JPH0274376A - 感熱インキリボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、常用の支持体と、支持体の片面に形成された
。顔料、場合により染料および他の添加剤を含有する溶
融インキ層とを有する感熱インキリボン、特に感熱カー
ゼンリＩンならびにその特に適した製造方法に関する。

〔従来の技術〕

感熱インキリボンは以前から公知でありこのリボンは、
たとえば紙、プラスチック等からなるフィルム状の支持
体と溶融インキ、特にプラスチックおよび／またはワッ
クスと結合する着色剤層またはカーイン層とを有する。

溶融インキは感熱インキリインの場合、サーマルヘッド
で溶融させ、記録紙もしくは印刷紙に転写されろ。この
工程のために使用することができる感熱プリンタもしく
はサーマルヘッドは、たとえば西ドイツ国特許出願公告
第２０６２４９４号および同第２４０６６１３号ならび
に同国出願公開第３２２４４４５号明細書から公知であ
る。

この場合、詳しくは次のように進行する：プリンタのサ
ーマルヘッド上に、加熱されたドツトからなりかつ紙匹
上に印字すべき文字を形成させろ。サーマルヘッドは印
字すべき紙に感熱イノキリセンを押しつける。約４００
℃の温度のサーマルヘッドの加熱された文字は、溶融イ
ンキを加熱された位置で溶融させ、これと接触する紙匹
上に転写させる。使用された部分の感熱インキリボンは
ぎビンに送られろ。

感熱インキＩＪ　、インは多種の溶融インキを同時に有
することができる。厚色の青、黄、赤を組合せろことで
カラー印刷画像をつくり出すことができる。通常のカラ
ー写真と比べて、不利な現像および定着をしなくてよい
。感熱プリンタは速い印字速度（ＤＩＮ　Ａ４版を約１
０秒で印字可能）でかつ騒音なしに運転することができ
る。

上記の感熱インキリボンのほかに、熱信号を。

サーマルヘッドの作用によらずに、特別に構成されたシ
ート状の支持体を抵抗加熱することにより生じさせるよ
うなものもある。熱形成は。

電流を流すことにより行なわれ、このため溶融インキお
よび／または支持体は導電性材料を有する。印字過程で
本来の“機能層”である溶融インキがさらに上記したよ
うな導電性材料を有する。当業界では“ＥＴＲ”材料（
Ｅｌｅｃｔｒ。

Ｔｈｅｒｍａｌ　Ｒｉｂｂｏｎ″）と云われてイロ。相
応する熱転写印刷系は米国特許第４３０９１１７号明細
書に記載されている。

前記した種類の感熱カーボンリ２ンは印字工程における
隠ぺい力に関して、十分でないことが判明した。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って１本発明の課題は、印刷工程で特別な光学濃度の
表示を生じさせることにより優れた感熱インキリビンな
提供することであった。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は１本発明の場合、溶融インキが。

約５０〜１１０℃の凝固点を有する１種以上のパラフィ
ンと、パラフィンと共融混合物を形成することができろ
°１種以上のエチレン、酢酸ビニルワックスとを含有す
ることにより解決された。

従って１本発明による感熱カーゼンリゼンの溶融インキ
の主成分は、約５０〜１１０°Ｃ１好ましくは約６０〜
９５℃の温度範囲内で溶融するパラフィンである。この
場合、パラフィンとはエーテルおよびクロロホルムには
容易に溶解するが、水および９０％のアルコール中には
不溶性であろよ５な、無色、無臭、無味の精製された。

飽和脂肪族炭化水素の固体混合物である。

ここで記載した意味の“パラフィン”であるパラフィン
系材料の特別な例は、マイクロワックス、セレシン、ヘ
トロレートおよびフィッシャー・トロプシュ・ワックス
である。

溶融インキの他の主成分は、前記した種類のパラフィン
ワックスと共に、均一溶融物を冷却する際に共融混合物
を形成することができるような他のワックスである。こ
の場合、純粋共融混合物または双方の純粋成分の１つと
共融混合物との混合物を形成することができる。意想外
に、前記の要求を配慮しながら、提示された課題は所望
の範囲内で解決されることが示された。

有利には、特に融点的６７〜９２℃、凝固点的８３〜９
７℃、平均分子量的６５００〜７０００および酢酸ビニ
ル含量約９〜１１％のエチレン−酢酸ビニルワックスは
、前記パラフィンワックスと共に共融混合物を形成する
ことができる。このような有利なエチレン−酢酸ビニル
ワックスは、たとえばＢＡＳＦ社の商標”　ＥＶＡｌ　
−ｗａｃｋｓ”に代表される。

さらに、共融混合物を形成する双方のワックス材料は、
最終的に、完成した固体混合物が。

パラフィン系ワックス４０〜９０重量％と、パラフィン
系ワックスと共融混合物を形成するワックス材料１０〜
６０重量％とからなるように一定の混合比で使用する場
合に、有利であることが証明された。

主に前記した双方のワックス材料からなる溶融インキの
特性を改善するため、溶融インキは。

多様な常用の添加物、たとえばエステルワックスおよび
／または、感熱印刷工程において流れ特性を高め、特に
粘度を低下させる変性炭化水素樹脂を含有してもよい。

本発明による感熱カーボンリボンにとって。

溶融インキ中に顔料を含有することは必須である。場合
によりその他の染料が存在してもよい。

この場合、顔料と染料とを区別する通常の定義を考慮す
べきである。双方の概念は、一般的表現 翼の“着色剤”として包括される。本発明により達成可
能な特別な効果、特に押付けられた信号の色の濃度の改
善は、顔料、特にカーボンブラックが後の溶融インキの
成分からなる溶融物を塗布する際に、固体混合物の形成
において。

共融混合物を形成しながら、一種の凝集が生じることに
起因すると思われる。つまり本発明による感熱カーゼン
リボンを顕微鏡で観察すると。

程度に差こそあれカーボンブラックを含有しない領域の
ほかに顔料の”ネス）　”　（ｎｅｓｔ　）　　を明ら
かに確認することができる。この現象は。

共融混合物を包含する固形溶融インキの特種な構造に起
因する。

〔実施例〕

本発明を次に２つの実施例につき詳説し、その際例中で
は特に溶融インキの調合に重きを置いた。

例１ 厚さ４μｍの常用ポリエステルからなる支持体上に、フ
レキソ印刷機を用いて約１２０℃の温度で溶融した形の
溶融物を、厚さ約Φμｍに塗布し、この際、融点約８７
〜９２°Ｃ１凝固点約８３〜９７°Ｃ１平均分子量約６
５００−７０００および酢酸ビニル含量約９〜１１重量
％のエチレン−酢酸ビニルワックスは約＋ｏＭ量部であ
り、融点約７０℃のパラフィンは約４５重量部でありお
よびカーボンブラックは約２０重量部である。室温で凝
固させた後、感熱プリンタに使用した場合、特に好まし
い異色の表示を提供する。使用可能な感熱カーゼンリセ
ンが得られた。

例２ 例１を繰り返すが、溶融インキを構成するために次の調
合を用いた： エチレンー酢酸ビニルワックス３０ｉｆＥｆ部。

カーゼンブラック約１５重量部、パラフィンワックス約
４５重量部および感熱印刷工程において、流れ特性を改
善するエステルワックス５重量部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、常用の支持体と、支持体の片面に形成された、顔料
   、場合により染料および他の添加剤を含有する溶融イン
   キ層とからなる感熱インキリボンにおいて、溶融インキ
   が５０〜１１０℃の凝固点を有する１種以上のパラフィ
   ンと、パラフィンと共融混合物を形成することができる
   １種以上のエチレン−酢酸ビニルワックスとを含有する
   ことを特徴とする感熱インキリボン。 ２、エチレン−酢酸ビニルワックスが、融点８７〜９２
   ℃、凝固点８３〜９７℃、平均分子量６５００〜７００
   ０および酢酸ビニル含量９〜１１重量％を有する請求項
   １記載の感熱インキリボン。 ３、溶融インキのワックス成分が、エチレン−酢酸ビニ
   ルワックス１０〜６０重量％とパラフィンワツクス４０
   〜９０重量％とからなる請求項１または２記載の感熱イ
   ンキリボン。 ４、顔料がカーボンブラックの形で存在する請求項１、
   ２または３記載の感熱インキリボン。 ５、感熱印刷工程の際の流れ特性を改善するために、溶
   融インキ中にエステルワックスおよび／または変性炭化
   水素樹脂を含有する請求項１から４までのいずれか１項
   記載の感熱インキリボン。 ６、感熱印刷工程の際の転写を改善するために、溶融イ
   ンキ上にパラフィンおよび粘着性樹脂からなる付着層を
   配置した請求項１から５までのいずれか１項記載の感熱
   インキリボン。