器およびEX−ORやANDなどの論理回
路等の簡単な回路を用いて、しかも、交流検出電圧のゼ
ロクロスのタイミングで電圧低下の検出の有無の判定を
するよう構成したため、PLL回路等の複雑な回路を使
用することなく、実用上問題の無い半サイクルの遅れ時
間だけで単相交流電圧の電圧低下の検出を行うことがで
きるという極めて大きな利点が得られる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したか、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る交流電圧の電圧低下検出装置の一
実施例を示す回路図、第2図は第1図に示す回路の動作
波形図、第3図は従来の交流電圧の電圧低下検出装置の
構成例を示す概略回路図、第4図は第3図に示す回路の
動作波形図、第5図は従来の電圧低下検出装置の別の構
成例を示す概略回路図、第6図は第5図に示す回路の動
作波形図である。 10.20.30・・・電圧検出器 12.32・・・整流器 16.26.36・・・比較器 24・・・正弦波発生器 38・・・波形益形器 42・・・EX−OR回路 46・・・AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電圧を検出する電圧検出器と、検出された交
    流電圧を全波整流する整流器と、全波整流電圧を積分す
    る積分器と、該積分器の出力電圧と所定の低電圧検出レ
    ベルとを比較する比較器と、検出された交流電圧のゼロ
    クロスに同期するタイミングパルスを形成しこのタイミ
    ングパルスと前記比較器の出力とにより電圧低下の検出
    の有無を判定して低電圧検出信号を出力する論理回路と
    、前記電圧低下の検出の有無判定終了後に前記タイミン
    グパルスに基づいて前記積分器に対するリセットパルス
    を発生するパルス発生器とから構成することを特徴とす
    る交流電圧の電圧低下検出装置。
JP23380288A 1988-09-20 1988-09-20 交流電圧の電圧低下検出装置 Pending JPH0282168A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242739A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Meidensha Corp 波形比較による電圧低下検出方法及び装置
CN105675953A (zh) * 2015-12-15 2016-06-15 国网山西省电力公司电力科学研究院 基于过零检测的输电线双端瞬时电压的准同步测量方法
CN107561349A (zh) * 2017-08-18 2018-01-09 九阳股份有限公司 电磁加热装置的过零检测及电压采样方法及电路

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JP2006242739A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Meidensha Corp 波形比較による電圧低下検出方法及び装置
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